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RT6サポート情報
このボードではRT6のサポート情報を掲載しております。RT6ユーザーのかたはときどきチェックしてください。
@先ず平着差のソートボタンを押します。
馬の能力は基本的にはゴール前の着差で捉えることができますから、軸馬候補の抽出に役立ちます。
勝馬の平均着差は0.25秒内外ですから、ソートされたトップの馬から0.25秒下位の範囲の中に普通は勝馬がおります。レースは0.25秒範囲に多数の馬がいればいるほど荒れ易くなります。当日の単勝配当順位も軸選びの参考にすると良いでしょう。
Aこの状態で、R着、R人、R展のローテション値を見ます。
R着、R人、R展の赤表示が何個ありますか?確率の高い勝ち馬は赤表示で数値が程ほどの高いものです。前記@の勝馬候補で赤表示が2つ以上あれば、可能性の高い軸馬候補となります。
<但し全て赤表示で数値が異常に高く、しかも前2走連対の場合などは例外的に消え易くなりますので注意しましょう>
B前記Aでかなり軸馬候補が絞れる筈です。
それでも複数頭残るのが普通です。
前3〜1走の追尾能力である値を見ます。勝ち馬は殆どの場合2〜-6の単位で推移している筈です。
<軸推理2でも軸候補を絞り込むことができますが、本日は割愛します>
事例7/27函館記念
平着差NO1はトーセンキャプテンの0.23ですから、+0.25を加算すると0.48までが普通の勝馬候補範囲です。
対象馬は3頭おりました。トーセンキャプテン、フィールドベアー、マヤノライジンの3頭です。
3つのローテで赤表示があるのはトーセンキャプテン、マヤノライジンの2頭であり、ローテの数値はトーセンキャプテンが大きく一発の可能性が高い言えます。前3走の追尾能力の推移をみます。トーセンキャプテンは-8→-6→-6と適度なマイナス値で上昇気配があります。過去5走の中に+2〜-2が1つでもあれば尚更良いでしょう。マヤノライジンは-1→-2→-1であり、前走1着してますから、上がり目は少ないと言えます。
以上参考まで。
軸推理1の値は、馬の追尾能力を評価したものであり、レース結果の着差を再評価したものと言えます。
この値は大体、レース結果の着差に対応しますが、馬の展開位置とそのレースでの上がり3Fタイムを考慮しているので、着差を見るよりも、直線での追尾能力が良く分かります。前3走ぐらいの値の推移で好調馬は分かります。
好調馬は0〜-6の範囲で推移するものです。
Max5のソートボタンで、馬の追尾能力が一覧できます。
軸に相応しい馬はMax5の値が+-2の範囲であり、0が理想的です。
この値が0と言うのは、レースの流れに乗っており、展開的に理想ラップとなっているからです。
■Max5の値10以上は例外馬
最後方から鋭い瞬発力で追い込んだ馬を示します。10の値を示した次走で激走することが多いので注意しましょう。すなわち、「前走のレースで10以上の値なら、人気があろうが、なかろうが軸馬の資格がある」と言えます。
6月6日夕刻に発生したサーバーの障害にてデータが消失、結果、復旧は昨年の4月分までしかできませんでした。
Mr.J氏が苦労して書いてくださった貴重なデータが消えたことは誠に残念ですが、これ以上の復旧は不可能と判断しました。しかし、このサポート情報には過去に貴重な記事がたくさんあります。復旧できた分だけでも今後の参考に保存しておきますので、訪問されたときにはぜひご覧になってください。
古馬500万下
平場定量 77
平場別定 78
特別定量 80
特別別定 80
古馬1000万下
平場定量 84
平場別定 86
特別ハンデー 86
特別定量 86
特別別定 86
古馬500万と1000万のクラス差は9ポイント
