このボードではRT6のサポート情報を掲載しております。RT6ユーザーのかたはときどきチェックしてください。
■ 東京「根岸S]の全馬の確率表 |
Date: 2006-01-29 (Sun) |
JRA単支持率はAM12.30分頃のもの。〇は順位
馬番---馬名---------------勝率----2着率----JRA単支持率---結果
07 リミットレスビッド 34 32 7.2E-------1着単1100円
03 トウショウギア 14 11 14.3B-------3着
05 メイショウボーラー 11 1 21.9@-------7着
04 ニシノコンサフォス 9 2 2.9
10 プライドキム 4 2 0.5
01 リンガスローレル 3 6 1.0
08 ニホンピロサート 3 1 1.5
12 タイキエニグマ 3 8 9.6C-------2着
15 シルヴァーゼット 3 1 1.5
02 アグネスジェダイ 2 3 2.1
06 サンライズバッカス 2 2 18.8A-------4着
09 マイティスプリング 2 0 8.2D
13 ダイワキングコン 2 5 0.6
16 テイエムアクション 2 3 5.3F
14 ハタノアドニス 1 5 0.3
11 バランスオブゲーム 0 0 5.2
馬連7-12 3450円
■ 日曜メインレースの展望 |
Date: 2006-01-28 (Sat) |
能平均と着RT相関からの推定勝率計算表(上位4頭表示)
■東京「根岸S」G3
馬名------------------勝率------2着率
リミットレスビッド 34% 32% ---1着単1100円 単6番人気
トウショウギア 14 11------3着
ニシノコンサフォス 10 2------6着
メイショウボーラー 10 1------7着
’
■京都「京都牝馬S」
ヤマニンシュクル 33 31-----4着
ディアデラノビア 29 17-----5着
オースミハルカ 11 1
マイネサマンサ 6 9-----1着680円 単4番人気
’
■小倉「秋吉台特別」
ローランジェネルー 28 5-----1着570円 単4番人気
エネルマオー 25 14-----3着
マルブツブリザード 14 6-----2着
ダンツクインビー 7 2-----8着
■ 東京「東京新聞杯」G3 芝1600mの全馬の確率計算表 |
Date: 2006-01-28 (Sat) |
東京新聞杯の全馬の1着率、2着率の推定確率を計算してみました。小数点以下は切り捨て処理してあります。
この確率計算は能力平均と着RTのランキング相関実績頻度から計算したものであり、検証段階のテストサンプルレースとして公表していますので、あくまで参考程度としてお考え下さい。
<JRA単支持率はAM11時頃のもの>
---- 馬名------------勝率---2着率---JRA単支持率------------AM13.50
オレハマッテルゼ 29 25 13.1 ←2番人気 13.1 結果2着
アルビレオ 17 14 9.7 ←5番人気 10.6↑3番人気へ推移 結果4着
キングストレイル 11 22 10.5 ←3番人気 10.5
マイネルレコルト 8 5 8.8 7.6
キネティクス 7 16 5.1 5.2
ペニーホイッスル 4 2 6.4 6.2
インセンティブガイ 3 11 14.9 ←1番人気 15.2↑ 結果3着
グランリーオ 3 3 8.1 8.2
ウインラディウス 3 1 6.3 6.3
メイショウオウテ 2 0 10.0 ←4番人気 10.6↑
イヤダイヤダ 2 3 2.2 1.9
フジサイレンス 2 0 1.6 1.8 結果1着5180円
マイネルソロモン 2 1 1.1 1.0
バアゼルキング 2 7 0.4 0.3
ハッピートゥモロー 1 7 2.3 2.3
ヤマノブリザード 0 0 0.4 0.3
馬連配当I-O15020円の万馬券
現在1番人気はインセンティブガイですが、当方の計算によるとその勝率は僅かに3%であり、単は期待薄と評価されました。ただし2着率は11%ありますので所謂連対の軸としては不要と言う訳ではありません。インセンティブガイは前走好タイムで勝ち上がったので人気になっていますが、この勝率計算はタイムファクターを全く無視していますので、評価は当然違ったものとなります。
通常1着馬は勝率3位ぐらいから発現するものと思われますが、どうなるでしょうか?
当方は2着率の少ないアルビレオを軸に狙っていますが、現在(12時現在)4番人気の単8倍となっています。順当ならオレハマッテルゼが一番勝率が高く軸に期待できますが、2着率が高いので単の評価を下げてみました。
----------------------------------------------------
京都11R勝率4位までのリスト
-------------------勝率----2着率----JRA支持率
スリージェム 29% 29% 21.3% 結果1着350円
サワノブレイブ 14 11 11.9 結果4着
トーホウセキト 12 17 3.2
メテオバースト 10 3 25.4 結果5着
馬連B-K1910円
小倉11R
-------------------勝率----2着率----JRA支持率
セヴンスバード 24 33 8.7
メイショウアカシ 20 4 7.0
マルイチクエスト 8 4 16.1 結果2着
ゴージャスディナー 8 0 14.6 結果1着450円
馬連B-E1170円
■ 能平均と着RTの相関頻度 |
Date: 2006-01-24 (Tue) |
RT6のデータベースから能平均と着RTの相関頻度数集計マクロをエクセルで作成しました。現在テスト中です。本日初めて1月23日の中山「若潮」特別を検証しました。実は「J1サポート」で公開推理をし、結果は不的中だったので、今回作成の「能平均と着RTの相関頻度表」によるローテーション推定では、どう判断してくれるかを検証してみようと思ったのです。このレースは芝1600mの古馬1000万下のハンデー戦であり、難解なレースでした。
馬番 相関計数
@ 1
A 14 ----------当方推薦馬単3番人気(16着)
B 1
C 15 ----------1着(JRA単9番人気 1870円)
D 29 ----------JRA単1番人気 5着
E 14
F 1 -----------JRA2単番人気 8着
G 0
H 9 -----------2着(JRA単8番人気 1390円)(同着)
I 0
J 1
K 3
L 1
M 3
N 1 -----------2着(同着)
O 2
軸として期待できるのは、計数の大きいものです。現在は計数として表示していますが、各馬の計数を合計し按分比例すれば各馬の推定勝率を計算することができます。
NO.1は馬番Dのグレートパルサーであり、これはJRAの単1番人気でした。結果は5着でした。
NO.2は何と馬番Cのトウキョウトップを指定しており、これが単9番人気で1着し穴の原因を作りました。
NO.3は2頭おり、一方は当方の推薦馬アスピリンスノー、他方はカメリアローズです。
No.4は2着した人気薄のプリモスターです。(同着で他に2着あり)
このレースは2着が同着と言う珍しいレースであり、4-9 61.3倍 4-15 44・0倍、本来は万馬券だったでしょう。
ゴール前の展開状況が悪いので、当方はグレートパルサーの1着は無いだろうと考えておりました。しかJ1spDBの過去傾向からは1着馬のトウキョウトップは全く選択できませんので無視する結果となりましたが、RT6のローテーションではこれを推定できるようです。近々、RT6管理ファイルにこれを追加し、ユーザーの皆様に無償提供する予定でおりますので、ご期待下さい。軸の設定がかなり容易になるでしょう。
■ 緊急報告 「振替競馬のデータ入力方法」 |
Date: 2006-01-22 (Sun) |
【振り替え開催が表示されない不具合への対応法】
基本的にデータの再取得で解消されますが、金曜日にデータが配信された時点
に戻って、取得する必要があります。
操作方法は、「JVデータ取得」ボタンよりデータ取得画面を表示し、「取得
開始日付」を先週木曜日くらいまで戻してください。このまま「データ取込
開始」ボタンをクリックし、データ取得を行ってください。
つまり、今回の場合は「JVデータ取得」の、「取得開始日付」を19日に戻してデータを再入力してやれば、正規の表示となります。
この操作を怠りますとCSVファイルに不正なデータが入力されますので必ず
上記の操作を実施して下さい。
■ バージョンアップされました |
Date: 2006-01-21 (Sat) |
今回のバージョンアップはRT一覧表、着RT、人RT、展RTのデータをクリップボード経由でエクセルなどにコピーできるようにしたものです。4つの表をコピーできるようにしたのは、当方の要望によるものです。各表をエクセルで連携して操作することが可能なように配慮しました。
また、着RT、人RT、展RTの過去13走データの左右に空白列が挿入されますが、過去13走データのデータベース操作とその活用、またデータの再利用をする時、データのブロック処理で、いろいろ便利な面がありますので他のデータとの識別の為に空白列があります。
単純に着RT、人RT、展RTをコピーし利用する場合、エクセルのソートやオートファルターを使う時に空白列を除去しなければならない不便さが出てきますが、RT6の幅広い活用を考えますと、現状の方法がベストです。幸いエクセルにはマクロがありますから、その空白列を除去するマクロを作成すれば手作業による不便さは解消しますので、そのように活用されることを当方としては希望します。
以上バージョンアップについてのお知らせでした。
■ 第3弾、RT6管理ファイルの改造版、プレゼント送付 |
Date: 2006-01-18 (Wed) |
ファクターの頻度数表示プログラムをRT6管理ファイルに追加しました。
時系列で頻度数を観察していますと、ある程度、次の日の競馬の活躍、または非活躍出目が分かるものです。
0fは空白データ
1fはファクターの1位の頻度数
2fはファクターの2位の頻度数
・・
たとえば1月15日中山は着RT1位が0回と少なかったですから、次回はある程度期待できます。7位は4日〜6日0回と連続しましたが、普通は1回程度発現しますので、次の競馬では期待できると推測されます。
一方時系列の発現出目を長期間観察していますと 中山の8レースは何故か能平均NO.1が連続発現なしの死に目となっており、これ偶然なのでしょうか?こんなこと書くと急に発現するかな・・・アハハ。
なお、コマンドボタンをクリックした時に、調査のタイトルを明示し分かり易くしました。
どうぞ、ご活用下さい。
■ 人RT値の確率分布表を活用して |
Date: 2006-01-17 (Tue) |
参考資料の未勝利、人気の表を見て下さい。この表が人RT値の勝馬確率分布表です。
この確率分布表には、前走1番人気に支持された馬は39.9%の勝率が、前走2番人気の馬は25.3%の勝率が期待できると明示されています。この確率は前走1番、または2番人気になっていた馬を統計し計算された勝率であり主観的なものではありません。過去10年間の全てのレースを統計したものですから、一般ファンには認識できない貴重なデータです。このデータをどう活用するか、RT6ユーザーに委ねられています。
未勝利の前走1番人気馬の次走勝率39.9%は何と高い数値でしょうか?
未勝利レースは能力競馬であり、強い馬はどんどん勝ち上がって行く様子がこの数値から想像できます。
その上のクラスでは18.3%→その上は17.3%と減って行きます。クラスが上がるに従って勝つのが難しくなって行きます。JRAの単勝1番人気は33.3%内外ですから、この人RT値を活用して素朴に単勝勝負なんてことも可能かも知れませんね。オッズのことは脇において的中率重視の単勝馬券作戦、成功するのだろうか?
■1月15日京都
第1レース 未勝利 前走1番人気は馬番Bユーガットテースト唯1頭だ。 前走4着と負けているせいかJRA4番人気オッズ470円 しかし前走の人気の力は押されて?1着的中。
第2レース 未勝利 前走1番人気馬は3頭いるので、ここはパス。
未勝利は他にない。
■1月15日中山
第1レース 未勝利 前走1番人気は2頭いるので、このレースもパス。
1頭が2着、他の1頭が3着だった。
第2レース 未勝利 前走1番人気馬は馬番Mエイダイタカラブネ JRA単1番人気240円
見事に1着してファンの期待に答えた。
第3レース 未勝利 前走1番人気は居ないが2番人気が唯1頭 馬番Mマイネルシュピールを変則的に狙う
運がいい。JRA2番人気の290円ゲット。
第5レールも未勝利戦、しかしこのレースには2番人気が3頭、3番人気が3頭であり、どれを狙っていいのやらで当然パスだ。
他に未勝利は無い。
3戦3勝でどんなもんだ!運も良かった。勿論これは紙上のシュミレーションであり、架空の話ですが、いかに未勝利は勝ち易いとは言っても、ちょっとしたテクニックで一流の競馬評論家並みの的中率であり、データを生かすも殺すも貴方次第と言えよう。素朴な単勝馬券作戦であり、更に買い方などの工夫をしなと儲けは出ないと思うが、調べたことはない。
■ ランキングとは何か |
Date: 2006-01-16 (Mon) |
馬は勝つと上のクラスに編入され戦うことになる。能力差がどんどんなくなり、一般ファンが考えているよりも競馬の実態はシビアである。実力の無いドンペの馬が連対することも多い。ランキングは実績その他の要因で順位付けられているが、トップとドンペでもそれ程差がないのだから、1位のものは2位より強いなどと短絡的に考えないで欲しい。しかし大数観察すると、やっぱり1位は2位より強い。
ランキングは検討の為の順位であり、競走馬を分類する為のインデックスであり、仕切りの基準を与えるもの。たとえば、能平均5位までの勝馬の累積頻度率は66.9%ある。また着RTの5位までの累積頻度率は64.9%である。この2つのフィルターに引っかかる馬は勝馬の49%を構成します。これらは簡単な統計をすると誰にでも分かる事実であり、1着馬は能平均や着RTと密接な関係があるにしても、その因果関係は小さく、その推理はなかなな難しいものです。しかしこの統計結果を知っていれば勝馬の49%馬をピックアップできる。
京都1月15日「日経新春杯」能平均5位以内、かつ着RT5位以内は、下記の2頭だけ。
アドマイヤフジ 着RT2位 能平均2位 単人気16.1%(5.0倍)
インティライミ 着RT1位 能平均3位 単人気20.7%(3.9倍)
この2頭のうちの1頭が49%の確率で勝つ可能性が高いと統計は教えてくれる。
どちらがいいか?
