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J-1 サポート情報

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  京都「菊花賞」他
Date: 2008-10-25 (Sat)
神戸新聞杯の時点で菊花賞はこの馬でと決めていた。
ディープスカイ、ブラックシェルの回避で1番人気になってしまったが、オウケンブルースリでいきます。追えば追うほど伸びる末脚はG1級の能力と思うからです。

推薦馬 Mオウケンブルースリ

単1番人気で妙味がありませんが、一度決めたならばそれを貫き通すのが当方の流儀です。

なお、京都8R「かえで賞」は前走2着に惜敗したエイシンタイガーで勝ち負け。最近レース内容が安定しており、今回は好位置追走に最適なインコースを引き当て、しかも騎手内田博幸なら2勝目をあげてくれるだろう。
前日PM21:30

  東京「富士S」芝1600m
Date: 2008-10-25 (Sat)
単4番人気のレッツゴーキリシマを狙ってみる。
前走「京成杯AH」芝1600mの内容が素晴らしい。京成杯AHは稀にみる超ハイペースであり、その4番手で折り合っていた。普通なら超ハイペースの為に直線では「脚が上がるもの」だが、ゴール前35.9秒の差し足を使い、一旦は先頭を奪った内容に注目する。後方待機の桜花賞馬キストゥへヴェンに交わされ2着の惜敗であったが、この惜敗は、距離適正の高さ、および体調の良さを証明するものだろう。よって

推薦馬 Aレッツゴーキリシマ 単9倍内外 複2.5倍内外

を推薦する。実績面では人気馬に劣るが、ここは条件有利だと思う。
PM13:35

  「秋華賞」観戦記その他
Date: 2008-10-23 (Thu)
■秋華賞
前半ややハイペースの平坦戦と言えるでしょう。スピードの持続力が問われた秋華賞であり、推薦馬レジネッタは良いところなく惨敗。3〜4コーナーでスピードが上がり大外を回らなければならない展開では、大外配置の有利性が全く逆目に出たと言えます。実は余り強くは押せない推薦馬。「ムードインディゴ」の穴馬を狙うか、かなり迷った上での馬券選択だったのです。ムードインディゴを推薦していれば、複640円のヒットですから悔いが残ります。
 前走ローズSは「重馬場」であり、「重の2着馬は次走好走する」ことが多いです。しかしムードインディゴは後方から差すタイプですから、上手く馬群をさばけないと惨敗が予想されます。2度も上手く行かないだろうと考え、それでレース運びの上手いレジネッタに期待した訳ですが、これが敗因、こういう馬券選択ミスはスランプの原因となります。
1着馬「ブラックエンブレム」はインの経済コースを追走しゴール前で先行馬を差し切っており、中距離に強い馬と言う印象。岩田康成の好騎乗が印象に残りました。「前走の重の惨敗馬は大穴候補になり易い」という教訓を思い出させる勝馬でした。
 これに対し非常に強い競馬をしたのが2着した「ムードインディゴ」。4コーナーでインが開かないとみて外に持ち出してからの差し追い込み。勝った馬より強いレース内容です。しかし後方待機の脚質馬ですから、どうしても勝ち身が遅く、こんな結果となりがちです。
 なお、レジネッタの馬体は究極に仕上がっていましたが、パドックでは、小走りが目立ち所謂「入れ込み状態」でしたので今日は駄目だなと直感したものです。究極に仕上げて失敗すると、そのダメージは大きく元の状態になるまで時間(5〜6ヶ月)がかかるので将来に問題を残すんじゃないとかと危惧します。

■「アイルランドT」
推薦馬「トウショウシロッコ」が危なげなく2着を確保。このレースの複は人気に関係なく自信がありました。今の体調は絶好調ですので、次走も相手次第で狙えるでしょう。

■10月18日中山「未勝利」2レースおよび3レース
2レースの「ツーデイズノーチス」は超人気でも、死角が殆ど無い馬であり、当方は複を抑えないで厚め単勝負のレースでした。相当能力の高い馬ですから、次走も相手次第で勝ち負けができる逸材です。
3レースの「ローイヤルロード」は新馬の内容が素晴らしいのでこれも死角の少ない勝馬候補であり、このレースも複は抑えないで単勝負でした。最近情報提供している「推薦馬」が2〜3着の繰り返しだったので、レースを厳選して「単を獲りに行った自信のレース」です。3レースのロイヤルロード単4番人気の750円は付け過ぎという印象です。簡単なレースで穴が獲れるのは未勝利戦の特徴でしょうか。今後も成績が今一の時は単を獲りに行くことがあります。

■毎日王冠
狙い馬「サンライズマックス」全く良いところが無く惨敗。休み明けにも係わらす-8K減の馬体は調教に失敗したものと思われす。こんな状態じゃG1レースで活躍できないとみて評価変更して、今後は軽視します。期待していた穴馬だったので残念です。
 単1.5倍のウオッカは本来の走りじゃありませんね。レースの走りに成長がないです。マスコミは「負けて強し」などと評価してますが、天皇賞では苦戦必至でしょう。5F59.3秒という平均ペースを2馬身差で逃げましたが、誰も追いかけない異常な展開。つまり、ウオッカに勝って下さいというレースでしたが、ゴール前でスーパーホネットに差されてはレース内容に問題があり過ぎます。ウオッカの上がり3F33.8秒は馬場を考えるとタイムが良くないので、レース内容をどうしても高評価できません。だいたい毎日王冠で、ウオッカが逃げるなんて信じられない展開であり、天皇賞に繫がるレース運びとは言えないでしょう。
毎日王冠のレースで評価できる天皇賞候補としは「サクラミガワンダー4着」と「アドマイヤフジ3着」の2頭じゃないかと思った次第。

  京都「秋華賞G1」芝2000m
Date: 2008-10-19 (Sun)
桜花賞馬「レジネッタ」に期待する。
レジネッタの安定した差脚は京都内回りの舞台には最適。大外枠のゲート17番も有利だ。オークスではトールポピーの斜走で接触の不利を被ったが、それでも闘争心を失わず3着した根性がすばらしい。闘争心こそ重要なものは無い。

推薦馬 Pレジネッタ 単4.5倍内外 複1.5倍内外

トールポピーも強い馬だが、速い流れになると瞬発力が稍低下する。前走のロールSの走りも不満が残る印象だったので、前者を推薦する。
PM13:35記

  中山「アイルランドT」
Date: 2008-10-18 (Sat)
オールカG2の3着馬「トウショウシロッコ」に期待する。
オールカマーの3着はフロックではないと思う。直線が長くなる東京なら末脚が生きよう。

推薦馬 Eトウショウシロッコ 単6.6倍内外、複2倍内外

AM10.07記
なお中山の2レース及び3レースは馬番Jが勝ち負け

  中山「毎日王冠」G2芝1800m
Date: 2008-10-11 (Sat)
このレースには狙い馬がいる。だから、それを買うだけ。
現在単6番人気の「サンライズマックス」だ。
昨年の10月7日500万下圧勝→北野特別1000万→中日新聞HG3と3連勝した。3クラスを一気に駆け上がる馬はそう多くない。中段からの差し足は鋭く、安定している。「サンライズマックスは将来必ずG1レースで勝ち負け出来る馬に成長する」と睨んでいた。東京の坂で、あの差し脚が使えるか否かが残された課題だったが、前走の「エプソムG3」芝1800mでも、3F34.8秒で差し切り勝ちを収めている。J1の後半SP値はこの毎日王冠のメンバーの中でもNO.1であり、能力の高さを証明している。

推薦馬 Oサンライズマックッス 単19倍内外、複5倍内外

J1の実績TM値がプラスであり、調子の上げ過ぎではあるが、古馬クラッシクで主役を張れるか、どうかの大切な試金石の一戦になるから、頑張って欲しい。
前日PM19:40記

  中山「ペルセウスS」ダ1400mOPハンデー
Date: 2008-10-11 (Sat)
単4番人気の「ダンツキッスイ」に期待する。
休み明け3戦目で好調そう。適距離のダ1400mも良い。
特に前走の「京王杯AH」のレース内容が良い。前半600m33.0秒で果敢に先行し闘争心旺盛。16頭立ての16着という負けっぷりが素晴らしいぞ(笑い)。上がり3Fタイム39.4秒、もっと悪ければ1400m通過タイムが向上する。ダンツキッスイの1400m通過タイムは推定1:20:0程度か。もしそうならばダート1400mの標準勝ちタイムに近いので、タイム的に狙えるだろう。

推薦馬 Bダンツキッスイ 単19倍内外 複5倍内外

インコースの3ゲートは好枠。他馬を3馬身程度引き離して逃げよう。4コーナーまではトップで楽しめそう。有力馬達が互いに牽制して仕掛けを遅らせてくれれば3着ぐらいはありそう。勿論ユビキタスの単1.3倍などゲーム的には論外。バンブーエールもトップハンデーで頭には買えない。スプリングソングが恐いが、初ダで見送り。どうなることやら?!全く自信はないが、決めたらエイヤ〜〜で金を溝に捨てる覚悟で打つ。
PM14.40記

  中山「スプリンターズS」G1芝1200m
Date: 2008-10-04 (Sat)
このレースには狙い馬が居る。2年前の京都「掛川S1600」で、この1着馬は「必ずG1級の馬に育つ」と確信した。旺盛な闘争心の為に折り合いを欠き格下のレースでも凡走することのあるキンシャサノキセキだが、1400〜1600mの長めの距離を使って折り合いを学習させているせいか、以前よりスピードのコントロールが上手くなって来ている。「芝1200mのG1レースなら買おう」と決めており、高松宮杯でも健闘し期待に答えた。

高松宮杯はファイングレインの徹底マークにあって首差負けたが、レース内容は1着馬に劣らない。今のファイングレインには強さを感じない。ファイングレインの前走を観戦していたが、直線の伸び脚に全く精彩がない。ハンデー59Kで本番の足慣らしだとしても、その走りに闘争心を感じられないのだ。高松宮杯で燃え尽きたのか?!
 キンシャサノキセキの前走「キーンC」の3着は好内容だ。超ハイペースでもムキにならず騎手のコントロールに従って追走していた。向う正面でタニノマティーニの後方に追い付き、スピードが優っていたので1F程度抑えたが、素直に従っている。終始インに包まれ直線でもタニノマティーニの追い出しが遅いので出るに出られず足を余して負けている。スムーズな追い出しができていたならば1着馬タニノマティーニ、2着馬ビービーガルダンには負けないと思う。
 ところで前日1番人気はスリープレスナイト、4歳牝馬である。短距離レースだから牡馬と対等? しかし牝馬はコロリと負けることが多く信用できない。前4走を良く見ると、4戦中3戦はハンデー戦。G1の別定戦を狙う馬が歩む路線ではなかろうと判断し「こんな馬買えるか」と無視。スリープレスナイトを応援するファンの方ごめんなさいね。カノヤザクラ(これも4歳牝馬)の勢いも恐いが、勢いだけでは勝てないのがG1レースだと思う。そこで

推薦馬 Nキンシャサノキセキ 単5倍内外 複1.7倍内外

となった次第。
これは当方の応援馬券である。配当的に妙味があるとか、無いとか余り気にしたくない。G1レースにはファン一人一人の期待の馬がいるだろう。君が好きな馬を応援するのが一番良い。負けても納得できよう。

  中山「芙蓉S」&「内房S」
Date: 2008-10-04 (Sat)
事前に設定していた狙い馬が皆1番人気になり、妙味が半減しガッカリしてます。買うか、買わないか、こういうレースは難しい。

■「芙蓉S」
ダイワプリベール
12.8-11.2-11.4-11.5-11.5-11.2-12.4
これが新馬の芝1400mのラップ、道中全く緩んでおらず、持ったままでゴールし他馬を31/2馬身突き放した。これだけの内容なら1Fの延長の芝1600mでも走る筈である。芝1600mの折り合いが課題だが、前走は他馬が近寄っても落ち着いて走行していたので、多分行けると思うのだが・・ただ単280円まで買い込まれると妙味がないので、当方は「見」する。

■「内房S」
軸馬不在の難解なレースだが、一応「サンエムパーム」から買おうと前日に決めていた。たぶん単3番人気ぐらいの人気薄と思っていたが、どういう訳か1番人気となっている。しかし、人気が割れており単580円なら、買って良い馬券と思う。

推薦馬 Mサンエムパーム 単580円内外 複230円内外

サンエムパームの前走内容が優秀だ。
12.0-11.3-11.5-12.0-11.6-12.4
1000万のレースだが、1600万で通用する内容。ダートの1200mで3F36.0であり、このようなタイムは滅多に出ないもの。つまりダート適正に非常に優れた馬だけがマークできる内容であり、ここでは勝ち負けである。しかし、良く検討すると穴馬が多いので堅い馬券とも言えない。
PM14.30


  オールカマーの推理とJ1ソフト
Date: 2008-09-30 (Tue)
当方は前走の新潟記念のレース内容からトウショウシロッコに狙いを定めていたのですが、この馬が本当に狙えるのかどうかの判断は次走の出走メンバー次第によって変わって来ます。この狙い馬とJ1ソフトの関連性を述べて、皆様のより一層のご活用を期待します。9月28日の中山11R「オールカマー」のJ1メイン画面を出力してみて下さい。

 人気薄の穴馬(狙い馬)を探すには色々方法がありますが、一般的には「平均着差」か「基準TM、最良基TM」ソートボタンが役立ちます。オールカマーの場合、「平均着差」ソートボタンをクリックします。トウショウシロッコは平均着差の第何位にいますか?
そうです。4位以内です。この4位以内に居るか否かが複の対象となるかどうかのボーダーラインなのです。勿論更に下位であっても、良いのですが、複に来る確率は低くなり忍耐力が必要になりますので一般向きではありません。また同時にトウショウシロッコの基準TM、最良基TM順位を見て下さい。基準TM2位、最良基TM2位です。これらの項目でも4位以内です。J1データは「来る可能性の高い馬」であることを客観的に示しているのです。事前に狙い馬を設定したからといって、何でもかんでも狙えるものではありません。更に重要なことは、「人気の死角になっている、妙味ある馬か否か」です。当日のオッズを取得し、J1のオッズと比較しないと、それは分からないのです。J1オッズは1300円、当日のJRAオッズは午後1時頃2500円(確定オッズは31.6倍)約倍人気薄ですね。人気の死角になっており、妙味がある馬だと思いませんか?競馬で儲けようと思うなら、常にこのような馬券を選択しないと控除の壁を超えることはできないのです。もし当日の予想配当がJ1と同じ1300円ならば長期的にみて妙味の無い馬であり、買えない馬というより、出来るだけ買わない方が良い馬券です。

 実は単勝と複勝は別なゲームです。単には単のルール、複には複のルールがあります。本当は両立しないのです。推薦馬はそれを両立させる為に「単勝はランダム的中率のところ」に設定してあります。それで単勝がなかなか的中してくれないのです。平均的中配当は1500円以上を想定し、5〜12%程度の的中率でしょう。単勝1番人気と同程度の的中率(33%内外)を維持しながら回収率150%以上を狙うのは普通無理です。その為には妙味あるレースに絞らないと達成できません。レースを絞るノウハウが必要となります。ゲームとして面白いレースを「見」しなければない場合も多く、競馬を「気楽に楽しみながら儲けることが出来なくなる」のです。平均的な競馬ファンとしては苦痛となりますので、今回のような推薦馬券となっています。

 オールカマーの1着馬マツリダゴッポ単勝1.4倍、複勝110円、こんな割の悪いゲームはありません。支持率60%の単勝なんてゲームとしては殆ど無価値に等しい。いや、このような堅い単勝や複勝を長期的に買っていれば、間違いなく将来破産します。「馬の勝機は必ずしもあなたの懐を暖めるとは言えない」のです。当方の推薦馬は意図的に殆ど単勝1番人気ではありません。単勝1番人気で50%ぐらいの単勝確率があるなと思っても、無理してマイナス面を見つけ、他の馬を推薦しているのです。つまり、推薦馬はレースの本命ではなく、ゲームの本命だと主張しているのです。その点が他の予想と違うところです。

9月13日の事前予想で複の穴680円が的中しましたね。こういう穴が運よく獲れた時、初めて儲けを産み出します。200円程度の的中では投資資金の維持に過ぎません。もしこの単勝が的中していれば、3490円で大儲け。単勝の回収率が一気に改善します。「こんな低人気馬なかなか狙えないよ」と思うでしょう。しかし、この時でも単1単位、複5単位で普段通り同一金額で勝負しないと競馬で儲けることは難しいです。穴だと小額投資になる人いませんか?本当に的中するかどうかは、当方でも分かりません。最後は競馬の女神にお祈りするだけです。

9月13日の札幌11RのJ1ソフトのメイン画面を今一度ご覧下さい。「平均着差」ソートですよ。穴馬の推薦馬エアーアドニスは平均着差4位以内にいるのです。オールカマーと同一パターンですね。基準TM2位、最良基TM3位です。これもボーダーラインをクリアーしているのです。実績確率が10位であり、実力偏差値が38だから買えないなんて判断してはなりません。最近はしばしば来るのです。3着には何でも有りなんです。これ本年のトレンドです。
単勝1番人気の複勝率は66%内外ですが、複の1頭には単勝20倍以上の馬が50%の確率で来ます。これJRAの苦心の演出ゲームルールですから覚えておきましょう。
以上、ゲーム戦略の参考になれば幸いです。

  推薦馬エトセトラ&観戦記
Date: 2008-09-30 (Tue)
本年8月10日から現在まで、11レース推薦馬を提供させて頂きました。皆様の馬連、馬単、3連複、3連単の構成馬券の一助に寄与したいと言う気持ちで提供しております。当方は単複で実際に投票しております。買い方は競馬推理以上に重要です。単1単位に対し複5単位の勝負であり、自信の度合いで複は3〜5単位に適宜調整しますが、基本は単1複5単位です。目標回収率は最低でも150%を維持するようにしています。的中率は複で50%内外であり、大した精度じゃないな〜と思われるかも知れませんが、妙味のある単複馬券の的中率としては一応水準のものです。推薦馬提供のレースは必ずメインレースにしています。つまりレースの難易度によってレースを選別していません。メインレースは古馬のハンデー戦が多いので一般レースに比較して難易度は高いですが、観戦の楽しみが多いので、レースを無差別に推理していることをお断りしておきます。JRAの単勝1番人気の複勝率は年間66%内外ですから、人気薄の推薦馬の的中率50%内外は先ず先ずの成績と考えて頂きたいものです。なお推薦馬が2度繰り返して複の対象にならなかった場合でも、買い増しして、その損失を取り戻そうとしないで下さい。ベタ買いでも、必ずプラス計上するような「人気の死角を突く、配当的に妙味があると思われる人気薄馬」を提供しているつもりです。

■中山「オールカマー」
実は推薦馬としてキングストレイル、トウショウシロッコの2頭を提供するつもりでおりまいたが、投稿できず誠に残念でした。当方は1レースに投票する金額は一定にしていますので、推薦馬が2頭の場合、今回の場合は、単0.5単位、複2単位づつとなります。推薦馬2頭じゃ!投稿しても皆さんが迷うだけだと考え記事を書かなかったのです。どちらが複に来ても回収率は150%以上ありますからこんな投票となりました。本当はどちらかに決断して投票するのが筋ですが、迷いに迷って2頭に投票した次第。

初めはトウショウシロッコに決めていたのです。前走の新潟記念のレースを観戦していた時、4コーナーで9番手におり、インを付いて一端はトップに踊り出たのです。しぶとく粘っており、結果は3着でしたが、見所充分。特にインを付いた時の反応スピードが他馬に比較して際立っていたので「次走は絶対複は外さないな」と実感したものです。で、オールカマー出走。でも、格的には1着はないな〜とは思ったのですが、信じられないような調教量、しかも好タイムを連発、しかも吉田豊騎乗で、勝負気配がムンムン。過去にはセントライト2着の実績もあり、外せない馬になってしまったと言う訳です。

他の1頭キングストレイル。
J1の実力指数が100以上であり人気の盲点になっていると気が付いたのです。実力指数100以上の馬は間違いなく別定路線馬であり「オールカマーはG2の別定戦」ですから軸馬として考えなければならないのです。しかし、短距離路線を使っているので、どうなのかな?と思いJ1のラップ表で確認すると、連対可能な諸数値を出力しているので気になり出し、過去走を見直す必要を感じたのです。ひょっとするとマツリダを負かすのはこいつか!?
セントライト1着→9戦消化→東風1着オータム1着→9戦消化→本番というローテーション。本走前の短距離路線は折り合いを学習させる為の訓練課程(途中安勝のベテランを使っているので臭い)だな・・と推理したのです。天下の藤沢和雄調教師なら、そんなローテを組む可能性が高いのです。藤沢和雄厩舎はテン乗り騎手で勝負することが多い。中山得意の横山典弘のテン乗り依頼。これはもう!絶対勝負に出て来るに違いない・・・これも外せない。

でも困った。どちらを買えばいいの!?参った。2頭買ってやれが、迷った真相なのです(笑い)マツリダの強さは充分知っておりますが、単1.4倍じゃ全く妙味なし。ゲームに勝つには絶対買ってはならない馬、単はま〜90%外れるけど、単0.5単位は買わなければならない当方ルールなのです。この2頭が2着3着だったのでワイドでも買っておけば良かったが、勿論今回は買っていない。少しだけ複で儲けただけ。前日の損失をカバーして回収率は300%ぐらいだったと思う。競馬はそんなに大儲けできないもの。

TV観戦、逃げたキングストレイルがスローに落とすとマツリダは行きたがって折り合いを付けるのに苦労してましたね。マツリダの適距離は2400、2500mの方合っていると思う。キングストレイルは完全に折り合っており、この馬は中距離に適正が、やっぱりあると再認識した。トウショウシロッコは直線で進路選択のミスをしており、そのミスがなければ2着はあったかなと思うので残念な着順だ。

■神戸新聞杯観戦
実は2番人気馬でしたが、オウケンブルースリの単複で勝負でした。ディープが負けてくれれば単がデカイという儚い夢をみての観戦。
向う正面でスローに展開すると、ディープはインで2ハロンぐらいかかってました。同厩舎のヒラノラディが前を塞いだので、上手く折り合いが付いたようです。スローでインになると馬の闘争心が刺激され折り合いを欠くことが多いものです。外に出すとG1ホースですね。ディープは完全に折り合いを付けて走行していたのが印象的でした。ブラックシェルは第1〜2コーナーも上手く走行して実にリラックスして走ってました。武豊はディープを完全にマークして追走しており勝ちに行ってますね。4コーナーで少し不利があってマーク距離が開いたのが残念でした。あれが無ければブラックシェルが完全に勝っていたでしょう。一瞬の瞬発力ではブラックシェルの方が上。オウケンブルースリの後方待機策は当方としては意外な感じでした。同厩舎のミッキーチアフルが逃げてペースを作り、初めから菊花賞の権利取りに専念していました。オウケンブルースリはキャリアが浅いですが、G1級の力があります。追えば追うほど伸びる末脚。追いかけて損の無い馬ですが、人気になり過ぎるので儲けに繫がる馬券のチャンスは少ないでしょう。
ディープは2400mでもかかるので、適距離じゃない。勿論菊花賞向きとは言えないから、かからないスピードレース(中距離)が適距離だと思う。オウケンブルースリーは落ち付きもあり、追えば追うほど伸びる末脚なので距離は長い方が合うので菊花賞の有力候補となるでしょう。なおスマイルジャックは首を下げた走法。腰が甘いのかな?前に馬がいると闘争心でやっぱり、かかる。3〜4コーナーでハミが外れないので力んで走行してました。ダービーの時のように前に馬が居ない方が折り合いが付く。今回は9着と負け過ぎだが、小牧太の乗り方次第で、距離は延びてもこなせるんじゃないかな。前半スピードを上げた割にはリラックスして折り合ってましたので、今後の調教次第でしょう。
以上雑感まで。

  中山「九十九里特別」芝2500m3歳以上1000万下
Date: 2008-09-27 (Sat)
J1のB確率◎「ドリームノクターン」に期待する。
現在単勝1番人気で、買いたくない馬だが、J1の単勝予想配当は310円に対しJRAオッズは390円。まだ過少評価だから、ギリギリ買える。本年の1月馬体重482Kで、前走は504Kで成長著しい。春競馬ではスタートや苦しくなった時に左に寄れるところがあったが、最近は真っ直ぐに走るようになった。左後脚のキック力が増しバランスが取れているので腰が強くなったのであろう。これが成長の証の1つでもある。今回は休み明け2戦目で、前走2600mを逃げてしぶとく粘って2着の惜敗だった。今が絶好調なので人気でも中心馬だと思う。

推薦馬 Fドリームノクターン 単350円内外、複150円内外

休み前の夏木立賞(芝2000m)のレースラップは下記の通り。
12.8-12.0-11.6-12.1-12.3-12.0-12.0-11.5-12.1-12.9
道中緩みのない流れであり、スピードの持久力(底力)が問われるものであったが、東京の長い直線を粘り通した内容は500万クラスのものではないだけに期待が膨らむと言うものだ。更に騎手に前年九十九里特別で1着した松岡正海を乗せて来たので厩舎の意気込みが伝わって来る。厩舎では、ここを勝って菊花賞へ駒を進めたいという計画らしいので、おおいに頑張ってもらいたい。
PM13.40

なお、中山11R「ながつき特別」ダ1800m
前走前が詰まって追いきれていないということで、カオリンツリーが一番人気になっているが、過剰人気であり、妙味が少ないと思う。カオリンツリーはゴール前詰めが甘くなるところあり、勝馬としてはどうかな〜という感じだ。同じ人気馬なら馬番Cエプソムアーロンの方が買いやすい。最近押せ押せで使われており何時パンクするか分からないが、好時計でありダ1800mも走れるよう。中山の実績は無いが、前走は小倉であり、コース形態が中山に似ているので坂の有る無しなどを気にすることは無い。

  中山「セントライト記念」G2芝2200m
Date: 2008-09-21 (Sun)
本命不在の難解なレースだが、単9番人気のネオスピリッツを狙ってみる。
ネオスピリッツはゆったりしたローテーションで1番好感できる。距離2200は歓迎だし、中山は3戦3連対(期待確率PL48%)は強調プラス材料、格下の為著しく人気が無いので、ゲームとしての妙味がある。藤沢厩舎は2頭出しとなるが、「箸にも棒にもならない馬」を出走させるのだろうか?ある程度楽しみがあるから出走させると解釈しよう。そこで

推薦馬 Bネオスピリッツ 単16.7倍内外、複4倍内外

前走「日高特別1000万下」は2番手で折り合っており、精神的に成長している。上がり3F34.4秒はデビュー以来の最高タイムであり、体調面は好調を持続していると思う。先行するこの馬にとってインコースの3ゲートは恵みの配置である。田中勝春は大逃げを打つかな?それとも2〜3番手に折り合って勝負するかな?いずれにせよ、楽しみにTV観戦することにするが、自信があるわけではない。複4倍内外なので3着以内に絡めば御の字だ。
PM14:30

  中山「セプテンバーS」芝1200m定量
Date: 2008-09-20 (Sat)
単7番人気の6歳牝馬の「ホエールシャーク」に期待する。
前走の「北九州短距離S」の内容が良かったからである。実はこのレースの1着馬の単勝をゲットしている。ホエールシャークに頭差まで接近され、お主やるな〜と記憶している。ホエールは直線で前が壁になり追い出すのに苦労していた。壁がなければおそらく勝たれていたと思う。その時の上がり3F34.1秒は中央移籍以来の最高タイムであり、馬体の状態は今がピークであろう。今回は赤木高太から内田博幸に変えて来た。何とかしたい!と言う厩舎の意気込みが伝わって来る。それで

推薦馬 Fホエールシャーク 単11.6倍内外、複3.5倍内外

切れで勝負する馬だが、ダ1700mで1着している実績があるのでスタミナはありそう。多少当方の期待過多だが、1着の可能性が大きいモルトグランデの単は1番人気で、つまらないから、少々遊んでみることにした。
PM14:57

  阪神「朝日チャレンジカップ」G3芝2000m別定
Date: 2008-09-15 (Mon)
3番人気キャプテンベガに期待する。
1番人気ドリームジャニーの単1.8倍ではゲームとしの妙味が無い。確かに前走芝2000mの走破時計1.57.9のタイムは素晴らしいが、ハンデー戦の、しかも小倉の軽芝タイムなどは過信は禁物。
2番人気のニルヴァーナーは武豊が騎乗するのでこれも買えない。武豊神話は崩壊している。本年重賞レースには38騎乗。勝ったのは2レースのみ勝率5.3%で酷い。本年現在24連敗中であり、単回収率は13円の最低騎手だろう。で、仕方なく妙味がありそうな