古馬1000万と1600万のクラス差は7ポイント
1ポイント0.1秒と考えればクラス差の走破タイムに相当するだろう。
G1レース 104
G2レース
定量戦 105
ハンデー戦 101
G3レース
ハンデー戦 99
定量戦 98
オープン
ハンデー戦 97
別定戦 99
古馬1600万下
ハンデー戦 93
定量戦 94
別定戦 94
■G1およびG2戦はサンプル数が小さいのであくまで参考
所定の配布数量に達しましたので本日をもってその提供を終了致します。
管理ファイルのローテーション評価は有効に機能しております。先日の皐月賞はローテーション評価NO.1のヴィクトリーが1着し、その有効性を証明したところです。今後ともRT6のご支援を宜しくお願い申し上げます。
枠 馬番 馬名 勝率
8 17 ヴィクトリー 29.0----1着単1730円
1 1 フサイチホウオー 19.0----3着
8 18 ココナッツパンチ 13.4
2 3 マイネルシーガル 8.9
近々、馬成績、出走表、実績一覧の勝率、連率、複率を変更致します。
今回から着順実績の単純計算ではなく、高度な統計処理(F分布)で期待確率値を出力するようにしました。従来の勝率例えば、1戦1勝は勝率100%ですが、これは単なる過去の記録であり、未来を予測した期待確率ではありません。今回の期待確率では、1戦1勝馬は27%となります。この期待確率は、1戦1勝馬の単勝を10回買えば2.7回最低でも的中するという下限の期待確率で出力しております。
1戦1勝馬、2戦2勝、3戦3勝馬は従来勝率では皆100%表示ですが、期待確率の場合は1戦1勝馬は27%、2戦2勝は34%、3戦3勝馬は44%と期待確率がアップし、その馬の信頼度が数値の上から明確に識別できるようになり、大変分かり易いものとなります。しかも、その期待確率は統計処理の力によって、単なる記録ではなく、未来を予見する期待確率値となっていますから、馬券作戦上大変優れた指標なのです。
従来の勝率表示に慣れ親しんだ方からみると、初め違和感があるかも知れませんが、その趣旨をご理解頂きたくお願い申し上げます。
RT6開発者より
馬成績の「獲得賞」は、その馬の狙いとするレースの格を示します。
例えば10月8日に実施された「毎日王冠」の1着賞金は6500万円です。
普通軸馬を推理する時は、能平均でソートし、能平均の上位から下位へ向かって各馬の獲得賞金を確認していくと軸馬の推定が容易になります。馬名をクリックし馬成績を開き「獲得賞」をクリックしておくと良いでしょう。<リストの(S20)は芝2000mのレースのこと>
能平均 馬名 最大 2位 3位
1位 ダイワメジャー 9700(S20) 6000(S16) 4100(S16)
2位 カンパニー 6400(S20) 4100(S18) 2600(S18)
3位 テレグノシス 6400(S18) 3800(S16) 2600(S18)
4位 アサクサエデン 9400(S16) 6000(S14) 4000(S16)
・
・
10 ダンスインザムード9000(S16) 8900(S16) 5300(S20)
単勝1番人気はアサクサエデンでしたが、能平均は4位であり、獲得賞金は芝1400〜1600mレースのもの
単勝2番人気のダンスインザムードは能平均10位であり、牡馬混合戦では余り信用してはならないと暗示していました。獲得賞金は最大9000万ですが、距離1600mのものであり一ランク下でしょう。
単勝3番人気はダイワメジャー。能平均は1位であり、距離、獲得賞金とも毎日王冠の距離、1着賞金に良く対応しています。
各馬の獲得賞金と距離をみますと軸馬(1着予定馬)として信頼できる馬が推定できるでしょう。
RT6会員全員に配信しました。