オープンレースは着RT100%に近い方が勝ち易いと公表しています。
インティライミの着RTは141.8%とかなり高く負ける要素が大きい。一方、アドマイヤフジの着RTは115.1%であり、こちらの方が100%に近い。またインティライミの人RT値は208.9%であり、べらぼうに高く勝負完了馬である可能性が著しく高い。インティライミはダービーで2着したのだから強い馬であることは認めますが、このレース(しかもハンデー戦)を狙って起用されたのか?と考えると疑問が湧いてきます。アドマイヤフジはダービー4着後順調に使われ前走の格下のレースを勝っての出走ならその臨戦過程においての好調さは明らかにこちらの方が上でしょう。このレース、アドマイヤフジに勝機があると普通読めるが、人気は逆で不思議なものです。一般ファンはレースでの実績に余りにも、強弱を付け過ぎるので、間違いを犯すのではないだろうか。
ランキングで物を見るとき大雑把に見る方が良い。細かく見ると一般ファンと同じことになってしまう。分類は大きく3つ4つで大まかに把握して行く方が無難であり、競馬の実態が把握し易いのではないだろうか。
厩舎の勝負コメントも、「能力上位で期待したい」と大雑把であり、それで良いのだと思う。
■ 能平均と着RTの比較表 |
Date: 2006-01-12 (Thu) |
15頭立ての統計
JRAの競馬は平均出走頭数が15頭立てですので概要を掴むのに都合が良い。
■能平均の分類統計 ■着RTの分類統計
計数 比率 馬連平均配当 計数 比率 馬連平均配当
AA 96 33.3 1826.6円 107 37.2 2404.8円
AB(BA) 104 36.1 5056.2円 91 31.6 4450.8円
AC(CA) 49 17.0 10389.8円 38 13.2 9236.1円
BB 16 5.6 13619.4円 13 4.5 15928.5円
BC(CB) 19 6.6 11145.3円 16 5.6 14442.5円
CC 4 1.4 12315.0円 3 1.0 30193.3円
空白 20 6.9 4575.5円
計 288 100.0 288 100.0
着RT値の場合、初出走馬はデータが無く空白となりますのでこれも統計し両者を比較することにしました。
AA分類の能平均で推理するよりも、着RTランキングで推理した方が若干ですが、的中率が向上します。馬連配当が約600円程アップしていますが、このアップはAAが本命サイド馬券であるだけに無視できない大きさでしょう。このデータは好ローテーションの人気薄馬が好走していることを暗示します。
上位のAA、AB(BA)、AC(CA)の合計的中率は、能平均 86.4%であり、一方着RTの場合は 82.0%です。競馬はゲームだ、ゲームだと言っても馬の基本的な能力を無視しては百害あって一利無しと言えます。軸馬の推理には、馬の能力と着RTの双方から判断せざるを得ません。古馬のオープンレースはローテーション競馬が横行してますが、それでも馬の能力は無視できないものです。
好ローテーション馬は軸設定には重要なファクターとなりますが、B,Cグループの馬連配当の大きさを見ると意外な盲点があることも事実です。一般ファンは悪い着順が継続すると馬券に手が出ない傾向が著しく大きいようです。ローテーションが悪くても、過去の実績がなるなら一発があります。またタイムがある馬やG前展開が有利な馬などは好走しますので目が離せません。
■ 競馬はゲーム |
Date: 2006-01-11 (Wed) |
15人のトラック競技者がいます。彼らは何回かの競技で競い、能力の高いものからNO.1、NO.2・・NO.15と評価されています。人間のトラック競技で1位、2位になるのは、殆ど上位5位以内でしょうね。勿論勝負ですからハプニングも当然あります。実際に検証したことはありませんが、上位5位以内からおそらく80%以上、1位、2位が決まるでしょう。
競馬だって同じトラック競技ですよ。勿論人間と馬を同列に議論する訳ではありませんが、真面目に競技しているならそう大きな違いは無いと思います。筆者は子供の目で競馬を見ているのです。裸の王様とみて、王様は裸と公言しているのです。競馬が能力競馬なら上位5位が人間の競技のように独占するでしょう。さてJRA競馬の実態はどうでしょうか?
15頭立てのレースを288レース統計しました。
馬の能力として能平均のランキングで分類しました。出目で細かく見るより大雑把な分類の方が理解し易いです。
分類
1〜5位 A
6〜10位 B
11〜15位 C
の3つに分けてみましょう。
JRA競馬の馬連の連対馬の分類は下記のように統計されました。
計数 比率 馬連平均配当
AA 96 33.3% 1826.6円
AB 63 21.9 4045.4円
AC 33 11.5 10346.4円
BA 41 14.2 6609.3円
BB 16 5.6 13619.4円
BC 12 4.2 13132.5円
CA 16 5.6 10479.4円
CB 7 2.4 7738.6円
CC 4 1.4 12315.0円
計288 100.0
馬連の平均配当は5865.347円でした。
分類のAA、AB・・は左が1着、右が2着です。
■馬連用■に更に纏めてみます。
計数 比率 馬連平均配当
AA 96 33.3 1826.6円
AB(BA) 104 36.1 5056.2円
AC(CA) 49 17.0 10389.8円
BB 16 5.6 13619.4円
BC(CB) 19 6.6 11145.3円
CC 4 1.4 12315.0円
計 288 100.0
能力の高い馬1〜5位で決まるのは33.3%であり、能力競馬は3回に1回程度です。その時の馬連の平均配当は1826.6円であり、所謂本命サイドの馬券と言えるでしょう。これが競馬のレースであり、筆者が競馬をゲームだと評価する所以です。33.3%と言うのは単勝1番人気の勝率に似ていて面白いですね。当方少々乗馬もでき、能力が分かっている数頭の馬と競走をするんですが、競馬のような結果にはどうしてもならなかったです。アハハ。駄目馬はやっぱり駄目です。勿論馬の気分が乗らず本気で走らないことはありますが、ムチを入れればそれなりに走り、JRA競馬のような惨敗なんて、殆どありません。追うのは下手ですが...
AB(BA)馬券は大変興味深く感じませんか?
発現率も36.1%と高く、しかも平均配当が、価値があると主張している45倍以上の5056.2円ですよ。能平均1〜10位に絞って馬券作戦を考えてもいいくらいです。この情報、価値があるサポートだと思いませんか?そこそこの大穴狙いで儲かりそうです。要は1〜5位の軸の設定の方が問題なんだと気が付けばしめたもの。6〜10位の5点に流せば済むんだからね。筆者が軸馬の情報だけを提供しているのは意味があるのです。
AC(CA)も無視はできません。6レースに1回は発現する率だからです。
この統計結果から、競馬のゲーム性を感じて頂き、ゲームならゲームらしい馬券の選択基準を作らないといけないなと思う訳です。筆者は競馬の外周から、じわじわと競馬の本質に迫っているのです。
RT6のCSVファイルによるデータベース作成はこのような貴重なデータを簡単に提供してくれます。筆者がデータベース作成が簡単に出来るエクセルマクロファイルを無償で提供するのも、競馬の実態を一般ファンよりRT6ユーザーに深く認識して頂きたいと思う所以です。
■ 2006年第2弾のプレゼント |
Date: 2006-01-09 (Mon) |
只今、RT会員の全員に第2弾プレゼントを配信しました。
内容は、ま〜覗いて下さいね。その方が楽しいでしょう。
■ ユーザーへの伝言(お知らせ) |
Date: 2006-01-02 (Mon) |
■2006年お年玉プレゼントの件■
明けましておめでとう御座います。
お申し出のあった方全員にファイルを送付致しました。
しかし、2名の方にまだ配信しておりません。
実はメール送信しても、サバーのエラーで配信したものが戻って来るのです。通常のメールを送信しても同様に戻ってきますので、プロバイダーのメンテナンスか、あるいは何らかのトラブルがあるのでしょう。
なお当方のメールアドレスはyanagida@h6.dion.ne.jpですので間違いがないように。
一応、お知らせしておきます。マクロファイルを受け取っていない方は当方まで再度ご連絡下さい。
以上。
■ tblのファイルの指定方法の詳しい説明 |
Date: 2006-01-01 (Sun) |
「お年玉プレゼントのエクセルファイルのCSVパスの指定方法」
あなたのPC環境によってパスが異なる場合エラーが発生するでしょう。
エラーの場合には、下記のようにしてCSVファイルのパスを調べて、[tbl]のファイルパスを
訂正する必要があります。
■あなたのRT6のショットカットを右クリックしてプロパティをクリックします。
すると、そのプロパティのダイアログの「リンク先」にパスが表示されます。
■そのパスをコピーして下さい。RT6.exeの前の----部分をコピー。
"C:\Program Files\keibasoftcom\RT6JDL\RT6.exe"
-----------------------------------
その際、「"」を除きます。つまり
C:\Program Files\keibasoftcom\RT6JDL\ ←<この部分はPCの環境によって異なる>
です。そして、そのコピーした部分に下記を加算します。
CSV\*.csv
加算すると、
C:\Program Files\keibasoftcom\RT6JDL\CSV\*.csv
となります。これをエクセルの「tbl」シートのファイル指定のセルD1に
貼り付ければ、あなたのPCの環境にあったパスとなり、正常にエクセルが機能します。
この説明でも分からない場合は、リンク先のパスをコピーして当方にメールで送付して下さい。当方のメールアドレスは
yanagida@h6.dion.ne.jpですので間違えないように。
以上。
■ 2006年お年玉プレゼント |
Date: 2005-12-29 (Thu) |
★RT6のCSVファイルのデータベース登録作成ファイルを無償プレゼントします★
マクロファイルは、エクセル2000版で開発されております。
■使い方
DBシートの「更新」ボタンを押すと、RT6のCSVファイルがエクセルのDBシートに展開されます。
新しいCSVファイル作成時には、「更新」ボタンを押すのみで、自動的にDBシートに追加されます。
DBシートには、項目毎のオートフィルターが付いています。
ただし、スタンダードのパス指定でないとエラーとなりますから、パスが異なる場合は
あなたのPCの環境に合わせて訂正して下さい。
スタンダードの場合のパスとファイル名は下記の通り
C:\Program Files\keibasoftcom\RT6JDL\CSV\*.csv
ご希望の方は、「2006年お年玉プレゼント請求」のタイトルで当方にメールして下さい。<ソフト販売のトッシュさんではありません。間違えないようにご注意下さい。>
★当方のメールアドレスはyanagida@h6.dion.ne.jp
返信ファイルに圧縮ファイルで添付し配信します。
圧縮ファイルの容量201KB
以上。
■ 単勝の異常投票を探せ |
Date: 2005-12-28 (Wed) |
厩舎サイドからの馬券を知ることは必勝法に繋がるでしょう。
しかし、単勝のオッズを見て、それが異常投票なのか?の判断はなかなか難しいものです。
何を基準に異常なのか?その基準がはっきりしないからです。
一般人気を統計してみると、単勝オッズはレースの質を考慮した馬の勝率に比例しており、
結局のところ、大局的にはRT6のファクターで言えば、格賞金に対応することが多くなると
言えるでしょう。もちろん、馬の能平均とも、着RT、人RTとも関係して来るでしょう。
RT6のファンは一般ファンよりも大変有利な立場にあります。異常投票らしきものを上記の
ファクターを基準にして知り得るからです。RT6の順位は全く客観的な基準ですからファクター
の順位に対し、単勝のオッズ順位が高いか、低いかでその評価をすればいいからです。
RT一覧表から異常投票を知る場合は
先ず当日の速報オッズを取得し「支持率」ソートで人気馬の順位を確認します。
先日の有馬記念の場合、JRAの単勝オッズ順位は下記の通り
1番人気 ディープインパクト
2番人気 ゼンノロブロイ
3番人気 デルタブルース 〇異常投票有り
4番人気 ハーツクライ 〇異常投票有り
5番人気 タップダンスシチー
普通は上位5人気まで採用すれば充分でしょう。
格賞金、能平均、着RT、人RTの順位との落差を調べれば異常投票かどうか、大体判断ができるでしょう。
人気下位はちょっとした人気動向で大きく順位が変化するので余り参考にならないと思います。
落差=RTのファクター順位 - JRAの単勝オッズ順位
落差が大きければ異常投票と判断すればいいでしょう。
落差は一般的には4つ以上あれば異常と判断していいと思います。
ディープインパクトは、格賞金順位1位であり、落差は0であり、異常ではありません。
能平均順位2位であり、落差+1で、着RT順位1位で落差0、人RT順位1位であり、落差0であり
これらの落差は概ね妥当であり、異常投票ではないとみます。
ゼンノロブロイも落差は+1程度であり、順当な人気順位と言えるでしょう。
デルタブルース 格賞金順位8位で落差+5、能平均順位16位で落差+13であり、異常な投票傾向と見ていいでしょう。
ハーツクライ 着RT順位7位で落差+3であり、人RT順位9位で落差+5です。余り目立ちませんが
異常投票があると判断した方がいいでしょう。
タップダンスシチー 着RT順位11位で落差+6、人RT順位7位で落差+2ですが、タップダンスの場合
格賞金、能平均などの順位が良いので異常な投票があったとは判断し難いと思われます。
異常投票馬は、デンラルブルース、ハーツクライ
と判断して良いでしょう。
異常投票馬を軸に採用するにしても、どちらが良いかの最終判断は難しいものです。
難しいと泣き言を述べるつもりはありませんが、それが分かるだけ、救いです。
同日の中京メイン11Rの場合は、4番人気の「プリティミイズ」がハッキリした異常投票馬であり、
『容易に判断できるレースにだけ』参加すればいいのではないでしょうか。
異常投票があったからと言って、必ず的中すると言う補償はありません。
しかし、軸の信頼度は、やっぱり高いので注目せざるを得ません。
■ 3歳上OP芝レースのRT着順位と、頻度回数および単回収率 |
Date: 2005-12-22 (Thu) |
古馬の芝オープン戦(障害を除く)を統計しましたのでお知らせします。
RT着 頻度 単回収率(%)
◎位 7 91.9
〇位 6 33.9
▲位 5 58.8
△位 2 7.7 ←発現が少ない順位
5位 5 126.8
6位 8 87.7
7位 5 163.7
8位 5 103.7
9位 5 64.9
I位 2 111.6
J位 3 121.6
K位 1 31.4
L位 2 42.3
M位 1 133.0
N位 0 18.6
O位 0 36.5
P位 0 4.6
Q位 0 0.0
総計 57
サンプル数は57レースで、数は少ないですが、概要は把握できます。RT着は着順が良ければ順位が上がりますが、古馬オープン戦では臨戦過程の着順を控えめに考えないといけないということが明白です。最も多発したのは順位6位であり、古馬戦らしいです。△位の頻度が低く、この部分でローテーションの仕切り点があるようです。
5位〜9位は、どの順位も発現数が略同じであり、確率評価的には同一パターンとみなして良いでしょう。一般的には人気薄の単勝馬券となる関係で、この部分の単回収率はプラスになることが多いようです。頻度回数と回収率をみれば単勝の狙い所は察しが付くでしょう。
このRT着は競馬の本質を突いているので、この重要データを公表すると競馬がガラリと変化します。
『着RTローテーション検証リスト 単勝、馬連とも黒字(^o^)丿 Date: 2005-11-08 (Tue) 』で、100%に近い馬を軸に相応しいと公表しましたら、狙いの◎はほとんど1着することが無くなりました。当方としてはそうなるだろうと、想定しておりましたが、あまりにも早い対応なので一寸、ビックリです。このことからJRAの人為的調整は、厩舎の調教師が個別的に対応するのでは無く、JRAからの管理指示により行われていると推測できます。
1着馬はどのRT着順位となったか?