推薦馬 K キャプテンベガ 単7.1倍内外 複2倍内外

となる。J1のラップ表で人気馬の脚質、後半SP値を比較すると下記の通り。
         脚質 後半SP
ニルヴァーナ   1.00  0.4
キャプテンベガ  2.80  0.7
ドリームジャーニー7.80  0.8
脚質値と後半SP値の比較から1着馬はキャプテンベガなので、自信の推薦馬だ。(根拠が希薄なこと・・大笑い)信じる?信じない?それは、あなた次第である。単勝連続で外しているので、これでも獲りにいっているが、結果はどうなるやら、乞うご期待。
キャプテンベガの前走「七夕賞」は下記の通り。
1着 5枠 ミヤビランベリー
2着 6枠 ミストラルクルーズ
.
4着 6枠 キャプテンベガ
キャプテンベガは連対した6枠ミストラルクルーズの代用馬である。代用X馬に祝福あれ!昨日は推薦馬と同枠の人気馬(代用X馬)に走られてしまった。さ〜今度はどうなるか?
PM14.30記

  中山「京王杯オータム」ハンデーG3芝1600m
Date: 2008-09-14 (Sun)
単7番人気のマイネルフォークに期待する。
休み明け2戦目で、このレースを狙ってきた感じ。前走新潟「NST]は芝1400mの内周りだから、このレースに向けての練習(中山の短い直線の練習の意)としては最適だろう。1番人気リザーブカートの関谷記念経由は直線が長いので勝馬としてのローテとしては疑問がある。<2着は多いにあるので注意。>

京王杯オータムハンデーの過去5年の平均ラップは5F57.8、上がり3F35.0秒。つまり、このレースはハイペースであり、スピードの持久力が問われるレースとなっている。従ってJ1の後半SP値が有効に機能すると判断する。後半SPは34.96秒だから、+-0.3秒程度の中にいる馬が勝馬候補となるだろう。テンイムホウ、アイルラヴァゲイン、ヤマニンエマイユ、マイネルフォークの人気薄馬4頭がリストされる。実績TM値は+-0.5内外でないとこのレース向きではないだろう。すると只1頭しか残らない。マイネルフォークだ。マイネルフォークは勝ち身に遅い馬だが、これだけの好内容なら注目しなければならないが、不思議なことに一般人気がない。ゲームとして大いに妙味があろう。よって

推薦馬 Nマイネルフォーク 単12倍内外 複3倍内外

前走NSTのラップは
12.4-10.3-10.8-11.6-12.1-11.4-12.4
であり、稍重としてはハイペースである。このペースを楽に追走して4コーナーで5番手という積極的なレース運びだった。大外を回った為ヤマニンエマイユにゴール前1/2馬身差されての2着に惜敗したが、普通なら勝っていたレース。今回はペース判断の上手い松岡正海に乗り替わったので期待したい。
PM13.21記

  札幌「エルムステークス」G3ダ1700
Date: 2008-09-13 (Sat)
単9番人気のエアアドニスに期待する。
休み明け3戦目で好調そう。前走「しらかばH」ダ1700mのタイムはG3クラスでも通用するもの。ラップは下記の通り。
6.7-11.3-11.9-12.4-12.5-13.0-12.3-11.8-12.1
5F61.3で、上がり3Fは36.2であり、前半稍スローだったので上がりが早いが、これだけの上がりタイムはなかなか出ないもの。エアアド二スは4コーナーで早めに逃げ馬を捉えに行ったが、ハナ届かず2着の惜敗。2着と3着には4馬身差もある。これだけの好内容にもかかわらず不思議なことに人気が無い。ゆえにゲームとして妙味がある。

推薦馬 Dエアアドニス 単 24倍内外、複5〜7倍

エアアドニスは1200〜1400mの短距離ダートを使って来たので当該距離の実績は前走のみだが、距離は延びた方が活躍するのではないか。エアアドニスの父はエアダブリンであり、長距離血統のスタミナ馬である。初重賞挑戦だが、勝つと騎手も馬も初重賞勝ちとなりドラマが生まれる。厩舎はスタミナ馬を作るのが上手い伊藤正徳。JRAは逃げ馬の隣にエアアドニスを配置した。逃げ馬をマークして行けるのでレースがし易くなることを期待する。
PM1314記

  新潟「新潟2歳S」芝1600m◎頑張ろうバンガロール
Date: 2008-09-07 (Sun)
今日は雨だよ、青雲ワンダーと言う名前は似合わないね〜あら晴れて来たな・・・
実績、タイム的にはセイウンワンダーだが、500Kの大型馬は不良馬場を不得意とする場合があり、過信は禁物。そこでJ1データの総合評価をみるとB確率◎はバンガロール。バンガロールは460K台の中型馬であり、前半SP値はJ1ラップの0に近い5位。不良馬場では後半SP値は問題ならない場合が多い。単6番人気10.8倍は人気馬らに隠れて過少評価だと思うのでゲームとして妙味がありそう。そこで

推薦馬 Eバンガロール 単10.8倍、複2.5〜3.5倍

前走の「マリゴールド」のラップは下記の通り
11.8-11.1-11.4-11.5-11.6-11.2-12.3
ツルマルジャパンが高速で逃げたので6ハロンも11秒台が継続している。過酷なスピードレースであり、バンガロールは直線でもスタミナ切れを起こすことなく走ったので芝1600mを走りきるスタミナもあると思うから狙う根拠はあると思う。ちなみに馬主は吉田和美氏であり、バンガロールの父は今売り出し中の人気アグネスタキオン。騎手はいつも正攻法で競馬してくれる石橋脩なので応援したい。
14:56記

  新潟「BSN」◎ダイワエンパイア
Date: 2008-09-06 (Sat)
芝では今一の成績だったが、稍重で好走しているのでダートに転向したところ、4戦4勝の好成績。安定した先行力があり、格上げ緒戦のオープンでも活躍できる内容のレースをしている。今回単3番人気の5.6倍は妙味があるので狙い所であろう。

推薦馬 Lダイワエンパイア 単5.6倍内外、複1.7〜2.4

1番人気はバンブーエール。前走の北陸SHは好タイム勝ちであり、ここでも勝ち負けできる内容であるが、単3.4倍はやや過剰人気だと思っている。ダイワエンパイアの前走越後S1600の内容はオープン戦でも通用するラップなので期待する。ダイワエンパイアの調教師は松山康久師であり、最も信頼できるが、今期は勝ち星に恵まれていないので全力で挑戦してもらいたいものだ。騎手後藤浩輝は正攻法の競馬をするので今回も期待した訳ですが、少し甘いかな・・

13.56記

  札幌記念GUの傾向など
Date: 2008-08-24 (Sun)
やっぱりローカル競馬だな〜札幌記念はGUレースの中では最高の1着賞金(7000万円)なんだけど余り実力馬が集まらない。活躍しているのは牝馬の重賞ウィーナー。言葉は悪いが空き巣狙いの馬達が活躍してます。ここ数年この札幌記念で活躍した馬達が秋競馬で大活躍してますので注目しています。

国際指定レースになっていないGUレースはこの札幌記念だけ。開放さない理由は何なんだろうか?GUレースの中では唯一の混合戦だ。混合戦とは○外が参加できるレース。この競馬番組上の意味は何であろうか?そういえば過去9年間で3頭の○外馬が1着している。今回は重賞タイトルホルダーの強い牝馬の参加がない。しかし○外馬が1頭参加して来たぞ。馬番Aコンゴウリキシオー。単4番人気の950円なら狙う資格がありそうだな〜。リキシオーは最近マイルで活躍しているが、金こ賞GU芝2000mの覇者であり、中距離をこなす。札幌は小回りで直線が日本で2番目に短いコースだからコース未経験も問題ないだろう。いや、寧ろ好走条件だ。

マツリダゴッホが人気を集めている。
有馬記念G1の覇者だから人気になって当然だな〜。しかしこの馬は長距離路線を歩んでいる馬だから中距離の札幌記念に勝負レースを設定するとは思えない。スローペースの瞬発力勝負型でもあり、この札幌記念には不向きじゃないのか?

札幌記念の過去のレースラップを調べてみると、5ハロン60.36秒、上がり3F35.6秒だ。全くの平均ペースのレースだからマツリダゴッホには稍速い流れであり、追走でスタミナを消耗し易いので軸馬にはできない。

他の人気馬マイネルチャールズはラップ的に如何か?
皐月賞3着の実績は光るが3歳のクラッシクはスローの競馬が多かったので全く信用できない。J1のパターンコードを見ると226であり札幌記念向きじゃない。チャールズが勝つには上がり3F33〜4秒代が必要だが、35秒の記録が多いので頭からは狙えない。

ん〜〜このレースは小頭数レースですが、かなり難解ですね。
馬番Aコンゴウリキシオー◎で行こう!
AM11.40記

  関谷記念4番人気◎トウショウヴォイスを指名
Date: 2008-08-10 (Sun)
J1の予想ラップは96.1-35.6-34.7であり、差し馬有利を暗示してます。特に後半SP値上位が決め手になります。上位4頭をみるとフジサイレンス、ナカヤマパラダイス、トウショウヴォイス、ヤマニンアラバスタの4頭。このレースに向けた前半の流れに乗れるタイムを出しているのはトウショウヴォイス。ラップタイムのパターンをみると前2走で556を出力しており、勝機が近いことを暗示しています。

推奨馬 Aトウショウヴォイス 単複(単8倍内外、複2.2〜3.2倍)

トウショウヴォイスの後半SP値は0.73であり、人気薄でも勝ち負けの値です。前2走の差し脚は鋭く、注目できます。前走は8着の惨敗ですが、福島の荒れた内コースを走った為であり、調子落ちではありません。短距離芝1600mの平坦コースは得意なので狙ってみたいと思います。

  J1++がバージョンアップしました
Date: 2007-04-21 (Sat)
この度、J-1++ for JRA-VAN Data Lab.をバージョンアップしました。<下記は競馬ソフトコレクションのマガジンより抜粋>

 最新のバージョンは、Ver.2.05 です。

 「ラップタイム検証表」という画面がひとつ追加されております。実はこの画面、最近つけたものではありません。なぜかというと開発者用として、Mr.J氏が検証や分析に使っていたデータ表だからです。
なぜ今まで公開していなかったかというと、情報量も多く一般に公開しても使いこなせる方が少ないのではないかということと、この画面でのサポートも困難ではないかと思ったからです。しかし、J1のユーザーの皆様はかなりレベルの高い分析力の高い方が多くいらっしゃいまして、公開しても自力で調査分析可能と思われたことと、使い方のバリエーションも豊富で公開することがJ1の価値を下げるようなこともないだろうと考えたからでもあります。

もちろん、Mr.J氏のご好意ということで公開されております。印刷機能やクリップボードコピー機能がついておりますので、エクセルをお持ちの方は、存分にご利用されるとよいでしょう。」

  第1〜4回講座資料の入手方法
Date: 2007-04-08 (Sun)
講座単位の販売です。
代金は講座代金と同じですので、講座申し込みに従って下さい。
但し、講座は終了していますので、質疑応答はできません。

■申し込み方法■
○下記講座代金をお振込みの上『第○回講座資料請求』とメールでお知らせ下さい。<○部分に指定講座を明記のこと>
〇受講料(資料代)6,000円
○城北信用金庫谷塚支店
○店番213
○口座番号1150950
○ヤナギダ トモオ(柳田智雄
筆者のメールアドレス:yanagida@h6.dion.ne.jp

  第4回講座の目次
Date: 2007-04-08 (Sun)
第4回J1活用講座 バージョン年月日
2007年02月22日
目次
1 競馬概論
1.1 競馬に勝つには
1.1.1 馬の着順実績評価
1.1.2 馬のタイム評価
1.2 馬のローテーション評価
1.3 勝馬のイメージを確立せよ
1.4 総合的な活用事例

2 馬のローテーション解析と勝馬推理のセオリー G2一覧 2006年G2勝馬一覧表
2.1 賞金体系                    開催地の芝ダート実施状況とコース
2.2 距離体系                          坂、直線の長さ一覧                    
2.3 芝ダート体系                  狙い馬設定用基準タイム表の活用方法
2.4 負担重量体系                 スタミナ指数と開催地
2.4.1 馬齢戦                    ダート1700mは異質な競馬
2.4.2 ハンデー戦                  東京芝レースはスタミナ値が高い
2.4.3 別定戦                    芝短中長距離の違い
2.4.4 定量戦
2.5 開催地体系
2.6 時系列体系 馬の勝機とJ1データとの関係

3 距離別、開催地別、コース別のJ1ラップ表データの統計値(1着馬芝、ダート別)
3.1 脚質値の統計 3.2 実績TM値の統計
3.3 前半SP値の統計 3.4 後半SP値の統計 3.5 スタミナ値の統計
    脚質順位に対抗する好走パターンの概要
3.6 芝短距離 芝中距離 芝長距離 ダ短距離 ダ中距離 ダ長距離

4 ラップタイム推理 4.1 展開推理 4.2 展開推理の手順 4.3 パターンコード推理

3.資料目次
4.ユーザー交流 ドラゴンライトの特別コーナー ユーザー交流情報 筆者の日記コ-ナー

第4回講座はエクセルファイル(2.47MB)

  第4回講座配信中(7年1月04日)
Date: 2006-12-26 (Tue)
講座はエクセルファイルで更新することにしました。
グラフや表を沢山使って分かり易い講座を目指します。
ラップタイム検索ソフトなど搭載してます。

講座申し込み者は必ず筆者までメール下さい。
以上宜しくお願いします。

  第4回J1活用講座の新規募集のお知らせ
Date: 2006-12-25 (Mon)
内容は下記の通り(第3回講座受講者向けメールの内容)

@開催地体系の詳細な説明
本走が中山の時、各馬の成績の開催地をどのように評価したら良いか?
同じ1着でも、東京の1着と京都の1着では価値が違います。つまり着順の開催地補正とでも言うのでしょうか。
上記の例ではコース適性の違いもあり、京都1に対し、東京は0.49で評価しなければなりません。全ての開催地の
相互関係は、統計的に解明しており、この公開情報がないとローテーションを正確に把握するこができないでしょう。
A右、左周りの成績が本走に与える影響も統計済みであり、これも無視できない課題です。

B距離体系の詳細な説明
どんな距離をどのように使ってきた馬が好ローテーションと言えるか?これを統計的な見地から解説する予定です。
たとえば本走が2000mなら、1000mの距離の着順はどの程度に評価したら良いかを明らかにしていきたいと考えて
います。また馬場の違いの評価は、たとえば芝→芝、芝→ダートなどは本日の資料で分かるでしょう。本走が2000m
ならば1000mの成績は普通無視するものですが、データは無いよりあった方が良いのです。

B負担重量が本走に与える影響
第41回講座で簡単に解説しましたが、これも検証データなどを公開しながら解説しないと本当のところは分からない
でしょう。負担重量の変化とハンデー戦など解説したいところです。

C時系列体系からの推理の解説
本講座では1着馬について簡単に解説しましたが、2〜3着馬はどうすれば推理すれば良いか?
2〜3着は1着の勝負レースに前後して発生する場合と、突然前触れ無く単独に発生する場合があります。
2〜3着馬にも、独特のローテーションが存在しており、厩舎はこれを確り認識しているようです。
JRAの2〜3着馬には暗黙の掟があります。この掟によって、高配当の馬券が生まれます。
また、高齢となるとローテーションサイクルが長くなりますが、どの程度に評価したら良いか、標準パターンを
10走とするならば、6歳なら何走?7歳なら何走?が基準となるのだろうか?

D多くのファクターをどう纏めていけば良いのか?
沢山のファクターがあると、皆さんはそれらを、どう纏めて評価したらいいか、悩んでいませんか?
レースの条件を考慮して、1つの最終的な順位(判断順位)にする手法を解説します。
この纏め方が悪いと、ガラクタな予想となります。ファクターの1つ1つは理解していても、纏めの方法を知らないので
下手な予想となっていまうことは多いものです。一般的にはこれを「詰めが甘い」というのでしょうか。

E高確率で連対する馬の捜し方
新馬、未勝利、古馬の適宜なレースから突然高確率で活躍する馬を捜す方法について詳細に解説したいと
考えています。連対率は、補償はしませんが、60〜70%以上期待できる馬がいいですね。
筆者が本気になって推理した場合は、連対率80%内外ありましたので、かなり近い線までの情報公開となります。
勝率は40〜50%程度はありますので、本命、穴などあまり気にしないで投票できると思います。
但し、狙い馬を馬名で公開する訳ではありません。堅実に連対する馬の捜し方を詳しく解説するということです。
実際はこの講座で充分に、ただし抽象的に説明しているのですが、分かりますか?
『具体的に展開するとこうなるよ』と言う事例となるでしょう。

相当プロフェショナルな内容となりますが、具体例を入れて分かり易く解説しますので、それ程堅く考えなくて
良いです。ただ新規な概念が多いので初めは理解し難いかも知れませんが、きっと2ヵ月後には理解できる筈です。

■申し込み方法■
○下記講座代金をお振込みの上『第4回J1活用講座申込』とメールでお知らせ下さい。
〇受講料  2ヶ月6,000円(3,000円/月)
○城北信用金庫谷塚支店
○店番213
○口座番号1150950
○ヤナギダ トモオ(柳田智雄)

  第3回J1活用講座開講のお知らせ
Date: 2006-10-23 (Mon)
今回は、■儲けに繋がる狙い馬■がテーマです。
狙い馬の発見と、その絞り方(選別方法)をテーマに解説します。出来るだけ小さな金額で、高配当を狙いたいと思います。

目次リスト(随時追加)
10/27 第1回 369、147馬券の簡単な絞り方
10/28 第2回 369、147馬券の定義、絞り方の事例
10/29 第3回 天皇賞の参考データ
10/30 第4回 天皇賞回顧 ラップ解釈参考データ
10/31 第5回 ユーザーメール紹介
11/02 第6回 ドラゴンメールに答える
11/06 第7回 古馬500万下の狙い馬公開
11/07 第8回 古馬500万下の検証データとアドバイス
11/09 第9回 講座7〜8の捕捉説明
11/09 第10回 ルールの捕捉、より深い理解の為に(狙い馬、逃げ馬について)
11/10 第11回 前2走ローテ、レース間隔
11/13 第12回 ラップタイムからの連対馬発見法(重要)
11/14 第13回 前回講座の捕捉説明1その他
11/15 第14回 前回講座の捕捉説明2
11/16 第15回 ユーザー交流
11/18 第16回 展開予想の方法の一例
11/20 第17回 ユーザー予想の一実施例と、初公開のローテーション値(1、2着馬の頻度統計表公開)
11/22 第18回 ドラゴンの本命馬券とG1の狙い方
11/23 第19回 G1レースの検証
11/25 第20回 2歳G2の意義と狙い馬
11/25 第21回 ユーザー交流 上がり馬
11/26 第22回 古馬G2戦の狙い方
11/27 第23回 古馬条件戦の狙い方
11/29 第24回 距離延長と短縮 1ハロン0.2秒
12/01 第25回 ハンデー戦の狙い方
12/01 第26回 いつレースに投票するか、他
12/02 第27回 ダートの1〜3着馬のラップ特性と大穴3着馬の狙い方
12/03 第28回 芝レースの1〜3着馬のラップ特性
12/05 第29回 ラップ特性の事例解説
12/06 第30回 儲けに繋がる馬 具体例
12/07 第31回 儲けに繋がる馬 事例とルール
12/08 第32回上級編1 儲けに繋がる馬連馬券の理論解説
12/10 第33回上級編2 B確率の使い方の事例と注意事項
12/11 第34回上級編3 軸馬候補の絞り方
12/11 第34回上級編4 馬連40倍以上の時のB確率の発現状況
12/12 第35回上級編5 ユーザー交流 単勝ランキングとJRA単勝オッズ 集中票について
12/12 第36回上級編6 ローテーションについての概要
12/13 第37回上級編7 若馬と古馬のローテーションの違い
12/14 第38回上級編8 若馬と古馬の実績評価と修正値の目安
12/15 第39回上級編9 古馬500万のゲーム馬券
12/16 第40回上級編10 新馬戦の結果着順と将来モデル
12/17 第41回上級編11 新馬戦の検証、未勝利戦の概要、能力査定の方法
12/18 第41回古馬戦 賞金体系からの推理、距離体系からの推理、負担重量からの推理
12/19 エクセルファイルの無償提供PL値計算
12/19 第43回講座古馬戦 開催地体系からの推理、時系列体系からの推理と事例
12/21 第44回講座 戦歴55戦用PL値
12/23 第45回講座 第38回講座の検証 回収率338% 万馬券的中
12/23 第46回講座 ユーザー交流
12/25 第47回講座 ユーザー交流 ハンデー戦のデータと狙い方の事例
12/25 第48回講座 芝ダート競馬の着差評価、芝→芝、芝→ダ、ダ→芝、ダ→ダのローテ評価、馬場状態評価 その他
講座終了。

受講申し込みをされた方は必ず筆者までご連絡下さい。
入金されただけでは受講を受けることはできませんので、宜しくお願いします。
<講座では質疑応答もしていますので理解が深まります。またウエッブでは公開できない情報もお知らせしています>

〇受講の希望者は下記申し込み方法に従ってご入金された上で「J1活用講座受講希望」のタイトルで、筆者までメールのご案内を下さい。筆者のメールアドレスは下記の通りですのでお間違えの無いようにお願いします。

yanagida@h6.dion.ne.jp

■途中申し込みの場合の取り扱い■
第1回講座から現在までの講座を一括送付し次回から講座単位でメールを送信します。

■申し込み方法■
〇受講料  2ヶ月6000円(3000円/月)
○城北信用金庫谷塚支店
○店番213
○口座番号1150950
○ヤナギダ トモオ(柳田智雄)
以上

  東京11R 単勝23倍のダンスインザモアを◎
Date: 2006-10-21 (Sat)
3歳時はクラッシク路線を歩んでいた。一応スプリングS(中山芝1800m)の覇者だ。スプリングS1着後9戦連続負けている。今回は休み明け緒戦で、前走は16着の大敗でしたが、東京のマイルは本来べストの距離であり、そろそろ激走があっても良い時期になっている。実績TM3位であり、後半SP値順位は2位なので、穴期待で狙ってみる。差しが決まる流れになれば面白い。

穴期待 ダンスインザモア 馬番M 単複

4歳馬で1Kg増の別定増量なら、古馬としては寧ろ有利ではないかと思う。

  J1活用講座って、何?
Date: 2006-09-14 (Thu)
全くの初心者から大ベテランまで、受講者の層はいろいろ。
先日、ユーザーの勝負馬券の公開予想をしたところ、これがズバリと的中し242万円のゲットとなった。翌日もそのユーザーは公開予想をした。それもまた的中し数10万円を手にした。ビギナーズラックも、こう連続すると恐ろしい。1ヶ月で、あれよあれよで、400万円近く儲けたのだから本人が一番ビックリしている。

本人曰く。当てよう当てようとしている時は、玉がバットを避けて行くので、今までの馬券戦略を猛省し単複(馬連は補助)に戦略を切り替えた。いろいろファクターを試してみたが、初めはうまく行かなかったそうだ。それで基準TM◎〜▲の1つのファクターに絞り、第2回講座の重要ポイントと関連させたところ、状況が激変。玉がバットに吸い込まれるように当り、馬券の的中率が大幅アップし、今回の奇跡となった。このユーザーの予想法はダート競馬の必勝法に繋がるシステムである。

 大ベテランの投稿記事も連載されている。このベテランは第1回講座を受講しJ1ソフトの使い方をマスターしたようだ。本年の4月の時点で700万円の大台をクリアー。本年はどう間違った買い方をしても、1000万円ゲットの記録更新は確実であろう。

 講座を受講したからといって、全員が儲かる訳ではない。しかし、競馬を真剣に研究し勝ちたいと思っている人には大変参考になるノウハウが提供されているこれは確かだ。J1ソフトをどう活用するか?思い悩んでいる人は講座を受講してみるが良い。ファクターの使い方が詳しく説明されている。

  札幌9R「クイーンS」の予想◎ロフティーエイム
Date: 2006-08-13 (Sun)
札幌09R 芝1800m古馬3歳オープン
現在単勝6番人気(10.6倍、複3.5倍)のロフティーエイムで穴狙いです。

G3の勝馬水準は98.2ですから、この基準を超える馬をリストすると下記の7頭であり、そう簡単なレースではないようです。

1位 Cヤマニンシュクル 100.2 前半SP-0.2 脚質8.4
2位 Jマイネサマンサ  100.1 前半SP+0.1 脚質1.8
3位 Eアズマサンダーズ 99.4  前半SP+-0  脚質10.9
4位 @チアフルスマイル 98.8  前半SP+-0  脚質9.8
5位 Hデアリングハート 98.6  前半SP+0.4 脚質3.6
6位 Bレクレドール   98.6  前半SP-0.1 脚質9.6
7位 Fロフティーエイム 98.5  前半SP-0.1 脚質3.6

しかし、実力指数100以上の馬は充分稼いでいるのでヤマニン、マイネを軽視しました。マイネは前走スローペースで逃げましたが、4着で物足りない感じであり評価を下げました。

ラップ予想は93.9-36.5-35.5であり、差し馬有利なのですが、実績TM値をみると殆どの馬がマイナス値ですので平均ペースが予想されています。従って脚質値5以上の差し馬には不利であり、前残りの可能性があります。

それを考慮すると下記の2頭だけがリストされます。

5位 デアリングハート 98.6  前半SP+0.4 脚質3.6
7位 ロフティーエイム 98.5  前半SP-0.1 脚質3.6

この両者の比較では、4コーナーでデアリングハートが先行しており、デアリングハートに勝算がありますが、もし、直線に入って後半SP値が数値通りに効いてきた場合

デアリングハート 後半SP-1.01
ロフティーエイム 後半SP+0.22

ロフティーエイムがプラス値なので勝算が出てきます。それで、遇えてロフティーエイムで、冒険してみることにしました。ロフティーエイムの前走はボロ負けですが、距離1800mは得意なようなので、プラス材料です。休み明けですが、結構走りますので期待することにしました。

推薦馬 馬番Fロフティーエイム 単複

本来ならデアリングハートで勝ち負けですが、人気なので嫌ってみました。さ〜結果はどうなるのでしょうか?少しだけ遊んでみます。

  第2回J1活用講座開講のお知らせ(目次は随時追加訂正)
Date: 2006-08-06 (Sun)
今回は2ヶ月間という短期なものですが、内容は充実しております。また初心者でもわかり易いように説明します。

■内容
・ハイペースとスローぺースの判断と激走する馬のタイプ
・実績確率とローテの関係から、激走する1着馬のパターン
・脚質と最終ゴールの関係から、連対馬を発見する方法の公開
・諸ファクターの下限値(消去法の具体的な仕切り値の公開)
・J1単勝配当と集中票の関係(6年間の集計結果)
・単勝ランキング◎は5〜6倍の離散傾向馬で回収100%
・単勝ランキング10〜13位で激走する馬のJRA単オッズの公開
・目標金額を確保する、賢い資金運用法
などを予定してますが、内容は当方の一存で決めさせて頂きます。