新馬、障害など対象外のレースでも、エクセルの動作が止まらないように訂正しました。
また、入力チッェクを厳しくして、エラーの発生を極力予防しました。
その他、細かな点を訂正してあります。
お手数ですが、従来のものと差し替えて下さい。
〇このファイルはエクセル2000版で開発されたものですから、それ以前のバージョン
では動作しません。
〇なお、RT6ソフトは最新版V.102でないと画面がコピーできませんのでトッシュさんから新バージョンをダウンロードして下さい。
もし配信されていない場合は、通信の不都合などによるものですのでご連絡下さい。
当方のアドレスは、yanagida@h6.dion.ne.jp ですのでお間違いないようにお願いします。
以上
出来立ての、ほっかほっか弁当、違ったエクセルファイルの為、幾つかのバグを見つけました。
訂正しましたら、また配信する予定でおりますが、なにぶん限られた入力範囲でテストしていますので予期しないバグもあります。
バグがあれば、何月何日の何レースかを明記の上、下記のアドレスまで
yanagida@h6.dion.ne.jp
お知らせ下さい。
このRT6管理.xlsはRT6ユーザーの貴重な財産であり、ユーザー全員で作り上げて行くものです。
ウエッブ上では公開できない情報のツールとして活躍して行きます。
RT6ユーザー全員に、RT6用マクロファイルを送付致しました。
新シートはローテ推定表、その他盛り沢山の新指標を出力するようにしました。土日曜日の展望のデータはこのマクロファイルで出力されています。異常投票は非公開データでしたがRT6ユーザーにその情報を提供することにしました。
RT6の諸ファクターを多変量解析し、本来のあるべき単勝支持率を推定し、JRAの単勝オッズと
比較することにより、異常な投票を察知することができます。
無償プレゼント品だから、どうせ大したことは無いだろうと思うでしょうが、2414レースのデータを分析した結果なので、本当は公開したくないデータです。異常投票の恐さ、連対率の高さにきっと驚かれるでしょう。RT6はその異常投票を完全に把握できます。オッズを確認しないと恐くて買えなくなっても当方の責任ではありません。あなたは万馬券を簡単にゲットできる可能性があります。
RT6ユーザー全員に送付したつもりでおりますが、もし配信されていない場合は筆者までお知らせ下さい。筆者のアドレスは
yanagida@h6.dion.ne.jp
ですのでお間違いの無いようにお願いします。
早速、2名の方のファイルがエラーで戻って来ました。
以上。
下記の確率表は能平均と着RTの相関関係からの推定勝率と2着率です。一応ローテーションの良い馬がリスト
されています。
’
東京「ダイヤモンドS」芝3400mハンデー
’
1着率 2着率
アンドゥオール 37.4% 19.4--13着
オペラシチー 11.4 7.8--10着
ゴーウィズウィンド 10.6 8.5--8着
ルーベンスメモリー 8.9 11.6--11着
’
J1では例外的に心情馬券でハイアーゲームを◎にしました。
’
京都「きさらぎ賞」芝1800m3歳OP
ファイングレイン 48.5 35.4--8着
アスタートリッピー 8.2 5.5--9着
ディープエアー 6.7 3.9--6着
グロリアスウィーク 6.7 10.5--4着
’
小倉「周防灘特別」芝1200m4歳以上別定
ヨイチサウス 44.8 34.4--14着
ゴールドクラウン 18.9 24.2--9着
エネルマオー 8.5 11.3--17着
ヒシアスカ 8.0 7.5--5着
結果<本日は何故か連対馬が全く出ない日でした。>
東京「バレンタインS」1400m芝
'
1着率 2着率
ムーンシャイン 15.3% 11.6%---4着