狙いの順位より2位〜4位上位にシフトさせ、しかも分散化させましたので、今後の動向が注目されます。
■ 基本情報で単勝作戦を考える |
Date: 2005-12-17 (Sat) |
調教師の勝率は、前年および本年の着順実績から計算した勝率であり、データ数が多いので信頼できる情報となります。この勝率(的中率)を使って単勝作戦を考えてみましょう。JRAの平均出走頭数は15頭内外ですので、馬の先見確率は1/15*100=6.66%となり、配当は80/6.66=12.01倍が期待されます。競馬に勝つにはこの情報が最も重要です。RT6の「基本情報」の「調率」ソートで上位1および2位の調教師の管理馬を狙うことにしましょう。上位2位を狙うと勝率は10%以上の調教師がピックアップされるのが普通です。
たとえば12月17日の競馬であれば、中山01Rは、馬番C、F、02Rは馬番J、C・・・・3場所分マークします。次いで、これらの馬の単勝オッズを確認します。上位2頭の2点買いですから、20倍以下のオッズの馬は削除し買い候補としません。JRAの当日の速報オッズを取得し、20倍以上の馬を買い候補の単勝馬券とします。機械的にチェックをして、買える条件を持った単勝馬券を選別します。迷いは一切ありません。後は競馬の女神の采配を見守ることになります。
毎度お馴染みの期待値計算式は「期待値=配当*的中率」であり、この単勝作戦は、調教師の勝率(的中率)を基礎にして、当日の単勝配当を確認して「有利な単勝馬券を選別しようと言う作戦です。JRAの単勝の平均配当は1000円内外ですから、2点買いで投票に参加するならば、その倍が採用選択の基準となります。
さて、こんな作戦で12月11日3場所に挑戦してみましょう。3場所で買える単勝馬券は20点、で、的中した馬券は中京の08Rの馬番N2410円が只1つ。
的中率=1/20*100=5%、回収率=24.1/20*100=120.5%となりました。何とかマイナスしないで良かったです。
本日の12月17日で同様なことをすると3場所で買えるレースは25点で、的中率は2/25*100=8.0%、、回収率は(33.1+33.8)/25*100=267.6%となります。
的中した馬券は中京09R馬番Iのバルブサウンドであり、調教師ランキング2位 単3310円
他の1つは阪神10Rで馬番Cのサンデーサンライズであり、調教師ランキング2位 単3380円
3場所12レースの2点買いでは12*3*2=72点買いとなりますが、20倍以下をカットすると20〜25点の1/3に絞られ効率が良くなります。通算的中率は(3/(20+25))*100=6.6%であり、1着馬の先見確率と一致しましたが、この程度の勝率が維持できれば充分に勝てるってことです。
馬券は沢山的中しないと儲からないと錯覚し易いです。しかし、「勝てる馬券」を買わないと儲けに繋がらないので、この作戦はまずまずでしょう。RT6の諸データは、勝つ作戦に、即役立つものが多いので、ユーザーの工夫次第です。
■ 人RTの推支持率について |
Date: 2005-12-07 (Wed) |
人RTの推支持率は、各馬の格賞金から推定される単勝人気の目安基準となっています。
この目安は当日の単勝人気と比較して使うのが一般的です。
人RT→「推支持率」ソートで上位5頭をマークすればいいでしょう。
JRA1〜3番人気と、この推支持率上位が合致した場合は、ある程度信頼できる軸馬となります。
単勝人気は格賞金の上位に票が集中する傾向がありますので、当然「集中率」が1以上となり、軸の識別が容易になります。
推支持率が1位でも単勝人気が上がらないケースがあります。これが面白いです。
たとえば12月4日中京7レースなどです。キングエクスプレスはデビュー6戦目の馬でキャリアが少なく3戦目であっさり勝ちあがりましたが、その時の単勝人気が11番人気であり、注目されていませんでした。勝っても全く人気にならない馬が居るものです。人RT表の人気一欄表で、これは明白でしょう。当日の人気は単8820円です。それでも見事に1着しましたが、これ人RT表からみると充分に買える馬と言えます。集中率は0.07%であり、本来の10分の1以下であり異常だったと言えますが、「3F」指標〇でもあり、買えない馬ではありません。
同枠には能平均◎、SP◎、3F◎の実力馬が配置されており、この馬が2着し1枠のゾロ目で枠連27110円、馬連35710円の万馬券となりました。
レースが能力検定のレースであるならば、格賞金の上位ほど勝ち易いと言えますが、統計と取ってみるとJRA競馬は能力検定レースにはなっていません。平均パターン(値)は格賞金5位であり、標準偏差+-1から勝馬が発生していますので、これを目安に検討して行くのがRT流と言えます。つまり、格賞金4位〜6位が平均的な軸馬候補と考えられます。
JRA競馬は非常に安定した範囲から勝馬が発生しており、能力が効かないレースですが、何ゆえ格賞金5位+−1か。これは4〜6戦に1回連対するようなローテーションで競馬が実施されていることの証明となるでしょう。
■ 着RTの時系列観察 |
Date: 2005-11-22 (Tue) |
メインのレースには実力馬が集結するので堅く治まるだとうと考えるのは幼稚です。この時期の競馬は古馬戦が中心であり、ローテーション競馬が横行します。京都競馬の11レースのみ、1着馬の着RT順位を時系列に観察してみましょう。
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日
京都4回 10 4 3 4 5 1 8 5
京都5回 11 7 9 9 7 9
マイルチャンピョンシップのハットトリック(単1180円)は時系列観察からみて、狙い易かった馬です。着RT101.4%(9位)であり、理想のローテーションです。人気のデュランダルは数値が113.9%と高く狙い難いです。
ついでに東京の11レースの出目(着RT順位)も参考に挙げておきましょう。
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日
東京4回 5 12 6 6 11 6 3 3
東京5回 5 7 6 2 6 4
同じ11レースでも東京と京都では若干の違いがあります。
競馬の出目管理は開催毎に管理されていることを暗示しています。
レース単位で出目を観察していると、大変興味深い現象を発見します。たとえば京都11レースと12レースの関係です。レースは本来全く独立したものですから、関係が無いと考えるのが普通です。しかし、そうとも言えない現象があります。
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日
京都5回11レース 11 7 9 9 7 9
京都5回12レース 10 2 3 5 2 5
初日は例外ですが、2日以降のメインレースが下位の着RTならば最終レースは上位と逆相しており、実にバランスが良いです。同様に東京ではどうなっているのでしょうか?
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日
東京5回11レース 5 7 6 2 6 4
東京5回12レース 1 1 1 8 3 3
東京は京都ほど極端ではありませんが、やっぱり逆相傾向であり、競馬興行のシナリオとしてはなかなか上手く演出されています。ただ注意しないといけないのは着RT10位以下の時です。11レースが10位以下の場合は最終レースも大荒れとなる場合もあるからです。
このような出目傾向を知らずして競馬をする無かれ。では御機嫌よう!
■ 能平均と勝馬 |
Date: 2005-11-19 (Sat) |
勝馬の能平均値が能平均NO.1より何ポイント離れていたかを統計しましたのでお知らせします。
能平均 回数 率 累積頻度率
0 31 20.1 20.1
1 7 4.5 24.7
2 11 7.1 31.8
3 10 6.5 38.3
4 8 5.2 43.5
5 13 8.4 51.9←50%点
6 4 2.6 54.5
7 11 7.1 61.7
8 10 6.5 68.2
9 7 4.5 72.7
I 10 6.5 79.2
J 6 3.9 83.1
K 6 3.9 87.0
L 5 3.2 90.3
M 6 3.9 94.2
N 3 1.9 96.1
O 2 1.3 97.4
P 0 0.0 97.4
Q 1 0.6 98.1
R 1 0.6 98.7
S〜 2 1.2 100.0
計 154 100.0
<注意>少数点以下は切り捨て処理してあります。
統計結果から、勝馬の50%は能平均NO.1から5ポイント以内となります。
「能平均について 誰でも識別可能な5P馬 Date: 2005-10-25 (Tue) 」で5P馬を公表しましたところ、その馬の勝率は突然20%前後となり、殆ど人気の馬で無いと勝たなくなりましたので、ご注意下さい。5P馬の推定勝率は68%信頼度の統計結果であり、このような激変は自然現象では有り得ません。当然人為的な調整が実施された結果であると統計的には解釈されます。過度な人気馬(能力馬)でも勝率20%に調整される傾向にあるとするならば、この調整を逆手に取って戦略を考えましょう。勿論このような影響を想定しての情報公開です。但し勝率50%点は5ポイントであり、変化はありませんので、勝馬判断の基準に役立ちます。
統計結果から、能力競馬は1日12レースとして2〜3回です。主に午前中のレースに多いようです。他の多くのレースは能力が直接的に効かないゲーム競馬(非能力競馬)と言えるでしょう。
■ 芝ハンデー戦について(1000万下) |
Date: 2005-11-17 (Thu) |
10月15日から11月13日までに3歳1000万下の芝ハンデー戦は8レースありました。1着馬の着RT値、順位、連対着差順位を時系列にリストしておきましょう。
着RT値 着RT順 連対着差順位 単配当
120.0 3 6 470
121.3 2 1 510
98.7 5 5 640
98.0 5 5 1310
112.0 1 10 340
103.7 5 6 970
100.5 3 6 720
158.7 1 5 150
ハンデー戦だからと言って1着馬の配当は大きくありません。着RT値をみるとその概要が掴めます。
注目できるデータは連対着差順位です。5位および6位の繰り返し。こんなデータを公表するとJRAは直ちに変更するでしょうね。皆さん注目していて御覧なさい。
競馬はショーなんですから、荒筋が公表されては訂正せざるを得ないのです。
黙っていれば、継続していたのでしょうが、RT6は横槍を入れちゃいます。ぷぷぷ。
このことに気が付いていたファンは「余計なことを言うな〜静かにしていろ!」とお叱りの声が聞こえて来るようです。
RTが言いたいことは、各ファクターの順位を時系列に観察していると不思議な現象が一杯あると言うことです。あなたはその現象を説明する為の合理的な仮説を立て、静かに、静かに検証して行くことです。
■ 出目一欄、集計 |
Date: 2005-11-13 (Sun) |
出目一欄表は、各開催地毎の出目を表示するのに対し、集計は「集計」ボタンを押さない限り、その日の全場における、当日の出目を集計しています。
午前中の傾向をみて、後半の競馬に備えるなど、活用の方法はいろいろあろうかと思われます。
昨日、着RT4位5位は活躍すると予想しましたが、今日の午前中で、早くも着RTの4位5位が5連対しております。
■ 集計、出目一欄の活用 |
Date: 2005-11-12 (Sat) |
今日の競馬が終わったら、必ず「集計」を見ましょう。今日の記録がありますので明日活躍する出目が分かります。たとえば、今日は着RTの4位5位の発現が少ないですネ。普通は1日2〜3回発現するものです。ということは「明日、きっと着RT4位、5位は活躍する」と思います。
出目一欄は有効ファクターの傾向が掴めます。
京都は相変わらずSPが効きタイムのある馬は有利です。これに対し東京、福島は効きません。
福島は同速馬が活躍してます。
簡単な使い方ですが、時系列観察は非常に有効です。
なお、今日の京都2レースは能平均順に1〜3着し、単1060円、馬連1870円、馬単4700円、3連複1660円でした。
■ ダート競馬の理想のローテーション |
Date: 2005-11-09 (Wed) |
ダート競馬は、過去走の着順が芝レースよりも期待確率に影響を与えますので、これを考慮して狙いを定める必要があります。10/29〜11/6日の4日間からそれを探ってみましょう。100%ラインを中心に着RT値の順位が幾つ離れているかで1着馬の頻度表を作りました。着RT値の統計の細かな数値を見るよりも、軸馬のイメージが湧きます。
1着頻度
順位
+5〜 7
+4 1
+3 3
+2 12★
+1 12★
0--------------100%ライン
−1 9★
−2 5
−3 1
−4 4
−5〜 12
合計 66
ダート競馬では+3〜+4の馬は+2〜+1の馬と大きな断絶があります。数値的には差は無くても厩舎では明確に勝馬を識別していることが明白です。同様の現象は−1と−2でも見られます。+5以上および−5以上は出走頭数が多いので、見掛けの頻度数は多いですが軽視して良いものです。
ダートの理想的なローテーションは『+2〜−1』の3箇所であり、この区分馬の合計勝率は勝馬の50%を構成します。この3頭の軸馬候補から、レース条件やRT一欄の諸データを考慮して絞り込み作業をすれば、軸馬を容易に選別できると考えます。勝馬には競馬関係者の単勝投票が増えますのでそれを確認することも重要でしょう。
出走馬の着RT値をみていると数値に大きな違いが無いので分かり難いのですが、顕著に1着し易い勝馬は簡単な結果統計から容易に識別可能です。それを可能にしているのは、着RT値が競馬ローテーション識別の客観的物差しだからです。
■ 着RTローテーション検証リスト 単勝、馬連とも黒字(^o^)丿 |
Date: 2005-11-08 (Tue) |
理想のローテーション値を着RT値100%以下で、100%に最も近い馬をRT◎と呼ぶことにします。
また、RT値100%以上で、100%に最も近いものをRT〇と呼ぶことにします。
古馬の特別レースのみ機械的にチェック(若馬、障害を除く)し、そのRT◎の単勝と◎-〇の馬連価値を評価してみます。
■11/05日
01 福島10R ◎:9着 〇:2着☆
02 福島11R ◎:2着☆〇:1着★ 単660円 馬連1350円
03 福島12R ◎:1着★〇:4着 単280円
04 東京10R ◎:6着 〇:3着
05 東京11R ◎:3着 〇:4着
06 京都08R ◎:4着 〇:7着
07 京都10R ◎:7着 〇:10着
08 京都11R ◎:4着 〇:12着
■11/06日
09 福島09R ◎:4着 〇:3着
10 福島10R ◎:1着★ 〇:5着 単630円