■現在進行中の講座の内容■
08/08 第01回講座 J1ユーザーの紹介 勝つ馬の見極め 馬の闘争本能の刺激こそ勝馬推理のポイント
08/09 第02回講座 実力指数の使い方 基準値で1着馬の範囲が特定できる、消える人気馬の実力指数 ドラゴンの逃げ馬の撰び方
08/10 第03回講座 筆者の購入した馬券の紹介
08/11 第04回講座 勝者の考え方、心構え、ドラゴンの「勝つこと」
08/14 第05回講座 本命の特別レースの狙い方
08/15 第06回講座 ラップタイムの捕捉説明
08/15 第07回講座 クイーンSのレース回顧
08/17 第08回講座 特別戦攻略の基本方針の確立の為に(前提条件)
08/18 第09回講座 特別戦攻略 どの馬を狙うか? ルール3
08/23 第10回講座 実力平均と連対馬の関係
08/26 第11回講座 ユーザーの質問に答える
08/28 第12回講座 特別レースにおける単穴作戦の狙馬の取り捨て方法について
08/29 第13回講座 買うなら“3連複”か“3連単”,負けても“諦めず”にチャレンジ
08/30 第14回講座 休み明けの取り捨て、期待勝率の推定表の利用について
08/31 第15回講座 つるさんの狙いの勘所
09/01 第16回講座 馬券についての雑感
09/04 第17回講座 ラップタイムを読むテクニック 小倉最終レース 勝負252万円ゲットのユーザーさん紹介
09/05 第18回講座 タイム馬券 時系列観察
09/08 第19回講座 実力TM馬券は競馬の基本ファクター
09/09 第20回講座 ユーザーの事前予想 ズバリ的中
09/09 第21回講座 ユーザーとのメール交流
09/10 第22回講座 ユーザーの事前予想とその根拠 ズバリ的中
09/11 第23回講座 ユーザーとのメール交流
09/12 第24回講座 小さい資金で大きく儲けるドラゴン裏街道をゆく1
09/13 第25回講座 小さい資金で大きく儲けるドラゴン裏街道をゆく2
09/13 第26回講座 小さい資金で大きく儲けるドラゴン裏街道をゆく3
09/14 第27回講座 小さい資金で大きく儲けるドラゴン裏街道をゆく4
09/15 第28回講座 小さい資金で大きく儲けるドラゴン裏街道をゆく5 ラップタイムの読み方(重要情報)
09/19 第29回講座 上級編 実力TMとスタミナ スタミナ基準値公開
09/20 第30回講座 上級編 逃げ馬の推定タイムと勝馬の推定タイムの公式公開
09/21 第31回講座 上級編 推理手順の概要リスト
09/26 第32回講座 上級編 神戸新聞杯、オールかマーの推理手順事例
09/28 第33回講座 J1プラス用高速検索簡易版++01をプレゼント
09/29 第34回講座 高速版の使い方1
10/03 第35回講座 高速版の使い方2
10/09 第36回講座 最終回まとめ 実力TMのメンバー構成と断層 詳細検討の具体例など


受講申し込みをされた方は必ず筆者までご連絡下さい。
入金されただけでは受講を受けることはできませんので、宜しくお願いします。
<講座では質疑応答もしていますので理解が深まります。またウエッブでは公開できない情報もお知らせしています>

〇受講の希望者は下記申し込み方法に従ってご入金された上で「J1活用講座受講希望」のタイトルで、筆者までメールのご案内を下さい。筆者のメールアドレスは下記の通りですのでお間違えの無いようにお願いします。

yanagida@h6.dion.ne.jp

■途中申し込みの場合の取り扱い■
第1回講座から現在までの講座を一括送付し次回から講座単位でメールを送信します。

■申し込み方法■
〇受講料  2ヶ月6000円(3000円/月)
○城北信用金庫谷塚支店
○店番213
○口座番号1150950
○ヤナギダ トモオ(柳田智雄)
以上

  小倉10R「KBC杯」の予想 ゼンノストライカー◎
Date: 2006-08-06 (Sun)
小倉10R「KBC杯」ダート1700mオープン

ゼンノストライカーを狙います。
現在3番人気の6.6倍ですが、少し人気薄と感じています。

オープンのレースですから実力の平均以上が勝ちます。
実力平均97.61です。更に0.5秒加算した値が勝馬の一般的水準です。
その一般水準の対象馬をリストすると下記の通りです。

1位 アンドウオール     前半SP-0.65 後半SP+1.10    脚質4.50 偏差3.70
2位 サンライスキング         -0.28      -0.75    脚質1.00 偏差6.24
3位 ミリオンベル
4位 ゼンノストライカー        -0.32      -0.63    脚質1.40 偏差3.36○

の4頭になりました。
その4頭のうち、牝馬のミリオンベルを除外して考えるのが当方の流儀です。スタミナ指数が小さく信用できません。

さて推理ですが、
前半SP値は+-0.4が経験値として理想なので、アンドゥールは1着予定馬として次位候補とします。
後半SP値は+-0.4秒が理想ですが、0+-0.8秒が正規な標準偏差1の範囲です。

サンライスキング、ゼンノストライカーのどちらかを1着予定馬と考えますが、
脚質はどちらも同程度です。
しかし、決定的な違いがありました。脚質の偏差です。
この偏差が大きい馬は前半SP値が不安定であり、できるだけ採用しないのが方が良いです。ダートの場合特にそうです。

したがって、ゼンノストライカー がこのレースを狙っているとラップタイム表から判断されました。
ゼンノストライカーの前半SP順位は7位ですから、前半はそんな周回位置で追走し、脚質順位は3位ですから4コーナーでは好位に追い上げて来るでしょう。

アンドウオール 実力は99.7であり、ゼノン98.2で、その差は1.2秒差もあり別格です。アンドゥオールはその実力値の
値からみてG2〜3クラスを狙うローテーション馬ですので、この重賞じゃないオープンレースでは軽視しても良いだろうと判断しました。格下のゼンノが上がり馬で期待できると読んだ訳です。

推薦馬 馬番D ゼンノストライカー 単複

  J-1++ for JRA-VAN Data Lab.Ver.2.00公開のお知らせ
Date: 2006-07-09 (Sun)
J-1++を使用する際の重要なお知らせです。

■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ダウンロードをする際の注意事項■
■■■■■■■■■■■■■■■■■

★J-1への上書き厳禁
従来のJ-1とは入力出力データ構造が異なる為、J-1使用のフォルダーに上書きすると、J-1の貴重なデータが失われ、ソフト上で検証確認ができなくなります。

★J-1++を使用する場合は、従来のJ-1と併用するようにして下さい。併用するとは、J-1++のダウンロード以前の蓄積データを保護し検証に使うためであり、JR-VANからのデータを取得する為ではありません。検証データなどはエクセルなどにコピーし管理することをお勧めします。しかしJ-1を削除すると出馬表などが確認できませんのでJ-1とJ-1++を併用しなければなりません。

■新規フォルダーへ保存のこと■
J-1++は、J-1を継承していますが、保存ファイルのデータ構造が異なり、全く新しいソフトです。J-1が納められているフォルダーに登録するのでは無く、新規なファルダーを作り、そこに納めることが★併用の為の絶対条件★となります。

■J-1++の追加新機能の簡単な説明■

@日単位の全場一括表示リスト
従来は開催地単位でしたが、2〜3場所の全場一覧リスト表示となり、レースの指定の操作性が向上しました。

A全場の単勝オッズ表示
「ファイル」→「全レース速報オッズ取得」
の操作で、その時点の全場の単勝オッズが一括取得され、J1の単勝予想配当の下に「単勝当日オッズ」が並列表示され、両者の比較ができるようになりました。

B「速報オッズ」ボタンのクリックで、その時点のレース単位の速報単勝オッズが取得され前記「単勝当日オッズ」が更新されます。

C連対馬検証は、開催地単位から全場一覧表示になり、開催地の違いによる諸ファクターの比較が容易になりました。

以上。

  J1活用講座開講のお知らせ(目次は随時追加訂正)
Date: 2006-02-24 (Fri)
受講申し込みをされた方は必ず筆者までご連絡下さい。
入金されただけでは受講を受けることはできませんので、宜しくお願いします。
現在の講座は、下記のようなペースで講座が進行しています。内容はベテランでも知らないような新鮮さ、また表などを使って分かり易くしました。そのうちエクセルを使った表なども添付する予定です。

2/19日 第1回講座 実績確率の概要説明 クラス差について
2/20日 第2回講座 実績確率の3つの顔  実績確率が効くレース
2/20日 第3回講座 実績確率の効くレース クラスの概要
2/21日 第4回講座 各クラスの違い、的中率と回収率の一覧
2/23日 第5回講座 未勝利芝レースの傾向
2/24日 第6回講座 未勝利ダートレースの傾向
2/25日 第7回講座 競馬番組のレース配置と原則 レースの選別方法(1)
2/26日 第8回講座 未勝利戦のレース選別方法(2)
2/26日 第9回講座 古馬1000万下のレース選別
2/27日 第10回講座 3歳オープン戦の決め手情報の公開 この値0.1が決め手だ!
2/28日 第11回講座 実績確率を使った異常投票馬の発見 本邦初公開の人気操作された馬 阪神杯松永幹夫1着も分かる
3/01日 第12回講座 基準TM、最良TMの概要説明 空白データの意味 古馬の空白は人気落しで単穴注意
3/02日 第13回講座 実績確率とスピードの関連 具体例で詳細説明 どんな時、スピードを決め手にするか
3/03日 第14回講座 実績確率とタイム 能力競馬とゲーム競馬 具体例解説 ハンデー戦の簡単な解説
3/05日 第15回講座 競馬番組の新馬と古馬、その他雑感、講座受講者講座の原理原則で単13.6倍ゲット 5万馬券、10万馬券ゲット
3/06日 第16回講座 基準TMとクラスについて
3/07日 第17回講座 芝ダートの傾向、基準TM、最良TMの選択ルール、好走の条件は後半600mのタイムが鍵
3/08日 第18回講座 ゲーム競馬になる理由、重馬場の時の決め手情報の公開 メール交流
3/09日 第19回講座 基準TM、最良TMの傾向 タイム馬券の選別ルールの公開とその適用事例解説
3/14日 第20回講座 馬券作戦を考える基礎知識 最新単勝配当と馬連配当の傾向
3/15日 第21回講座 J1の馬連予想配当出目を活用したゲーム競馬投票理論 出目の累積確率の使い方
3/16日 第22回講座 単勝配当傾向 的中することが儲けに繋がるシステムの考察、追いかけ戦法
3/17日 第23回講座 平均着差の概要 実績確率との関係、タイムとの関係、パターン化して馬のタイプを見る
3/21日 第24回講座 平均着差 ゲーム競馬の軸馬設定
3/23日 第25回講座 ゴール着差の概要 ハンデー戦には注意
3/25日 第26回講座 ゴール着差からの推理 高松宮記念の推理
3/28日 第27回講座 ゴール着差、高松宮記念の解説
3/30日 第28回講座 最終ゴール着差の一般的傾向
4/04日 第29回講座 最終ゴール着差のイメージ
4/05日 第30回講座 桜花賞データ提供、簡単な説明
4/05日        ★受講者の特権の高速検索用簡易版を本日送付しました。
4/06日 第31回講座 高速検索用簡易版の簡単な使い方の説明
4/07日 第32回講座 桜花賞1点予想(高速検索版の使い方事例)1着予定馬キストゥヘヴン的中
4/12日 第33回講座 修正ローテについて 修正ローテと平均着差から簡単に狙える穴馬の紹介
4/13日 第34回講座 修正ローテと馬主・生産者・血統について
4/15日 第35回講座 特別企画皐月賞の予想と穴馬の紹介
4/16日 第36回講座 特別企画皐月賞1点予想
4/18日 第37回講座 皐月賞雑感 2着予定馬2頭が万馬券 推奨1点予想の枠連1-3的中
4/19日 第38回講座 脚質と前半SP順位 ギャップ馬
4/21日 第39回講座 脚質と偏差、脚質とペースの簡単な説明
4/24日 第40回講座 脚質と前半SP値 ペースの判断は意外な程簡単、ペースに恵まれる穴馬について
4/25日 第41回講座 ラップ関連の保存版記事の紹介
4/25日 第42回講座 前半SP値とペース
4/26日 第43回講座 前半SP値と距離
4/27日 第44回講座 ラップ予想と馬場状態
4/28日 第45回講座 特別な距離の場合のラップタイム ラップタイムからみた天皇賞の馬連1点予想
5/09日 第46回講座 後半SP値 使い方の説明 NHK杯
5/10日 第47回講座 後半SP値とペース キー馬の条件と後半SPとの関係
5/11日 第48回講座 長距離の逃げ馬 穴の条件
5/12日 第49回講座 実績TMについて
5/16日 第50回講座 実績TMとラップタイム推理の原則
5/23日 第51回講座 実績TM馬券 優駿牝馬の解説
5/25日 第52回講座 実力 競馬の実態 5ポイントの意味とその活用
5/26日 第53回講座 実力 馬の能力を正しく評価しても勝てない理由、一般人気と実力順位のギャップこそ鍵
5/31日 第54回講座 スタミナ 一般的傾向
6/01日 第55回講座 前半SP1位のスタミナの順位は、何故か大穴候補となる
6/22日 第56回講座 馬券作戦 事例回収率200%、万馬券2本的中
6/23日 第57回講座 馬券作戦 競馬のトリックと仕組み
6/24日 第58回講座 馬券作戦 雑記事
6/26日 第59回講座 馬券作戦 雑記事
6/27日 第60回講座 レース分析と軸馬の推理、および2着馬の推理 1着馬が分かると2着馬が推理できる!
6/28日 第61回講座 連対馬の推理法アドバイス スタミナ順位は決め手情報となる、タイムは意外な盲点こそ狙い目となる
6/29日 第62回講座 競馬関係者の推理能力、1着馬の確率評価、2着馬の確率評価、競馬プロへの道程
6/30日 第63回講座 馬の能力評価とローテーション
7/01日 第64回講座 捕捉説明、2着馬の確率評価と馬連の構成
7/02日 第66回講座 上級編 メンバー構成の分析手順の詳細 連対馬はメンバー構成の偏りから必然的に生まれる 本邦初公開
7/04日 第67回講座 上級編 ユーザの質問の回答、メンバー構成の分析過程は有効ファクターの発掘にある、その他
7/06日 第68回講座 上級編 占有率は人気値ではない。 勝馬候補の3頭リストが単勝ランキング◎○▲
7/07日 第69回講座 上級編 占有率を見れば、発現するJRA単勝のオッズ、馬連配当の概要が攫める
7/08日 第70回講座 上級編 レース検討の詳細説明 ドラゴンの勝馬選別
7/08日 第71回講座 上級編 ドラゴンの勝てない馬 ランキング配列から欠点を探せ、ジリ脚馬の特徴
7/12日 第72回講座 上級編 1着馬と実績TM 勝負馬には仕切り値がある
7/12日 第73回講座 上級編 ドラゴンライトの馬券作戦
7/13日 第74回講座 上級編 1着馬と後半SP値の関係 1〜3着馬のラップタイムデータ公表 厩舎はどうのようにして馬を仕上げるか?
7/15日 第75回講座 上級編 後半SP値と配当の関係、脚質との関係、単穴の狙いところ 勝ち組が全払い戻しの45%を取得する仕組みの公開
7/17日 第76回講座 上級編 前半SP値の秘密公開
7/17日 第77回講座 上級編 ドラゴンライトの逃げ馬の狙い方
7/19日 第78回講座 上級編 勝ち組の人数とその根拠、勝ち組が好む配当
7/20日 第79回講座 上級編 展開を読む 前半SP順位と脚質順位の関係
7/24日 第80回講座 上級編 ドラゴンライトの狙い馬ルール
7/26日 第81回講座 上級編 ゲート操作枠、ドランゴンルール拡張版


<講座では質疑応答もしていますので理解が深まります。またウエッブでは公開できない情報もお知らせしています>

〇受講の希望者は下記申し込み方法に従ってご入金された上で「J1活用講座受講希望」のタイトルで、筆者までメールのご案内を下さい。筆者のメールアドレスは下記の通りですのでお間違えの無いようにお願いします。

yanagida@h6.dion.ne.jp

★受講者の特権★
受講者がJ1spDBをお持ちの場合、高速検索用の簡易版を提供します。現状の簡易版は検索に40秒程かかりますが、高速版は本格的なデータベース関数処理で、検索は1秒以内2月10日投稿の新仕様データを出力します。また、検索該当レコードリストを一瞬で表示する機能があります。条件合致レースの検証リスト、レース名リスト、完全一致リストの3パターンで検索することができます。受講終了後にお渡しします。<06年4月05日付け、高速検索用簡易版を送付しました>

■途中申し込みの場合の取り扱い■
第1回講座から現在までの講座を一括送付し次回から講座単位でメールを送信します。

■申し込み方法■
〇受講料  6ヶ月6000円(1000円/月)
○城北信用金庫谷塚支店
○店番213
○口座番号1150950
○ヤナギダ トモオ(柳田智雄)
以上

  フェブラリーSのラップと、見所
Date: 2006-02-19 (Sun)
J1の基準ラップデータを比較するとこのレースの特徴が分かる。

基準ダ1600m 90.5-36.3-38.7
フェブ    93.0-35.9-37.1

フェブラリーは勝ちタイムが2.5秒も速い。
前半SPは0.4秒、後半SPは1.7秒速い。
さすがにG1のダ1600m戦であり、特に後半SP値が要求されるダート戦だ。

前半SPが0.4秒速く、しかも後半SPも速いのだから並みの逃げ馬では直線で捕まっていまうだろう。後半SP値が速いので、勝馬は前半を抑えて行かなければならない。先頭馬から4馬身ぐらいで追走すると一番理想的な展開となる。4馬身の抑えが後半SP値の瞬発力に繋がる。J1のラップデータでいうと前半SP値がマイナス0.5秒より低い方が理想的と思うが、どうなるのであろうか?


マイナス0.5秒以下は3頭しか居ない。
1枠 @リミットレスビット 脚質5.2 前半SP-0.53 後半SP0.38
1枠 Aタイキエニグマ   脚質7.6 前半SP-0.69 後半SP0.29
2枠 Cニポンピロサート  脚質8.0 前半SP-1.24 後半SP0.11

根岸組みの連対馬が何故か1枠同居となった。
2枠には前半を引っ張るユートピアが、ニポンピロサートと同枠となった。ユートピアはハイペースで逃げれば逃げる程、これら3頭に有利に働くのが不気味だ。

このレースはグレードG1レースだが、過去の1着馬の格は2526万〜497万円と幅広く発現しているので注意しよう。参加馬に皆チャンスがあると思った方が良い。過去4レースの有効ファクターを探ってみると意外にも平均着差が効く。0.4〜0.7秒で平均0.6秒+-0.1秒が過去の実績である。平均着差はメンテナンス用一覧の相対着差をみれば良い。今回の該当馬は下記の3頭である。

リミットレスビット 0.42 脚質5.2 後半SP+0.38 〇
シーキングダイヤ  0.60 脚質5.2 後半SP-0.19 ▲
トウショウギア   0.62 脚質3.2 後半SP-0.25

★バァーミリアンに著しい集中票が存在するが、それには確かな理由がある。前走「平安S」の内容が良い。ラップは36.4-35.5であり、とにかく上がり3ハロンが突出して優秀だ。この時は3番手追走なので前半37秒ぐらいで追走していることになるが、このラップはこのレースの理想的な前半SPに相当する。それで上がり35.5秒なら、このレースでも勝ち負けできるだけの内容ではないか。
個別詳細の前走の綜合値は★2.04であり、今回メンバー中NO.1の評価である。一番勝ち易い馬はと聞かれたら、バァーミリアンと答えざるを得ない。前走はスローペースで差し切れなかったが、今回はそれよりもハイペースになるのは必至、従って単3番人気の6.7倍は好配当であろう。でも硬い頭では無く波乱含みです。前記〇▲も良い。

今回カネヒキリはメンバーに恵まれているが、楽には勝てないだろう。武蔵野G3は前半ハイペースで恵まれた勝利。通常上がり3ハロン36.2秒の能力であり、メンバーに恵まれて勝ってきたラッキーボーイだからだ。今回後方から行くと届かない可能性が大きいので人気程には信頼できない客観的な状況だ。6連対もしているので勿論実力馬であること間違いないが、差し比べになると同年の4歳馬サンライズバッカスに負けていることからみても、不確かな本命であり、単2.8倍は少し過剰気味な感じだ。

■皆さんの参考にならない、お粗末な予想をしてしまったと反省しています。
カネヒキリの強さが目立った。これ程強い馬だと正直思っていなかったので、軽視したのが辛い。引き上げて来た時の馬の様子が凄い。激走した後もケロリとしていた。
メショウボーラとトウショウギアが前半33.9秒で逃げた。良くもま〜馬鹿げた逃げを打つのだろうか。両馬ともどん尻は当然だ。カネヒキリは前半11番手で追走し先頭馬からは2秒ぐらいで追走しているので前半SPは36秒ぐらいで走っているかなという感じ。武豊はペース判断が的確であり、絶好に位置にいたと思われます。
後半のレースラップは12.9-12.3-12.3であり、上がり3ハロンは37.5秒で、J-1ラップからみるとハイペースになった分0.4秒遅かったが、レコードに0.2秒と迫っているのでタイム競馬の別定戦らしい戦いとなり、内容のあるレースです。カネヒキリは過去走タイムが5位であり、1600mのタイム競馬には疑問を感じていましたが、この1戦で評価を変えざるを得ません。スタミナとスピードを兼ね備えた実力馬カネヒキリに脱帽であり、海外遠征に祝福あれ!

シーキングダイヤはもう少し後ろから行った方が良かったですが、脚質的に抑えると良さがでないのであんな走法になるのでしょうか?毎度粘りのある堅実な馬主孝行馬です。

ユートピアは着順実績的にはかなり下のランクですが、G2級の粘りがあり、馬名通りの夢のある馬であり、将来に期待を持たせます。

メイショウボーラは負け過ぎで本来の出来には無く、復調に時間がかかるかも知れせん。

トウショギアは意図的な短距離狙いの本走惨敗と思われますから1400m以下の出走なら重い印を付けたいです。不調で負けたのでは無く、将来に繋がる惨敗と言えるでしょう。

  フェブラリーSの諸データ
Date: 2006-02-19 (Sun)

有効ファクターのランキングの平均と標準偏差

F N= 4 1着U 1着L 平均 偏差 有効1 安定1 2着U 2着L 平均 偏差 差 下限 有効2 安定2
1 実績 1 13 5.5 4.7 7 13 1 11 6.0 3.8 (0.5) 13 4 9
2 格賞金 1 14 5.8 5.1 8 15 1 12 6.3 4.1 (0.5) 14 7 10
3 着差 1 7 3.5 2.3 1 2 3 10 6.0 2.5 (2.5) 10 4 1
4 ローテ 2 10 5.8 3.3 8 7 2 12 6.3 3.6 (0.5) 12 7 5
5 ゴール 1 7 4.0 3.0 3 3 2 12 6.8 3.7 (2.8) 12 10 7
6 最終ゴー 1 8 4.0 3.1 3 4 2 14 6.8 4.4 (2.8) 14 10 11
7 基準TM 8 10 8.8 0.8 13 1 6 15 9.5 3.8 (0.8) 15 14 8
8 最良TM 2 13 9.0 4.3 14 11 3 15 7.3 4.6 1.8 15 13 12
9 脚質 6 14 11.3 3.3 15 5 8 16 11.5 3.2 (0.3) 16 15 3
10 総合 1 13 7.3 4.9 11 14 2 14 6.0 4.7 1.3 14 4 13
11 FT 5 14 8.0 3.7 12 8 1 16 6.5 5.8 1.5 16 9 15
12 スタミナ 1 11 4.5 3.9 5 9 1 14 4.8 5.4 (0.3) 14 1 14
13 実力 1 11 5.3 4.4 6 12 2 11 5.8 3.6 (0.5) 11 3 4
14 実力TM 1 12 6.8 4.0 10 10 1 10 5.3 3.7 1.4 12 2 6
15 B確率 1 9 3.8 3.3 2 5 3 11 7.0 3.2 (3.3) 11 12 2
16 J1単順 1 10 4.0 3.7 2 13 7.0 3.9 (3.0) 13
17 JR単(馬) 1 5 2.8 1.8 1 10 4.3 3.5 (1.5) 10
18 平均 2.1 10.6 5.9 3.5 2.4 12.7 6.6 4.0 (0.8) 13.3
'
'

有効ファクター値の平均と標準偏差
'

F N= 4 1着U 1着L 平均 標準偏差 2着U 2着L 平均 標準偏差 差 下限
1 実績 14.3 3.5 9.3 4.5 16.7 5.0 8.7 4.7 0.6 3.5
2 格賞金 2526.4 497.0 1572.3 793.5 2641.2 866.6 1442.5 712.5 129.7 497.0
3 着差 0.4 0.7 0.6 0.1 0.5 1.2 0.7 0.3 (0.2) 1.2
4 ローテ 8.9 5.6 7.2 1.3 7.9 5.0 6.7 1.1 0.5 5.0
5 ゴール 0.0 0.8 0.3 0.3 0.1 1.1 0.7 0.4 (0.3) 1.1
6 最終ゴー 0.0 0.6 0.2 0.2 0.0 0.9 0.4 0.3 (0.2) 0.9
7 基準TM 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
8 最良TM 96.1 0.0 69.6 40.2 94.9 0.0 70.8 40.9 (1.2) 0.0
9 脚質 5.0 10.6 8.1 2.4 5.5 10.5 7.8 2.1 0.3 10.6
10 総合 1.2 -1.6 0.0 1.2 0.8 -0.6 0.1 0.6 (0.1) (1.6)
11 FT 1.2 -3.0 -0.4 1.6 0.8 -3.0 -0.5 1.5 0.2 (3.0)
12 スタミナ 50.0 36.3 43.8 5.1 47.5 43.8 46.3 1.8 (2.5) 36.3

13 占有率 53.0 48.0 49.8 1.9
14 J1単オッズ 310 2370 1050 820 540 3540 1688 1123 (637.5) 2370
15 JRA単(馬) 130 1040 558 347 570 2130 1395 557 (837.5)
16 勝タイム -0.5 -2.2 -1.2 0.7 1.8 -1.4 -0.1 1.4 (1.1) (2.2)
17 前半SP -0.5 -1.2 -0.8 0.3 0.8 -0.7 0.1 0.6 (0.9) (1.2)
18 後半SP 1.3 -1.5 0.0 1.0 -0.3 -1.4 -0.8 0.4 0.9 (1.5)


  ダイヤモンドS観戦記
Date: 2006-02-14 (Tue)
シェクマイハートが長距離では信じられないようなハイペースでレースを引っ張った。前半36.4秒これはレコード確実。これは中距離並みのラップである。

馬群は2つに割れた。前段にフサイチが追走した。また我が心情馬券のハイアーゲームも前段の最後尾を追走した。ハイアーゲームが後方に位置しない展開に、「何だ、この展開は??」と思った。ハイラップを無視した追走に「お前ら、それでもプロの騎手か〜〜?!」と罵声を浴びせたい心境である。このままでは直線で失速するのが普通だ。

 後方グループはトーカイトリックを先頭に人気薄馬が追走。前半の1000m通過時点で、もうこのグループから連対馬が出るななど・・と想像していた。

 直線に入るとフサイチが先頭、ハイヤーゲームも早目の進出だが、もう馬券はこの時点で諦めた。東京は直線の400m手前まではじっと我慢してラストスパートを控え、残り300〜400mになったら仕掛けるのが普通だ。ハイラップを追走した先行馬が400m地点で先頭ならゴールまでその脚力を維持は出来ない。後方グループの餌食になる。

400mのところでハイアーゲームが先頭に立ったが、これが限界だなと冷静に見ていた。こんな馬鹿げたレースは見たくはないとさえ思えた。後方グループのマッキーマックスが内をついて鋭く延びて1着。上位馬は全て後方グループメンバーであり、牝馬のメジロトンキニーズが2着、トーカイトリックが3着という結果となった。展開が決め手になったレースだろう。

1着は単3番人気で510円であり単穴と言えるが、2着は単7番人気で、馬連3030円とは異常に安い配当と思えた。枠連1880円もかなり安い。普通なら馬連50倍はある馬券だろう。

マッキーマックスの同枠馬がハイラップを作ったシェクマイハートであり、ここにレース展開の綾があろう。

結果的にこのレースの決め手となったファクターをJ1でみると
タイム競馬となった関係で最良TM3位、基準TM2位のマッキーマックスが1着、他の有力馬は前段グループ追走なので負けた。
また長距離では活躍するファクター最終ゴールの上位2位、3位が、またハンデー戦で活躍する平均着差3位4位が連対し順当なものだったが、予想外の展開に推理が翻弄されたレースだったと思えてならない。

普通に走っていれば、7着に大崩するフサイチアウステルではなく、展開に疑念を感じさせる後味の悪いレースでした。これもゲームの綾であり、達観はしているが、最近そう思えるレースが多すぎるので残念。従来レコードを1.6秒も更新し、ハイアーゲームも従来レコードで走っているのだから健闘を讃えたい。これぞ心情馬券。また出走した来たら相手関係を無視して◎にするので皆さんはご注意を。アハハ。

  東京「ダイヤモンドS」◎ハイアーゲーム 「立春賞」芝2000mハンデー戦は馬番10のディーエスハリー単910円
Date: 2006-02-12 (Sun)
心情馬券は、狙ったら最低3回は買い続ければならない。勝負ローテーションに入っているハイアーゲームを狙う。前回は中山開催でコース不向きだったが、今度は東京で延び延びと走れるだろう。好走の条件は揃った。G2の「青葉賞」1着から今回が12戦目となる。

12戦ローテーションを過ぎると、そこにはダイヤモンドSの勝利があった」となって貰いたい。前走はレース間隔が開き+24Kの太めだったが、スタミナはこれで充分に充電した筈。後はそのスタミナをゴール前で全開するのみだ。ジョッキー内田博幸は追える騎手なので信頼するしかないだろう。ダービー3着の意地を見せて頂きたいものだ。ここでも2着以下に負けるなら、いったいどこで連対するのだろうか?全く分からなくなって来る。

心情馬券 ハイアーゲーム 単複(11時現在 単4.6倍)

フサイチも上位に食い込んできそうな気配だが、ジリ脚なので単は買い難い。鞍上強化されたペリエの手綱さばきに、フサイチはどう反応るか注目したい一戦。ハイアーゲームが来るのか?フサイチが来るのか?