トーセンテンショウ 12.6 8.0←J1ではこの馬が◎ 3番人気----2着
ダイワフォーチュン 11.7 6.3
トールハンマー 11.7 9.8----1着1番人気450円
チアフルワールド 11.7 18.8
'
京都「すばるS」ハンデー1400mダ
'
クワイエットデイ 59.9 40.5
エイシンハンプトン 6.4 10.1
メイショウサライ 5.7 4.4---1着5番人気1000円
エーピーフラッシュ 5.7 8.9
テイエムアクション 5.7 7.0
'
小倉「和布刈特別」1700mダ
'
ラバグルート 29.7 37.1
ケイエススプリング 18.6 18.9
テイエムヤマトオー 12.7 12.9---3着
スズカジョリーズ 6.8 1.7---1着4番人気690円
フサイチは控える競馬を教える為に控える競馬をさせて、本番に備えたと思う。でも、フサイチは逃げた方がスピードの持ち味が出ていい感じ。+10KGでやや緩めた感じの馬体だったが、2着を守ったのはさすがで、まだ底割れしてない。10メートル手前で1着が無いと分かると追うの止めているのが印象的。皐月賞では大逃げで勝負をかけて来るんじゃないかな・・そんな予感を感じさせたレースだった。ブッツケで皐月賞を挑戦するそうだ。皐月賞の方が恐い。期待も逆に高まって来た。皐月賞の戦法はこの一戦で決まるだろう。ゴール前400m手前で引き離しておかないと二の脚の効果が少ない。この一戦でダービーを勝つのは無理、狙いは皐月賞だろう。
アドマイヤムーンは順当勝ち。
前走は本田優騎手が勝ち急ぎ仕掛けが速くて負けたレース。あんなポカされたら厩舎もオーナーも騎乗を任せられない。武豊騎乗は勝負気配ありあり。武豊はそつなくキッチリ乗りこなすな〜
マッチレスバローはキャリアーの不足と距離未経験をどう克服するかまた後藤騎手がどんな競馬をさせるのか、興味深々だったが、この一戦で距離はクリアー。脚質から距離が更に延びて真価が発揮される感じで、厩舎もオーナーもダービーに期待が膨らむだろう。
4着に敗れたショウナンタキオンは全くいいところが無かったのが残念。向こう正面でかかって中段で競馬することになったが、追い出して延びきれないので、途中で追うのを止めているので、4着を額面通り受け止められない。
馬券的魅力がないレースだったが、見所の多いレースでした。
■
東京「共同通信杯」芝1800mG3の全馬の推定勝率 |
馬番 馬名 勝率 2着率 JRA支持率
01 アドマイヤムーン 18.5 21.5 21.3A--------1着
03 マッチレスバロー 17.1 10.0 9.1D--------3着
02 ショウナンタキオン 16.1 20.1 18.8B--------4着
10 マルタカアーサー 16.1 11.5 11.0C--------7着
06 フサイチリシャール 10.9 11.0 46.4@--------2着
09 ブラックバースピン 8.1 6.2 1.4
08 アンバージャック 4.3 6.7 0.4
07 モエロタケショウ 3.8 4.3 0.3
11 マシーン 1.9 3.8 0.5
05 ヤマタケゴールデン 1.4 2.4 0.5
04 マイネルグロリアス 1.4 2.4 1.1
12時現在単勝人気は、フサイチリシャールであり、支持率46.4%。2位のアドマイヤムーンに大きな差をつけていますが、ローテーション推定勝率は5位であり、危険な人気過剰馬と判定されました。
東京「共同通信杯」 勝率 2着率
アドマイヤムーン 18.8% 21.5%--1着(2番人気単280円)
マッチレスバロー 17.8 10.1----3着
ショウナンタキオン 16.6 20.1
マルタカアーサー 16.1 11.5
フサイチリシャール 10.9 11.0----2着