11 福島11R ◎:1着★ 〇:4着 単950円
12 東京09R ◎:1着★ 〇:2着☆ 単1450円 馬連1430円
13 東京10R ◎:1着★ 〇:3着 単510円
14 東京11R ◎:8着 〇:15着
15 京都09R ◎:6着 〇:18着
16 京都10R ◎:13着 〇:4着
◎の勝率=5/16*100=31.25%
回収率=38.20/16*100=238.7%
◎-〇の馬連1点馬券の的中率=2/16*100=12.5%
回収率=27.8/16*100=173.75%
土曜日は不作でしたが、日曜日に1着が多発してくれて黒字となりました。機械的に投票する場合は必ず1点買いをお勧めします。
何故か京都は的中がありませんので、来週は発現があるでしょう。
5P馬はもう既に変化が起きており、今後予断を許しません。
なお、11/06日東京08R能平均順に1着、2着、3着し、単勝1100円 馬連22020円、馬単33290円、3連複22180円でした。
■ アルゼンチン共和国杯はSP理論が炸裂 |
Date: 2005-11-07 (Mon) |
「 RTのタイム理論(SP論)」 Date: 2005-10-31 (Mon) の記事では、同速馬有利説を唱えましたが、これがズバリ嵌っております。
SP順 3F
SP7位 コインスト 3着 35.2秒
SP8位 マーブルチーフ 2着 35.2秒
SP9位 サクラセンチュリー 1着 (34.4秒)
馬連 @−G 11220円
しかも、メンバーの3F平均値(35.2秒)馬が2〜3着しており、この面からも注目できました。
サクラセンチュリーのローテーション値(着RT値)は100.9%であり、オープン馬としては理想に近いものでしょう。このレースには勝ち星の無い馬(勝ち分類:ZZ)が3頭おり、その内の2頭が2着、3着し正にハンデー戦らしいです。筆者はこのZZ馬をZzzz(ズーズーと寝ている)馬と表現しており、ハンデー戦では覚醒することが多いので注意してます。
蛇足ですが、勝分類の「XX馬」は着差0秒で勝った馬の分類で他馬とは区別されます。
これはXXで、駄目駄目馬であり、特別な場合以外連対馬にはしないようにしてます。
なお、競馬は勝負の70%ぐらいが直線で決まりますので、3F平均値より0.6秒以上速い馬は1着候補としての資格があるとみなします。特に長距離レースでは上がり3F能力が決め手になりますので、注目データとなります。またサクラセンチュリーは馬成績の「重量区」ソートで「ハンデーキャップホース」であることが一発で分かりますから、いろいろな面で浮上して来る馬と言えます。
ゼルタブルースはG1で入着を繰り返しており、ハンデー戦で著しく不利ですから、このG2レースには魅力を感じないと思われました。データ的にも強調できるものが無く、負けて当然とみる競馬ファンも多かったでしょう。それ故、初めから妖気が漂っていたレースと言えたでしょう。
■同速馬で決まったレースのリスト(★は40倍以上)■
11/05日
福島03レース 馬連 800円
福島08レース 馬連 1340円
福島10レース 馬連 650円
福島11レース 馬連 1350円
京都02レース 馬連 4100円★
京都06レース 馬連 390円
京都07レース 馬連 930円
京都09レース 馬連 2870円
京都12レース 馬連 4340円★
11/06日
福島04レース 馬連 3420円
福島05レース 馬連 580円
福島06レース 馬連 3880円
福島08レース 馬連 1140円
福島09レース 馬連 620円
福島11レース 馬連 1320円
福島12レース 馬連 1390円
東京11レース 馬連11220円★
京都02レース 馬連13980円★
京都09レース 馬連 2890円
京都10レース 馬連 2810円
本命穴に関係なく多発しており、同速馬有利説を証明しています。
■ RT6のポリシーと約束 |
Date: 2005-11-04 (Fri) |
ローテーション評価というと難しく聞こえますが、競馬ファンならば誰でもしていることです。10着→5着→本番という着順の推移から、それなりの評価をする訳です。その評価は競馬経験により大きく異なり、個々人の主観に左右されます。
RT6のローテーション値は、主に臨戦過程の着順を過去10年間統計し過去走の着順と本走との相関関係を明らかにしたものです。高性能のPCでも半日以上その集計にかかり、統計数は、数10万以上の膨大なものです。本走と過去走の着順との相関関係は非常に小さなものです。RT6は過去9〜13走の着順推移から累積確率を求め、ローテーション目安の着RT値を皆様に提供しています。RT6の競馬観は「競馬のことは競馬に聞けという観点」から個々人の主観的な判断を否定し、客観的なローテ評価基準を与えるものです。
RT6の参考資料で公開されているテーブル値をみますと、例えば古馬3勝クラス以上では、過去走の1着馬の期待確率はだいたい平均9%です。この期待確率から古馬3勝クラスのローテーションサイクルは100/9=11.1走内外と推定することができます。また過去走の2〜4着の各期待確率もそれ程大きな違いもありません。ですから「主観に頼ったローテ判断は非常に難しい」と実感せざるを得ません。特にここ数年はランダム化の傾向が高くなり、競馬経験による勘には限界があります。
公表の各ローテーション値は、本年度の4月〜6月時点の勝馬から統計したものですが、ローテション値は季節的変動を受けませんので勝馬推理の判断資料となるでしょう。手探りによる試行錯誤よりも、大きな効果が期待できると考えています。
RT6は検証データの蓄積に伴って進化して行きます。
RT6はRT6ユーザーに支えられ共に進化して行くことをお約束します。
■ 芝とダートの違い |
Date: 2005-11-02 (Wed) |
3歳若馬のローテーション値
着RT値 人RT値 展RT値
3歳未勝利(芝) 102.0+−17.4 107.8+−28.4 100.1+−19.7
3歳未勝利(ダ) 107.0+−18.5 114.3+−30.6 101.6+−17.7
3歳500万(芝) 98.2+−12.1 100.2+−26.0 100.1+−16.1
3歳500万(ダ) 102.2+− 9.4 106.2+−21.7 105.4+−12.5
3歳OP(芝) 98.7+−15.7 102.8+−27.7 99.5+−16.8
3歳OP(ダ) 101.6+− 5.2 102.3+− 9.8 104.7+−10.3
■ 3歳若馬のローテーション判断表(芝専用)、その他 |
Date: 2005-10-31 (Mon) |
着RT値 人RT値 展RT値
3歳未勝利 102.0+−17.4 107.8+−28.4 100.1+−19.7
3歳500万 98.2+−12.1 100.2+−26.0 100.1+−16.1
3歳OP 98.7+−15.7 102.8+−27.7 99.5+−16.8
古馬のクラスと勝馬(1着馬)ローテーション(芝レース限定の統計)
着RT値 人RT値 展RT
古馬500万下 99.1+− 9.7 106.9+−25.1 102.2+−20.4
古馬1000万下 118.9+−21.5 147.7+−41.6 104.6+−22.7
古馬1600万下 106.4+− 8.5 118.9+−21.1 89.1+−36.0
古馬オープン 97.9+− 4.1 98.0+−19.7 69.5+−18.0
古馬ハンデー戦のローテーション判断表(サンプル数=40)
着RT値 人RT値 展RT
102.6+−15.1 107.2+−37.2 99.0+−38.2
この判断表は芝レースを統計したもので、全て勝馬に関するものです。
古馬ハンデー戦は、3歳未勝利のRT値と似たような競馬ですが、人RT値の変化幅が37.2と大きい。また展RT値の変化幅も大きく、逃げ、追い込み馬等、どんな展開もありというレースです。
■判断表は一定期間提示いたしますが、RT6ユーザーの利益保護のため、データ更新などで抹消されることがありますのでご了承下さい。
■ 天皇賞に関連して |
Date: 2005-10-31 (Mon) |
先日の毎日王冠もそうでしたが、異常なスローペースの競馬が流行しています。スローペースになるとレースの予測が難しくなります。先日の「天皇賞」も前半1000mが62.4秒であり、長距離のレースのようです。しかし、ゴール前4ハロンのラップは、11.8−11.0−11.2−11.4であり、上がり3Fタイム33.6秒です。1着馬ヘヴンリーローマンは上がり3F32.6秒ですから一瞬の差し脚でビックタイトルを手中に収め、競馬ファンを驚かせました。
RT6では、最近のこのようなスローペース化にも対応できるよにデータ準備しました。
そのデータがRT一欄の右端にある[3FMax]です。スローペース専用の上がり3Fタイム予測値です。
天皇賞の「3FMax]をソートしてみて下さい。
1位 テレグノシス 14着
2位 ダンスインザムード 3着
3位 ヘヴンリーローマン 1着
テレグノシスは展開が後ろ過ぎるし、短距離志向馬なので2〜3位がやっぱり注目できるかな・・・・と思います。この「3FMax]は普段、役立ちませんが、スロー競馬なら一躍注目情報となるでしょう。
連対した2頭のデータを比較するとその様子が分かります。
ヘヴンリーローマン 3F=34.9秒 3FMax=33.0◎
ゼンノブロイ 3F=35.0秒 3FMax=34.4
■3Fは平均ペース予想用
■3FMaxはスローペース予想用
■ハイペース予想は3Fと平脚で予測
ゼンノブロイは平均ペースには強いが、スローには弱い馬(比較の上で)であり、ゴール前では差されてもおかしくないのです。牝馬だからと言って、馬鹿にしてはならないと言う教訓が得られます。牝馬は一般的にスタミナが無いので息の長い差し脚は無理ですが、馬体重が小さいので、一瞬の瞬発力(加速)なら牡馬と互角です。信号で停止しているオートバイトと車。どちらが発進速度は優れていますか?エンジンは小さくてもオートバイが速く、加速が付き易いです。
RT6では過去13走データによりスローペース時の予測が可能となったと言えます。
■ RTのタイム理論(SP論) |
Date: 2005-10-31 (Mon) |
RTではレースタイム表示を否定し馬の速度でタイムの代用をします。速度の方が直感的に実感も湧きます。
RTでは、距離区分をJRAの区分に従って3つに分割し、芝とダートを区別して統計しています。速度は毎分の速度(m/分)となります。重不良データは除外されていますので、SP値は、良稍重時の平均速度と考えて下さい。
SPは平均速度ですから、馬の地力を意味します。
たまたま速いタイムで走っても、また逆に遅くてもSPは大きな変化をしません。従って、近走で好タイムを出し、本走でも活躍する馬をRTは苦手にし、リストアップすることはできません。これでは実用上問題があるのではないかと危惧するファンもいるでしょう。
RT理論では「木を見て森を見ず」とならないように馬の本質的な速度(地力)を重要視しているのです。
個々のレースの0.1秒〜0.3秒などの僅差は問題にしていないのです。巷のタイム理論の信者からすれば何といい加減な理論だろうと思われるでしょう。『競馬は鼻差や0.1秒で着順が決まるのだから開催地や馬場差なども厳密にしないと正確な予測はできない』と主張するでしょう。しかし、どんなに正確に補正してもその補正が正しいと言えるのでしょうか?補正に補正を重ねればその累積誤差は大きくなり、段々と実態から遠ざかると言えないでしょうか?中距離ではタイム競馬でないので、その的中率も下がります。RT理論ではスローペースでも、平均ペースでも、またハイペースでも、そのペースに関係なく連対馬を把握しようと考えているのです。スローペース程タイム理論泣かせのレースはありません。タイムが速い馬が勝つという前提条件が成立しないので全くのお手上げとなります。その為、近年ラップタイムが問題にされその研究が盛んですがその複雑さの為に思考停止状態になることもあります。
検証はしていませんが、SPの1位の馬の単勝を買ってもおそらく価値はないでしょう。また単勝の的中率も悪いだろうと思われます。しかしRTのSP値はレースの物理面を本質的に捉えることが可能であり、レース解明の手がかりを与えるものです。理論は単純明快であるべきです。
RT理論ではレースを複数の馬の速度の複合体と考えます。1頭で競馬をしているわけではありませんから複数の馬の速度が絡み合いレース固有の流れ(速度)が生まれると考えます。このような複合体的流れの中では個々のタイムなど問題ではなく、正に馬の地力が力を発揮して来ます。レースの固有の速度は、各馬の速度に本質的に直結して来るだろうと考えられます。RT理論のSP値は複雑な展開論やラップ推理を簡単にしてくれる可能性があります。
先日の「天皇賞」ではスタミーカフェが異常なスローペースで逃げ大穴の原因となりましたが、こんなレースも解明してくれます。如何にスローペースとはいえ他馬との相合関係の中でレースの流れ(速度)が決まったとRT理論では考えます。一般的に1着馬と2着馬は殆どのレースで着差0.2秒内外です。つまり、レース全体でみれば大雑把に言えば「同速である」と言えます。つまり、レースの連対馬が同速で走行するとするならば、SP値の近いものが連対し易い条件を備えていると本質面を強調したいのです。
RT6の平脚1位はストーミカフェです。この馬のSPと順位が推理のキーとなりますが、細かいことは考えないでスピードを考えます。
天皇賞のRT一欄の「SP」をソートして御覧なさい。
SP順
12位 アサクサエデン--------------4着
13位 ストーミカフェ--------------8着(平脚1位)
14位 ゼンノブロイ----------------2着
15位 ヘヴンリーローマン----------1着
速度的に近いものが連対しており、連対馬の一方が分かれば相性の良い他方は推測可能!
偶然と言われますか?では例をあげましょう。
その当日の東京の前後のレースつまり9、11レース
9レース
SP順位
5位 マルターズホビ -------------1着 単穴
6位 ヴリル-----------------------2着(平脚1位)
11レース
14位 シベリアンホビー-----------1着(平脚1位)単穴
15位 クリアザコースト-----------3着
更に同日の京都のメインレース
10レース
4位 プロンタ--------------------2着
5位 バイロイド------------------1着(平脚1位)
馬連1番人気。
11レース< このレースは平脚1位は着も速度は異なる>
8位 ワイルド--------------------1着 単穴
9位 スパル----------------------2着
馬連万馬券。
どうでしょうか?
これでも偶然ですか?