なお、ダイアモンドSの前の10R「立春賞」芝2000mハンデー戦は馬番10のディーエスハリー単複<単910円>が面白そう。馬単ならI→A 6420円の1点

  京都「すばるS」単5.4倍の◎マイティスプリング
Date: 2006-02-11 (Sat)
過去の1着馬の前半SP値の平均は-0.6+-0.3、後半SP値0.1+-0.6である。この条件に該当する馬は僅かに3頭だけ。
テンケイ、マイティスプリング、タイギャラント
テンケイはB確率15位なのでいらない。タイギャラントは9歳馬で軽視したが、武豊騎乗依頼にはちゃんとした理由がある。しかし各ファクターのバランスから簡単に安勝のマイティスプリングB確率▲となってしまった。頑張れ!ラップ適合馬!

推奨馬 馬番Iマイティスプリング 単複

但しローテーションは余り良くないので強くは推せない。
結果(ローテーションがヤッパリ悪かったようだ)

  東京「バレンタインS」◎トーセンテンショウ
Date: 2006-02-11 (Sat)
古馬1600万下の芝1400m戦は過去6年間のデータベースで調べても殆ど実施されていない。バレンタインSの条件はその時で変化しており、傾向が掴めないが、一応過去の経験から推理し楽しんでみることにした。

東京の芝1400mは直線が長いので最終ゴール値が効いて来ると思う。メンバーの能力差が接近しているので、上位5頭を採用しこの中から勝馬が出ると信じることにします。また、3勝馬と言うことで実力とタイムが関係して来るだろうから、実力TM4位以内から軸馬を探すことにします。

最終ゴール順位      最終ゴール値   実力TM順位
1位 ムーンシャイン   0.0      1位
2位 ピサノグラフ    0.1      8位
3位 ビーナスライン   0.1      7位
4位 トールハンマー   0.2      3位
5位 トーセンテンショウ 0.2      2位

実力TMの順位から、ムーンシャイン、トールハンマー、トーセンテンショウの3頭が勝馬候補と考えます。12時現在のJRA単勝人気1位〜3位と合致しており、難しいメンバーにしては順当な人気状況でがっかり。採用された各馬を脚質順に検討しよう。

脚質順       脚質     前半SP   後半SP
ムーンシャイン   2.3   −0.23   0.84
トールハンマー   4.6   −0.09   0.44
トーセンテンショウ 7.2   +0.18   0.30

前半SP値がプラス値であることが勝馬に要求される重要な条件の1つあり、この点でムーンシャインは候補から脱落。ゴール前の展開状況は展開差で、トールハンマーが7.2-4.6=2.6 1馬身半だけ有利ですが、この程度の差では甲乙付け難いです。前走の調子の良さをラップ比較で検討してみますと、

トールハンマー   1200m 33.6-35.3 0.2 綜合-0.49
トーセンテンショウ 1600m 35.1-34.4 0.5 綜合+0.41

<個別詳細の前半、後半を参照しました>距離の違いがありますが、綜合の値の内容が★断然、トーセンテンショウが優れています。脚質的にはやや後方で嫌な感じはしますが、東京の長い直線で、何とかカバーできるでしょうから、1着予定馬は

馬番A トーセンテンショウ 単複

となりました。
東京での芝1400〜1600mの距離実績もあり、ここはメンバー的にもチャンスであり、勝ち負けです。
(結果、追い込んだが、稍スローの展開で届かない。残念)

  東京10R「大島特」ダ左1600mのデータ 新データ提供サンプル
Date: 2006-02-10 (Fri)
			★有効ファクターのランキングの平均と標準偏差	★


数値の解説:1着U ランキングの1着馬の上限、1着L:ランキングの1着馬の下限
平均:1着馬のランキングの平均、偏差:1着馬のランキングの標準偏差1、
有効1:1着馬の有効ファクター順位、安定1:標準偏差の順位、( )の数値はマイナス値


F N= 14 1着U 1着L 平均 偏差 有効1 安定1 2着U 2着L 平均 偏差 差 下限 有効2 安定2
1 実績 1 13 4.9 3.9 8 10 1 16 4.7 4.1 0.1 16 4 5
2 格賞金 1 15 5.1 4.2 9 11 1 16 4.9 4.1 0.2 16 6 6
3 着差 1 10 4.0 2.5 6 3 1 13 5.1 4.4 (1.1) 13 7 13
4 ローテ 1 12 3.6 3.2 4 7 1 13 5.6 4.3 (2.0) 13 10 11
5 ゴール 1 8 3.5 2.3 2 2 1 14 5.1 4.2 (1.6) 14 7 8
6 最終ゴー 1 8 3.4 2.0 1 1 1 13 5.5 4.2 (2.1) 13 9 7
7 基準TM 1 15 7.0 4.3 12 12 1 15 8.4 4.9 (1.4) 15 15 14
8 最良TM 1 14 7.3 3.9 13 9 1 13 7.4 4.2 (0.1) 14 14 9
9 脚質 1 16 7.8 5.8 14 15 1 10 4.7 2.9 3.1 16 4 1
10 総合 1 13 6.9 4.4 11 13 1 13 5.6 3.8 1.3 13 10 3
11 FT 2 16 8.1 4.7 15 14 1 15 6.7 5.0 1.4 16 12 15
12 スタミナ 1 10 5.2 3.4 10 8 1 16 6.8 4.4 (1.6) 16 13 12
13 実力 1 10 3.5 2.5 2 4 1 14 4.5 4.2 (1.0) 14 2 10
14 実力TM 1 12 4.0 2.8 6 5 1 13 3.7 3.3 0.3 13 1 2
15 B確率 1 11 3.7 2.8 5 6 1 14 4.5 3.8 (0.8) 14 2 4
16 J1単順 1 13 3.6 3.1 1 11 4.4 3.0 (0.7) 13
17 JR単 1 5 2.4 1.2 1 36 10.9 12.0 (8.4) 36
18 平均 1.1 11.8 4.9 3.4 1.0 15.0 5.8 4.5 (0.8) 14.4

'
このレースの1着馬の有効ファクターは最終ゴール、ゴール、実力です。2着馬の有効ファクターは、実力TM、B確率(実力)、脚質などです。
'

             ★有効ファクター値の平均と標準偏差★

'

下記は各ファクターの数値の平均と標準偏差(見方は上に同じ)

F N= 14 1着U 1着L 平均 標準偏差 2着U 2着L 平均 標準偏差 差 下限
1 実績 12.5 5.3 8.4 2.1 11.8 2.6 8.0 2.3 0.3 2.6
2 格賞金 320.6 125.7 205.8 62.2 293.9 69.3 194.4 53.1 11.5 69.3
3 着差 0.1 1.0 0.5 0.2 0.1 1.2 0.6 0.4 (0.1) 1.2
4 ローテ 10.6 5.2 8.5 1.5 11.7 4.8 7.7 2.2 0.7 4.8
5 ゴール 0.0 0.9 0.4 0.3 0.0 1.5 0.5 0.5 (0.2) 1.5
6 最終ゴー 0.0 0.7 0.2 0.2 0.0 1.2 0.3 0.4 (0.2) 1.2
7 基準TM 92.8 0.0 64.2 42.2 94.0 0.0 64.9 42.7 (0.8) 0.0
8 最良TM 93.7 87.0 91.4 2.1 95.1 88.6 91.8 1.9 (0.4) 87.0
9 脚質 1.0 11.0 5.2 3.6 1.0 7.2 3.4 1.9 1.7 11.0
10 総合 1.6 -1.8 -0.5 1.1 1.2 -2.5 -0.3 0.9 (0.2) (2.5)
11 FT 1.8 -1.3 0.4 0.8 1.5 -1.3 0.3 0.6 0.0 (1.3)
12 スタミナ 46.3 36.3 42.4 2.5 43.8 27.5 40.3 4.2 2.1 27.5

13 占有率 62.7 42.8 56.4 5.7
14 J1単オ 260 6460 1148 1587 270 4200 1177 1085 (29.3) 4200
15 JRA単 180 1800 568 418 550 16330 4249 5395
16 勝タイム 1.7 -1.3 0.7 0.8 2.5 0.0 1.1 0.8 (0.4) (1.3)
17 前半SP 1.5 -1.4 0.2 0.8 1.5 -0.4 0.4 0.6 (0.2) (1.4)
18 後半SP 1.8 -0.7 0.6 0.7 1.6 0.2 0.6 0.3 (0.0) (0.7)


ラップタイムの勝ちタイム、前半SP、後半SPの平均の値をみると、0.7 0.2 0.6であり、平均以上のラップを踏む馬が1着します。前半は慌てないで平均ラップを踏める馬が断然有利です。前半でスタミナを温存し、後半の600mで強いダッシュがかけられることが勝利の最先端の馬です。連対有力馬は下記のようなメンバーです。
カタナ------------------2着      
ジュレップ--------------3着    
ウインリゲル   
ウルフボーイ   
キャピタルフライト------4着
アルドラゴン------------1着 
以上。
(結果、1〜4着馬を全て把握でき満足)

  小倉11R「吉野ヶ里」について
Date: 2006-02-07 (Tue)
単勝5530円ウルヴズグレン。
こんな単勝買えないと思ってしまうかも知れないが、この単勝馬券をゴッゾリ買って、膨大な利益を手にしていまう人もいる。勿論当方のことではない。

このレースはスタミナの下位が活躍するレース。スタミナの下位が活躍するレースはゲーム競馬。競馬関係者が少ない投資で膨大な利益を確保する錬金術のレースだと言っても過言では無い。普通に推理していたのではこの単馬券を買うとこはできないだろう。何故ならば、買えないように演出されているからだ。
 競馬には1%の偶然もありません。この単勝も必然性があって1着したと考えないと進歩しません。ウルヴズグレンはB確率15位であり、95%は連に絡まない馬だが、勿論例外はある。本来ならこの馬のオッズはJ1単勝オッズからみると16030円、でも現実は5330円であり、かなりの集中票があったものと推測されます。

何らかの理由があって、買える人には買えるのでしょう。J1の場合は、貴重なデータを見逃してしまうのが買えない理由の殆どです。「後から分かる競馬かな」気配りの無さを痛感する一瞬です。分かっていて切るならば納得ですが・・・

これラップ表の「個別詳細」をみると一発で分かるのです。ウルヴズグレンの前2走のパターンコードと綜合 パターン219 綜合2.18。パターンの最後の9は後半SP値が異常に速いことを意味する。100頭に5頭はいない程優秀な成績なのです。如何に前半SPのスピードが遅いからといって滅多に出ないタイムであり、注目すべき内容なのです。前2走の綜合はこのメンバーの中で一番優れている値であり、この値が大きい馬は単候補の最有力候補となります。前2走の素晴らしい内容の後、小倉の「大宰府特別」に出走。不発だったが

この馬前走「大宰府特別」に出走していた。
1着 3枠 6 ピカレスクコート
2着 1枠 2 コウエイマーブル


13着 1枠 1 ウルヴズグレン←代用X馬

ウルヴズグレンの同枠は連対している。そして、本走である。このゲート配置と連対の不自然さこそ買い信号ではないだろうか。大宰府特別の1着馬はゲート6番だったが、何故か偶然にその6番にウルヴズグレンは配置された。

そうそう〜思い出しました。東京新聞杯の単5180円のフジサイレンスは前走「ニューイヤーS」の出走馬でした。

1着 8枠 14 ロードマジュスティ
2着 7枠 12 オーゴンサンデー
3着 8枠 15 フジサイレンス←代用X馬

フジサイレンスはAT馬(着差安定馬)でしたが、一戦シフトの、このレースで代用X馬となり、次走で単勝大穴をあけましたね。

ちょっとした気配りで容易に買えたレースだったと言えます。こう言うと競馬は初めから決まったシナリオがあるのかと勘ぐる人がいますが、そんなシナリオは散々データを調べた結果ありません。ただ、そのゲーム馬の成功率はかなり高いと言うことは確かですので競馬関係者の儲けは膨大なものでしょう。

代用X馬は所謂JRAのサイン競馬ではない。馬連、馬単の安全確保の為に代用X馬はどうしても必要なのです。つまり枠連で安全確保をしているとみるべきです。現象的にはサイン馬券のような形になりますが、それは現象面です。代用X馬といっても、それなりの根拠がなければただ偶然に同枠になっただけ。代用X馬だからといって全て買える訳ではない。

  あ〜〜タイミング悪い
Date: 2006-02-05 (Sun)
「小倉大章典遊び心で、◎馬番Nビッグプラネット Date: 2006-02-03 (Fri)」 で、勝てない厩舎に応援してやろうと提案し、不発でしたが、本日の京都「シルク」で南井克己厩舎に1着された。タマモ単900円、タイミングがズレてしもうたわい。

小倉11R「吉野ヶ里」は最低の勝率の厩舎がやっぱり1着し5530円だ!。2着は最低の勝率の岩部が来て45180円の万馬券だ!ハンデー戦は勝てない厩舎、騎手を応援する応援馬券は威力があるな〜・・・

  「共同通信杯」J1ユーザメール紹介
Date: 2006-02-04 (Sat)
ユーザーから明日のレースの予想研究が来ましたのでご紹介します。3連単推理です。

共同通信杯
◎3着までに来る条件 
 実力平均以上  
 後半S4位以内(除く脚質1位)
◎過去2年は実力1位と実力平均に近い馬で1、2着 

04年 実力平均96.86 36.17−35.85
 Hアポインテッドデイ 実力98.35 2着 脚質 1位 後半2位
 Cマイネルゼスト     97.85 7着 6.10 10位 8位 
 Aブラックコンドル    97.70 8着 4.30 7位   6位
 @ビッググラス      97.11 6着 1.10 2位   5位
 Iマイネルデュプレ    97.04 1着 3.75 5位 1位
 Fナムラシーザー     97.04 3着 5.50 9位 4位
 

05年 実力平均97.40 36.35−36.05
 Aストーミーカフェ 実力 99.99 1着 脚質 1位 後半8位
 Gニシノドコマデモ    97.83 4着 6.95 8位 1位
 Cロードマジェスティ   97.80 5着 3.00 2位   4位
 Hマルカジーク      97.39 3着 5.95 6位 2位
 Eダイワアップセット   97.39 2着 4.95 4位   3位
        
06年 実力平均97.20 37.23−35.28
 @アドマイヤムーン 実力 100.20 脚質6位 4.20 後半6位
 Eフサイチリシャール   100.20   1位      2位
 Aショウナンタキオン 99.05   11位11.87   4位
 Bマッチレスバロー    97.35 10位 7.20 3位 
 Hブラックバーピン 96.99 5位 8位

今年は実力平均以上が4頭のみ。
実力100.20のアドマイヤとフサイチを比較すると、脚質と後半でフサイチ有利と読めます。実力平均に近い後半3位のマッチとの1,2着かなというところです。伏兵がいるとすれば、Hブラックでしょうか。しかし、後半8位ですから3着か、4着と思われます。

このレースは毎年固いので、3連単しか妙味がありません。
E−@B−@BAHの6点買い。600円で楽しんでみます。

■筆者コメント
メールありがとう御座います。軸はフサイチリシャールですか。成るほど。リシャールの馬主(関口オーナー)は明日東京競馬にリシャールの口取りに来る予定になってます。フサイチ軍団ではこのレース「鉄板」だと豪語していますが、どうなんでしょうかね。面白そうなレースでは無いと思ったので、まだ検討もしていません。ではまた。

  ごめんなさい!!
Date: 2006-02-04 (Sat)
東京「白富士」は
「■2番目に有効な決め手は最終ゴール値であり、平均順位3.7+−1.5です。東京の長い直線での競り合いで、この能力が重要であることを示唆しています。したがって最終ゴールの4位を中心にマークするとエアシェイデイ、トウショウナイト、アサクサキニナル、メジロマントルあたり。メジロは逃げ馬なので軸にはできない。この中では脚質値と後半SP値の関係からのアサクサキニナルが上でしょう。」

と書きましたが、計算ミスがあり、エアシェイデイのゴール前の展開状況の方が優れていました。

メジロマントル 脚質1.0 後半SP-0.59
エアシェイデイ 脚質4.8 後半SP+0.53 ◎
トウショウナイト脚質5.4 後半SP-0.77
アサクサキニナル脚質8.8 後半SP+0.33 〇

断然エアシェイデイが有利だったです。ジンローを飲みながらタイプしてましたので、また、やっちゃいました!3馬身も有利だったのにどこみていたのでしょう。とんだ間違いでした。と言っても、後の祭り。どうも、スミマセンでした。

  小倉大章典遊び心で、◎馬番Nビッグプラネット
Date: 2006-02-03 (Fri)
ハンデー戦になると皆、軽ハンデー馬を気にする。しかしこんな発想を切り替えて、勝てない騎手や勝てない厩舎を応戦してやろうじゃないか!今回は勝率の悪い厩舎(南井克己=勝率4.9%はこのメンバーでは最低の成績)が格賞金No.2位のビックプラネットをこの小倉大章典にぶつけて来た。それなりの目的があっての出走と思う。入着賞金の加算か、勝つのか?

 前走京都「京金杯」G3芝1600mを1着しての挑戦だ。前走はハイペースでやっと勝った印象だが、今度は1800mの平坦だから1800mの勝ち実績は全くないが、走らないという理由も無い。いや、走れるとみたから挑戦してきたのではないかと都合良く考えた。1800mになれば、ペースが落ちて、馬は今日の競馬は楽だな〜などと考えながら走るかも。それなら4コーナーを回って余裕があろうから、馬だって直線元気一杯で走るかも。
 過去の小倉大章典のラップは前半SP35秒代だが、今回は36.06が予想されており、逃げ先行馬にとっては理想の流れに成る可能性がある。ビックプラネットは芝2000mの皐月賞でも4コーナーまで高速で逃げ1番手だった。直線で失速したけど中山の4コーナで1番手なら1800mを走り切る能力ありとみてもいいんじゃないのかと、これも都合良く考えた。穴を獲る為の解釈であり、笑って下さい。しかして推薦するほどではないが、一応は

8枠 馬番Nのビッグプラネット 単複

となる。たぶん人気薄だと思うので激走して欲しいね。人気薄なら複でも儲かる。頑張れ!頑張れ!4歳馬のビッグプラネット。実力馬は高齢の実績馬が多い。しかも実績からハンデーも一様に重いので、ここは4歳の若さで頑張って欲しいネ。

このレースの決め手ファクターは脚質であり、前年こそ差し馬で決まったが、本来は先行馬有利の小倉競馬。ビッグプラネットはデビュー2連勝し一応は皐月賞出走馬なんだからね。並みの4歳馬じゃ無い。素質充分で前走6番人気でG3重賞勝利したが、これフロックでは無いと思う。一般ファンは、重賞の2連勝は難しいからと嫌うだろうから、人気の死角をついて負け覚悟で狙う。

  東京「白富士」芝2000m 馬番K ◎アサクサキニナル
Date: 2006-02-03 (Fri)
J1spDBの簡易版でこのレースの傾向を探りますと、サンプル数は3つと少ないですが、それでも下記のようなことが理解できます。未公表ですが、簡易版を更に改造し有効ファクターを統計的に自動処理しています。一瞬にして1着馬と2着馬の有効ファクタを把握でき、ファクター毎の平均値とその標準偏差も計算し、更にその順位付けの処理を行っていますから悩むことは少なくなります。

■このレースは古馬の別定戦ですが、実力馬には不利な負担重量となっている為、実績確率の有効ファクター順位は8番目であり、実績の平均順位は6.0+−2.2です。+−後の数値はデータの標準偏差です。実績に囚われ過ぎると1着馬が分かりません。

<1着馬の特徴>
■東京の芝2000mということで平均ペースのレース傾向と思われます。最大の決め手になる有効ファクターはFT値であり、平均順位は2.3+−1.3です。普段余り活躍しませんが、今回は注目データとなります。今回の該当馬はマチカネ、ユキノ、ヤマノなどですが、マチカネは4ヶ月の休み明け緒戦であり、強く推せません。ユキノは9歳馬で、これも問題がありそう。ヤマノはローテが悪すぎますので、今回はこのデータ活躍しない可能性があるでしょう。

■2番目に有効な決め手は最終ゴール値であり、平均順位3.7+−1.5です。東京の長い直線での競り合いで、この能力が重要であることを示唆しています。したがって最終ゴールの4位を中心にマークするとエアシェイデイ、トウショウナイト、アサクサキニナル、メジロマントルあたり。メジロは逃げ馬なので軸にはできない。この中では脚質値と後半SP値の関係からのアサクサキニナルが上でしょう。

■3番目に有効なファクターはスタミナです。4.7+−2であり、スタミナの無さそうな馬は軽視した方がいいです。

■脚質は8.7+−1.3であり、データのバラツキが少ないので脚質順位7〜10位には充分に注意する必要があります。前記アサクサキニナルは11位であり、ギリギリ合格です。逃げ馬のメジロの後半SP順位は11位であり、アサクサキニナルは脚質11位で合致しており展開は味方しそう。

アサクサキニナルの着順実績は6-10-6-0-6-12で、2着が多いですが、これは短距離のもので、中距離は4-5-4-0-3-7であり、中距離が本来得意な筈だ。東京のこのレースを狙う為、相性の良い名手柴田善臣に騎乗依頼した気配があります。5着→10着→3着→6着→?で最高に良い一発狙いのローテ。前2走の東京芝1600mで3F33.7秒は距離延びて更に良いから、推薦馬は7歳馬ですが、

馬番K アサクサキニナル 単複

にしましたが、結果はどうなるでしょうか?
マチカネが休み明けでも、キッチリ仕上げていれば、勝たれても納得ですね。

さて2着馬は一般的に先行している馬がいいですが、決め手情報を下記の通り上げておきましたので、適当にどうぞ。マチカネを休み明けで切りましたが、FT1位、最終ゴール1位ですから本来は軸馬の資格がありますので2着馬には軽視しないでね。メジロが逃げるとこの逃げ馬と同速となるのが6枠の2頭であり少しスローになると展開が嵌り易い傾向にあります。

2着馬の特徴
■2着馬の1番の有効ファクターは実績TMで、2.3+−1.3ですから、おそらく人気馬が活躍するのでしょう。

■2番目に有効なファクターは1着馬でも有効だった最終ゴールです。3.0+−0.8と1着馬より良い値となっていますので注目せざるを得ません。

■3番目に有効なファクターはB確率です。3.3+−0.6で偏差が小さいのが特徴です。この部分の1着馬は偏差0であり、平均値は5.7ですから逆転現象となっています。従って馬連のB確率の組み合わせは大体似たような順位で決まり易く、ちょっとだけ1着馬が人気薄という傾向でしょうか。

  J1ファンはエクセルを使いこなせ
Date: 2006-02-01 (Wed)
脚質と上がり3Fとの関係を知るにはエクセルが役立ちます。

脚質 3F
1.1 36.3
2.6 37.2
--  --

芝とダートは区別してデータをデータベースから任意に30個抽出し、エクセルのシートに貼り付けましょう。その両データを選択してからグラフを作成するのです。グラフの種類は散布図です。エクセル2000版の場合はそのグラフを作成しメニューの「グラフ」の「近似曲線の追加」をクリックします。線形近似が選択されていますのでそのまま「オプション」タグをクリックし「グラフに近似数式を書く」にチェックを入れると、データの近似曲線(単回帰方程式)方程式を作成してくれます。難しい計算を一瞬でやってくれるので助かります。<エクセルのバージョンによってはグラフを右クリックして近似曲線を作成する場合もあります>

芝レースの近似曲線は

y=-0.094x+36.282

xは脚質値であり、yは上がり3Fタイムです。
4コーナーにおける番手1つ0.094秒であり、J1で番手1つ0.1秒換算(簡便法)は妥当なものであることを証明してくれます。上がり3F能力がある馬はこの番手のタイム差を考慮して後ろに展開していることをこの方程式は示しています。
 筆者は30年も前から番手1つ0.1秒換算を使って来ました。便利なエクセルなどはありませんから、勿論手計算で求めました。計算に1週間ほどかかったと記憶しています。天皇賞、ダービーなど30レース程のクラッシクを統計しました。各馬の4コーナの展開位置と着差を調べ帰納的に推理し0.1秒と判断したのです。

上記式の係数は-0.094秒ですから、誤差は100分の1秒であり、簡便法は正しいのです。しかし、ダート競馬を調べてみると、

y=-0.0478x+39.87

であり、誤差が大きいことが分かりました。★簡便法としては番手2つで0.1秒と考えた方が現状に即しているようでので、今後はこれで推理したいと考えています。

同様にレースタイムと脚質との関係をエクセルで調べてみますと、

y=−0.8577x+1021.8 (芝レース)
y=−1.8343x+951    (ダートレース)

<RT6の調査データを利用>
スピードのある馬ほど先行させて競馬されていることが分かります。ダート競馬は4コーナ時点で約1m芝より先行させています。従って、競馬は概ね先行馬有利と判断していいし、脚質データの頻度率もそれを証明しています。

J1ファンはエクセルを活用しましょう。
エクセルで数式を作成しみると、ぼんやりしていた事柄が明確になって来て便利です。RT6にも関連の記事を投稿してありますから読んで下さいね。ダート競馬推理のキーポイントを書きました。

  ユーザー研究の報告
Date: 2006-01-30 (Mon)
ラップ愛好家のJ1ファンメールをご紹介しましょう。

J1ファンの方々へ
今日は東京メインで、情報のとおりリミットレスピッドが勝って最高でした。感謝感謝です。
京都のメイン、取った方は多いでしょうか。J1を使うと、きっちり取れますので、J1ファンで分かっておられる方もおられるでしょうが、取れなかった方の為に、来年に備えてご報告しておきますので参考にしてください。

京都牝馬Sの狙い方
このレースはJ1ラップを見ても分かると思いますが、スローなレースです。昨年のJ1ラップは36.02−34.63、今年はもっと遅く、36.21−34.74です。昨年の結果から、次のように狙いが立ちました。

@実力TM98以上で掲示板

Aスローになる関係で前半スピードのある馬が有利ですから、@で残った馬で前半Sの上位の馬を選別する。前半S順位が2桁の馬は人気でも消しです。

B4,5頭残るので、選別された馬でボックス。

今年を見てみましょう。
@実力TMでソートして、98より上の馬。今年はKマイネサマンサからCチアフルスマイルまで8頭残りました。残りの7頭はザックリ消しです。だいぶすっきりします。

A選ばれた8頭のうち、前半S順位2桁を除いて、前半S順位の上位を選別していきます。
 
Kマイネサマンサ   前半S3位 
Gアズマサンダース   10位で消し
Iヤマニンシュクル    7位
Mレクレドール      4位
Eディラデラノビア    14位消し
Hオースミハルカ     6位 
Lメイショウオスカル   2位
Cチアフルスマイル    5位

残ったのは
K、I、M、H、L、C
このうち、59キロを背負うHはまず要らないでしょう。

残った5頭
K、I、M、L、C

結果は
K−C−L−I−E−Mと入り
6着までに全部きました。
うれしいことに、今回同着でしたから、馬単3連単が2とおり取れました。

来年も同じようなペースなら、これでバッチリです。J1様〃です。

■筆者コメント
メールありがとう御座います。
牝馬と牡馬の違いはゴール前の瞬発力にあります。牝馬は一般的にスタミナが無く、強い瞬発力がかけられません。そんな関係で前半SP値が決め手になることが多いですね。シンプルな推理で穴ゲット、おめでとう御座います。これからも、素晴らしい推理を期待してます。