’
京都「シルクロードS]ハンデー
アイルラヴァゲイン 32.7 19.8--3着
コパノフウジン 14.0 14.2--4着
ディープサマー 8.4 11.3--6着
ブルーショットガン 8.4 13.2--13着
’
小倉「吉野ヶ里特別」ハンデー
ゲイリースティング 34.0 27.6--3着
マルブツシルヴァー 15.5 15.3--8着
マヤノスターダム 10.3 13.3--4着
サウスポール 7.2 3.1--7着
単人気は10.30頃のJRA単人気支持率、〇は順位
馬番 馬名 勝率 2着率 単人気 14.00単人気
14 カンファーベスト 27.0 31.8 9.8D---→10.2E↑---9.5D↓
06 エアシェイディ 11.9 7.8 13.1C---→12.3C↓---10.8C↓1着★
12 アサクサキニナル 11.9 10.9 14.3A---→15.2A↑---19.2@↑ 7着
03 メジロマントル 10.3 14.7 13.6B---→14.9B↑---16.4B↑ 6着
01 コスモオースティン 7.1 8.5 3.4---2着★
05 ユキノサンロイヤル 6.3 2.3 6.3
10 マチカネメニモミヨ 6.3 3.9 5.8
09 スズノマーチ 5.6 2.3 ------
08 トウショウナイト 4.8 7.0 8.9E---→10.5D↑
02 エルカミーノ 3.2 0.8 1.1
04 ナイトフライヤー 2.4 3.9 3.0---3着★
07 スムースバリトン 2.4 2.3 18.8@---→17.9@↓---19.2A↑---12着
13 アグネススペシャル 0.8 1.6 0.7
11 ヤマノブリザード 0.0 2.3 1.8
現在JRA単1番人気は推定勝率2.4%であり、過信は禁物。先週招待騎手の活躍で人気に拍車がかかりますが、バルジュ騎手は大変ムラの多い騎手です。04年「東ス2」の公開予想でスムースバリトンの突出した後半SP値の高さから◎を打ち単18.7倍を的中させましたが、今回はレース過程に順調さが少なく評価が低くなっています。確かに東京の舞台はバリトン向きであり、軽視はしませんが、人気ほどの信頼性は無いと思われます。バリトンの能平均が低く評価されていますが、これは2歳時のオープン実績を1ランク下とみており、かつ3歳時に活躍がないので能平均は低くなっています。時間が経つにつれてオッズはどう変化していくでしょうか?興味のあるところです。
能平均と着RTからの推定勝率計算表(上位4頭)
東京「白富士S」芝2000m
勝率 2着率
1位 カンファーベスト 27.0 31.8---10着
2位 エアシェイディ 11.9 7.8---1着4番人気740円
3位 アサクサキニナル 11.9 10.9←J1ではこの馬が◎---7着
4位 メジロマントル 10.3 14.7---6着
’
京都「山城S」芝1400m
1位 シンボリエスケープ 26.5 22.5---2着1人気
2位 クリノワールド 25.3 11.7---13着
3位 コスモシンドラー 9.9 6.3---1着710円3番人気
4位 アドマイヤコンドル 6.6 8.1---8着
’
小倉「小倉大章典」芝1800m
1位 ビッグプラネット 38.0 18.9←遊び心で◎---8着
2位 ローマンエンパイア 16.3 13.5---9着
3位 アサカディフィート 8.0 12.6---4着
4位 ロードマジェスティ 6.5 5.4---11着
’
明日はより詳細に検討する予定
的中したレースなどは検討する必要はありません。問題は予想外の結果となったレースの回顧、検討が重要です。東京1月28日の「東京新聞杯」を検討しましょう。能平均と着RTからのローテーション推理では人気薄の「フジサイレンス」単5180円を推理することは不可能です。