平脚1位と連対馬の速度は複合的に絡み合っており、SPの順位の近いものは親和力があり、
同速馬は相性の良い伴侶に似ているのです。
注意:前作「J-1」ソフトでは過去走5走の為データ不足であり、同様なことが予測できません。
■ 古馬のローテーション値の判断表 |
Date: 2005-10-30 (Sun) |
天皇賞は1着が7580円の大穴でしたが、 『3歳上オープン戦はローテーション競馬 』Date: 2005-10-27 (Thu) 公表通りの標準の「着RT値の範囲」にピタリと納まりました。しかし人RT値は2シグマの範囲でないと把握できません。
古馬のクラスと勝馬(1着馬)ローテーション(芝レース限定の統計)
着RT値 人RT値 展RT
古馬500万下 99.1+-9.7 106.9+-25.1 102.2+-20.4
古馬1000万下 118.9+-21.5 147.7+-41.6 104.6+-22.7
古馬1600万下 106.4+-8.5 118.9+-21.1 89.1+-36.0
古馬オープン 97.9+-4.1 98.0+-19.7 69.5+-18.0
古馬500万下は着RT、人RT、展RTそれぞれ100%ラインに近いものです。年1勝メンバーですから当然の値と言えます。
古馬1000万下を勝つ馬はかなりの成績を収めていないと準オープン入りは無理です。準オープン以上には大きな壁が存在するとみえて、1000万下クラスで目だった成績でないと勝ち上がるのは困難です。当然、人RT値も大きな値を示す馬となります。
古馬1600万以上となるとその着RT値が下がり、その標準変化幅が小さくなります。馬の能力が安定している為、ある一定の連対サイクルで計画的にローテーションが組まれていることを暗示しています。特に古馬オープンの着RT値の変化幅は4.1%と小さいので、狙ったレースはかなりの精度でその目的を達成していると推測されます。また高位条件に成る程、人RT値が下がり、差しタイプの馬が勝馬の大半を占めるようになります。古馬オープンはローテーション競馬であり、至近な成績では1着馬を当てることができないレースと言えるでしょう。
勝負完了馬について数日前に書きましたが、古馬1000万下に関しては例外であり、人RT値が100%より小さいと勝負にならないとみていいでしょう。
+-後の数値は標準偏差1の場合の数値です。
その値が小さければ小さい程、予測精度が良いということです。
若馬はローテーションの組み方が異なりますので、当然それらの値も違ったものとなります。
なお、ゲーム上このような判断表を公表することは自殺行為となるため、一定期間の後抹消致しますのでご了承下さい。
■ 馬成績の画面設定方法とCK欄の活用 |
Date: 2005-10-28 (Fri) |
RT6の使い方は個人の自由だが、便利な軸馬選びの方法を紹介しよう。
■先ず軸馬探しは「着RT」を開き、着RTでソートし、100+-10ぐらいの馬を全てマークし、一番上位と下位の順位を覚えておく。但し勝着差xx,zzはハンデー戦以外は来ないのでマークから外しても良い。
マークの範囲はローテーション推理に慣れるまで余り深く考え過ぎないこと。着RTの範囲は+−6ぐらいが効果的だが、絞れば落ちも増えるので広めに設定しておくのが無難である。
■次にRT一欄を開き、「着RT」でソートをかける。着RTの順位を手掛りに、先程マークしたトップ順位から下位順位へ「CK」欄に間違えなくチェックを入れる。
■RT一欄の「格賞金」でソートする。格賞金No.1の馬名をクリックし、「馬成績」を開く。馬成績のタイトル上端が「格賞金」の4位(または3,5位でも良い)の行となるように画面位置を変更するのがミソである。5位以下は馬成績画面で、目隠しされて好都合なのである。
■上位4頭の馬名が常に見えるので、馬成績の画面切り替えが一瞬でリンク可能となり快適である。
■これからが軸馬検討である。
格賞金の上位4頭の馬の「CK」欄を見る。チェックが無ければ→「能平均」をソートする。上位4頭の「CK」欄にチェックがあれば、その馬が軸馬候補となる。同様に「能力M」も行う。チェックは普通3〜5頭内外になっている筈だ。
■ローテションの良いと思われる馬と、RT6の各能力(格、能平均、M)上位4位とが関連付けられ、軸として有望な馬がリストアップされる仕組みである。後はRT一欄の数値検討と「馬成績」で個別に詳細な検討をする。
■軸が決まらないレースは検討を中止する。時間の無駄である。これが軸だと分かるレースだけ投票に参加するが良い。
■ CSVファイルについて |
Date: 2005-10-27 (Thu) |
RT6の「ファイル」→「CSVファイル」クリックで1〜3着馬の重要データがファイルされます。
■CSVファイルの閲覧方法■
CSVファイルは、RT6のアイコンを右クリックして「プロパティ」で「リンク先を探す」をクリック
CSVフォルダーがありますから、それを開き、中身を見たいファイルを右クリックし、「プログラムから開く」で「エクセル」を指定します。すると、1日分のデータが展開され、閲覧することができます。
■ファイルの追加方法■
このファイルに他の開催日のCSVファイルを追加したい場合は、次のようにします。
エクセルの『データ』→『外部データ取り込み』→『テキストファイルインポート』をクリックします。
CSVファイルのパスをさぐってCSVフォルダーを探します。
CSVフォルダーを開き、「ファイルの種類」を「すべてのファイル」にすると20051023.CSVなどがありますから、適当なファイルを指定します。『インポート』をクリックすると
外部データ入力のダイアログが出ますので、「次へ」をクリックし、区切り文字をカンマに指定し「完了」をクリック。
するとデータのインポート先の問い合わせがありますので、閲覧ファイル(一番先に開いたファイル)の最後の行の左セルをクリックし、「OK]をクリックすれば、先ほど指定したセルから外部データを追加することができます。
★追加データには項目名の行がありので、削除した方がいいです。
どんどん追加して行けば簡単に貴方の「データベース」が作成されます。
■簡単な活用方法■
一行目の項目名の行全体を指定して、エクセルの『データ』→「オートフィルター」を指定するとデータを色々抽出できるようになりますから、ご自分で諸ファクターを調べることが可能です。本日の「3歳上オープン戦はローテーション競馬」 Date: 2005-10-27 (Thu) のデータもこのようにしてオートフィルターで抽出したものです。オートフィルターの取り扱いについてはエクセルのヘルプをご参照下さい。
■注意■
データのソートをかけると、データ内の空白列がありますので正しくソートすることができません。またソートするとデータが壊れますので、絶対しないで下さい。
■ 3歳上オープン戦はローテーション競馬 |
Date: 2005-10-27 (Thu) |
10/08〜10/23までに古馬のオープン戦は6レースあった。その内、別定戦は5鞍である。距離は1200〜2400mと様々であったが、勝馬の着RT、人RT、展RTをリストして概要を把握してみよう。
毎日王冠 1800m サンライズペガサス 着RT値 96.1 勝利着差 −0.23 N0 人RT 95.9 展RT 59.2 平脚 7.6 単勝配当 1790円
京都大章典 2400m リンカーン 着RT値 99.3 勝利着差 −0.17 N1 人RT 124.2 展RT 91.0 平脚 7.2 単勝配当 170円
府中牝馬S 1800m ヤマニンアラバスタ 着RT値 99.8 勝利着差 −0.35 N0 人RT 108.1 展RT 50.4 平脚 9.0 単勝配当 320円
富士S 1600m ウインラディウス 着RT値102.2 勝利着差 −0.15 N1 人RT 105.4 展RT 66.3 平脚 7.8 単勝配当 610円
福島民友C 1200m エイシンへーべ 着RT値 98.5 勝利着差 −0.23 N0 人RT 99.2 展RT 73.0 平脚 7.4 単勝配当 1080円
■着RT値は100%に近く、100%から余りかけ離れていない。
■勝利着差は−0.35〜−0.15秒であり、勝分類N0とN1に集中した。←狂い咲きの古馬は駄目ってことね。
■人RTも皆100%から大きく離れておらず、古馬らしい。
■展RTは5〜70台の低位に集中し、平脚値との関係が深い。差し馬の理想的な展RT値はこのデータの辺りにあると察知できる。しかし、これは古馬オープン馬の特徴であり、一般的なものではない。
こうして通観してみると3つのローテには幾つかの共通項が見出されるであろう。
着RTの標準=99.2+−2.2
人RTの標準=104.7+−13
展RTは平脚値との関係で捉える必要があり、今後要点は、サポート情報に投稿する。
■ 勝負完了馬の識別 |
Date: 2005-10-26 (Wed) |
レースには勝負の為に起用された勝負馬と、ある程度の目的を達し将来に備えた臨戦過程に入ったと推測される馬(以下、勝負完了馬と呼ぼう)と、また能力的には自己のクラス条件から脱落しかけている馬がおろう。10数頭の出走の起用意図は様々であり、素人の我々にはその真意がなかなか理解できない。今回は人気にはなるが、連対には貢献しない前記の勝負完了馬の識別について解説しよう。
■勝負完了馬の識別には「人RT値」が役立つ
毎回のように人気になる、所謂人気先行型の馬がいる。これら人気先行馬は概ね成績も良く1〜3着を繰り返しているので、益々人気が過剰に集中する傾向にある。しかし、それらの多くは人気程、我々の期待に沿わない走りをする。
勝負完了馬の識別をする手がかりがある。先日行われた菊花賞、無敗の3冠馬となったディープインパクト。当時の人RT値はどの程度だったのであろうか?6連勝のディープインパクトは人RT値=129.9%である。単勝オッズ1.1倍の過剰な人気集中ではあったが、人RT値はそう高いものではない。
しかし、特に未勝利クラスでは2〜3着を繰り返すと次走は期待が大きくなって期待値が沸騰する現象が見られる。21レース程しか統計していないが、人RT値=140%以上は勝負完了馬とみとめても良いのではないか〜と提案したい。時折、それでも1着されることはあるが、失うものよりも得るものが多いからだ。
試みに10月23日の福島で検証確認してみた。
福島 01R 馬番G 人RT値169% 結果8着 単勝3番人気
福島 02R 馬番J 人RT値149% 結果5着 単勝1番人気
福島 03R 馬番F 人RT値159% 結果4着 単勝3番人気
馬番E 人RT値147% 結果3着 単勝1番人気
福島 04R 無し
福島 05R 馬番D 人RT値186% 結果1着 単勝2番人気 失敗
馬番O 人RT値153% 結果8着 単勝5番人気
馬番@ 人RT値143% 結果10着 単勝3番人気
福島 06R 馬番@ 人RT値153% 結果5着 単勝2番人気
福島 07R 馬番G 人RT値191% 結果3着 単勝1番人気
福島 08R 馬番C 人RT値143% 結果7着 単勝5番人気
福島 09R 無し
福島 10R 無し
福島 11R 馬番A 人RT値192% 結果3着 単勝1番人気
福島 12R 無し
当日は重馬場だったので人気過剰馬が好走できなかたと危惧する面もあるが、人RT値はきっと役立つと思う。人RT値からみたローテーションは勝負完了馬を識別できよう。この物差しが無ければ、厩舎の起用意図を全て覗うことなど不可能である。結果着順と人RT値との関係を統計して「勝負完了馬」を捜し、勝負完了馬と判断するなら例え人気馬でもザッサリと斬り捨てられよう。勿論、例外はある。
2〜3着を度々繰り返す馬は人RT値が大きくなる。
その2〜3着の繰り返しで効率よく稼いだとも言えよう。その馬の経済目標は達成されその馬の勝負は完了したと推察する。かくして本走では次走の臨戦体勢となり改なローテーションの出発となる。
人RT値は客観的な根拠に基づく統計値であり、物差しである。
人RT値はRT6ユーザーに福音をもたらすだろう。
■ 能平均について 誰でも識別可能な5P馬 |
Date: 2005-10-25 (Tue) |
RT一欄表の「能平均」について解説する。
能平均は、馬成績の各成績の能力指数の過去13走の平均値である。無作為に64頭の馬を抽出し能力指数のバラツキを統計してみると、標準偏差4.8ポイントであった。能力指数は最低で1ポイント=0.1秒に相当するから、少なくとも各馬は着差+−0.48秒の変動を標準的にしていると思われる。
この標準偏差から次のことが推論できる。
能平均NO.1の能平均がNO.2に対して5ポイントよりも大きければ、「勝率50%に近い確率があろう」と推測できる。着差分析の統計によれば、ゴール前で1馬身以上の差を付けていればど45〜50%程度の勝率が期待されるので、能力指数の5ポイントは1馬身〜1馬身半(0.2〜0.3秒)に相当するかも知れない。このような顕著に識別できる能平均馬(以下、この馬を5P馬と呼ぶ)はその存在頭数が極少ないと思われるが、10月22〜23日の全場で検証確認をしてみる。<能平均値の少数点以下の数値は誤差範囲であり、無視して良い>
10/22
01 福島06R 馬番D 結果2着 復配 120円 連軸〇
02 東京06R 馬番@ 結果3着 複配 320円
03 京都01R 馬番E 結果1着 単勝 110円 連軸◎
04 京都02R 馬番G 結果着外
05 京都04R 馬番F 結果1着 単勝 680円 連軸◎(穴単的中)
10/23
06 福島10R 馬番D 結果1着 単勝 940円 連軸◎(穴単的中)
07 福島12R 馬番E 結果1着 単勝 170円 連軸◎
08 東京02R 馬番D 結果3着 複配 110円
09 京都02R 馬番E 結果3着 複配 120円
10 京都07R 馬番K 結果4着
11 京都09R 馬番J 結果着外
12 京都11R 馬番F 結果1着 単勝 100円 連軸◎
12戦1着5回、2着1回 勝率=5/12*100=41.6%
回収率=20/12*100=166%
連対率=6/12*100=50%
勝率41.6%とやや低かったが、これはサンプル数が小さい為であろう。5P馬は1着が顕著に多く2着が少ない。このように識別容易な5P馬でも連対率は50%であり、勝負は勝ち負けである。しかし単勝1番人気ばかりで無いのが魅力的である。小サンプルで、穴単が2例も的中しており興味が湧く。
■22日の京都04R この馬はG22着の実績馬であり初障害レースで軽視されたようだ。能平均は障害戦でも正確に能平均が計算されている。前2走は二桁着順だが、平場の能力は一枚上である。過去11走殆どが二桁着順で気にしなくて良い。本走が1着時から12戦目となり、勝ちサイクルからみて狙える。記念すべき初障害デビューであり、厩舎はローテ的に期待していただろう。障害のレースは統計データ数が少ないので着RT値が提供されていない。
■23日の福島10R 新馬2着し次の未勝利で1着。デビュー2連対だからオープン級の実績だと言えるが、3戦目、4戦目が二桁着順で、本走となった。一般ファンの着順に弱い側面が顕著に出たレースと言えよう。しかし、負けたことと「馬の能力とは本質的に関係がない」というのが、RT6の一貫した能力査定理論である。1着はダ1800mのもので本走ダ1700mで略一致しており、能平均から充分に狙える馬であった。1着のボナバルトの能平均88.0であり、2位は74.8であるから、14ポイントも違う。7ポイントはクラス差に対応するので、「2クラス上の馬」といえるから、勝って何ら不思議ではない。このレース馬連が万馬券となっている。14ポイント差は2偏差を超えるから、少なくとも80%は勝てると推定(信頼度95%)して良い。
●ちなみに23日の菊花賞のディープインパクトは2位に14ポイント差だったから、同様に2クラス上の格馬と判断して良く確勝が約束されていた。2クラスとは古馬1600万と古馬500万が戦うことであるから、常識的には前者の馬が勝つ。