  東京「根岸S」 ◎Fリミットレスビッド 
Date: 2006-01-28 (Sat)
ダートの1400mということで、有効ファクターは基準TM100%、最良TM66.7%であり、タイム系データが大活躍している。
基準から
1位Fリミットレスビッド 95.5 脚質3.8 後半SP+0.75
2位Nシルバーゼット   95.5 脚質4.2 後半SP-0.22
3位Cニシノコンサフォス 95.5 脚質1.0 後半SP-0.78

最良TMから
1位Oテイエムアクション 96.0 脚質6.0 後半SP+0.88
2位Fリミットレスビッド 95.5 脚質3.8 後半SP+0.75
3位Bトウショウギア   95.5 伽質1.8 後半SP-0.10

脚質順に並べると
Cニシノコンサフォス 95.5 脚質1.0 後半SP-0.78
Bトウショウギア   95.5 伽質1.8 後半SP-0.10
Fリミットレスビッド 95.5 脚質3.8 後半SP+0.75 ◎
Nシルバーゼット   95.5 脚質4.2 後半SP-0.22
Oテイエムアクション 96.0 脚質6.0 後半SP+0.88 〇

軸はリミットかテイエムか。G前の状況は展開からみてFが上
しかも前走の比較からも馬番Fリミットレスビッドが優位であり、推奨馬は

Fリミットレスビッド 単複

リミットレスビッドの前5走「CBC]G2の1200mのタイムは芝レースのものだが、非常に高速なものだ。前走のダートレースからみても、ダート適正はあるので、タイム勝負なら勝ち負けの一戦と位置付けられよう。

  東京「東京新聞杯」G3 芝1600 ◎アルビレオ
Date: 2006-01-27 (Fri)
例によってJ1spDBでレース傾向を探った。簡易版では合致データが3つと少ないが、傾向は分かる。有効ファクターは勝率66.7%で3つに分散している。着差、ローテ、B確率。1着馬はどのファクターと関係が深いのだろうか?それを知る為、有効ファクターの1着率と2着率を比較してみた。
  着差 ローテ B確率
1着 66.7 66.7 66.7
2着 66.7 33.7 33.7
ローテとB確率が勝馬と関係が深そう。1着馬のローテは、1位、3位、5位であり、B確率は3位(2回)、5位であり、若干ローテが優位だ。

東京新聞杯は賞金別定であり、実力馬には有利とは言えない規定となっている。だから毎年勝馬は中位以下の実績馬が活躍し、単勝は荒れている。荒れそうな時は、あれこれ悩んでもいいことは無い。データを素直に読んで決め打ちし、運を天に任す。ズバリ、ローテ3位内から1着馬が出ると祈る。

ローテ                パターンコード
1位 ベニーポイッスル 4歳牝馬 52KG -- 235 558 B確率〇
2位 メイショウオーテ 4歳牡馬 54KG 224 -- --  B確率◎
3位 アルビレオ    6歳牡馬 55KG 548 127 575 B確率7位

ラップは東京の芝1600mということで、差し追い込み馬有利であり、パターンコードからメイショウオーテは武豊騎乗でも期待し難いと考えられる。前走548のアルビオレのデータは光る。ややスローの展開に嵌って差し切れずに脚を余して負けた感じのデータだ。
以上の比較から、推薦馬はと聞かれたら

推薦馬 馬番@ アルビオレ 単複

となる。13着→5着→2着→3着→今回であり好調気配。本走と同一の芝1600mの前9走目オープン(中山)を4コーナー8番手から追い込んで勝っているのでローテ的に狙いが立つ。息の長い脚力は東京で活きて来るので期待する。たぶんオレハマッテルゼあたりが東京芝1600m実績から人気になるだろが、好調期間が長いのでそろそろ下降気味と考えて、ゴール前では捉え切れるとみなした。

穴を狙って◎アルビレオにしたのではない。データの受け取り方は様々であり、データ活用の方法も人それぞれで良いと思う。

  2〜3歳オープン戦の有効キー
Date: 2006-01-25 (Wed)
2〜3歳オープン戦は一般的に能力競馬と言われていますが、実態も大体その通りのようです。J1spDBで、頭数、距離、開催地などを無視して調べてみますと、1着馬に強く影響している有効キーは下記の通りです。(上位1位〜3位の累積率 但し芝レースのN=452レース統計)

   実力 B確率 実績TM
1着 50.9  50.4  49.3
2着 41.2  41.8  40.3

1着馬が多いところは2着馬も多く普通に推理して良いでしょう。ただし2着馬の有効キー順位は、1位実績確率44.9%、2位B確率40.3、3位実力41.2となり、若干過去の実績馬が2着に多く発現しています。

上記の統計値を知っていれば軸馬の設定に大きな間違いを犯すことはないでしょう。

■実例 1月22日中山「菜の花賞」芝1600mオープン戦
実力、B確率、実績TMの上位3位までにチェックされる馬が軸となります。

実力               実績TM   B確率順位
1位 コイウタ      97.47  97.69A位  2位
2位 ウエスタンビーナス 97.46  97.54B位  1位
3位 アサヒライジング  97.16  97.80@位  4位

実力上位馬をリストし、実績TM、B確率順位を明記しました。
実力馬1位2位は略同じ値であり差はありませんが、アサヒライジングは0.3ポイント下であり、やや能力差がると見ます。(0.7ポイントクラス差に対応しますので、やや能力差有りとみているのです)
アサヒライジングはタイム能力はこのメンバーの中でNO.1であり、1位に0.1ポイント差有利ですが、この程度の差では実力を優先する方が無難なものです。アサヒライジングはB確率4位であり、確率的評価は下がります。総合的にみると軸は、コイウタか、ウエスタンビーナスで、これらのデータではここまでが限界であり、どちらが良いかまでは判断できません。

J1のラップライムを見ると36.87-35.47であり、差し馬有利ですが、ラップタイム表のデータ値では先行しているウエスタンビーナスの方がG前展開は有利であり、即断できません。こんな時は、JRAの単勝人気は参考になります。しかし、あくまでも参考であり、決め手にはし無い方がいいと思います。このような場合は過去数戦の個々のレースの内容判断まで立ち入りして調べるのが良いです。

個別詳細検討
ウエスタンビーナス パターンコード --- 656 456
コイウタ      パターンコード 452 758 --

両者の比較では、コイウタの758が光ります。パタンコードの中間が5で同じところがありますが、後半SP部分が6と8では決め手に差があります。ラップ表は平均的にものをみているので両者の差が分かり難い場合があるので注意しましょう。ラップ表の長所でもあり、短所でもあります。

2〜3歳オープン戦の軸馬は、実力、B確率、実績TMの上位3頭と考えておけば良いでしょう。しかし選別はオープン戦でも結構シビアなとことがあります。

  J1宣言
Date: 2006-01-24 (Tue)
競馬人生を限りなく羽ばたこう。

継続は力なり。
あなたは一度しかない競馬人生で必ず成功します。
あなたは、J1spDBのデータが語る声に耳を傾け、競馬に勝つ為のファクターを見付け、それをより一層進化させ続けます。

J1spDBのデータベースは、競馬航海の羅針盤であると同時に海図です。小手先の馬券テクニックなど荒波の航海では役に立たない。唯一必要なのは競馬の普遍的な事実であり、この事実を冷静に観察して対処するゲーマーだけが勝者たりうる資格があります。

2000年幾つかの必勝出目を紹介して来ましたが、その必勝出目の寿命はそう長いものではありません。しかしこの6年間利益を計上して来た必勝出目もあります。2388レースに参加して的中率は僅かに2.6%ですが、回収率は150.7%を維持して来ました。この出目はJ1サポートで繰り返し述べて来たものです。2388レースも参加すれば、殆どの出目の回収率は良くて75%で、普通は50%を割り込むものです。勝つ為には参加するレース条件を明確にすることです。この出目は距離1800m〜4000m、重量規定無視、クラスは障害と新馬を除く全てであり、馬場条件、開催地条件も無視していますが、それでも確実にプラス計上をして来ました。

その出目のファクターは何か?
それは如何に筆者が世情に疎いとしても改めて公開することはできません。J1サポート記事を継続して読んでいる人は気が付いているでしょう。いや、見過ごしているかも知れませんが、本当に間違いなく6年間利益を計上しているものがあります。おそらく今後も一時的に反落はあっても利益を計上するでしょう。

J1ソフトとJ1spDBソフトは車の両輪であり、あなたを快適な競馬ライブに誘うものです。継続は力なり。J1spDBのデータベースに耳を傾けよう。競馬を楽しむ為に。

  お知らせ 2005年J1spDBデータについて
Date: 2006-01-23 (Mon)
データおよび変換ソフトの申し込み請求をされ、まだ受け取っていない方は、直ぐにメール下さい。お名前は分かっておりますが、メールを頂かないと送信できません。当方のメールアドレスはyanagida@h6.dion.ne.jp
です。 必ず入金時のカタカナのお名前を明記して下さい。

  雪で延びてスノーですか。いいですね。
Date: 2006-01-23 (Mon)
■ユーザーメール紹介■

情報読みました。
若潮賞 私もAアスピリンスノーと考えていたので,買ってみようと思っています。ハンデ戦は脚質2位から。これJ1の定石。昨年のこのレースも脚質2位が勝ってます。脚質2位のスノー。いいですね。

このレースに西から遠征してきた馬は、この馬1頭だけ。クサイクサイ!陣営の勝負度合い高いと読めます。ヤネが南関東の張田とくればこれはもう必勝覚悟でしょう。違いまっか。(笑)

相手はDグレートパルサー。それから中枠に牝が5頭並んでます。
スノーが牝ですから牝には牝で、こういう時はこの中から1頭絡んでくることが多く、ここから1頭選びたいと思います。

この中で前走を同じレースで走った馬が3頭並んでいますが、G、Hは前走同枠に入っていてGが先着しています。
人気もGが現在、1人気ですが、ここはハンデ戦なのに斤量の恩恵を受けず、前走2着馬の馬番に入ったHプリモスターを選びたいと思います。ぽつんと離れたスノーと種が同じLエピストラーも面白いかと思いますが、チョット無理筋ですかね。

11RサンライズSは、JイソシギとLクリノワールドで観戦です。

昨日は、小倉9RでFから穴を狙いすぎて紐抜けでした。(笑)
5000円ついた単勝買っておくんだったと悔やまれました。
なんで、総流ししないのって、奥さんにしっかり叱られましたよ。ショボンですワ。J1ラップを見れば、この馬とすぐわかります。朝のオッズでなんで@サクラチェリーみたいな馬が人気しているのか理解に苦しみましたね。J1ラップを見ればすぐわかるのに、です。

■筆者
メールありがとう御座います。
牝馬が多いレースで推理は難解、頭が痛くてアスピリンでアスピリンスノーなんちゃって!招待騎手が何故か1枠同居。どちらがいいか、そりゃ〜馬券を張るなら騎手名から「張田京」で、京から来た馬に張った〜(笑)筋でしょう。ぷぷぷ

  中山「若潮賞」ハンデー戦芝1600m
Date: 2006-01-23 (Mon)
J1spDBで傾向を探ると有効ファクターは
   実績      着差      B確率
1着 50.0-33.3-33.3 66.7-00.0-16.7 16.7-50.0-16.7
2着 50.0-16.7-00.0 16.7-16.7-33.3 50.0-16.7-00.0
有効ファクターの1位〜3位の発現率をみると特に着差が1着馬の決め手になっており、着差を中心にして素直に推理して良いでしょう。最近活躍している実績馬が軸になりそうです。
着差順
1位 キープクワイデット 0.00 牝馬5
2位 アスピリンスノ−  0.02 牝馬4
3位 グレートパルサー  0.08 牡馬5
差は殆どありません。

実績順
1位 カメリアローズ   10.8 牝馬6
2位 グレートパルサー  8.7  牡馬5
3位 プリモスター    8.7  牝馬5
カメリアローズがやや有利も差があると言える差ではありません。

B確率
1位 キープクワイデット 12.4
2位 アスピリンスノ−  11.9
3位 グレーソパルサー  11.1
このデータにも差が余り有りません。

リストされた馬を脚質順に並べると
アスピリンスノ− 脚質1.9 後半SP+0.10 G前-0.11▲
キープクワイデット脚質3.2 後半SP+0.69 G前+0.35◎
プリモスター   脚質4.8 後半SP-0.10 G前-0.79
カメリアローズ  脚質5.6 後半SP+0.61 G前+0.16〇
グレートパルサー 脚質9.0 後半SP+0.65 G前-0.21

中山の芝1600mで前半スピードは速くなりますが、それでも展開順位5位以内が有利です。5位以内は◎▲です。

キープクワイデット 牝馬5
デビュー9戦目で勝ち上がった。勝ち星は平場であり特別のここでは期待するのは無理がありそう。

カメリアローズ 牝馬6
中段差し馬であり前が潰れないと浮上しない。

アスピリンスノ−牝馬4
1600mの新馬勝ち馬であり、素質がある。3歳時、東京芝2000mのフロラG2で先行し0.1秒差の3着しており、準オープン級の能力はあろう。先行脚質で中山向き5着→1着→3着→3着→?であり、ゴール前が甘く単の信頼度は低いが、インコースの2ゲートを引いたのは先行馬にとって有利、余り速い馬は居ないので、自ら先手を取って逃げ自己のペースに持ち込めば勝てる可能性はある。

推薦馬 馬番A アスピリンスノ− 単複

  サンライズSは見送り
Date: 2006-01-22 (Sun)
印を付けた上位3頭の中から軸を選ぶのが当方の流儀なのですが、◎〇▲とも信頼できませんので見送りとします。超難解なレースです。明日他のレースを検討することにします。

  レース回顧
Date: 2006-01-22 (Sun)
■中山AJC G2芝22200m
Iハイアーゲームは連対時の馬体重から27KGオーバー。これは駄目かなと思ったが、3着に好走してくれた。我が心情馬券は複勝ゲットであり、ささやかなプラス。これでハイアーゲームの本年春競馬は明るい。直線が長い方がいい脚質なので長距離の東京または京都に向け完璧に仕上げて欲しいものだ。G2は必ず獲れる器だ。G2出走なら相手関係を無視して買ってやるから頑張れよ。心情馬券とはそう言うものだ。なお落鉄のフサイチも好走してくれて嬉しい。しかし、実にジリ脚。複勝向きの馬で単勝は買い難い印象。

■京都「平安S]G3ダ1800m
馬番Gのハードクリークは何と単11番人気この人気の無さにはちょっとびっくり。複勝770円はおいしい。競馬の出目の女神は実に微妙な裁定(3着)を下した。馬券的には全くの不的中でもなく、連対でもない。アハハ。異色の上がり馬タガノゲルニカで従来の傾向は覆されが、実に見事な勝利であった。

■京都「石清水」
Jモンローブロンドの敗因は連対時の22KGオーバー体重であり、5着はま〜好走した方だ。やっぱり馬体重の確認は必要だが、仕方ない。でも、推理過程で人気薄のスパルタスクの名を上げられたことが救い・・・でも軸には買えない馬だね。モンローブロンドしっかり仕上げれば、かなり強い馬だと思った。インマアイズの武豊、前の馬に接触しそうになって一瞬立ち上がる様子が見られた。武豊としては珍しいと言うより、異常なスローペースでそうなったのだろう。ハンデー戦でこんなにスローな競馬は1年に1回あるかないかだろう。

  中山AJC G2芝22200mIハイアーゲーム◎ 
Date: 2006-01-22 (Sun)
2004年のダ-ビー予想で筆者は1番人気のキングカメハメハを無視して、ハイアーゲームに◎を打った。青葉賞の実績内容が良くダービーの覇者になってもおかしくないと考え期待した。しかし3着に敗れた。1着キングカメハメハ、2着は伏兵のハーツクライ。このレースはレコードで馬場が軽くハイアーゲームには不利だったと思う。

ハーツクライはダービー2着後
3着→7着→10着→9着→2着→5着→2着→6着→2着→1着
最後の2つのレースはジャパンCと有馬であり、皆さんも記憶しているだろう。ダービーの前の京都新聞杯で1着から、有馬を勝つまでに11戦を要している。標準的なローテは年1勝という教科書のようなスケジュールではないだろうか。

一方、ハイアーゲームはダービー3着後
4着→11着→13着→6着→4着→12着→13着→3着→9着→今回であり、今回が丁度11戦目に当る。年1勝のローテスケジュールで勝つのが普通ならば、今回が勝負であり期待したいところだ。前2走で、グレードの無い「カシオペアC」で単1番だが、この馬はG2の青葉賞の覇者なのだから賞金的に魅力を感じないし、ローテサイクルから見てまだ勝負体制に入っていないと見るべきだ。

G1馬はG1馬が、G2馬はG2から、オープン馬はオープン馬からが勝馬の基準の原則ならば、カシオペアは買い難い。

今日のレースはグレードG2、ローテ11戦目であり、ハイアーゲームにとっては試金石のレースとなろう。馬場も稍重でチャンス到来である。2時現在単4番人気4.9倍、レース結果はどうなるのであろうか?

1番人気はグラスボンバー、産経オールカマーで2着しているから勝ってもいいが、連続1〜3着の連戦後の有馬9着の成績が気になるところ。ローテ的には狙い難い。

ハイアーゲームの同枠オペラシチーは中山2200m向きで脚質もピッタリ。日経G23着、目黒G21着馬であり、今回は佐藤哲三に乗り替わって勝負気配があり、恐い存在だ。

しかし、ハイアーゲームに期待したい。
理由はいろいろあるが、ダービーで◎を打った馬なので活躍して欲しいと言う気持ちが強い。競馬はデータだけではない。

心情〜馬券推薦馬 馬番Iハイアーゲーム 単複

負けても悔しくない。活躍して欲しいから馬券で応援したい。蛇足になりますが、フサイチは菊花賞、落鉄があったそうだ。筆者の〇であり、これも心情馬券。1点ならこの組み合わせ。フサイチ軍団からの情報によれば、春の天皇賞に出走するには賞金が足らないので一戦一戦が賞金加算の勝負をするとのことで陣営は◎を打っている。今回は関口オーナーの4歳馬を軽視はできないだろう。

  京都「平安S]G3ダ1800m
Date: 2006-01-21 (Sat)
石清水は想定通り?負けてしました。

京都「平安」、J1spDBの簡易版でレース名で抽出してみると良い。
レース名は「平安」であるが、配当は荒れている。しかし、ファクターは平安というか安定しているところがある。注目データは実力ファクターで、1着と2着の違いが面白い。次に実績TMの1着馬の順位が1、5、1、5、5、1と繰り返している。

1着馬は実力4位→2位→6位→5位→4位→2位→今回となっており皆6位以内だが、1位、3位が何故か欠けている。今回その欠けている部分が埋まるのか、あるいはこの傾向が継続するのか見所ですな〜。もし従来のデータ傾向が継続するとすれば、実績TMの1位は馬番Gのハードクリーク、5位は馬番Mべラージオであり、どちらが良いか、実力5位がハードクリークで、実力7位がべラージオなので、自動的に勝つのは馬番Gのハードクリークとなります。競馬の出目の女神におすがりし、推薦馬は

馬番Gのハードクリーク 単複

と、一応こんな推理になりますが・・・的中しますように、アーメン素麺冷素麺 不的中の場合は競馬の女神の裏切りです。

最近の世の中裏切りが多い。
姉歯の「構造計算書偽装」とか、ライブドアの「粉飾決算」だとか世の中偽装の裏切りに満ちているが、そんな風潮を競馬にも持ち込むのか!出目の神様なのに。JRAを脅迫しちゃいかんな。アハハ。今回の記事を女神様、無いものとして黙殺して下さい。お願いします。

  京都「石清水」の推理
Date: 2006-01-21 (Sat)
中山が駄目なので、京都のメインへ
条件シートから頭数10〜18、クラスは、4歳1600万と3歳1600万にONして調べた。合致データは4つ。
1着馬の有効ファクターは4つ
   1着馬 2着馬
着差 75%  25%
最終 75%  50%
FT  75%  00%
B確  75%  25%
最良 75%  00% ←レベル2
この比較から、1着馬はFTおよび最良TMに関係が深いと読めます。
京都の芝1600mはタイム競馬で、しかも直線が長いのでFT値が関係して来るのでしょう。
FTから
1位 Eブレイブスペシャル +0.02 (7歳牡馬)
2位 Cスパルタスク    -0.06 (8歳牡馬)
3位 Lホッコーバドシャ  +0.13 (4歳牡馬)
最良TMから
4位 Fトニービーバー   96.7 (9歳牡馬)
5位 Jモンローブロンド  96.4 (4歳牝馬)
6位 Aニポンピロキース  96.3 (5歳牡馬)
現在1番人気の武豊騎乗のDインマイアイズは採用されなかった。
以上のリスト馬を展開順に並べると
脚質順
Aニポンピロキース  脚質2.4 後半SP-0.48 G前-0.63
Jモンローブロンド  脚質3.4 後半SP-0.07 G前-0.40▲
Cスパルタスク    脚質3.8 後半SP-0.03 G前-0.34〇
Eブレイブスペシャル 脚質3.8 後半SP+0.11 G前-0.26◎
Fトニービーバー   脚質4.2 後半SP-0.15 G前-0.71
Lホッコーバドシャ  脚質6.6 後半SP+0.19 G稀-0.43

Eブレイブスペシャル
この馬は京都コースの実績が少なくどちらかと言えば小回りのコースが得意であり、スピード競馬には良成績が無く、1800m向き

Cスパルタスク
高齢でよく頑張っているが、530KGの馬体で器用さに欠けるので問題あり

Jモンローブロンド
4歳牝馬でスタミナ不足のところがあるが、デビュ-3連対馬でオープン級の素質があり、デビュー3戦目の芝1400m「ファン」G3で2着の実績あるので1600万下は近々卒業できよう。前走の3F33秒は立派。差しの競馬もできるので芝1600mは何とか克服できると思う。6着→10着→6着→3着→本番であり、ローテーションは一発狙いのパターン。京都の秋華賞G1芝2000でも0.8秒差の6着ならかなりの潜在能力があると思うのでローテーションの良さと能力に期待したい。

推薦馬 Jモンローブロンド 単複

12時半、現在単4番人気の7.5倍だが、妙味があると思う。インターバルが10週と長く馬体をパドックで確認してみたいところではあるが、ここで狙わないとチャンスを失うので冒険する。

 
Date: 2006-01-21 (Sat)
朝起きて窓を開けると雪。中山開催はおそらく無理だろう。ということで予想の継続は中止します。今回は2着馬の予想プロセスを紹介しよと思っていたので残念です。基本的には2着馬も1着馬と同様に2着確率分布で検討していきますが、1着馬が決まるとその関連によって生じる相性がありまして・・・これは抽象的に述べても分からないでしょうから何れ適当な時期にご紹介しましょう。ではまた。

  中山「サンライズS」の推理
Date: 2006-01-20 (Fri)
中山芝1200mのハンデー戦、簡易版の自動入力で出力データを見てみると合致データは1つだけ??疑問と感じなければならない。合致データが1つと言うことは事実上新設されたレースに近いからだ。DBシートからレース名で調べてみるとサンライズSは2000年と2001年に実施されているが別定戦であった。2002年以降は中止されており、ハンデー戦として復活だ。
データ数が小さい時は、条件シートの条件を確認し変更して範囲を広げた方がレース傾向は掴み易い。開催地は変更してはならない。重量規定も変更してはならない。変更するとすれならば、クラスだ。この時期なら「3歳1600万」のオプションをONにして再調査だろう。合致データが3つになった。3歳1600万を入れても3つだけ。過去6年間でだ。時々、実施してやろうというJRAの姿勢が見て取れる。
1着馬の確率分布表(勝率1覧表)を見てみる。初めは大雑把に見る方が良い。ランキングを3つ毎に区分した各レベルの平均勝率などをさらっと見ると
レベル1 平均勝率 35.9
レベル2 平均勝率 30.8
レベル3 平均勝率 15.4
レベル4 平均勝率 7.7
レベル5 平均勝率 7.7
となり、普通のレースのレベル1は平均確率60%内外が多い。これはゲームの為のレースとして位置付けてられよう。レベル2以下で決まる率が多いレースであり、これは娯楽の為の特別企画レースと考えた方がいい。
2着馬の確率分布表で2着の方はどうなのだろうか?これも大雑把に見る方が良い。細かくみるのは後からだ。
レベル1 平均2着率 20.5
レベル2 平均2着率 20.5
レベル3 平均2着率 30.8
レベル4 平均2着率 20.5
レベル5 平均2着率 0.0
やっぱり、これはランダムレースに近い。ランキング7〜9位のレベル3が最も発現率が高い。10〜12位でも20%であり、合致データは3つであってもこのレースの傾向を明確に示すことが分かる。2着馬は殆ど、非能力競馬であり、このレースはゲームとしてのレースと断言できるだろう。
1着馬の推理から。
レベル1では、着差、ローテ、最終ゴー、実力、B確率が同率の66.7%勝率。発現率がレベル2も変わらないから採用する。
綜合66.7、実力TM100%だ。このデータをみるとローテーション系のデータが活躍してる感じ。これらの各ファクターを2着確率分布表で比較してみると、特に1着し易いファクターが分かります。
   着差、ローテ、最終、実力、B確率
1着 66.7 66.7  66.7 66.7 66.7
2着 00.0 33.3  33.3 33.3 00.0
レベル1同士の比較では、着差、B確率に差があり勝馬の決め手情報は着差、B確率。レベル2も比較して見ると
1着  綜合66.7、実力TM100% 
2着    00.0    33.3
差はどちらも同じあり、このデータも勝馬の決め手情報に関係が深い。勝馬はレベル1の着差、B確率、レベル2の綜合、実力TMから採用することにしよう。

着差から
1位 Mビーナスライン  0.000 脚質2.60
2位 Hナチュラルメイク 0.100 脚質3.20
3位 Bサンドクリーク  0.140 脚質2.80

B確率から
1位 Mビーナスライン  12.139 脚質2.60
2位 Eトールハンマー  10.739 脚質3.80
3位 Kマイネルアルビオン10.565 脚質2.20

綜合から
4位 Nクリスタルヴィオレ -0.5 脚質4.60 
5位 Kマイネルアルビオン -0.6 脚質2.20
6位 Eトールハンマー   -0.7 脚質3.80

実力TMから
4位 Kダイワフォーチュン 97.13 脚質6.40
5位 Jイソシギ      97.12 脚質2.00
6位 Mビーナスライン   96.83 脚質2.60

以上を脚質順に列記すると
Jイソシギ      脚質2.00 後半SP-0.07 G前-0.17
Kマイネルアルビオン 脚質2.20 後半SP-0.13 G前-0.25
Mビーナスライン   脚質2.60 後半SP+0.15 G前+0.08▲ 確率的には安定
Bサンドクリーク   脚質2.80 後半SP+0.33 G前+0.45◎
Hナチュラルメイク  脚質3.20 後半SP+0.08 G前-0.11
Nクリスタルヴィオレ 脚質4.60 後半SP-0.11 G前+0.10〇
Kダイワフォーチュン 脚質6.40 後半SP-0.17 G前-0.41

人気薄と思われるBサンドクリークが浮上して来ました。アハハ
騎乗の騎手郷原洋司はブビーの勝率1.5%騎手であり、厩舎は最低の1.6%勝率です。検討は、ここまでにしておきます。ジンローで酔いが回って限界だ。言っておくが最終的判断では無い。牝馬と玉無しが◎〇▲であり、これは荒れそうね。

  J1spDBを使って分かった競馬番組
Date: 2006-01-18 (Wed)
特別レース以上のメインレースを調査してみますと条件合致レースはサンプル数が非常に少ないことに気が付きます。2000〜2005年データベースでサンプル数は5〜6個が普通です。J1spDBの調査条件を厳しくしていますので当然とは思いますが、当初想定していたより少なく感じました。重賞などは年1レースですからデータ数が少ないと直感しますが、「レース名で選別していない」のに、グレードの無い特別レースでも同様の結果です。なぜ、少ないのでしょうか?