しかし、フジサイレンスは代用X馬の応用で推理できるのです。
代用X馬は原則的には「同枠に配置された、前走連対した馬の同枠馬」のことであり、代用X馬の発見は、同枠の連対した馬を確認しないと「代用X馬」として認知されないと言う欠点があります。しかしRT6では『その代用X馬となるべき馬を事前に認識できる』と言うことです。
平脚-展RT-SPの解析プログラムで推理は出来ます。この解析プログラムは現状非公開となっていますので簡単にポイントを紹介するに留めておきます。但し、このポイントを理解するには「JRAはゲート操作をしている」という認識がないと理解できませんので、それを肯定して頂く必要があります。また幾つかの仮説の上に成り立つ理論でもあります。
■前提
@ 逃げ先行馬はレース展開を作る立場にある。レースの流れ次第で、展開上有利な馬ができる。
A 同速馬は脚質に関係なくレースにおいて有利である(同速馬には親和性があると述べて来ました)
B 人気馬の同枠馬はしばしば連対するので、同枠馬は人的なゲームの影響を受け易い。
■推理ポイント
展RT順位1位または2位が解読キーのスタートです。
展RT1位、2位はレースの流れを作る馬になる資格があるからです。
1位 5枠 9番グラリーオ
2位 2枠 4番ベニーホイッスル
その馬の平脚値、順位、SP順位をみます。
1位 5枠 9番グラリーオ-----------3.8 3位 SP6位→同枠の馬のSPと近いか? フジサイレンス 5位
2位 2枠 4番ベニーホイッスル-----3.6 2位 SP1位→同枠の馬のSPと近いか? インセンティブガイ10位
平脚も上位であれば信頼度は向上します。
同枠の馬のSPと近い馬は同速馬有利説から『RT6代用X馬』の資格があると考えます。
両者の比較から、5枠10番のフジサイレンスが、代用X馬になる可能性が高いと読みます。
フジサイレンスは能平均6位であり、能平均からみて入着候補ですから、このルールを知っていれば買えない馬券じゃないのね。
実際のレースでは、グラリーオが2番手で先行し4コーナーでトップに立ちレースの流れを作ったと言えます。決して速い流れではありませんが、先行しているが故に「同速の後続馬に後半ヤラレ易く」なります。スローになると自身が1着し易くなりますので注意しましょう。
1着 フジサイレンス SP5位 ←同速馬有利(グラリーオSP6位)
2着 オレワマテルゼ SP7位 ←同速馬有利の作用
レースの流れを作る逃げ馬先行馬はレースを支配しているので、こんな現象が生まれ易いと言えるでしょう。
JRAはそこらの事情を考慮してゲート配置していると思われます。逃げ馬の隣接ゲートから連対馬が多発する現象とも関係があり、逃げ先行馬が側に居るとレースがし易いと簡単に考えればいいです。1月29日の京都12Rも同枠の同速馬が激走してます。3枠馬番3のサイボーグ 展RT1位 平脚3位 SP8位→同枠4番 ヤマノサンデーズ SP9位が2着して大穴A−C7160円の原因を作りました。
また同速馬有利と述べましたが、能平均その他が良ければ人気に関係なく激走することが多いので目が離せません。1月29日の小倉10R「越前特別」が好例ですが、こちらは馬連本命サイドで興味半減。
こんな情報を流したのでJRAはゲート配置に苦慮するでしょう。
平脚-展RT-SPの解析プログラムは当分公表しません。しかし、この記事をヒントにRT6ファンは研究してみると面白いですよ。同速馬有利説を唱えてから、それが激減しましたが、それでも、同速馬は、こういう形でこっそりと活躍しているのです。そのうち同速馬は低配当しか的中しなくなるでしょう。将来は同速馬不要説が正しくなるかもね。ではバイ!