この5P馬は前作J1ソフトのSB馬に該当するが、過去走13走データにより「消えたSB馬の識別が容易となった」と言えよう。運用面を更に考えれば、単勝作戦としては信頼できるのではないか。RT6からのささやかなプレゼントである。価値が無くならないうちに活用されたい。
以上、一般ファンでも、時に意外な5P馬でも正確に識別できる、それがRT一欄の「能平均」のデータである。
なお、能力Mはその馬の能力指数の最大値である。能平均との差が大きい馬はそれだけ馬の潜在能力が高いと考えて良いが、最大値はそうそう発揮されるものでは無いから、能平均値を中心に考える方が無難であろう。能平均に差が認められない時は最大値(能力M)がものを言う。
■ 「馬成績」について |
Date: 2005-10-24 (Mon) |
馬名欄をクリックするとリンクする「馬成績」について説明する。
項目を閲覧すれば、競馬ファンならば殆ど推察できる内容だろう。特に重要と思われる項目を重点に解説しよう。
■レース格
この格は前作J1ソフトの実力指数を統計しレースのクラスを数値化したものである。ダービーを100として基準化され、クラス毎の得点が与えられている。統計数は1万以上の膨大ものなので、この格基準数値を信頼して欲しい。統計によれば、クラス差は大体7ポイント差である。数値が下がる程、格下のレースである。オープンレースだからといって、同一の値が与えられている訳ではない。例えば2歳オープンと4歳オープンでは数値が異なる。2歳オープンは新馬勝ちの1勝馬クラスが集結するレースであり、4歳オープンとはその内容に違いがある。G1レースでも一律の値では無い。ダービーとオークスでは牡馬、牝馬の違いから馬の能力には違いがあり、それを考慮した値となっている。
■能力指数(能力指)
馬の能力査定には、最も世界的な競走馬の能力査定基準とされている権威がある。それはJRAからも重賞レースについて公表されている「レーティング」である。RT6の能力指数の内容は、基本的にはこのレーティング値に対応するものである。しかし、RT6の能力指数は、レーティングの能力査定の算法を模倣し作成されたものでは無く、RT6独自の能力指数である。勿論、RT6の能力査定の方がデータ数も実績も優れており、その数値の信頼性は数多くのレースにおいて検証されている。
能力指数=レース格+レースにおける各馬のパホーマンス値(そのレースの成績)+負担重量補正
パホーマンス値にはレース着順とその時の着差がデータとして使われ計算されている。なお、能力査定には6着以下の成績は過少評価の原因となるので、それなりの考慮がされている。能力指数は1ポイントだいたい着差0.1秒と考えておけば良いが、正確にはまだ分かっていない。同じ2着でも1着とタイム差0の時もあるし、1秒も離された2着もある。これらは当然区別されるべきであり、無論これを考慮したものである。負担重量補正は、各馬が55Kの負担重量で競走した場合のパホーマンス値に補正されている。つまり真の能力比較が容易なように工夫してある。この補正により、同一レースであっても、着順が良い方が必ずしも能力指数が高いとは限らない。
RT一欄表の能平均、能力Mは上記の「能力指数」から計算されている。したがって、本走の負担重量や、騎手の巧拙などは考慮されていないので注意されたい。つまりRT6では、本走における馬の競走能力を求めてはいる訳ではない点にユーザーは考慮すべきである。すなわち、前作J1ソフトでは騎手の巧拙、厩舎の巧拙、負担重量の有利不利、ゲートの有利不利などを馬の能力に有機的に関連させて最終的な値(実力指数、最終ゴール値など)にしているが、RT6はこのような綜合算法を一切していない。
その意味でRT6は原始的である。しかし、綜合値にしていまうと、騎手の巧拙がレースに、どの程度影響していたのか、また、本走の負担重量が競走能力に与えた影響などを後日検証し難くなるので、考慮されていないと言うことである。特にハンデー戦などではレース結果に負担重量が大きな影響を与えるが、勝負馬は必ずと言っていい程、好ローテーションで本走に挑戦してくるので経験的には、RT6の諸データで推理で可能である。ハンデー戦は古馬レースであり、ローテーション競馬が横行しているので、寧ろ推理が容易である。好ローテーション馬が軽ハンデーに恵まれるなら有利であると推測して良いだろう。しかし、ハンデー戦の場合は、勝率の良い騎手が騎乗したからと言って飛びつくのは危険である。人気が高まらない騎手が勝ったりする。かようにゲームでは一律の方法で競走能力を比較できないので、原始的ではあるが、各値を純粋に比較できるようにしたのである。
■馬成績の使い方■
馬成績の使い方は個人の自主性に任されている。成績をみる視点によって、成績の項目の重要性は異なるからである。しかし、RT6のユーザーにお勧めしたい方法は、「着順」ソートをONにした状態で連対実績を閲覧することである。この方針は基本的に重要である。ソート対象は連対時成績、過去13走とは限らないので、左端のNO数値には気を付けて頂きたい。そして連対時のレース条件を確認して頂きたい。本走の条件と、その対応をみるのがポイントとなる。若馬の場合は距離の可能性を求めてどんどん挑戦して来るので余り囚われるのは良くないが、それでもある程度の距離特性があろう。しかし、古馬の場合は実績から使い分けが顕著となる。古馬の勝負馬は過去走の得意な距離、馬場条件(芝、ダ)を狙って来る。近走の1着時の本走条件に対応する能力指数は推理の要となる。3着以下の能力指数は仮に高くても連対時に比較すると価値が低い。勿論、3着時の成績が格上のレースのものであれば別だが、一般的には無視してよい。すなわち、連対時の能力指数は「その馬が狙ってくるレースの格、内容に対応する」からである。「RT一欄表」の能力Mの値は目安に過ぎない。正確には、連対時の能力Mが勝負時の最大発揮能力とみるべきだ。また。「RT一欄表」の能平均も推理の目安である。正確には、本走条件に対応する連対時の「能力指数」で判断すべきである。
以上のような見方がRT6の競馬理論である。
各馬のローテーションは「着RT」表の着順時系列で各馬を比較すればよい。
=能力指数の値の捕捉=
正確に言うと能力指数の単位は抽象的なものであり、単位は無いが、便宜的には1ポイントは最低0.1秒とみなして良いということだ。しかし、現実的には能力指数の3〜4ポイン差は、0.2秒(1馬身)であり、この差ポイントで各馬の優位差を認めた方が安全であると考えている。1〜2ポイントの差では微差であり、どちらが能力があるとも言えないのが現状である。この事情はゴール前の着差分析をすると分かるが、0.2秒以内はゲームの綾でいかようにも変化していまうので、優位差があると認定しない方が良いと解釈して欲しい。RT6では、能平均の能力指数0.1ポイントでも順位付けしているが、これは結果着順の統計の為である。0.1ポイント差に実質的な能力差は常識的に有り得ない。
■ 東京「テレビ静岡賞」観戦記 |
Date: 2005-10-23 (Sun) |
推理の基本にはそれ程間違いは無かったと思われますが、レース展開は、ちょっと予想外でした。全く逃げたことの無い馬番@シェイクマイハートが平均ペースで逃げ、先行すると思っていた馬番Dブラックカフェは後方待機策です。これがレースの流れの綾であり、意外性でしょう。スタートして馬番Dブラックカフェ騎乗の柴田善臣は先行する気配をみせません。ちょっと疑問のある展開でした。しかし、ローテが良好なので追い込んで3着は立派です。スローを追い込んだのですから、内容は良く、次回は相手次第で期待が高まりますが、人気になりそうで妙味は無いですね。
推理の最後の詰めで、ローテが同じなら能力できまるとし、能力の比較をし馬番Dブラックカフェを上にみた訳ですが、ここに問題があったことは明らかです。反省を込めて過ちを列記しておきましょう。
@能力比較の時、勝利着差、連対着差を見忘れたこと(単純なミス)
馬番Dブラックカフェ 勝利着差 −0.10秒 連対着差 0.04(9位)
馬番@シェイクマイハート 勝利着差 −0.43秒 連対着差 −0.18(3位)
明らかに連対時の着差は、シェイクマイハートが上だったのですが、何故か見落としをしました。
A両馬の能平均はブラックカフェが2ポイント上でしたが、2ポイントは0.2秒であり大きな差は無いと言うことです。
両馬の「馬成績」を詳細に調べてみました。
ブラックカフェの最高能力指数(能力M)は5/14日の3着時のもので、「連対時のものでは無かった」ことが重要です。これに対しシェイクマイハートの最高能力指数(能力M)は1/10日の1着時であり、信頼度はシェイクマイハートです。常に連対時が判断ポイントとなります。
ここまで詳細に調べるのはちょっと面倒なので、上記@の勝利着差、連対着差を良く確認していれば、1着予定馬としてシェイクマイハートを取り上げられたと思われただけに、残念でしたが、皆さんはミスの無いように気配りして下さい。
1番人気の馬番Eスウィストカレントは鼻差の2着ですが、ローテ的にはヤッパリと言う感じであり納得できる着順です。スウィストも後方待機ですから1着は無理です。つまり、本走は勝つ起用意図が無かったので、追い込んでも勝てない位置から追い込んで2着したと解します。次回、理想を言えば4〜5着に落ちますとその次が理想的なローテ値となり、人気も落ちるので都合がいいですネ。こう言う馬は配当が安いので単勝狙いは難しいです。
このレースの展開はとにかく異常です。
2つ前の2500mしかも1クラス下のレースの前半よりも遅いのです。ラップを比較すると明確です。
2500m 12.5-11.3-12.3
1800m 13.1-11.4-11.8 ←静岡賞
逃げたシェイクマイハートの勝利はほぼ確実でしょう。逃げて上がり34秒でまとめられては、これを交わすには33秒代が必要でして・・・ディープインパクトぐらいの上がりタイムがないと追い込んでは勝つのは無理ですネ。
このレース、いろいろ考えると、関係者も、穴党ファンも・・シェイクマイハートの勝利を望んでいたので、本来の逃げ馬が逃げず、また誰も絡んで行かず、シェイクマイハートの好きなようなレースをさせたんじゃないかと思えてなりません。逃げ馬は皆に望まれて逃がされたのです。この場合は殆どが逃げ切り可能なスローとなって、逃げた馬が大変勝ち易い状態になり、大体穴単が生まれます。以上参考まで。
■ 推理手順の参考レース、東京「テレビ静岡賞」 |
Date: 2005-10-23 (Sun) |
推理の手順は人それぞれですが、本日の東京11R「テレビ静岡」を例に軸馬推理のお話をしてみましょう。
@普通はRT一欄表の格基準でソートし、上位4〜5位に1着馬が居ると看做します。
Aこのレースの1着賞金は1800万円です。馬の平均パターンは11.6走1着1回ですが、そんなに厳密に考えることはありません。1着賞金を10分の1、これなら簡単に目安が付きます。180万円ですね。格賞金をみると1位と2位の間にあるでしょう。エキゾールは300万円で能力は一番高い馬ですが、ローテ的には稼ぎ過ぎており、疑問と考えます。RT着値140.7ポイントで高い数値ですよね。古馬は100%が理想的なローテですから40%も危険な馬で、人気でも手が出難いと思います。
Bでは、エアムートン以下の格賞金馬はどうでしょうか?
エアムートンは格賞金168.8万円で理想的ですが、RT着は125%で、25%と高いです。着RTの前走1〜13走着順画面をみると、前1、2走で連続1着してます。このレースは年3勝の1600万クラスですから、3連勝は難しいとみるのが妥当でしょう。やっぱり、1着馬としては買い難いです。
次は、スウィフトカレントこれが現在1番人気ですが、同様に考えます。着RT値は103%で数値的には理想のローテになりますが、前1〜2で1着2回しており、単勝1番人気にするほど信頼性は無いでしょう。ブラックカフェは着RT値103%でローテ的には理想的です。前走1〜13走の着順画面をみると、前-12走で1着それから5走して2連勝、その後3,3,16,3着で本番ですから狙い易いと思いませんか。次にシェイクマイハートは着RT値98.1%で、9分通り仕上がっており、恐い穴馬と言えますね。この馬3戦おきに1着しており、今回が3戦目ですからね。しかも勝利着差−0.43秒で勝分類A2ですから一発があります。
C単勝狙い(1着予定馬)とすれば、馬番Dブラックカフェか、馬番@シェイクマイハートで、13時の時点で、前者は3番人気の7.3倍、後者は20.8倍となっています。両馬のローテに違いが無いとすれば、勝負は馬の能力で決まるとみなします。
馬番Dブラックカフェ 能平均=97.2 能力M=107.4
馬番@シェイクマイハート 能平均=95.3 能力M=106.4
両者の比較では馬番Dブラックカフェが能平均で2ポイント上で有利です。<1ポイント=着差0.1秒に対応します>
エキゾーストノートが支持率46.4%で単勝オッズ1.7倍で、大変な人気ですが、着RTの勝利着差-0.10、連対着差-0.07秒で4位であり、過信は禁物です。前走オープン1着で、休養していたので降格となり、1600万クラスの参戦ですから人気は分かります。しかし、2歳オープンはレース格が低いので、前走は能力指数=99.0です。ブラックカフェの1着時の能力指数は103〜104ですから、こちらのが高いです。
1着予定馬を、 馬番Dブラックカフェ 3番人気7.3倍
にしたいですね。
ブラックカフェの展RTをみると、2位です。脚質は平脚3.7ですから先行タイプですので、この展RTが高いのは好感が持てるというものです。逃げるのはビックコングかな??この馬が逃げるとすれば、SP=992.6です。カフェのSP=995.9ですから、余裕で追走でき、しかも、3Fは上ですから直線で交わせます。逃げ馬のSP順位が6位なので平均ペースと読み、先行馬有利と思われます。
カフェは、3F=35.3秒であり、このレースの3F平均=35.2秒に対応し、先行馬としては立派なものです。ただ問題は過去20戦で東京では1着実績が無いのが気になりますが・・・考えすぎてもね?!ここはローテの良さでカバーして欲しい。
馬番Dブラックカフェが勝つ、勝たないは、レースの流れ次第でいかようにも変化しますが、諸データからは狙えるんじゃないかと思う次第です。しかしレース全体を検討するとJRAのオッズをみても混戦模様であり、堅い感じはしませんね。
以上、あくまでも推理の手順の参考に。
■ 人RT値について |
Date: 2005-10-22 (Sat) |
人RT値は過去走の単勝順位と本走着順との相関関係を統計したものである。参考資料のラジオボタン「人気」ON、タグ未勝利を押して頂きたい。左欄の1着〜6着は表示ミスであり、1着→1番人気、2着→2番人気と翻訳して欲しい。但し、6着は単勝6番人気以下を示す。
■未勝利では前走1番人気に支持された馬の勝率=39.9%と高いが、1つクラスが上がると、同じ前走1番人気馬でもその期待勝率は39.9→13.3%と激変する。クラスが上がり、能力差が未勝利よりも少なくなるからである。これに対し、古馬では能力が確定し、クラスの能力差が安定している為、1勝馬古〜3勝馬古の勝率は、25%代で余り変化していない。
■参考資料の数値を良く観察すると色々な発見があるだろう。たとえば若馬の1勝馬ではキャリアの浅い馬の期待勝率が高い。デビュー早々勝ち上がった馬は能力があるので2勝目も早い時期に勝ち上がることを意味する。キャリアが増えるに従って期待確率は低下し行く。過去8戦目以降の着順は余り参考にならないこと等もこの数値から推測できる。以上は常識的に分かることではあるが、意外な発見もあろう。その発見者はゲーム上優位であること疑いがない。
■人RTはクラスの影響は受けるが、概ね上位ほど活躍するとみて間違いない。RT6はクラスの違いを適正に判断してる。集計期間はクラスによって相違し各馬のローテーションを正確に推定している。上位3位以内に1着馬が50%あるとみて良い。この人RTは単勝期待確率を推定しているので、1着予定馬を推理していると考えて頂きたい。