特別レースや重賞レースは、年間1レースしか組まれていないのです。特別レースでも開催地を特定すると、同一条件レースはそのレースのみ実施するように競馬番組が構成されているのだと分かりました。条件が異なれば当然主役も違ってきますので、競馬興行として面白いレースが編集できるということです。
 これに対し条件レースは、サンプル数50以上、多い時は150内外もありますから、その違いは歴然です。条件レースは競馬興行の価値というより馬の選別に力点があるので同一条件レースが多いのではないかと思います。極論するならば、条件レースは将来のレース馬やゲーム馬の選別の為にあるとさえ言えるでしょう。

 年1回の特別レース、重賞レース。皆その1つ1つには異なった意義があることをJ1spDBを使って改めて痛感した次第です。古馬になれば得意とする距離、開催地などの特性が明確化していますから当然勝負になりそうなレース条件は調教師には分かる筈です。調教師は競馬番組の一番熱心な読者です。競馬番組を睨みながらローテーション作りをしていきます。競馬番組の条件、馬の能力、ローテーションは、競馬推理の最重要必須条件であり、J1spDBのデータベースはその競馬番組の解読の為の最高のツールとなるでしょう。

  ユーザーメール紹介 「東雲賞の話 参考になりました」
Date: 2006-01-18 (Wed)
東雲賞の話、興味深く読みました。小生はJ1spDBを持たないのでソフトについてはわかりませんが、「中山芝2000mは実力TM」というのは当たっていると考えています。

東雲賞は昨年から、それまで芝1800mのハンデ戦が別定の芝2000mに変わりました。データは昨年1回分しかありませんが、この距離は中山金杯と同じで、そういう点で金杯と同じ例の「実力平均−実力偏差」に近い実力TMの馬が勝ちやすいようです。
G3のハンデ戦と1000万の別定戦、どちらも荒れやすくゲーム馬が暗躍するということでしょうか。ゲーム馬といっても、中山の芝2000ですから厳しいラップになるのは間違いなく、そういう意味では元々実力の無い馬は馬券にならないです。自分の判断の目安としては、実力順位は出走頭数の半分より上と考えて推理しています。

05年1/15
実力平均96.67 偏差1.21 96.67−1.21=95.46 

1着 プラズマ    実力TM95.32 5位 95.46に近い 実力指数5位
2着 マイジョーカー 実力TM 2位 実力指数2位

06年 
実力平均96.83 偏差0.74 96.83−0.74=96.09

1着 コスモテナシャス実力TM96.43 3位 実力3位 96.09に近い
2着 カノン     実力TM 2位 実力2位

どちらも、連対馬に実力2位がきているところが、実力のあるものから選べと教えていますね。これで万馬券になるんですから、J1持っている者には堪えられませんね。ウハウハです。

■筆者コメント■
メール有難う御座います。あなたの発見したゲーム馬選出のルールは確実に成果を挙げているようですね。今後が更に楽しみです。メールの中で今年の金杯について触れていますが、このレースのゲーム馬について一言お話をしましょう。それは1着した人気薄のヴィターローザの件です。

「代用X馬について ゲート操作は常時実施されている」
2005-10-10 (Mon) (ze116107.ppp.dion.ne.jp) の記事をご覧下さい。この中で代用X馬となったヴィータローザに触れており、勝負の近いことを予想しておりました。ヴィータローザは次走「京阪杯」に出走してきましたが、その時は何故か+18KGの大幅馬体重で全くヤル気が感じられません。で、結果は9着の惨敗です。

しかし代用X馬はゲーム馬です。
1回の惨敗で諦めてはなりません。

ヴィータローザはオールカマーと同じ中山「金杯」に出走して来ました。馬体重は-12KGとびっしり仕上げて来ました。単7番人気の14.2倍ですが、前々走代用X馬に指摘された馬は激走して見せました。「代用X馬は代用X馬と認定された開催地と同一である時、好走することが多い」ので一戦シフトの金杯レースは正に狙い澄ました勝負レースだったと言えるでしょう。しかもヴィータローザはJ1spDB簡易版でもG前展開状況が良く上位に取上げられている馬です。金杯で思い出したのでお話しました。
ではまた宜しくお願いします。

  1月15日中山第9レース「東雲賞」B確率〇-▲12410円
Date: 2006-01-17 (Tue)
単1.9倍の人気馬B確率◎コンドルクエストが絵に描いたように3着になりJ1のB確率〇コスモテナシャス、B確率▲カノンが連対し単1280円、馬連A−Cで表題のような万馬券となりました。上位1〜3着がB確率上位であり、この万馬券が偶然の所産でないことを実証したと言えるでしょう。
 ところでJ1spDB簡易版ではどうような出力を出していたのでしょうか?簡易版の推理シートの1着指標のソートボタンを押すと

1位 コンドルクエスト-----3着
2位 コスモテナシャス------------1着
3位 カノン---------------2着
4位 リンドーロ-----------7着
        
であり、2着指標のボタンでソートすると下記の通り
1位 コンドルクエスト-----3着
2位 コスモテナシャス----------1着 
3位 アイアムザチャンプ---5着
4位 カノン---------------2着
であり、納得のリストです。
しかし、G前の展開状況の上位馬は他の馬でありこのレースはいろいろソートボタンをクリックしてみるとレース結果には過去データだけでなく前半SPと脚質値が大きな影響を与えているようです。

さてここからがお伝えしたいテーマです。
■「有効ファクターの分散について」
1着馬の確率分布表(勝率一覧)の有効ファクターは普通3〜4に分散するものですが、この分散について皆さんはどう考えるでしょうか。

分散しているので、中心馬不在のレースと考えますか?
上記のレースの場合は、高い勝率で5つも分散していました。

分散していなければ、確かに馬券の中心は明らかです。
しかし、5つに分散していても、高い勝率であるならば、連対馬は簡単に推理できるのではないでしょうか。ただし拮抗型であり軸を決めるのは難しいかも知れません。

また1着率、2着率を比較してみましょう(上1着、下2着)
実績 着差 ローテ 最終ゴー 基準TM 最良TM 脚質
50    83.3   50   83.3   16.7  16.7  33.3
33.3   50    50   33.3   33.3  0.0  33.3
上の比較表で有効ファクターの最終ゴールが比率的には勝馬に強く作用しているようです。
(上1着、下2着)
総合 FT 実力 実力TM スタミナ B確率
50    33.3  83.3   83.3   16.7  83.3
50    50   50    16.7   33.3  50

この表では有効ファクターの実力TMが勝馬の決め手に深く関係しているようです。分散しているが、このレースは実力TMと最終ゴールが決め手情報として価値があると読めるでしょう?勝率が高い分散は、幾つかの有効ファクターが重複することを意味しますから中心馬を決めにくいとしても、有効ファクターでリストされる上位馬は、活躍するだろうと理解できます。

このレース実力TM順位上位4頭が1〜4着と独占しました。たまたま人気のコンドルクエストが3着とコケてくれたので大穴となっただけであり、レースの本質には関係ありません。しかし、ゲームの側面からレースを見た場合は、人気が特定の馬に集中すると、穴が出しやすい状況となるので、我々ゲーマーとしては注意しなければならないと言えるでしょう。その意味でゴール前の展開状況に囚われ過ぎるのも考えものです。競馬に入門あって卒業無し。我々は馬券を介してゲームをしていることを決して忘れてはならない。


  双子の赤ちゃん
Date: 2006-01-16 (Mon)
そっくりな双子の赤ちゃん、他人にはその区別は全く付きません。でもお母さんは間違えることはありません。聞いた話によりますと双子を産んだお母さんは、双子の似ている部分ではなく、似ていない部分を探すのだそうです。それはそうですね。自分の産んだ子供を間違えては困りますから。

J1spDBの簡易版で推理する時は、1着馬は勝馬一覧表(1着馬確率分布表)を使います。2着を推理する時は2着一覧表(2着確率分布表)を使います。1着馬の決め手は1着確率分布表を見ているだけでは良く分からない時もありますので、2着確率一覧表と比較しその違いを双子の赤ちゃんを産んだお母さんと同じように探すのです。違いが分かれば軸を推理するにも、2着を探すにも役立つからです。

京成杯の前のレース(1月15日中山「ジャニアリーステークス」)1着馬の有効ファクターキーは、ハンデー戦で難しいレースですが、レベル1は実績確率40%、スタミナ40%の2つでした。その有効ファクターの2着確率分布表の該当ファクターは、実績確率0%、スタミナ20%であり、1着馬と2着馬を大きく区別しているのは実績確率にあります。つまり軸は実績確率にあると読めるのではないでしょうか。

実績確率
1位 Kリンガスローレル 1着 単16.8倍
2位 Gナリタキセキボーイ7着
3位 Nメイショウセブン 3着

2着馬は2着確率分布表から
第1レベルの平均2着率 15.4%
第2レベルの平均2着率 20.0%
第3レベルの平均2着率 35.4%
第4レベルの平均2着率 16.9%

このレースは第3レベル(7〜9位)に2着馬が隠れているのです。有効ファクターは脚質80%、最良60%、実力TM60%、スタミナ60%でした。その部分の1着馬の確率は、脚質0%、最良20%、実力TM20%、スタミナ20%です。1着馬の脚質は0%ですから、脚質7〜9位は2着馬として2着らしい特徴があると言えます。

脚質
7位 Nメイショウセブン 3着
8位 Cビィフォルテ   12着
9位 Fサンライズビート 10着

2着は残念ながら捕らえることができませんでしたが、3着でカスリましたね。有効ファクターの最良7〜9位および実績TMの7〜9位ではどうでしょうか?

最良TM
7位 Jコアレスデジタル 
8位 Iワンダーヴィボ-------2着
9位 Hパラダイスリヴァー

実績TM
7位 Iワンダーヴィボ-------2着
8位 Dストラスアイラ
9位 Eジョウノデイリー

2着の確率分布表の発現の多い部分に人気薄馬が居ました。
穴馬は深海に居るのです。とは言っても認識できるレベル区域にちゃんと生息しており、J1ユーザーにはそれがある程度認識できるということです。J1spDBは羅針盤であり、深海を探るソナーの役目をしているのです。ちなみにこのレース馬連29670円の万馬券でしたが、どうしても買えない馬券でも無い。

あなたはその使い方に慣れることです。
J1spDBのデータベースの価値を引き出すのはあなた次第です。J1spDBはJ1ユーザーの宝であり、今も継続販売していますので検討してみて下さい。

  J1spDBを有効に活用して頂くために
Date: 2006-01-15 (Sun)
J1の軸馬とは1着予定馬のことです。
J1理論では、1着馬は1着から、2着馬は2着馬からと言う原則により選別されるべきだと主張しています。

本日の「京成杯」も、その意味で1着馬の検討を紙上で公開予想しているのであり、2着馬を検討しているのではありません。2着馬はJ1spDBの(2着一覧)2着確率分布表で検討すべきです。1着馬と2着馬はローテーションやその他、厩舎の起用意図などが異なり、従って別途に推理した方がいいというのがJ1理論の一貫した立場です。

1着馬と2着馬の確率分布表をそれぞれ比較することは1着馬と2着馬の分離に役立ちます。京成杯を例にそれを解説しましょう。
1着馬の有効ファクターは、
着差 ローテ 最終ゴー 総合 実力 B確率
75% 75% 75% 75% 75% 75%

でしたが、同ファクターの2着確率分布は
着差 ローテ 最終ゴー 総合 実力 B確率
50% 75% 25% 0% 75%  50%
と異なります。

■先ず、著しく異なるところがキーとなります。
有効キーが5つも分散していますが、綜合は著しい違いであり、1着馬の決め手情報はここに有りと読めます。つまり3歳競馬の芝2000mはこの能力の違いが勝馬に直結することを暗示しています。今回の結果も従来データ通りの結果になり、妥当な決着でした。

■次いで同率の部分の2着確率分布は注目です
ローテと実力は75%であり同率です。同じ2着でも1着馬の条件を備えた馬ということができるでしょう。

ローテ
1位 トウショウシロッコ----2着
2位 ディープウイング
3位 ネヴァブション--------3着

実力
1位 ジャリスコライト------1着
2位 ニシノアンサー
3位 ディープウイング
1着確率分布表からジャリスコライトを採用しましたので、2着確率分布確率はやや低下するとみるべきですが、それでもこの区域は2着馬として無視はできません。

2着確率分布の有効キーは実は3つありました。それは上記のローテ、実力の他に、「最良TM」が同率の75%です。
最良TM    該当馬
1位 50%  ジャリスコライト-------1着
2位     シベリアンシート
3位 25%  ニシノアンサー
4位 25%  トウショウシロッコ-----2着
5位

ここの部分は特に2着し易い要素を持った区域の馬です。ジャリスコライトは既に1着馬として採用していますから除外して考えます。2着馬は1着馬に比較すると人気や実力に余り関係ありません。このレースでは最良TMの上位の能力があれば、2着は可能と過去のレースデータが語っているところです。

1着馬は1着確率分布表から
2着馬は2着確率分布表から
推理すべきという意味がお分かりでしょうか?
各確率分布表の違いを発見したものが馬連の組み合わせの謎を解くキーとなります。

1着馬と2着馬は違う。だから1着馬と2着馬の確率分布にはその違いが反映され、分離の為の情報が認識できると言うことです。

J1spDBは、J1ファンの財産です。

  中山「京成杯」の見解 競馬ファンの期待に答えるレース馬Dジャリスコライト◎
Date: 2006-01-15 (Sun)
どんなレースでも、J1spDBで一応レースの傾向を確認する必要があります。

データ数は4つであり、有効ファクターは5つに分散していますが、殆どはローテーション系のファクターがピックアップされた。着差、ローテ、最終ゴール、綜合、実力、B確率などが同率の勝率75%ファクターとなっています。タイム系は、綜合が目立ち、そのNO.1が75%の勝率となっているのが目立ちます。

綜合NO.1は今回レースでは、1番人気のDジャリスコライトであり、レースの中心馬であり、データの上でも明らかなようです。推理が面白いレースではありませんが、一応検討はちゃんとしないといけません。

着差
Jディープウイング  0.000
Dジャリスコライト  0.033
Bシベチアンヒート  0.183

ローテ
Aトウショウシロッコ 12.3
Jディープウイング  10.6
Cネヴァブション   10.5

最終ゴール
Dジャリスコライト  0.00
Jディープウイング  0.08
Bシベチアンヒート  0.12

綜合
Dジャリスコライト  +1.1
Cネヴァブション   -0.2
Eモエレフェンリル  -0.4
2位に1秒以上の差を付けており、他馬とは格段の差が認められます。

実力
Dジャリスコライト  98.47
Fニシノアンサー   97.48
Jディープウイング  96.60
Dジャリスコライトは2位に1ポイントの差を付けており、1クラス上の能力馬です。0.7ポイントはクラス差に対応します。

B確率
Dジャリスコライト  16.4
Jディープウイング  12.4
Bシベチアンヒート  12.1

リスト馬を脚質順に並べると
Bシベチアンヒート  脚質1.00 後半SP-0.60 G前-0.34△
Fニシノアンサー   脚質1.45 後半SP-0.61 G前-0.54
Jディープウイング  脚質1.92 後半SP-0.24 G前-0.18▲
Dジャリスコライト  脚質3.25 後半SP+1.46 G前+1.49◎
Aトウショウシロッコ 脚質4.65 後半SP-0.12 G前-0.37
Eモエレフェンリル  脚質6.00 後半SP-0.64 G前-0.69 
Cネヴァブション   脚質7.46 後半SP+0.88 G前-0.27〇

Dジャリスコライトは〇に1.76秒も差を付けており、このメンバーではG前展開状況からみて2クラス上の実力差ですので負けられない存在です。
京成杯は春のクラッシクに向けての3歳競馬であり、これからクラッシクを盛り上げて行く布石の重要なレースですから競馬ファンの多くの支持を集めている馬がファンの期待通りに勝って行くことが競馬の売上にも繋がります。その意味で、このレースは正に能力通りのレースが期待されますので、1着馬はファンの予想通りになる傾向にあります。現在Dジャリスコライトは単65.7%の支持を集め単勝1.3倍のオッズですが、春競馬の今後を考えると、ここは人気でもDジャリスコライトの単勝しか推薦できません。

推薦馬 Dジャリスコライト 単1.3倍

しかし複はこれだけ人気がある場合は買うべきではありません。
80%は勝つと思うので、単1.2〜1.3でも妙味はありますが、それでも20%は負けることはありますので、本来は「見」のレースです。競馬には初めから決定したシナリオなどありません。レースの綾で大本命馬であっても負けることはあります。

蛇足になりますが、昨日の「ニューイアーステークス」J1spDBの簡易版G前展開状況リストの上位4頭の中に、万馬券の原因を作った「オーゴンサンデー」がしっかり顔を出しており、J1spDBファンはそれを目にしているでしょう。採用するか、しないかは時の運ですが、気にしながら切って失敗と言う人も多いでしょうね。雨競馬の綜合Minの上位は切れないのだと再認識しましょう。

  中山「ニューイアーステークス」
Date: 2006-01-14 (Sat)
ロードマジェスティ軸の見解は替わらない。
馬体重がまた+2KG増えた。余程食欲があるのだろう。
ハンデー53Kは恵まれたと思うので好走して欲しい。
15頭の中で一番本賞金が少ないので、このレースの1着賞金は魅力的に写る筈だ。4〜5番手に付けて4コナーまでじっと我慢し、前の馬の速度が落ちるのを待って全力で追い先行流れ込みで勝って欲しい。馬場は稍重となり、タイムの無いこの馬にとっては幸運です。
ローテーションはこのメンバーの中で一番いいので期待します。

推薦馬 Mロードマジェスティ 5.9倍の単複

  中山「ニューイアーステークス」
Date: 2006-01-13 (Fri)
J1spDBで調べてみるとデータは4つだけで数は少ないが傾向は分かります。

傾向は3つに分散しました。
着差が75%、最終ゴールが75%、B確率が75%で同率です。
芝1600mのハンデー戦ですが、着順を素直に評価して推理して良いレースのようです。

着差から
Eシャイニングルビー 脚質5.8 後半SP+0.47
Mロードマジェスティ 脚質3.8 後半SP-0.12
Lベニーホイッスル  脚質2.8 後半SP+0.50

最終ゴールから
Mロードマジェスティ 脚質3.8 後半SP-0.12
Eシャイニングルビー 脚質5.8 後半SP+0.47
Lベニーホイッスル  脚質2.8 後半SP+0.50

B確率から
Eシャイニングルビー 脚質5.8 後半SP+0.47
Lベニーホイッスル  脚質2.8 後半SP+0.50
Mロードマジェスティ 脚質3.8 後半SP-0.12

3頭の馬がダブり所謂拮抗型で意外に軸選定は
難しいレースでしょう。

展開順に並べると
Lベニーホイッスル  脚質2.8 後半SP+0.50 ◎+0.22
Mロードマジェスティ 脚質3.8 後半SP-0.12 ▲-0.26
Eシャイニングルビー 脚質5.8 後半SP+0.47 〇-0.11

であり、機械的にG前の展開状況を計算すると◎〇▲の右数値とのような感じになり、Lベニーホイッスルがやや有利という状況です。これをその儘信じていいかが問題ですね。

Lベニーホイッスルは4歳牝馬であり、一般的にはスタミナが無く明日の馬場が重にでもなると不安があります。着順は1着→3着→2着→4着と好調ですが、この好調さはローテーション的にみると1着するにはやや問題のある仕上げ方と思われます。いつも好走しているので1発の破壊力に疑問符が付くのです。距離適正はスプリンターで、1600mは少し長い感じ。

Eシャイニングルビー こちらは7歳牝馬であり、年齢的にどうかな・・7着→4着→6着→7着→本番であり深く静かに潜行し仕上げている様子。前9走で東京芝1400mのオープンハンデー戦を追い込んで勝っています。脚質的にやや後ろ過ぎて中山では勝ち切るのはなかなか難しそうだ。穴の抑えと評価したい。

Mロードマジェスティ 4歳牡馬であり、これは良い。
ハンデー53Kで田中勝春に乗り替わったのは好感が持てる。
10着→5着→1着→5着→本番であり、これは好ローテーションであり一発狙いのパターン。この馬はデビュー4戦目にしてオープン入りしており素質もある。東京「共同通」G3レールで5着しており、グレードの無いオープンなら何とか勝てる力があるだろう。3勝が芝1600mであり今回のこの距離がベストなのだから、田中勝春騎乗依頼で、勝負気配ありと読めるが・・但し当日の馬体重に問題があるかも。ま〜今の時点ではこの馬が一応軸。

独断と偏見で3頭を評価してみましたが、人気動向はどうなるか?深夜の0.42分に書いたので、お〜眠い!還暦に近い当方には辛いので、さ〜寝よう!明日はオッズ分析などするかも。ジンローの水割りを飲みながら書いているので酔いが判断を鈍らせないで欲しいが・・

  J1spDBの成果は順調
Date: 2006-01-09 (Mon)
2005年のデータベースを加えたJ1spDBの簡易版推理は、すこぶる順調です。

「推理シート」による簡易推理(G前展開の上位4頭)は意外な馬を取上げてくれますので馬券の検討には欠かせない。

先日の中山金杯のG前展開状況は下記の通り
1位 Iキングストレイル 
2位 Kアサカディフィート-----------2着
3位 Bマイネルレコルト 
4位 Cヴィータローザ-------------1着
単14.2倍 馬連C-K9100円 

本日の中山「初富士ステークス」のG前展開状況は下記の通り
1位 Dシンボリエスケープ  +1.03
2位 Fインセンテイブガイ  +0.25------------1着
3位 Gテンザンオペラ    +0.17------------2着
4位 Mマイネルデュプレ   +0.03
単3.5倍 馬連D−D11090円

上記2例とも上位4頭の中で決着しており、決して偶然ではありません。G前展開で採用される4頭は軽視できないことが分かります。G前展開は各馬の脚質と後半SP値から機械的に計算したものであり、何のマジックもありません。ラップ推理の基本がたまたま嵌っただけです。両レースとも1位は何故か消えました。これがゲームなのです。

  J1spDBからの推理中山「初富士ステークス」
Date: 2006-01-09 (Mon)
2005年のデータベースを加えて1着馬の有効ファイターをみてみると、合致データは7つあり、有効ファイターは3つに分散した。有効ファクターはローテ、脚質、FTの上位が活躍しています。

ローテ
1位 @マスターズホビー   脚質5.4 後半SP-0.09
2位 Dシンボリエスケープ  脚質5.6 後半SP+1.24
3位 Jスルーレート     脚質1.2 後半SP-0.86

脚質
1位 Eオトコノユウジョウ  脚質1.0 後半SP-1.17
2位 Jスルーレート     脚質1.2 後半SP-0.86
3位 Fインセンテイブガイ  脚質1.8 後半SP+0.33

FT
1位 Aテンジンオーカン   脚質5.4 後半SP+0.12
2位 Bカフェブリストル   脚質6.8 後半SP-0.07
3位 Kソウゴン       脚質5.4 後半SP-0.44

リストされた馬を展開順に並べ換えると
オトコノユウジョウ  脚質1.0 後半SP-1.17
スルーレート     脚質1.2 後半SP-0.86
インセンテイブガイ  脚質1.8 後半SP+0.33 〇

マスターズホビー   脚質5.4 後半SP-0.09
テンジンオーカン   脚質5.4 後半SP+0.12
ソウゴン       脚質5.4 後半SP-0.44
シンボリエスケープ  脚質5.6 後半SP+1.24 ◎
カフェブリストル   脚質6.8 後半SP-0.07

脚質と後半SPからの有力馬は上記の◎〇であり、両馬の4コーナーにおける馬身差は5.6-1.8=3.8ポイント差であり、タイム差にするとそれはゴール前の0.38秒差程度とみるべきです。後半SP差は1.24-0.33=0.91秒であり、展開差の0.38秒を引くと0.53秒あり、普通ならシンボリエスケープの2馬身半の圧勝が予想されます。中山の短い直進、自慢の末脚が今度も爆発するのだろうか?爆発すれば3連勝だが・・

しかし、シンボリエスケープはまだ1600万クラスでは勝ったことは無く絶対の軸馬とも言い切れない。しかも1600mは初距離です。ここは穴党の筆者としてはインセンテイブガイに期待したくなる。インセンテイブガイは前8走の京都「石清水」で、本走と同じ距離の芝1600mを先行して粘りこみ1馬身半で勝っており、ローテーション的に狙い易いだろう。インセンテイブガイは新馬でも芝の1600mを勝っているのでマイルは得意な筈であり、シンボリエスケープが単2.1倍と人気過剰気味なだけに狙ってみたくなる。冒険だが、シンボリエスケープのインターバルがやや開いており、疲労の蓄積緩和の為と思われ、ここは目一杯の勝負をしてこない可能性もあると解釈し、インセンテイブガイの単複で地味に勝負してみますが、結果はどうなるのでしょうか?

推薦馬 馬番Fインセンテイブガイ 単4.2倍

単2番人気で4.2倍は好配当と思う。
馬連はD−F 4.7倍 本命狙いですが1本で行くならいいでしょう?!