RT6のファンはCSVファイルから容易にデータベースを作ることが出来るので一般ファンに比較して大変有利な立場になります。(エクセルのデータベース作成マクロファイル<RT6管理.xls>をお持ちで無い方は無償で提供していますのでご請求下さい。当方のアドレスはyanagida@h6.dion.ne.jpです。取り扱いはお正月のお年玉プレゼントをお読み下さい。)
3歳未勝利の良馬場の「芝レース」と「ダートレース」をランダムに30選び、1着馬の平脚-SP-3Fを調べてみました。<芝=S、ダート=Dと略記>
平脚 SP値 3F
S平均値 5.34 1027.2 35.78
D平均値 4.86 942.1 39.64
標準偏差
S 2.65 7.5 0.59
D 2.54 25.9 1.24
芝レースの平脚とSP値の相関係数 −0.303
芝レースの平脚と3F値の相関係数 −0.419
ダートの平脚とSP値の相関計数 −0.179
ダートの平脚と3F値の相関計数 −0.097
ダートレースの相関係数をみて「ダート競馬は展開推理なんてしない方がいい」と思った方はデータが読める人です。相関係数は0.4より小さい場合、統計的には殆ど相関が無いとみなしています。勝敗に直結しているデータは展開では無く、SP値、3F値にあるということです。これは一般的な競馬常識とはかなりの違いがあるようですが、★ダートレースは馬の絶対的なスピード能力(3Fも含めて)が決め手となるのです。ダート競馬は追い込み不利などと言いますが、それは現象面であって真実は違います。馬のSP能力、3F能力が優れているならば多少後ろの位置からでも追い込めるということになります。
この事実はダートの推理に大きな影響を与えます。ダートで勝ち負けできる馬はSP値の上位3〜5位までをみればかなりの精度で連対馬を把握できると言うことです。差が無い場合は3Fで評価すればいいと分かります。一般ファンが気にする展開推理は不要であり、★馬の脚質に囚われる必要がないのです★。SP値も3Fも違いが無い時だけ、展開を考えればいいのです。ダートレースは、SP値、3F値を信じて良いと言い換えることができます。その意味でその順位も芝とは比較になららいぐらい意味があると言えます。
ダートレースはSP値(3F)の上位5頭ぐらいで馬券を構成するとお題目を唱えていればご利益があるでしょう。実例で検証しましょう。1月29日東京で調べてみます。
■01R 1着馬 SP4位、3F2位、2着はデータ無しで不明
■02R 1着馬 SP5位 3F3位 単980円 この馬前走10番手で競馬をしていた。2着馬はSP値1位、3F2位で、これも平脚値11.0で、人気薄、馬連は4580円で穴でした。何故穴になるのか?競馬ファンはダート競馬の本質を知らないからです。
■03R 1着馬 SP3位 3F1位、2着馬SP5位、3F3位 馬連2920円
■04R 1着馬、2着馬データ無し 3着馬はSP1位 3F1位
もう止めましょう。
ダートは後方差し馬は不利と多数の人が思っているので意外な死角があるのです。
こんな情報はRT6サポートじゃないと聞けないよ。アハハ。
平脚、SP値でエクセルの散布図を描いて近似曲線を計算し単回帰直線の方程式を求めると下記の通りとなる。y;スピード、x;展開位置(平脚)
y=-1.83x+951 (芝の場合は、y=-0.85x+1021.8)
ダート競馬は芝に比較して前で競馬した方がやや有利ですが、脚質とSP値(3F値)との相関は無いのですからSP値(3F)の優れた馬は普段後方で競馬していても、チャンスになれば★急に先行して確勝を狙って来ます。一般ファンは先行したので、勝ったと誤解する。だから先行馬を軸にしたがるが、スピードの無い馬はダートでは用無し。展開が決め手では無くスピード(3F)が決め手なのだ。
先日の東京「根岸S」リミットレスビッドで単穴を推奨しましたが、この馬SP1位、3F5位で狙いが充分に立ちます。後方で競馬しているので、この馬余り人気にならないが、勝負の時はちゃんといい位置に付けて競馬する。何故か、SP能力に優れているのでどんな競馬でも出来ると考えましょう。
すなわち、ダートの上がり3Fの単回帰直線の方程式は
y=-0.047x+39.8 (芝の場合は、y=-0.084x+36.28)
となっており、回帰係数が0.047と芝より小さく番手1つ1/4馬身差であり、脚質は決め手になっていないことをこの回帰方程式は示しているのです。「これぞ、ダート競馬の本質」であり、筆者がダート競馬をスピード競馬と定義する根拠なのです。<芝は番手1つ0.08秒であり、『簡便的に番手1つ0.1秒を使っています』 従って、展開が問題となるのは芝レースであり、ダートの倍も影響します。芝では展開の関係で脚を余して負けることも多く、着順がダートよりも当てに出来ない現象が生まれます。では今日はこの辺で。
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