以上
■ 着RTの勝分類について |
Date: 2005-10-22 (Sat) |
勝分類は、1着時の着差の平均を分類したものです。
A0:1秒を超える大差勝ちの特別な階層(累積分布10%)
A1:2馬身〜3馬身未満勝ちの階層(累積分布10%)
A2:1馬身〜2馬身未満の圧勝馬の階層(累積分布30%馬)
N0:半馬身〜1馬身未満の勝ちの階層(標準階層:累積分布17%)
N1:半馬身未満の辛勝馬階層(標準馬:累積分布36%)
XX:着差0の辛勝馬
ZZ:過去13走で勝ち星が無い馬
■簡単な説明■
■A0馬は人気薄でも一応警戒すべき馬です。若馬のレースではオープン級の能力があると診ていいが、古馬では狂い咲きであり信頼できません。逃げ馬のA0は若馬、古馬とも信頼度がぐっと落ちます。
■A1は最も信頼できる軸馬候補となります。若馬のオープン馬の75%はデビュー2戦目以内で2馬身半以上の圧勝歴があるものです。一応1クラス上の勝ち方をしていると診ていいでしょう。
■A2はA1に次いで信頼できる馬です。
■N0〜1は分類上普通の勝ち方の馬達です。
■XX馬は鼻差、首差の辛勝馬で人気でも危険性が高い馬です。
■ZZは勝っていないので、能力が確定していない馬です。但しハンデー戦の場合は連対するケースが多くなるので注意。
階級内の微差には、優位差はありませんので、連対着差で比較すると良いでしょう。
■ パンドラの箱は開らかれた。JRAの「基本情報」 |
Date: 2005-10-20 (Thu) |
神は最後まで、人間にその箱を授けなかった。しかし強欲な人間はその箱までも強請ったので神は与えた。かくして、人間の手で、パンドラの箱は開かれ、ありとあらゆる災難が世に広がった。神は人間を哀れに想い、密かにパンドラの箱の中に希望というものを入れておいた。これで人間は救済されたのである。
JRAからは毎週、出走表の「基本情報」がホームページに公開されている。内容は、レース条件、馬名、馬齢、性別、着順実績、収得賞金、総賞金、騎手名、厩舎名などの簡単な情報だ。簡単な情報の為、殆どの競馬ファンに無視されているが、これは競馬ファンサービス(救済)の、JRAが与えたパンドラの希望なのだ。
RT6の「基本情報」はJRAの基本情報に沿って作成されたものである。RT6ソフトの中で最も基本的で、重要な情報が提供されている。競馬は馬、騎手、厩舎の3要素から構成される。RT6はこの基本3要素をシンプルに3つの値で示した。
馬---------格賞金(万円)
騎手-------勝率(%)
厩舎-------勝率(%)
■格賞金
RT6の格賞金は未勝利と、それ以外は異なる方式で計算されている。未勝利は勝ち星が無いので格賞金は全て「0」万円表示となる。しかし馬の能力順位付けの為に、戦歴の着順実績などから別途計算し順位付けしてある。
RT6の基本理念は、JRAの競馬番組のクラス分け基準に出来るだけ沿うように企画された。未勝利以外は、1着賞金(拾得集金)で格賞金が計算され、2〜5着賞金は除外されている。RT6では1着馬の実績を尊重し競馬番組の趣旨に沿ったものと言える。
(注)前作J1ソフトは、1〜5着の賞金から計算されているので、RT6の順位と相当大きく異なって来るのでJ1ユーザーは注意されたい。
■騎手
騎手の巧拙は特に1着時に現れるので勝率をもって順位付けられた。JRA競馬は平均出走頭数15頭なので標準的騎手の勝率は1/15*100=6.6%となろう。騎手の巧拙により、レースタイムは最大3.5秒あるとJRAの研究機関から公表されている。同一の騎手でも上手く騎乗できた時と、ミスの時もあり、その変動幅も同様に3.5秒あるという。騎手の巧拙は、馬の能力と同等に馬の競走能力に大きな影響を与えるといえよう。勝率20%の武豊が騎乗した途端、いつも5〜7着だった馬がタイムを1秒も短縮し勝ってしていまうことも稀では無い。武豊騎乗の馬はいつも過剰気味の人気があるが、それも止むを得ない現象だろう。
それ程までに騎手の巧拙は馬の競走能力に影響を与えるので、勝負厩舎は乗れる騎手を依頼し活路を見出そうとする。騎手の乗り代わりは厩舎の起用意図を推理する1つの手段になる。人気的に地味で、目立たない乗れる騎手もおり、これが競馬の人気の死角となっていることが多い。
今回RT6では、騎手の勝率でソートし、乗れる騎手をリストアップした。乗れる騎手はそつなく馬を御して勝てないまでも2〜3着に技量でもって来てしまうことが、どんなに多いかを認識して頂きたい。
■厩舎
一般ファンは厩舎の勝率などは殆ど気にしないだろう。勿論マスコミで取り上げられる藤沢和夫厩舎などは熟知していても、やはり目立たない、職人技のある厩舎を知るよしも無い。話題にならないが勝率の高い厩舎もある。勝率の高い厩舎は概ね馬の仕上げが上手く、能力的には無理と思われるような馬でも、2〜3着にもって来ることが非常に多い。この事実を競馬ファンの大半は知らないと言える。技量のある厩舎は『特に人気薄の時に連対させる技量がある』ので目が離せない。
■格賞金、騎手、厩舎の3要素は馬券のパンドラの希望である■
RT6はその希望が良く見えるように、ソートボタンを付け、上位1〜3位がいかに連対に関係しているか確認できるようにした。結果着順と照らし合わせ、ご自分の目で確認して欲しい。ファンが軽視している基本情報の重要性を再認識するだろう。試みに軽視されている厩舎についてご紹介しよう。
10月16日の東京、京都の全レース(新馬、障害も含む)24レース中、上位1〜3位までの1頭がどの程度複の対象となっているだろうか?三連複には非常に重要なデータである。何と、24レース中、『複勝に絡まなかったのは2つだけ』である。競馬情報の大半は馬の能力情報であり、騎手、厩舎情報が少なく、偏向情報に満ちている。
京都2レースを見るが良い。
厩舎の勝率1〜3位が4着、2着、1着し、12270円の万馬券を演出している。
1着の単勝配当は4350円であり、大穴ではあるが、厩舎勝率3位の「武邦彦厩舎」である。武兄弟が乗っており、兄が3着、弟が1着、兄が自厩舎の弟騎乗の馬を応援しても良いではないか。11R「秋華賞」では弟が兄を応援している。これも競馬であり、ゲームの範囲である。
同様に騎手についてもご自分で確認されたい。あなたが想像している以上に、勝率の良い騎手は複の対象となっている。競馬の3要素の上位3位までマークすると非常に多くの連対率があるので、この3要素は推理の要と言えであろう。
RT6の基本情報は『パンドラの夢』と言えよう。
■蛇足
ソートで順位付けされると推理が容易になる。
ハンデー戦では、ハンデーの軽くなった馬に人気が集まる。ハンデー戦の主旨に沿ってファンの推理もシタタカである。
しかし、それならば、勝てない騎手に、勝てない厩舎に救済の手を差し伸べてもいいではないか!
10月16日の京都10R「掛川特別」
勝率の悪いワースト3位までが仲良く、全て複の対象となっている。更に一番勝率の低い騎手が2着しているのも面白い。
■ 着RT表の簡単な使い方 軸馬の決め手情報 競馬プロへの第一歩 |
Date: 2005-10-19 (Wed) |
着RT表は着順からみたローテーション競馬の「決め手情報」を圧縮したものです。
ソートボタンは7つありますが、今回は「勝着差」と「連着差」についてお話します。
■勝着差
ソートすると必ずしも、勝利着差値の順にソートされないことに気が付くでしょう。これはバグではありません。右隣の「勝分類」パターン内の小さな着差変動は無視されています。
■連対着差
連対した時のみの連対着差を統計したものです。この情報は『色々ある情報の中でも最も重要なもの』です。
JRA競馬では連対時でしか、本当の能力を発揮していないのです。競馬ファンは前1〜3走の近走着順に囚われ過ぎです。
特に前走負けているからといって、馬の体調が必ずしも悪い訳ではありません。負けたのは単に能力発揮しなかっただけです。能力発揮していないレースで、馬の能力を判定しても正確なものは全く得られません。
馬の能力査定は、最も厳しいレースにおいて査定されるべきです。前作J1ソフトではそのことをサポート情報に繰り返し述べてきました。
RT6の発売にあたり、幾つかの決め手情報の中から今回は1つだけ提供することにしました。『たかが連対着差じゃないか、勿体ぶって!』とお叱りを受けそうですが、このような情報は競馬新聞に提供されることはありません。競馬新聞が提供する連対情報は役に立つとは思われない連対率です。連対着差の重要性が認識されていないのが現状です。
論より証拠
連対着差の上位1〜3位がどの程度連対するのか?実際に調べてみればいい。必ずご自分で調べないと駄目ですよ。
10月16日東京、京都のレースを調べてみた。新馬、障害などは対象外。対象レース数合計=20あった。
そのうち、連対したのは東京7つ、京都8つで、合計15つまり連対率=15/20*100=75%
この連対の多さに注目せざるを得ない。
連対着差1〜3位の三つ巴の馬連3点買いで決まったレースは8つ
的中率=8/20*100=40%
殆どは本命サイドの馬券的中ですが、京都の最終12Rは
連対着差1位1着ー3位2着と来て、
単勝730円、馬連5980円が決まり、圧巻である。
連対着差1位の1着馬(ジョーマリコ)は着RT値100%に近い馬であり、連対着差3位の2着馬(ポライトストン)は前走9,12,11着の人気薄馬。
大半の競馬ファンはポライトストン着順の悪さに馬券が買えない。しかし、この悪い着順は馬の能力とは全く異なるもの。★真実の能力は連対時にある★この馬はデビュー2戦を連勝した新馬勝ち実力馬。←格賞金3位が証拠、連対着差データは、新馬0.3秒、次の500万の0.1秒を見逃さなかった。<★格賞金1位-3位の組み合わせでもある★>
連対着差上位1〜3位の3点で、馬連5980円が獲れれば最高ではないか!
上位1〜3位の単勝率は9/20*100=45%であり、勝馬候補として価値があろう。
ご自分で結果着順と「連対着差」を付き合わせるが良い。
慣れてきたら、「連対着差」と「着RT値」の関連を探れば更に効果的だ。
あなたは競馬プロの一歩を踏み出したと、言っても過言ではない。
■ 展RTの秘密 |
Date: 2005-10-18 (Tue) |
馬の展開は勝負気配を読む重要なデータです。
先ず、「参考資料」を開き、表を見てもらいたい。
4角のラジオボタンをONにし未勝利タグONです。すると色々数値が表示されています。1着〜6着、とありますが、これは表示のミスで、1着→4コーナー1番手、2着→2番手・・・6着は4コーナー6番手以下と翻訳して欲しい。つまり、この表は前1走1番手で走った馬は本走28.8%の勝率が期待されると言うデータなのです。前1走2番手で先行した馬の勝率は9.2%であり、大きく異なります。
■未勝利クラスは近走逃げている馬は凄い勝率が期待できるのです。これ常識的には納得の数値だと思いませんか。でも古馬はどうでしょうか?クラスの違いを正確に知る人は少ないでしょう。
■クラスの違い(逃げ馬のみ)
未勝利 23.7%
1勝若馬 21.7
2勝若馬 23.7 若馬2勝以上を含む
1勝古馬 25.8
2勝古馬 28.8
3勝古馬 32.1 古馬3勝以上を含む
どのクラスでも逃げた馬は本走で活躍するのですが、古馬がより活躍するのです。これ常識ではないでしょう。統計を取って初めて分かる事実です。言うまでも無く、前走の着順は関係ないのですよ。
3勝古馬の32.1%には驚きです。3回に1回1着、連対まで考えると凄い発現率となるでしょう。
RT6は過去の1〜13走の展開位置を特殊な方法で集計し勝負度合いの高い馬から順位付けされています。どのくらい連対するのでしょうか?先週の10月15、16日の競馬で集計してみましたら、展TR上位3位までが連対したのは、23/40*100=57.5%でした。レースの半分は連対するのです。馬の能力やタイム、人気なども一切無視した結果なのです。だからRT6では穴が簡単に獲れると言えるでしょう。
圧巻だったのは、10月16日京都7R古馬500万下です。
展RT順位
1位 スズヨタイヨー 130.4-----2着
2位 アズマビヨンド 129.3
3位 バイロイト 115.5-----1着(単1番人気)
単勝400円 馬連@−N 9560円
スズヨタイヨーが単9番人気で大穴を開けたが、この馬の展開は前1〜3走逃げまくっており、前走7着、前2走14着で人気離散の原因は明らかだ。しかも、他のデータを見ると格賞金5位であり、実力もそこそこあるのだ。しかし、人気は無い(集中率=0.15%)こんな時は最大のチャンスです。
展RTの人気薄上位馬は注意です。
■ JRA競馬はローテーション |
Date: 2005-10-17 (Mon) |
お試しダウンロード版は3レース程しかレース内容が確認できないらしい。
しかし、RT6ソフトの真価は午後の競馬、皆さんがお好きな特別戦、古馬戦にあるのです。
10月16日
東京 11R
着RT 馬番 値
1位 E 114.3
2位 O 113.9
3位 M 111.5
4位 B 100.7
5位 H 99.9---------2着 集票率0.80%
6位 I 99.8---------1着 集票率5.36% 単320円
7位 A 99.4---------3着 集票率0.88%
8位 N 98.0
着RT値99%代の上位が1〜3着独占し、馬連2750円
東京 12R
着RT 馬番 値
1位 J 146.4%
2位 I 143.0---------2着 集票率1.26% 単2番人気
・
・
7位 C 103.4
8位 A 101.3---------1着 集票率0.53%
9位 N 99.5
10位 O 98.4
着RT値100%に近い馬が1着し、2470円
馬連 A−I5450円
10月16日
京都9R
着RT 馬番 値
1位 H 132.6----------3着 単190円
2位 J 116.8
3位 B 115.3----------1着
・
5位 G 109.0
6位 D 108.7----------2着
7位 K 96.9
数値が高く危険な人気馬Hが3着と沈んで見せた。連対馬は共に人気薄であった。2着馬は着RT100%に近い馬であった。馬連B−D6490円
京都 10R
位 ロードマジェスティ 125.8
2位 シルクブラボ 106.8
3位 ポジションワン 100.3←----1着
4位 チェリーライオー 96.9------2着
5位 カネトシディザイア 91.2
京都11R
位 テイエムメダリスト 112.1%
2位 レースパイロット 105.0
3位 ラインクラフト 103.7------2着
4位 エアメサイア 99.0←----1着
5位 スルーレット 95.0
京都12R
着RT 馬番 値
6位 F 102.5--------4着
7位 H 101.3--------3着 集票率6.94単1人気
8位 N 98.9--------1着 集票率0.91単3人気
9位 O 98.8---8着
2着はRT値126.6(3位)
数値高すぎる1位、2位は10着、15着に敗れる。
単勝730円、馬連A−N5980円
成績の良すぎる馬は危ない!程良い着RT値がいいのだ。
★着RT値100%に近い馬が毎度活躍している★
ローテーション無くして競馬無しと言えます。
この数値を見れば、あなたの勘が冴えようと言うものだ。
■秋華賞の観戦記は「J1サポート情報」に投稿しましたのでご参照ください。ゴール前の秘密が書かれています。
■ 着RT値の統計報告と見解 |
Date: 2005-10-17 (Mon) |
新馬、障害を除く全てのレースを統計すると、着RT値の勝馬分布は下記の通りとなります。統計サンプル数は570レースですから、概要は理解できるでしょう。
着RT値 分布率
〜140 1.55%
〜130 2.51%
〜120 4.84%