  2005年度のJ1spDBデータの販売受付を開始
Date: 2006-01-07 (Sat)
2005年度のJ1spDB用データベース(レコード数:3451)の販売を開始致します。データは圧縮して1.01MBあります。
なお、そのデータベース作成変換ソフト付きで販売します。

商品名:「2005年DBおよび変換ソフト」
スペック 2005J1spDBdata.lzh 1.01MB
     J1sp用DB作成変換.lzh
価格   2000円

データベース作成変換ソフトは汎用です。2005年以降も継続して使用することができますので、ユーザー自身でデータベースを作成管理できます。

■申し込み方法■
2000円を下記金融機関にお振込み下さい。
○城北信用金庫谷塚支店
○店番213
○口座番号1150950
○ヤナギダ トモオ(柳田智雄)

■注意事項■J1ソフト、RT6ソフトの販売口座とは異なります。

送金後、「2005年DBおよび変換ソフト」のタイトルで、当方にメールのご案内を下さい。あなたのお名前が分からないと確認できませんのでお忘れなく。振込みを金融機関に確認後、2〜3日中に送付します。

当方のメールアドレスは下記の通りですのでお間違いのないようにお願いします。
yanagida@h6.dion.ne.jp

■データの組み込み方法■

■簡易版へのデータ組み込み
2005J1spDBdata.lzhを解凍し、データ部分を選択してコピーし、
簡易版のDBシートの最終行に貼り付けます。

@ツール→マクロ→「Visual Basic Editor」を開く
A標準モジュールのModule12の中のコメント「調査DB範囲設定」ののマクロに下記のような部分がありますので

ElseIf Sheets("条件").OptionButton6.Value = True Then '全
DB_S = 3: DB_E = 20708: Range("I1") = "全データ"
End If        ↑
         ★矢印のように変更します
矢印部分は17256となっていますのでこれを20708に変更すると言うことです。以上の操作をしましたら、ファイルを上書き保存しておきましょう。簡易版にデータが組み込まれ使える状態になります。

■J1spDB本体の場合は変更箇所が多いですが簡単です。
DBシートへのデータ貼り付けは簡易版と全く同じです。

下記の10箇所の訂正をします。
訂正内容は簡易版と全く同じです。

@Module1の「調査DB範囲設定」の訂正
AModule11の「調査DB範囲設定」の訂正
BModule12の「調査DB範囲設定」の訂正
CModule13の「調査DB範囲設定」の訂正
DModule3の「調査DB範囲設定」の訂正
EModule4の「調査DB範囲設定」の訂正
FModule5の「調査DB範囲設定」の訂正
GModule6の「調査DB範囲設定」の訂正
HModule7の「調査DB範囲設定」の訂正
IModule8の「調査DB範囲設定」の訂正

訂正しましたらファイルを上書き保存しましす。マクロの操作をしたことが無い場合は良いチャンスですから挑戦してみて下さい。
誤った操作でファイルが使えなくなるなどの事故があった場合は新規のファイルを無償提供します。

■注意事項■
ファイルはエクセル2000版で作成されていますのでそれ以前のバージョンでは使用することができません。またJ1spDBをお持ちで無い方は当然、利用価値がありません。

  ユーザーメール紹介
Date: 2006-01-06 (Fri)
新年明けましておめでとうございます。
今年は荒れそうな年になりそうですね。

中山金杯
以前書きましたように、実力平均から偏差を引いた実力TMの馬ということで、98.90−1.14=97.76に近い馬Nワンモアチャッターを狙いました。

しかし何としたことか、馬場入場してから何で騎手振り落として競争除外になっちゃうの。肝心なところで。出ないなら出ないって、もっと早くから言ってくれよ。おまえさんがいなければ、3枠2頭ヴィータとコンラッドが上下にいるから、そこから買えのサインがちゃんと出るのに。

といっても後の祭り。Cヴィータローザなんか、ほとんどの人が買えないでしょうが、J1なら買えるんです。

後は、脚質1位マントルの後半13位から脚質順位を見ていくと、脚質値4.4、7.0に2頭いますから、15位のアサカの順位が2つ繰り上がって13位。1点で取れた馬券じゃないですか。ああ悔しい。ワンモアチャッターの馬鹿。鹿は余分か。しかし、J1の凄さを改めて思い知った幕開けです。

今年はJ1と心中する覚悟でやりまっせ。ハハハ。
今年もよろしくご指導ください。ではでは。

■筆者
明けましておめでとう御座います。
ワンモアチャッターの単勝売上の推移はかなり不自然な動きをしておりました。異常な集中投票もあり、確かに狙って面白い所だったと思います。競走除外となり、ほんと残念でしたね。余談になりますが、競走除外となった馬って、その除外後の1〜2走目で連対するケースが多いですネ。それを楽しみに狙ってみたらどうですか。本年も宜しくお願いしますネ。

  明けましておめでとう
Date: 2006-01-04 (Wed)
J1ユーザーの皆様、明けましておめでとう御座います。

J1ソフトは早いもので公表以来5年が経ち本年6年目を迎えるこができました。J1の勝馬推理の基本方針は、競馬推理に客観的な基準を与え、その基準から検討することにあります。そして、その基準は客観的に正しいものでなければなりません。それは理屈の上だけでなく、未来の実際のレースで検証されなければ単なる自己主張の仮説(独断)であり、一般に認知されることの無い理論と言えます。J1spDBおよびrkDBの販売はその実証的な分析結果の公表であり、仮説の正当性を証明する重要根拠を示します。J1は5年の歳月をかけて、自己の理論の正当性を主張して来たと言えます。

特にrkDBは出走馬の全てを統計することにより、推理ファクターの価値を明らかにしました。すなわち競馬推理で最も重要な軸馬の単勝率とその回収率を知ることです。その結果は、我々に馬券戦略の指針を与え、rkDBファンは少なくとも、軸馬の単勝馬券の投資で、その運用方法を余程、間違えない限り負けることは無いと断言できます。勿論J1はそれで満足しません。

rkDBで2〜3着馬についても詳細に分析しますと、1着馬と同等の必然性のある法則を発見します。おそらくrkDBファンの幾人はそれに気が付いているでしょう。たとえば、準OP以上の中距離芝レースでは、B確率5.5〜6.5%範囲で2着馬が多発しており、馬連配当の全払い戻しの28.7%を占めます。その部分は馬券の宝庫であり、その発見は競馬というゲームに勝つ為の要諦となるでしょう。rkDBファンは馬連においても負けるとこはないだろうと思われます。しかしこんな情報を公開すればその発現に変化が現れるかも知れませんが、全く恐れていません。他のファクターで代用できる多くの決め手があるからです。

筆者は昨年の特別レースの全ての出走馬を統計し、各ファクター毎の単勝率、2着率、3着率などを眺めながら競馬というゲームを考えています。ゲームは謎に満ちた暗黒の空間と言えでしょう。しかしそんな暗黒の空間も時が経てば光に満ちます。歴史は電波望遠鏡の発達により、そこにも無数の天体を発見し謎を解明して来ました。同様にrkDBとJ1spDBはゲームの謎を確実に解き明かすツールです。成果が上がらなかったJ1ユーザーには、今一度データを検討し謎解きをして頂きたいと思います。私に出来たことは貴方にも当然出来ます。新作のRT6を販売してもJ1の価値は全く失われることはありません。J1の膨大な検証データに優るものは無く、競馬の実態が明らかになるに従いその価値を益々高めているからです。隠されたものは暴かれるのが宿命なのです。

ユーザーの馬券推理の失敗と成功の報告ほど嬉しいものはありません。昨年も皆様から沢山の、暖かいご支援を頂き厚くお礼を申し上げます。それはJ1サポート情報の継続の原動力となっています。勝負には運が関係して来ます。正しいアプローチであってもゲームの綾で負けることは避けることはできません。しかし正しいアプローチであるならば、今の負けは未来の投資であり仮の姿です。負けているユーザーにも必ず素晴らしいチャンスが訪れますので、諦めないで挑戦して頂きたいと思います。

J1サポート情報では、本年もより質の高い情報を提供するように頑張って行くことを誓い本年のご挨拶と致します。

  12/3日中山6RE−G11310円買い目2的中
Date: 2005-12-07 (Wed)
本年通算12本目の万馬券的中となります。B確率〇ー11位の組み合わせであり、よく有るパターンの万馬券と言えます。

このレースの出目は長距離の場合に良く発生する先行馬の流れ込みで抽出されたもの。脚質順位▲ー△であり、長距離レースでは注意しなければならない注目出目となります。

1着馬は単勝2番人気のショウナンパレス。ショウナンは前13走目で1着しており、12着→3着→6着の必勝パターン臨戦過程でした。
一方、万馬券の原因を作ったベストグランチャは新馬5着であり、
5着→6→5→1着でデビュー4戦目で勝ち上がった馬。それから、9着→15→8着→本走であり、確かに前2〜3走の成績は悪いが、3歳馬なら軽視はできないと思われます。

  買い目2の報告、万馬券2個的中
Date: 2005-11-22 (Tue)
久々に9月以降のJ-1推奨買い目2の報告をしておきます。
単は1000円以上、馬連は4000円以上に限定してます。

 9月10日阪神12R 単勝K   12210円 ★
 9月10日中山10R 単勝L    1130円
 9月18日中山 9R 単勝G    3880円
 9月19日阪神 7R 単勝O    3260円
 9月25日阪神 7R 単勝G    3370円
 9月25日中山 8R 単勝H    1550円
10月 2日札幌12R 馬連D−L 4430円
11月12日福島11R 単勝H    6880円 ☆
11月13日京都 2R 馬連@−H 6290円
11月13日東京 2R 単勝F    1220円
11月13日福島 6R 馬連F−K  9690円 ☆
11月13日福島 9R 馬連A−H  5860円
11月19日京都 9R 単勝J    1400円
11月19日東京 1R 馬連G−H 11540円 ★
11月20日東京 9R 単勝F    1410円  

万馬券は、本年通算11本目で、単は4本目、馬連7本目であり、月1本ペースで的中してます。

2例の万馬券について
9月10日阪神12Rの単万馬券はタイム馬券です。9→5→6→7着で低迷していましたが、前走基準3位のタイム馬でした。2着はB確率◎であり、この馬も基準1位ですから正にタイムが効いた競馬と言えます

先週の11月19日東京01Rの万馬券は人気馬が消えて発生した万馬券と言えます。ダート競馬には効果のある最終ゴール〇-▲が決まってこの配当とはちょっと驚きですね。2着がJRA単勝31.7倍という人気薄でしたが、J-1ではこの馬がB確率◎でした。

  ユーザー投稿記事<11月19日、東京10R相模湖特別芝1400m>
Date: 2005-11-19 (Sat)
今年も妖気漂うか 相模湖特別

11月19日
東京10R相模湖特別芝1400m
昨年はタツショウワの大駆けで3連単100万馬券が出たレースです。
J1情報No[543]04-11-24参照。
今年はハンデ戦にかわり、昨年の占有率よりは少し高いですが、
47.7%と今日一番の妖気漂う予感のするレースです。

今年4回〜先週5回4日目までに行われた東京芝1400m計18レースの
3着までの馬番を列記します。

馬番1着 2着 3着 計
@     3  2   5
A  2     2   4
B  3  1  2   6
C  3  3      6
D  1  1  2   4
E  2  1  2   5
F  2  1  2   5
G     1  1   2
H        1   1
I  2  1      3
J  2  1      3
K     1  1   2
L     2  3   5
M
N  1         1
O
P
Q


これを見ると、かなり偏りがあるのが分かります。内枠有利が歴然。
特に1番、3番、4番、6番、7番、2,3着の多い外の13番辺りが狙い目です。
シンボリエスケープの入ったG番は苦戦しそう。H番死に目状態。

ここでは@ビッグスマッシュ,Bエアカエサル、Fサンドクリーク、Lジョウ
ノオーロ辺りが狙いでしょう。

J1ラップから見ると、前半Sの中心に近いJヨイチサウスの後半S+0.65か
ら、前半Sを−0.65位で走る馬が有利と考えれば、@ビッグスマッシュが−0.63
でピッタリです。
同じ東京芝1400mをB走前33.5秒、前走33.8秒の上がりは強烈。
前半S2位馬の後半S順位18位はビッグの前半S順位18位に合うのでラップ的に
も有利。休み明けを2度叩いて、調教も抜群で陣営の勝負気配プンプン。

相手は、前半S1位馬の後半S8位に合う脚質8位のFサンドクリーク。
@−Fの1点勝負。枠連1−4で押さえ。
3着の紐は、前半S1位Pゴールドサンセット、ハンデ頭のGシンボリ、
前走着差を縮めてきたLジョウノオーロラ。
参考にどうぞ。

  エリザベス女王杯回顧
Date: 2005-11-17 (Thu)
オースミハルカの前半ペースは35.1秒であり、これは全く予想外のものでした。これだけハイペースになればスイープトウショウの差し切りは濃厚であり、前半で勝負があったという感じです。
 エアメサイアは今回は全く走る気が無い様子であり、所謂「ヤラズ」の競馬ですね。こう言う競馬を観戦させられると、G1レースでもこんなものかとガッカリします。地方競馬では、ヤリヤラズが横行し競馬ファンを確実に減らしていますが、競馬関係者にはこんな気持ちは分からないでしょうね。

  エリザベス女王杯の展開を読む
Date: 2005-11-13 (Sun)
先ず出脚を見る為に「前半SP」でソートし、上位3頭を把握します。

@メモリーキラー  0.54 脚質6.00 偏差5.12〇
Aマイティーカラー 0.53 脚質5.00 偏差2.49
Bマイネサマンサ  0.43 脚質3.20 偏差1.87◎

普通は、脚質の小さい馬をマークしますが、偏差も考え上記2頭が注目されます。◎〇2頭の前半SPは0.43〜0.54秒ですから、このレースの前半ペースは36.75−0.43〜0.54=36.32〜36.21秒ペースが予想されます。つまり平均ペースで極端なハイペースやスローペースはなさそうです。

上記◎〇をキーにして軸馬を捜します。つまり、この◎〇がレースの流れを作るならば、この馬のスピードに近い馬が有利と考えます。すなわち「実績TM」でソートし、前記◎〇の馬を中心にみます。

実績TM順
Gスイート 1.59
Fマイティ 1.55
Bアドマイ 1.46
Oマイネサ 1.15◎----第1キー馬
Jエアメサ 0.97----------------------展開有利
Eメモリー 0.95〇----第2キー馬
Iブライア 0.91
Mヤマニン 0.77

キー馬◎の上下をみます。キー馬の実績TM値に対し、その差が少ない馬が展開的に有利となります。アドマイヤグループは◎との差が0.3秒あり、一方エアメサイヤは約0.1秒ですからエヤメサイアが明らかに有利です。また〇の場合も上下みます。すると不思議なことにエアメサイアがおります。更に実績TMだけでなく、脚質値も余り離れない方が有利です。

スイートトウショウは、前半が0.6秒程速ければ差し斬れるのですが現状では無理と思われます。

ここは人気でもエアメサイアーの軸が有利と判断します。
2着候補は上記実績TMのリスト馬が有利であり、エアメサイアを中心にして+-2〜3)が有望と考えるのがラップ的志向です。

本来の逃げ先行馬(オースミハルカなど)が逃げるとスローとなり、波乱含みの展開になって予想が難しくなります。

前半SPと実績TM値の関係から展開を読んでみましたが、これは1つの方法論ですので、全面的にこれに委ねるのは危険です。

  忘れちゃいけないSB作戦
Date: 2005-11-10 (Thu)
もうユーザーの殆どは駄目作戦となったSB作戦など忘れているだろう。しかし筆者は時折、現状把握の為確認作業を忘れない。10月1〜30日の全場所のSB馬をチェックしている。SB馬は激減したまま。それでも12頭居た。SB馬の実績は12戦4勝であり、単勝率は33.3%であり、確実にJRAに管理されているようだ。的中している配当は、1.5倍、1.4倍、2.2倍、1.4倍の4つであり好配当は全く無くお話にならない。ルールにより買えるレースは1ヶ月で2つだけであり、例の如く全て着外だ。SB作戦を公表した場合、どのような対策が取られるか?JRAの対応を監視していましたが、やっぱりと言う印象であり、もう以前のような復活は無いでしょう。ユーザーから勿体無いことをすると言われたことがありましたが、JRAの手の内を見るには有る程度情報リークは時には必要であり、またJRAの意表を付く作戦もある。

さて、先程のルール上買えるレースの1つは10/8日京都10レース「ダンディズム号」SB馬(最終ゴール0.3)はそのレースで単16.2倍の好配当を付けていましたが、絶対ここで買ってはいけないこと明らかです。ちゃんと10着と負け、同枠のエアオーサム号が2着している。実に面白いと思いませんか?

このレースで、SB馬はX代用馬となった訳です。JRAの裏をかく作戦とは次のようなものだ。好配当だとことごとく負けてしまうのが好配当のSB馬の特徴。しかし、SB馬は強い馬ですから、本走が駄目なら次走が狙い目だと思いませんか?次走は狙えのではないかと。派手に負けていれば人気が下がり大儲けのチャンス到来と考えないようではギャンブラーではない。アハハ。他の1つは牝馬のSB馬で当てに出来ないので無視だ。

ダンディズム号の出走を待つ。ダンディズム号は10月22日に出走して来た。今度は平場に回って来た。人気は4番人気(単900円)だったが、直線で一気にゴボウ抜きをして見事に1着して見せた。JRAの裏をかいた作戦が見事に成功して痛快だ。

SB馬の連対率は12戦10連対で、83.3%と驚異的だ。単勝は完全に管理され駄目になってしまったが、本命軸を抑えておくには役立つ。JRAの対応を見ていると、単5倍以上のSB馬は代用X馬になるケースが増加し同枠の人気薄馬が連対、もしくは1着することが多くなりましたので参考まで。

これでもランダム抽選のゲート配置だそうで〜ま〜そう言うことにしておきましょう。SB馬が2着したら次走は1着と期待したくなるものですが、その時に勝てないようなSB馬は勝ち身に遅い馬であり、また2着するので覚えておくと良い。

また牝馬のSB馬はあてにできませんのでSB馬とは言いがたいです。J-1で公表すると競馬が逆に動くことが多い。したがってその逆を狙うのがJ-1ユーザーの正しい対応と思いますが、如何ですか?SB馬は超人気馬になる割りに勝率が低くなったので、逆に安心して単穴を狙えるメリットが増えたと言えます。情報のリークの裏にはそれなりの意図があるもの。だからゲームは面白く止められない。

  ユーザー研究「福島記念」について
Date: 2005-11-10 (Thu)
ラップの話が載っていたので、福島記念の過去2年を調べてみました。調べていて、レースラップを予想する時、脚質1位の前半Sが大事だというのがよく分かりました。
皆さんの参考になればと思い資料を作ってみましたので、添付のファイルを読んでみてください。何か考えるヒントがあればご教示お願いします。

福島記念
03年1810円、04年17660円と堅かったり、荒れたりのG3ですが、レースラップを見てみると全く違っています。
下のラップ表を見ると、この2年共、脚質1の実績Tは13位15位のマイナス値ですから、タイムの無い馬が先行することや、出走馬の実績Tが03年は全馬マイナス値、04年は1頭のみプラスで他はマイナス値ですから、どちらの年のレースも、しまりのないスローな展開になるとJ1的には予想されました。
しかし、実際のレースでは、1000mが03年は58秒とかなりハイペース、04年は60.3秒とスローな平均ペースです。03年はハイペースになった分、実績T上位の実力人気馬の決着になり、堅い配当、04年はスローな平均ペースで、実績Tが下位で脚質上位の人気薄で高配当という結果なりました。
この2年の違いはなんだろうと考えてみると、脚質1位の前半Sの違いにあるようです。
03年の脚質1位トーアメイウンの前半S順位は+0.07で2位、04年の脚質1位メジロマントルの前半S順位は−0.58で15位。どちらも、トーアが逃げメジロが逃げましたが、前半のスピードの違いがレースの前半の展開を変えたものと思えます。
今年はどういう馬が出てくるのか分かりませんが、脚質1位の前半Sには注目して、展開を考えることがポイントのようです。スローな展開になれば、去年のように脚質上位の実績T下位の馬が走ります。また、去年のセフティーエンペラーのように、ハンデ戦の脚質2位は要注意です。単勝的中率9.7%、回収率213.8%、平均配当2199円のデータがJ1情報に出ています。

■添付のラップ表はこのJ1サポートには貼り付けできないので割愛します。<Mr.Jより>

■筆者コメント■
時計の無い馬が集まると、どんな状況が生まれるかを教えてくれるのが福島記念ですね。2003年の場合は、逃げ馬の前半SP値は順位2ですから、この優位性を利して大逃げに出た訳です。次位の逃げ馬も吊られて、逃げ2頭の大逃げ展開となりました。全馬の時計が無いなら当然の戦略でしょうが、しかしこの逃げ2頭は無謀であり、逃げ馬は16着、14着の大惨敗となっています。これがハイペースの理由です。無謀なハイペースを好位で追走した人気馬達が連対し、本命党を喜ばせます。
 一方、2004年の場合の逃げ馬2頭の前半SP値の順位は15位、13位ですから、「大逃げするだけのスピードも」ありません。大半の馬の実績TMがマイナス値ですから、この2頭に競りかけて行くこともありません。その結果、逃げ馬2頭は自己のペースでレースをすることになり、それがスローペースの原因となります。かくして人気薄の逃げ馬が好走して穴となり、穴党を喜ばせます。

『逃げ馬の前半SP値がレース展開を左右する大きなキーになっている』と言うご指摘はその通りです。

 ところで逃げ馬の後半SP値、順位は信用してはなりません。逃げ馬は自己に有利な展開を期待している為、駄目馬を装うことが多いのです。逃げ馬は勝負にならないと、直線の早い段階で勝負を諦める為後半SP値が本来の能力よりも低く評価されますので、それに騙されないことが重要です。またハンデー戦を狙う馬は重ハンデーとなるないように演出しているものです。ハンデー戦の目的の1つには、クラスの格を無くしレースの意外性が求められています。観戦して面白く、かつ配当的にも魅力を感じるような『娯楽の為のレース興行』を、JRAは提供しているのです。その意味で格下クラスからの連対が期待されているレースとも言えます。蛇足になりますが、JRAのハンデーキャッパーが如何に優秀であっても、1K、2K増減で、ゴール前横一線となるようなレールを仕組めるものではありません。それ故、JRAの騎手達はハンデー戦の意義を理解し、出来るだけ横一線となるように騎乗しているのです。競馬に意外性が無くなったらハンデー戦の存在理由は無い等しいです。

  脚質値と1着馬の分布(保存版)
Date: 2005-11-09 (Wed)
特別以上のレース(重賞を含む)の脚質値区分と1着馬分布(%)

区分    芝短距離 ダート
1〜2.96   33.5     40.5
〜5.58    36.0     31.0
〜8.19    21.0     19.0
8.20〜    9.0      10.0

区分    芝中距離 ダート
1〜2.96   30.0     37.8
〜5.58    37.0     37.0
〜8.19    24.0     15.0
8.20〜    9.0      10.0

区分    芝長距離 ダート
1〜2.96   30.3     --
〜5.58    39.0      --
〜8.19    26.0      --
8.20〜    5.0       --

rkDBにより集計した結果の情報提供です。

  前半および後半SPと1着馬の分布(保存版)
Date: 2005-11-09 (Wed)
特別以上のレース(重賞を含む)の前半SP値区分と1着馬分布
区分を余り細かくすると概要が掴み難いので3つにした。()はダート競馬です。

■前半SP値
 区分の値           芝短距離     芝中距離    芝長距離
@+1.15〜+0.38    25%(36%)  13%(15%)  14%(--)
A+−0.38の中心馬区分 54%(48%)  61%(52%)  59%(--)
B−0.38未満〜−1.15 16%(10%)  26%(30%)  23%(--)

■後半SP値
 区分の値           芝短距離     芝中距離    芝長距離
@+1.15〜+0.38    33%(38%)  29%(23%)  45%(--)
A+−0.38の中心馬区分 41%(43%)  46%(37%)  34%(--)
B−0.38未満〜−1.15 15%(12%)  17%(23%)  17%(--)

販売の『rkDB』ソフトより本年度の競馬を統計した結果です。(--)はデータ不足ですので割愛しました。なお距離区分はJRAの距離区分 1000〜1600m、1601〜2200、2201〜により短中長としてあります。

  後半SPの値の実態について
Date: 2005-11-08 (Tue)
後半SP値は上がり3ハロンのタイムを相対的に表現したものですが、この相対値は実質的には「ゴール前200mの各馬のタイム差」を表現しているとみなして良いと考えています。そう捕らえた方がゴール前の展開を容易に理解できます。

11月6日京都「KBC京都ファンタジーS」
このレースの後半のラップは

11.5−11.2−12.3 3F=35.0

ゴール前の200mがその前よりも1.1秒減速しております。1番人気のアルーリングボイスは200m手前では4馬身離れており、それを差し斬っています。アルーリングボイスの上がりは34.1秒と公表されていますが、この馬が本気になって走っているのはゴール前200mだけです。ビデオを何回も繰り返しみても、そう感じます。

J-1の後半SP値をみる時、上がり600mのタイム差と一般的に見てしまいますが、その『タイム差はゴール前で発揮されるものと解するのが★レースの実態に即している★』ように思えます。馬は全力疾走できるのは意外に短く「200〜300m程度」が一般的と改めて思った次第。

J-1の予想「後半スピード」は35.96秒ですから、その平均ハロンラップは35.96/3=11.98秒となります。アルーリングボイスの予想後半SP値はプラス0.86秒ですから11.98−0.86=11.12秒が推定されると読んでいいでしょう。
実際のレースのゴール前のラップは12.3秒ですからゴボウ抜きしているように見えるのは当然と言えます。

また脚質値は、4コーナーの周回位置を示しますが、4コーナーから殆どの馬がこのレースの場合、皆加速しアルーリングボイスの馬群位置に変動が見られ無かったのでその感を深めました。東京のあの長い直線勝負でも、坂の中間から本格的な追い出しが見られますので概ね妥当な見解でしょう。

アルーリングボイスの脚質値は1.75であり先行するタイプでしたが、後半SP値が他馬より優(0.86秒 後半SP1位)れていたので武豊は前半をゆっくり追走しゴール前で勝負を賭けたんだろうと思えます。

後半SP値の幅は概ね0.8〜1.2秒ですが、この幅タイムはゴール前の各馬の着差に対応すると考えると、推理が容易になるのではないでしょうか。

蛇足になりますが、各馬の脚質値は過去走の展開位置であり、数値が小さければ一般的に先行力があるとみなされますが、過去走のメンバーのスピードが遅ければ上位となりますので、「あくまでも相対的なもの」です。従って、脚質値と後半SP値のタイム的価値は後者を優先せざるを得ません。脚質値のタイム評価は前半SP値との関係で捉える必要があるでしょう。

  実績TMの使い方→前半SP(後半SP)
Date: 2005-11-07 (Mon)
J1ユーザーは当然、前半SP、後半SPの中心に注目するようになるでしょう。しかし誤解の無いように記しておきますが、中心付近の馬は『決して強い馬ではない』と言うことです。レースの平均パターンからみると、発現の多い区域に居る標準馬と解するのが正解でしょう。筆者はこの馬のことをラップ適合馬と呼んでいます。

貴方がもし勝率の良い強い馬を軸としたいならば、前半SP、後半SPの上位を採用しなければなりません。あなたは採用基準を明確にする必要があります。芝ダート、また距離によって異なりますが、大体、前半SP、後半SPとも、プラス0.7秒以上の馬は軸候補の資格があります。rkDBファンの保護の為にこれ以上、その範囲を特定できる記述を控えさせて頂きますが、単勝馬券では確実に儲かるところが存在します。これは以前、『見所の有る馬』と命名したので思い出した方もおられるでしょう。

しかし、ここを軸馬にした馬連は必ずしも効率が良いとは言えません。J1の主張する価値ある馬連と関係が少ないと言えます。つまり、単勝と馬連は別のゲームであり、両方を満足する軸馬は少ないのです。

これに対し前記の中心付近の馬は勝率が低い割りに1着する時は人気になり単勝の回収率は低くなるのですが、馬連ではとても良い配当をプレゼントしてくれる軸馬となり得ます。先日の「アルゼンチン共和国杯」は3番人気のサクラセンチュリーが1着しました。ハンデー戦ということで多くのファンが軸馬にしたでしょう。しかし、その片棒を予想するのは非常に難しかったと言えます。しかしJ-1の前半SP値、後半SP値の中心付近には人気薄の2着馬を示唆していたのです。

前半SP順
前半SPG位 0.11 ビックゴールド
前半SPH位 0.05 テンジンムサシ
前半SPI位 -0.24 マーブルチーフ   2着
前半SPJ位 -0.32 サクラセンチュリー 1着

後半SP順
後半SPG位 0.13 ダディーズドーム
後半SPH位 0.06 マーブルチーフ  2着
後半SPI位 -0.14 テンジンムサシ
後半SPI位 -0.24 コインスト    3着

勝ちタイムの幅は2.72秒と著しく大きいので、こちらは当てに出来ません。幅の小さいラップ(この場合、前半SP、後半SP)の方が目安になります。

分かり難い連対馬選出に、J-1の科学的予見をどうぞご活用下さい。特に2〜3着馬は能力に強い関係がありませんので連対し易いと言えます。

  実績TMの使い方(本邦初公開)
Date: 2005-11-03 (Thu)
正確に言うと初公開では有りません。嘘言ってごめん。
ラップタイムの記事の中で何度も紹介しているのですが、皆さんが注目しない。価値を認めてくれないので「本邦初公開」と大見栄の嘘を張った。アハハ。

殆どの競馬ファンは、スピードのある馬は有利と言うことで実績TM上位5頭ぐらいに目が行きます。また筆者もそのようにも紹介して来ましたが、そのような考え方は正確に言うと、「スピード優先思考」であり、「ラップ的な思考ではない」のです。

ラップ的思考では、レース毎に適切なスピードがあり、必ずしもスピードがある馬が有利とは考えません。極端に言えばタイムの無い馬が有利という場合もあるのです。ここのところに常識的な違和感があるせいで、J-1のラップ表の「勝馬タイム」と関連させて使うことが少ないのだろうなと〜思う訳です。軸馬候補を数頭に絞り込む段階で、スピード優先思考の常識が壁になるようです。これではラップ表の「勝ちタイム」が泣きます。

J-1の「勝ちタイム」は本走の1着馬の勝ちタイムを予想したものであり、これを活用して頂ければ新しい世界が開けます。

実例で説明しましょう。
■10月30日京都8レース ダート1400m
「実績TM」でソートし、各馬の実績TM値を見ます。
プラス値ちマイナス値の中間がラップ表の「勝ちタイム」の中心になる訳です。この中心から、上に2頭、下に2頭の計4頭を注目します。この4頭が1着予定馬候補だというのがJ-1流の考え方です。
実績TM1位 馬番J 0.75
実績TM2位 馬番G 0.08----------1着単120円
実績TM3位 馬番B -0.31
実績TM4位 馬番H -0.65---------2着

たまたま実績TMの上位馬が1着予定馬になりましたが、これは偶然です。

■次の9R「保津峡特別」レース芝1600m
実績TM5位 馬番K 0.09
実績TM6位 馬番F 0.06
実績TM7位 馬番E -0.08
実績TM8位 馬番I -0.10------------1着単860円

■10R「高雄特別」ハンデー戦 芝2400m
実績TMG位 馬番B 0.88---------2着
実績TMH位 馬番D 0.22
実績TMI位 馬番J -0.13
実績TMJ位 馬番C -1.06--------3着

■11R「渡月橋S」芝1600m
実績TMB位 馬番C 0.45
実績TMC位 馬番I 0.19
実績TMD位 馬番G -0.25--------1着単2390円 
実績TME位 馬番A -0.29

■12R ダート1400m
実績TM@位 馬番A 0.03-----------1着単490円
実績TMA位 馬番B -0.22
実績TMB位 馬番F -0.22----------3着

京都8〜12レースで、ちょっと当り過ぎではあるが、これがラップ表の「勝ちタイム」を活用した1着予定馬の選択基準ルールです。1着馬の勝ちタイムは、ラップの予想「勝ちタイム」を中心とした正規分布となるという科学的予見の活用なんですが、皆さん使ってましたか?