〜110 13.35%
〜100 23.40%
〜 90 28.43%
〜 80 22.63%
〜 70 3.09%
69.9〜 0.19%
着RTの上位からの累積率50%点は着RT値98%代にあります。
区分で言えば、99.9〜90.0%の馬が一番軸に相応しいと言えるでしょう。
★100%に近い馬が軸候補というのは妥当な見解であり、JRA競馬はローテーション競馬であるこの証明根拠でもあります。
分布率はその馬の勝率では無いことにご注意下さい。
そもそも140%以上または、69.9%未満のの馬は滅多に居ませんので、その意味はご理解いただけるでしょう。
■着RT値を更に有効活用にするには、若馬レースと古馬レースをを分けて集計することが重要です。
若馬レースでは能力競馬が多く好成績馬がストレートにレース結果につながり易い傾向にありますので、着RT値が高く、当然順位も高い馬が勝ち易いと言えます。130%以上は例外的な馬であり、連対率は高いのですが、このような馬が2頭出走した時は勝負の激突を避ける為に一方が控えることが多く危険度が増し、また共倒れも発生します。
■これに対し古馬レースは馬の能力が完全に確定していますので、賞金を効率的に稼ぐ為ローテーション競馬が横行します。110%以上は目標レースを制している馬が多くなり、本走では新たな目標レースの訓練過程に突入している可能性が高まります。著しく人気を集めますが、危険な馬と言えます。程ほどに良い馬こそ本走レースを目標にして鍛えられて来た馬と言えます。
■109.9〜100%の馬は良成績馬のローテーションであり、好走を継続するパターンですが、分布率は23.4%であり、人気があるだけに注意を要する馬です。好走継続馬は一般的には105〜100%であり、経験的には数値が上がる程、凡走の危険が増して来るようです。
■99.9〜90%は特にその上位は本走を目標にして訓練されて来た勝負馬の可能性が高いです。
特に99.9〜94%は活躍します。前走までのレース過程で9分通り仕上がった馬が勝負をかけて来ます。
競馬関係者の単勝、複勝馬券の集中票が顕著に現れますので、当日のオッズの動向は注視さなければなりません。どんなに仕上がっていても、当日の馬の体調不良、馬場の急変などで目標レースの変更が稀に発生します。勝負するか否かは常に調教師、馬主の起用意図に支配されていることを忘れてはなりません。
■88.9〜80%の馬はレースのメンバー構成が全体的に成績不振の場合(着RTが全体的に低い)に活躍するタイプです。この場合でも上位は活躍するのですが、下位からの1着発現も多く決め手の少ないレースと言えますので着RTで識別困難なレースと看做し近寄らない方が賢明です。
■79.9%以下の馬は成績不振ですから殆ど休養させ、馬体の回復を図るのが普通です。出走して来るケースは非常に少ないと思われます。それでも稀に勝つこともありますが、無視して良いと思われます。
◎勝負(目標)レースの設定は、馬の能力と密接な関係がありますから格賞金、能平均、能力Mと関連させて着RTの数値を理解しないとなりません。
着RT値は曖昧な感覚で捕らえられていたローテーションを明確にしてくれます。
■ RT6ファンだけが知る秘密の着RT値 |
Date: 2005-10-16 (Sun) |
勝負気配は着RTにお任せ!あなたは競馬のプロ並みの推理手段を得るでしょう。
JRA競馬はローテーション競馬です。
着RT値は過去13走の着順と本走との相関関係を統計し、1着馬のローテーションを
探るツールです。「参考資料」にはそのデータテーブルが公開されています。
着RT順位は上位ほど活躍しますが、使い方の基本は、下記の通りです。
勝負気配は必ず「着RT」の値を参照して下さい。RT一欄には単に順位だけが
示されていますが、その順位に囚われ過ぎないようにお願いします。
★着RT値が100%に近いものが理想のローテーションです★
一般的に着順が良くなれば着RT値は高くなりますが、100%を大きく超
えると目標レースが過ぎ去ったことを意味します。皆さんも経験的に体得し
ていると思いますが、連続連対3回もすれば馬の調子は下降して来るものです。
厩舎の馬の仕上げを推定し、勝負レースをこの着RTが判定します。
数値が130%以上になると連戦の好走が原因して馬の調子が下降し大負け
する可能性が高くなります。もちろんスパーホースはそれでも勝ってしまい
ますが、並みの馬ではそうはいきません。
メンバーの質によって理想のローテーション値(着RT値)は異なりますが
何れにせよ、100%から余り離れない数値がいいのです。
結果着順を良く確認すれば、勝負の気配は分かるようになると思います。
■本日の「秋華賞」の結果は正にそれです。
1位 テイエムメダリスト 112.1%
2位 レースパイロット 105.0
3位 ラインクラフト 103.7 2着
4位 エアメサイア 99.0←これが100%に一番近い 1着 <当然ここに集中票が集まることが多い>
5位 スルーレット 95.0
■その前の京都10R「桂川ステークス」のハンデー戦も同様であり
ローテーションの良い馬が勝ちました。
1位 ロードマジェスティ 125.8
2位 シルクブラボ 106.8
3位 ポジションワン 100.3←これが100%に一番近い1着 <当然ここに集中票が集まることが多い>
4位 チェリーライオー 96.9 2着
5位 カネトシディザイア 91.2
この着RTは1着馬を推理するものであり、2〜3着馬を推理するものではありません。
ただ、1着できる馬は2着もあり、軸馬には最適です。
勿論全く能力の無い馬ではどんなにローテーションが良くても活躍できませんので、能平均、能力Mとの関係を無視しないで下さい。
以上
■J1ソフトは過去5走の為、予測精度がかなり異なります■
■ SP値の活用について |
Date: 2005-10-16 (Sun) |
RT6のSP値はヘルプに記載したあるように、当該距離の速度m/毎分です。
レースのラップタイム基準がないので、不便だなと思ったファンも知るかも知れませんネ。
しかし、勝馬の3Fタイム予想は「RT一欄」の3F平均で示してあります。しかし勝ちタイム
予想や前半タイムは計算されていません。
しかし、RT6の皆さん、ご安心下さい。
貴重なノウハウを提供しますので、それで勝ちタイムを推定して欲しいのです。
本日の京都「秋華賞」を例にして説明します。
通常勝ちタイムは、逃げ馬によって大きく変化します。
@平脚ソートで逃げ馬を捜して下さい。
Nスルーレートが平脚1位であり、「展RT」で確認しても、この馬が逃げそうです。
ANスルーレートのSP値と、その順位が予想のキーとなります。
SP=987.2
10位--------------------→この順位からこの「秋華賞」はスローの展開になります。
順位が高ければハイペース、中間であれば平均ペースです。
Bこのレースの勝ちタイム予想
勝ちタイム速度=逃げ馬のSP+逃げ馬のSP順位=987.2+10=997.2m/分
C上記Bの勝ちタイム予想から勝ち易い馬が予想できます。
勝ちタイム(SP)は小数点以下は切り捨てで結構です。
誤差を1馬身(3メートル、時計の場合は0.2秒)と仮定しますと、勝ちタイム速度は
997+−3=994〜1001m/分が予想されます。
レースタイムに換算するならば、当該距離2000m/997.2=2.0056分
60*0.0056=0.336秒
この「秋華賞」の勝ちタイムは★2分00.3秒+−2(良馬場)と推定できます。
今日は重馬場ですから、2秒内外は遅くなるでしょう。
Dでも、予想は良馬場予想でいいのです。
SP表より、リストします。これらが逃げ馬SPからの軸馬候補となる訳です。
SP値 平脚順位
@ ライラプス 1001 12 8枠Q
A エアメサイア 999 9←逃げ馬の平脚順位10位に近い 5枠I
B ラインクラフト 998 6 3枠D
C フェリシア 998 13 5枠H
これ以下はやや差があります。
普通はこの4頭の中に勝馬が居るとみます。
不思議でしょう!こんな方法で、人気馬2頭がリストアップされるのです。
3F
ラインクラフトの脚質値4.4(順位E) 34.8
エアメサイア 5.3(順位H) 34.2←0.6秒有利
ライラプス 6.9(順位K) 34.8
フェリシア 7.0(順位L) 35.8 不利
レース展開から考えると平脚と3Fから、
エアメサイアが勝馬の条件をより備えていると推定できます。
でも、今日は重でありラインクラフトには有利となり、差は少ないでしょう。
あくまでも、ここで取り上げた数値的解釈では、エアメサイアが一歩リードしてます。
しかし、ゴール前まで競り合いますと、ラインクラフトの能平均が6ポイント上です
ので差し切れないと言うこともあります。
Eレース展開
スルーレートがスローで逃げていきます。しかし、スルは直線に入ると早々と後退します。
直線の4/10でラインクラフトが先行集団を捕らえて先頭に立ちますが、その直後に追走して来た
エアメサイアが約100mの競り合いを制して1馬身半の差を付けてゴール前では先頭に立ち
勝つと推理できます。
<高度なテクニック直線展開予想>
直線の入り口 10
ゴール 0
とした場合(単なる仮定の話)、
スルーレートのSP順位10位→直線の入り口までは先頭とみなしています。
ラインクラフトのSP順位4位→4/10の地点で先頭とみなしています。
エアメサイアのSP順位3位→3/10の地点で先頭とみなしています。
と仮定して話を進めています。
2頭の馬が競り合っている場合、
両者、足色に余裕がある場合、経験的には「0.1秒差を付けるのに100mを要する」ものです。
3/10という事で先頭に立つならば、1馬身半勝つこと意味します。
直線の長さは開催地により色々ですが、その直線の長さを10(1秒)と想定して直線での展開を
推定しているのです。
以上
■ データーの中心 |
Date: 2005-10-15 (Sat) |
RT6はローテーション推理のツールです。
数多くのデータを分析しました結果、ローテーションは
格賞金>能平均>着RT>能力M>SPの順に重要であることが検証されています。
従って着RT一欄を閲覧する場合は
@格賞金ソートでソートし
A能平均の順位は?
B着RTの順位は?
C能力Mの順位は?
DSPの順位は?
E展RTの順位?
F平脚の順位?
・
・
と確認して行くのが合理的です。
各ファクターの順位は全て検証され、上位ほど活躍していることを確認しております。
当日の勝負気配は
@人RTと馬体重です。
馬体重表にはレース間隔が明示されています。
特に1週のものは好走しますので注意しましょう。
以上
■ 人RTの活用方法 |
Date: 2005-10-15 (Sat) |
人RTは主に当日の勝負気配を掴む為に使います。
一般的には、推支持率ソートを押した状態でデータを閲覧するのが良いでしょう。
推支持率1〜4位が一応の軸候補となります。
当日の人気「支持率」との対応を必ず見ましょう。
人気の「集中率」が2倍以上になると軸の信頼性は向上します。
一般的には、推支持率4位以内で、人RT順位4位以内が軸として信頼できます。
結果着順と突き合わせると、軸は経験的に直ぐに分かるようになるでしょう。
平人は過去13走の平均人気ですから、人気になり易いタイプか否か確認できます。
連対馬の支持率、推支持率、集中率などを記録しておけば、貴重なデータファイルが出来るでしょう。
これらのデータはファイルのCSVファイルの保存によりファイルされ、後日の検証作業に役立つでしょう。
以上
■ RT一欄表の人気占有率と3F平均の解説 |
Date: 2005-10-15 (Sat) |
■人気占有率
各馬の格賞金より推定した人気「人RTの推支持率」の上位1位〜3位の推支持率の合計値です。
従って強い馬が集結すれば数値が上がり、本命サイドの馬券が多くなります。強い馬が集結しても、多頭数競馬では相対的に数値が下がり、荒れ易くなります。数値が低ければ当然レースは荒れ易く穴サイドとなります。
■3F平均
出走馬の平均3Fタイムです。
勝馬は出走馬の平均3Fタイムを中心に動きますので、その目安基準となります。
勝馬はその基準よりやや良いところから発現することが多いです。
RT一欄の「3F」ソート順位でいうと5〜6位が平均値になることが多いと思われますが
この付近の馬は、ゴール前の展開が有利になる傾向にあります。
以上
■ RT6の威力 |
Date: 2005-10-13 (Thu) |
先日の毎日王冠をRT6で検証してみた。
厩舎の秘密のローテーションで1〜3着馬がズバリと決まっていた。
毎日王冠の1着賞金は6500万円だ。J1サポートでも述べて来た「穴軸方程式」で分かる馬が1〜3着を独占しています。
穴軸方程式=1着賞金(万)/基準RTサイクル(走)=6500/11.6=560万/走
RT6の格賞金の順位リスト
1位 スイープトウショウ 1526
2位 コスモバルブ 879
・
5位 ハットトリック 722
6位 テレグノシス 585-------------2着 複330円
7位 サンライズペガサス 517-------------1着 単勝1790円 複590円
8位 ケイアイガード 475-------------3着 複1900円
9位 カンパニー 470 馬連 9770円
・
穴軸は6位と7位の中間にあり、複勝の対象となる1〜3着がここから発現しているのです。
RT6の格賞金計算式は、若干J1ソフトと異なり、レベルアップしてます。ちなみにJ1ソフトでは穴軸方程式の値で複の対象を把握することはできませんでした。
更に調べたところ、RT6の「能平均」のリストでは
1位 バランスオブゲーム 114.5---4着
2位 テレグノシス 112.8---2着
3位 サンライズペガサス 112.2-----------1着
4位 コスモバルブ 109.0---着外
RT6の「能平均」とは過去13走の成績を、独自開発したレース格、着順、着差を有機的に関連させた馬の能力指数の平均値のこと。至近な成績では分からないが、RT6は馬の真実の姿を我々の目の前に紹介していたのです。馬の最大能力はRT6では「能力M」項目を見れば良い。
1位 ダイワメジャー 126.0---5着
2位 テレグノシス 125.0---2着
3位 バランスオブゲーム 123.0---4着
4位 サンライズペガサス 123.0----------1着
毎日王冠は厩舎の秘密のローテーションと馬の能力で決まったのだと分かった。
J1では過去5走データ推理であり、RT6では過去13走データ推理だから当然精度は違って来ます。
ソフト名のRT6は、ローテーションを6つの観点から分析するという意味で命名され、概要は下記の通り
@着順から見たローテーション 着RT
A人気から見たローテーション 人RT
B展開から見たローテーション 展RT
C能力M(ローテーションの前提条件)
D能平均(ローテーションの前提条件)
E格賞金 厩舎経済の基礎条件であり、ローテーション作りの前提条件です。
RT6は6つの新しい目を皆さんに提供するということです。宜しくご支援下さい。なお、J1サポート情報にも簡単な紹介記事を投稿しました。
■ RT6 for JRA-VAN Data Lab.サポート情報掲示板開設について |
Date: 2005-10-10 (Mon) |
Mr.J氏の第二作、競馬徹底推理Part2 「RT6 for JRA-VAN Data Lab.」が近日公開されます。つきましては、同ソフト用掲示板をこちらに用意しましたので、ぜひご利用ください。
ここでは、Mr.J氏がソフトの活用法や実践での成果など適時書き込んでくれます。また、同氏宛に送信されましたご質問についてもこちらにて解説が掲載されることがあります。
なお、当情報掲示板では、あくまでも同氏のご厚意により運営される任意サービスですので、同氏の多忙や不在等にの事由によって、すべてのご要望に添えるとは限りませんので、その点はご容赦ください。