何故、上下に2頭計4頭を選ぶのかと質問されても、理由は余りありません。上下3頭計6頭では多いし、上下1頭計2頭じゃ勝ちタイムの幅から考えて心配だし、それで、こうなったのです。候補馬を広げればそれだけ安全性は高まりますが、悩みも増えます。従って、決断の為の1つのルールです。

この方法、レース展開や、馬の脚質などを考える必要がないのでレースの大局を知るのに便利です。こんなラップ的な思考に慣れてきたら、前半SP、後半SPにも同様に手を広げて考えるようにします。悩みも増しますがね・・・

ちなみに先日の「天皇賞」は後半スピードが決め手になっており、J-1のラップ予想の「後半スピード」にドンピシャリと合致してました。

後半SPD位 アサクサエ 0.33 ---4着
後半SPE位 メイショウ 0.29
後半SPF位 ヘヴェンリ -0.03 ---------1着単7580円
後半SPG位 アドマイヤ -0.03

ラップ推理はタイム優先思考からの脱却なのです。
タイム優先か?ラップ優先か?それはレースの性格判断から、より良い方を選択しなければなりません。

ユーザーは一度にJ-1の多くの諸データを活用しようとします。しかし、それは無理です。先ずは1つを選び、その活用を考えましょう。今回紹介の実績TMの活用をより効率よくするにはどうすれば良いか?と発展させて下さい。予測の「勝ちタイム」の幅が大きいレースはバラツキが多いので避けた方が賢明でしょう。

  実力指数の1点予想の価値
Date: 2005-11-02 (Wed)
実力指数◎-〇は価値があるとJ-1で公開して来ました。レースの条件は、頭数13〜16 芝1600〜2200mと公表してきました。下記は、過去ログの中間報告のサポート記事です。

[160] 実力◎−〇の1点馬連の検証 回収率129.2%(^o^)丿(^o^)丿 投稿者: 投稿日:2002-08-03 (Sat)

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条件芝13〜16頭、距離1600〜2200m(新馬、障害を除く)
本年1月から7月末日までの集計
J-1完全公開予想の結果です(価値が無くならないうちに活用し
て下さい)
================================

問題はその後どうなったか?公開すると段々と価値が無くなり、使い物にならなくなりますが、それでも下記の通りの実績を残しています。

2000年 453レース 的中率6.5% 回収率87.9
2001年 452レース 的中率8.0% 回収率99.6
2002年 426レース 的中率7.2% 回収率104
2003年 453レース 的中率6.5% 回収率113
2004年 296レース 的中率6.5% 回収率110

5年通算 2250レース 的中率7.8% 回収率101%
2250レースもやって、マイナスにならなかったことを評価して下さいね。5年間通算プラスを維持できる競馬評論家は存在しないのですから。これって、簡単なようで本当に難しいです。本年は通算の集計をしておりませんが、9月から10月30日現在101.1%回収してます。もちろん、もっと儲かる実力指数出目がありますが、それは非公開にしておきます。

さて、この実力指数◎-〇の1点の回収率を上げるにはどうすればいいか?

豊かな果実を得るには農家では未熟な果実は間引きします。この手法を競馬にも適用し、安すぎる配当のものは見送れば20〜40%はアップできるものです。更に買い条件のルールを変更するのもいいでしょう。J1spDBを使っていろいろ条件を変更して調べると、距離を1600m〜2200m→1800m〜2200mにするだけで、的中率は7.8%→8.5%と上昇し、回収率は109%となることが分かります。

なお、J-1公開示に価値ある馬券、B確率◎-〇1点(ダート1700〜3000m、頭数13〜16頭)は的中率8%内外でコンスタントに130%内外回収を維持してきましたが、5年通算すると98%維持がやっとという状況となって来ました。こう言う場合は、能力が安定しない若馬、古馬の500万下はやらないことです。また荒れやすい特別レースも参加し無い方がいいです。そうすれば120%〜170%ぐらいの維持は可能と考えられます。

  メール交換記事(J-1とRT6)
Date: 2005-11-01 (Tue)
J1でも調べたのですね。研究熱心で宜しい。
しかし、実績Tと前半S値を足したり引いたりするのは好ましくありません。

先ず第1に面倒です。
第2に何故、その計算をするのか?
論理的な意味が曖昧であり、理由が希薄です。
競馬の推理は、論理性が重要と思います。

J1でもRT6と似たようなことはできます。
精度はどの程度になるか分かりませんがね。
天皇賞の場合を想定して手順を説明します。

@脚質でソートすると2頭の馬が出てきます。
             実績TM
1位 ダップダンス   0.10
2位 ストーミカフェ  -1.55

2頭の馬の実績Tを比較すると、前者は0.10なので平均ペースの馬であり、
後者は-1.55なのでスロー時の逃げ馬と定義できるでしょう。

Aここで実績TMでソートするのです。
前者の平均ペースの場合は、タップの脚質1位の前後の馬がいい訳です。
実績T1位 ゼンノロブロイ--------2着
実績T2位 タップダンスーー---------<キー馬>9着
実績T3位 ハーツクライ----6着

キー馬には必ず安全牌が配置されます。今回の場合は、アサクサエデンですが、
ちゃん4着しています。またゼンノブロイには安全牌としてスイートトウショウが
配置されたと考えます。これ5着です。

前後で2頭ですが、どちらが有利かは、前半SP値と、脚質値で分かるでしょう。
キー馬の前半SP値に近いゼンノロブロイ、脚質値も、5.25で追走するのが楽です。

後者のスローペースの場合は、ストーミカフェ脚質2位の前後がいい訳です。
実績T13位 スズカマンボー---------13着☆
実績T14位 ストーミーカフェ--------<キー馬>★8着
実績T15位 ダンスインザ------------3着   ★
実績T16位 ヘヴェンリー------------1着☆

★は同枠なので、その前後が言い訳です。
すると、スズカマンボか、ヘヴェンリですが、この両馬はまたしても1枠☆同枠配置です。
JRAは安全牌としてスズカマンボの後半SP1位をを配置して事故に備えたのでしょう。
当方も実は予想の段階では、☆の枠をゼノンに流すかな〜と考えてはいたのです。
展開が1枠に嵌るので・・・しかし最終的には切ったので失敗でしたね。
ヘヴェンリはB確率15位で、1000に1つの発現ですから、納得の上で切ったのです。

先日天皇賞のゲート抽選に関する新聞記事ありました。昔はガラガラポンのくじ引き機でやって
ました。これなら、ランダム抽選でJRAのゲート操作は不可能です。しかし、いつから変更に
なったか、当方も知りませんでしたが、コンピューターによる抽選で、ゲート番に馬名が乗った
リストがプリントされ、それをマスコミに公開するだけだそうです。これじゃ、無作為抽選
かどうか、どうやって素人は判断するの??ソフトの中身が公開されていない以上、操作が
可能でしょうが!どうしても、いろいろ不都合なのでJRAはそうしたんだと思います。

さて、逃げ馬2頭の着順が8〜9着となっています。普通のレースならば、後半SP順位から
15着、18着の惨敗が予想されますが、ストーミーカフェのスロー(実績TM=-1.55)により
前半SPを落としたのでこの着順になったと思います。
ストーミーカフェは普通、前半SP0.44秒オーバーペースで走りますが、これを実績TMだけ
落とすと(仮定の話です)、1.55−0.44=1.11秒楽になる計算です。
すると後半SPは逆相関係からそれだけ速くなりますから、1.83−1.11=0.72秒となります。
つまりストーミーカフェの後半SP値は-1.55→−0.72秒となります。
すると後半SP順位18位は幾つになるでしょうか?0.1秒に付き1位上昇と考えれば
いいでしょう。すると、18-7.2=11.2位ですから、この順位に対応する前半SP順位の馬が
展開有利となると推定されます。

脚質9位  ダンスイン  3着
脚質10位 ヘヴェンリー 1着
脚質11位 ホオキ    ←展開有利キー馬
脚質12位 メイショウ

つまり逃げ馬がどんなペースで逃げるのか?で、勝馬が変わって来るのです。
この意味で、逃げ馬は勝馬を演出できると言えます。
しかし、こんな計算をしないで、実績TMでソートした方いいと思いませんか?
先ず計算が面倒であり、スローで逃げるにしても、どの程度かはあくまでも仮定の話です。
推理のルールはシンプルがいいのです。そうでないと見落としも多く発生します。

結論、逃げ馬の「実績TM順位の前後は展開が有利となる」というルールを知っていればいいのです。これはSP理論の同速馬有利説と本質的に同じです。

  古馬のクラス編成
Date: 2005-10-26 (Wed)
クラス編成の話は特に人気が無い。特に知らなくても成績みれば察しが付くし推理に役立つとも思えない。でも、馬券に直結するとなれば、話は別だね〜。別とならば興味を持つ〜何とゲンキンナな競馬ギャンブラーだろうか・・

古馬の最下級条件は今の時期ではサラ3歳上500万下と規定されている。3歳馬500万下、4歳以上1000万下のレースであり、従来の新馬と古馬の対決混合戦。このクラス編成の基準となっている賞金ですが面白いと思いませんか?
面白くないってか。あじゃ!

3歳500万下---------1勝クラス
4歳1000万下-------1勝クラス(2年で2勝だから)
5歳1000万下-------??
6歳1000万下-------??

3歳500万、4歳1000万と来たら、5歳1500万で、6歳2000万下でいいんじゃないのと素朴な疑問。しかし古馬は馬齢に関係なく一律1000万下のルール。この規定ルールでは、弱い5歳馬は認め、そうじゃなければ駄目よとなる。5歳1001万〜1500万の馬は1つ上のクラスに参加しなければならない。5歳以上には厳しい条件ではない?

競馬に敬老の精神はない。もし、5歳以上に優しくすると若年の3〜4歳馬にチャンスが少なくなるし、余りにも多頭数競馬になってしまう。つまり、この規定は事実上のリストラ促進政策でしょう。新旧後退は平和的に合法的にスムーズというJRA競馬番組の掟ですネ。

3歳馬を旧新馬、4歳馬を中堅馬古馬、5歳以上古参古馬と呼べば、3歳上500万下の混合戦では、古参古馬は全く不利であり、馬券の軸には「長い目」でみてお付き合いできない。この際だから、古参は全て斬り、即首なんちゃって。但しメンバーで1,2の実力があれば別。

10/22日
福島9R  3歳上500万  古参が4頭を全て斬り。
福島10R 3歳上1000万 古参が4頭1番人気の1頭は別にして3頭を全て斬り。1番人気の古参が珍しく勝つ。
福島11R 3歳上1000万 このレースはハンデー戦。こんな時でないと、古参は連対できないとみて5歳古参古馬は採用し、6歳古参6頭をバッサリ目を瞑って斬り。
福島12R 3歳上500万下 古参が6頭、やっぱりバッサリ斬りで、成功。気持ち良いほどバッサリ、これ快感!

つまり古参古馬はハンデー戦か、オープン以上の強い馬しか買わない作戦・・・駄目かしらね!ぷぷぷぷ。軸は3歳馬か、中堅馬4歳馬。5歳馬は取り捨てが鍵。6歳以上の古参は黙って斬る。成功と失敗の兼ね合い、これがあるから競馬は面白い。

お金は大事だよ。アファ〜
みんな考えよう、馬齢は大事だよ〜〜♪

  基準TMタイム馬券の価値
Date: 2005-10-24 (Mon)
「J1のオッズは買い目取り捨ての決め手 」Date: 2005-10-20(Thu) 記事を皆さんはどのように受け取っただろうか?この作戦でそれ以降を改に実践したらと検証してみよう。福島開催が加わり全場3箇所となる。10月22日買えたレースは24レース、10月23日買えたレースは22レースあった。合計46レースとなる。リターンの配当は49.9、12.1、8.8倍である。

回収率=70.8/64*100=153.9%
的中率=3/64*100=4.68%

10月22日は運が悪く全て外れであり、これで怯んでは意志が弱い。一貫性は、次の日に開花した。京都で菊花賞を祝福するように連続4回基準TMタイム馬券が爆発した。
京都9レース  クロユリジョウ   49.9倍 B確率7位
京都10レース ゲイリースノーマン 12.1倍 B確率▲
京都11レース ディープインパクト 1.1倍  B確率◎
京都12レース サンワードラン   8.8倍  B確率△

勿論、ルールで菊花賞は買えない。
この作戦では、JRAの配当はJ1オッズよりも1.3倍ぐらい高ければ万馬券も買っているが、万馬券の単勝はそう発現するものではないので買わなくても良い。その場合は
回収率=177%となる。的中率=3/40*100=7.5%
となり、効率がアップする。福島2日目は雨で重馬場だったから控えた方が良かったかも知れない。だから控えめな結果といえる。

基準TM◎とは前走レースで好タイムを出した馬である。好タイムを出したからといって次走駆ける訳ではないが、好タイム馬は必ずそのうちの数頭は1着して来るものである。基準TM馬券は開催地やコースの影響を受ける。それが京都の連続4回発現である。9レース、12レースは共に1ゲートであり馬場のバイアスも関係しているだろう。久々に最終レースの1ゲートが爆発し馬連4130円となった。
この作戦は馬連の軸にも利用できる。紐は比較的簡単である。9レースはB確率〇が2着し、万馬券、12レースはB確率▲が2着し4130円であり、J1が主張する価値ある馬券に対応しているので無視できない。万馬券の半分は基準TM、最良TM上位3位に関係している。こう言うことを書くと不思議に発現しなくなるので注意されたい。競馬の采配を振るう女神は嫉妬深いのである。

  菊花賞観戦記
Date: 2005-10-23 (Sun)
無敗の3冠馬誕生おめでとう御座います。競馬ファンの一人として素直に拍手したい。シンボリルドルフを超え、JRA史上最も強い馬でしょう。

シャドウゲイが平均ペースで逃げたが、先行馬が殆ど控えたので2つの馬群に割れる展開、ディープは中段に珍しく付けて進行。ペース判断が要求される展開だが、武豊は冷静で中段が理想的な位置だ。前半37.5秒のペースで追走していると思われます。
道中13秒代が2箇所あった為に、馬が行きたがり折り合いを欠く場面がみられた。強く抑えればスタミナのロスがあるし、大事なレースだけに、関係者はひやひやしたのではないかと思う。あれほど苦労している武豊の騎乗をみるのは余り無い。

動いたのは4コーナーの中間から。仕掛けるとす〜〜と動く。前に居る先行馬群を軽く交わし、残るは、直線大逃げの形になったアドマイヤジャパンを捕らえるだけ。しかし、馬身差は5馬身ほどあっただろうか。スタミナに余禄があるアドマイヤジャパンは高速で逃げ込みをはかるが、ディープは桁違いのスピードで追い込んで行く。アドマイヤジャパンは上がり3F35.5秒に対し、ディープ3F33.3秒、ゴール前で2馬身引き離した。脅威的な末足だ。余りの強さに感動せざるを得ない。

素晴らしいレースを観戦したと思った。

■2着に期待したフサイチは勝負の理想的な展開位置で進行し、折り合いも完璧だった。騎手もあれ以上上手く乗るのは無理だろう。しかし、瞬発力の無さに将来の限界が見えたレースでもある。瞬発力は神が与える天性のもので仕方ない。フサイチは息切れはおきていないので5着に入線したが、欲を言えば、初めから2着〜3着狙いで先行して欲しかった。理想のローテとジリ脚質に期待したが、瞬発力勝負では分がない。これもレースの綾だ。

アドマイヤジャパンは初めから2〜3着狙いで、度胸を決めて積極的な先行策が成功し、能力通りの競馬をした。横山典弘の勝負勘が光る。当日やや人気が無かったが、2着確保は妥当だろう。シックスセンスはローテにやや問題があるし、やっぱりハイペースに成らないと来ない馬で、単2番人気は買いかぶりで、納得の着順だ。ローゼンクロイツも能力通りの走りだった。アドマイヤフジはローテが悪すぎるので、立て直して欲しい。

  菊花賞 J1諸データからの展開予想 予想←後ろから読むと「ウソヨ」となる
Date: 2005-10-22 (Sat)
シャドウゲイトが3000mを考慮して前半37秒代のスローペースで逃げる。先行集団のピサノ、フサイチ、ディーエスらは折り合いをつけながら追走して行く。人気のディープはいつもの後方待機策。レースは淡々とした流れとなる。

レースの流れに変化が出るのは3コーナに差し掛かってからだ。ディープは3コーナーから外を回ってす〜〜と先行集団を捕らえに行く。ディープは先行集団を3馬身以内の射程圏に追走しているだろう。

シャドウゲイトは4コーナーを回り50mほど粘っているが、これが一杯で脱落して行く。その後を追走していた先行馬が最後の加速を試みる。先行馬の中からフサイチアウステルが抜け出し先頭に踊り出る。ディープは自慢の末足でこれを追いかけが、ペースに恵まれたフサイチの足はなかなか止まらない。

しかしフサイチの力走もここまで、ディープの瞬発力にゴール前120mで力尽き交わされる。ディープは独走態勢。フサイチは流れ込みで2着と大健闘。ディープは無敗の3冠馬となり、歴史に名を刻むことになった。

掲示板には、1着ディープインパクト、1.1/2馬身 2着フサイチアウステルと表示された。

  検証
Date: 2005-10-21 (Fri)
J-1は発売してから5年11ヶ月となります。2000年の時にスタミナ指数はラップタイムの分析結果から生まれた情報であり、一般公開されていないデータと公表しました。スタミナ指数は後半勝負の馬齢戦の芝中距離以上で特に効果を発揮するだろうと述べスタミナ▲-△(3位-4位)を注目して来ました。

試みにこのスタミナ馬券の過去5年間(2000〜2004年)を通観してみましょう。13頭以上、芝1800m以上の馬齢戦(新馬、障害を除く)良稍重

年度    回収率   的中率
2000  327%  3.9%
2001  326   2.4
2002   80   4.1
2003   91   2.7
2004  236   6.3
通算    202   3.9

本年はどうなっているのか調べていませんが、当初述べたように価値がある馬券と検証できるでしょう。このような価値ある馬券であっても2002〜2003年には、落ち込みがありますので、出目の追跡観察は欠かせないものです。5年間も通算して利益を計上する馬券は数が少い例外的なものとみています。

必勝馬券の命は普通6ヶ月、長くて1年であり、2年継続するのは稀です。J−1では推薦馬券で6年弱その動きを追跡して来ました。通算すれば殆どすべての出目の回収率は75%となっていまうのが実情です。その意味で絶対的な必勝法などないのです。

その年その年の傾向を掴むことが勝つ為の条件です。出目の時系列観察は必須条件であり、絶対的必勝法は無いが、それに近い必儲法はあると言えます。そして儲けが充分にあった時点で、勝ち逃げしないと折角の儲けが失われます。

たとえば、スタミナ〇-7は2000〜2001年15〜25%の回収であり、全く駄目馬券の代表のような馬券でしたが、2002年から急に活躍し出し、2002年223%、2003年、274%、2004年131%と3年間も継続しています。

世の中の景気が変動しているように、競馬も同様に変動しているのです。その変動を一般ユーザーと違って、確実に、しかも正確に知ることができる環境にあるのがJ-1ユーザーです。機敏に対応しましょう。

出目を観察していると、面白い現象に気が付きます。9レースならば、9レースだけを眺めていますと、ある特定のファクター順位が全く発現しない場合があります。全く偶然では考えられない現象です。一般的には「死目」と言われますが、J1ユーザーなら一般ファンには認識できないこの死目が分かるのです。また逆に「生目」も直ぐに分かるでしょう。「生目、死目」を正確に知っていることはゲームにどんなに役立つでしょうか。

出目の時系列観察は、競馬を楽しむための必須条件と言えます。

  J1のオッズは買い目取り捨ての決め手
Date: 2005-10-20 (Thu)
回収率は毎度お馴染みの、回収率=的中率*配当 の式である。
話が馬連だと難しいので、単勝にしよう。

買い目は何でも良いが、タイムの良い馬は強いとみて基準TMを狙い撃つことにしよう。基準TM1位◎の単勝一本で攻めることにしょう。一度決めたら一貫して狙っていく。
締め切り15分ぐらい前の当日JRAオッズを確認しなければならない。基準TM◎のJ1オッズと比較して、130%ぐらい高くないと利益にならないから、高いものを買う。高ければ万馬券でも買う。しかし、安いものは見送る。安いものは的中率は高いが、必ず負けると、回収率計算が示している。

10月8日から10月16日までの全場レースに参加する。勿論新馬、障害は対象外だ。買えるレースは63レースある。つまり、買い枚数63だ。一貫して狙っていれば、必ず当るものだ。実際の的中は8個ある。配当のリターンは118.8倍。的中率=8/63*100=12.6%、回収率=118/63*100=188% 

的中したオッズは5.4、11.5、11.5、4.1、3.7、15.8、10.9、55.9
倍。どれがどのレースが・・・それは自分で調べてみるといい。

55.9倍のオッズで大幅黒字となったが、これが無い場合は、回収率99.8%である。なかなか良い作戦だ。J1のオッズは買う買わないの基準なのだ。

買い目をどれにするかは、個人の好みでいいが、経験的にはタイムは人気の盲点が多いので、面白い。この程度のことなら、少しデータを調べれば、直ぐできることだ。そして、儲かったら、勝ち逃げするに限る。タイムは開幕週は良く決まる。開催の後半になるとタイムが出なくなり発現が減るものだ。

要するに買いのタイミングと引けのタイミングが大事。
実に簡単な作戦だが、人は何故、簡単なことをしないのだろうか?基準TMの出目観察をしていれば、分かるんだがな・・・
それとも、観察してないで、儲けようって言うのか?多少の努力はしないとね。このテスト期間では最大不的中間隔が17レース、次が15レースあり、多少の忍耐力は必要だ。JRAオッズが安くて買えないレースも結構あったな・・・
ではではまた。

  1馬身=0.2秒
Date: 2005-10-19 (Wed)
タイトルの1馬身=0.2秒は競馬ファンの常識。
でも、1馬身とは何メートルなのだろうか?

この0.2秒はレースの平均スピードから求めたものだろう。その根拠について、JRAは一言も言及していなが、「1馬身=0.2秒」はJRAの正式な公表情報だ。

馬は小型もいれば、大型もおり、その長さはまちまち。
だから、1馬身の長さもその平均で計算さてていると思う。
長さの世界基準はメートル法だから、試みにメートル換算してみよう。

ゴール前のスピードは一般的に短距離では速く、長距離では遅いから上がり3ハロンタイムの平均で決めているはずだ。
J1の「参考資料」の芝レースの後半SP値を平均すると芝は36.5秒となる。ゆえに1馬身とは

1馬身=600m/36.5s*0.2=約3.3m

となる。

どうでもいい話のようだが、興味深いものだ。
鼻差、クビ差では殆ど同タイムとなり、タイムを使った能力比較は不便なのだ。競馬では1800mを1分53.5秒などとタイム表示し、速度表示をしないので、ピンと直感できない。

野球の投手の投げた球の速度表現を何秒で投げましたと言われても、??と言う感じだ。時速52Kだとなれば、速いと実感でき、60Kなら大騒ぎとなろう。

馬のゴール前の秒速=600m/36.5s=約16.4m/s
時速で表現すると、59k/h

台風の風速なら中型台風だ。
東京だと、速度制限が45〜50K/hのところが多いので、速度違反間違く、違反切符が貰える。

こんなふうに速度表示にすると、実感が湧くんだがな・・・
新作のRT6ソフトでは毎分速度で馬の平均速度を表現した。分かり易い。鼻差は無理だが、10センチ単位なら認識できる。速度を60倍すれば、時速となり、速度の実感がアップするだろう。

  J1ユーザーとのメール交換記事 どの馬が逃げるかの高度なテクニック
Date: 2005-10-18 (Tue)
一部ご紹介、これはJ1ユーザーの質問に答えたメールです。
非公開ノウハウもありますよ。下記の通り。


> はなしは変わりますが、秋華賞でJニシノナースとEオリエントがB,C着しま
> したが、師匠は何か解答をおもちでしょうか。
> 後から分かるですが、J1ラップで考えるに、逃げ馬が@エイシンだったとい
> うことが理由になるのではないかと自分は考えました。
> エイシンは、脚質4.00 順位8位で本来逃げ馬ではないはずです。しかしここ
> では逃げて、ラップをつくりました。

甘い!後からでは、遅い。アハハ。
確かにエイシンは本来の逃げ馬ではありませんが、スピードがあれば
逃げの手もあります。

当方、「エイシン」の逃げの可能性はあるなと思っていましたよ。
これ本当!だぞ〜〜
実はね、これをJ1では、簡単に誰でも予測できまるのです。

ラップ表は先ず、「前半SPソートを押すのが基本」ですと、何回も述べてきました。
レース展開を予測するには、「先ずは出足の速度」を見るのです。
次いで、この状態で、脚質とその偏差を見るのです。
下記のような高度なテクニックは、J1サポートで取り上げていませんがネ。
nmさんなら、教えましょう。

フェリシアは脚質8.20 偏差3.42ですから 前半SPのスピードはトップですが
先頭に立てる力はありません。
8.20-3.42=4.78 最高に先行しても4コーナーで4.78番手でしょう。
フェリシアはレースでは2番手で追走しているじゃないの。誤差はあるけど
この馬本来は、後方差し馬でしょう。でもJ1の前走SP値はこんな馬でも
それを予測していのです。

ラインクラフト 脚質3.4 偏差3.08 3.4-3.04=0.36 
計算上は逃げれる可能性はあります。しかしプラス値では普通駄目です。
しかし、実際に逃げるかどうかは、別の話です。
ラインクラフトは過去走をみると1コーナーから逃げたことはありません。
4コーナートップはありますが、初めから逃げることは少ないです。

このように上から計算して行くと、エイシン、モンローなどが浮上します。
エイシンの脚質4.00 偏差5.18ですから 4.00-5.18=-1.18 でマイナス値と
なり、マイナス値なので、逃げることは、当方には事前に察知できるのです。
そこで、過去走を見るのです。エイシンは1ゲートに配置され、しかも前2走とも
トップで逃げているではないですか?違いますか?

モンローは脚質2.8 偏差4.39 2.8-4.39=-1.59でこれも逃げ候補の1頭でしょう

エイシンとモンロ-の前半SP値は0.26秒エイシンが上ですので、エイシンが逃げると
容易に分かるしょう。でも、このテクニック一応非公開なんですが、分かる人には分かり
ます。かくして、この比較からエイシン、モンロの順で展開する可能性は予測できます。

すなわち、前走SP値と脚質とその偏差の関連テクニックを使えば、一般には認識し難い
展開をJ1データで予測が可能です。データ解釈のノウハウこそ命です。

蛇足になりますが、RT6では展RTで3位にマークされ注意を喚起しておりました。
RT6では展RT1位 スルーレート、2位、ジェダイト、3位エイシンで、上記した
理屈の上では逃げることも可能なラインクラフトは6位となっており、逃げの
小さいことを示唆しています。RT6の展RTは良く分かれば、凄い力を発揮します。

> J1ラップの考え方から行けば、この馬の脚質4と順位8を足した12、脚質順
> 位で12位前後が一番走り易いのでは考えられます。そして、エイシンの実力
> 順位4位から、そうやって走れば4着になれる可能性が充分あると考えられま
> す。そのように考えてみました。

何故 脚質と順位を足すのですか?
エイシンの脚質と順位を足す論理的な意味が不明です。
そう言うお話(ノウハウ)はしたことがありません。

エイシンが逃げるとすれば、
脚質4(8位)、前半SP0.06(7位) 後半SP-0.411(11位)が推理キーとなります。

普通はこのキーから下記の通り予測します
@エイシンの後半SP順位11位に対応する、脚質11位付近が走りやすい→脚質順位11位4着

A後半SP順位と前半SP順位は逆相する関係から
エイシンの後半SP順位11位は前半SP順位11位付近が走り易い→10位1着、11位4着

B前半SP順位7位からの推理する方法では、逆相関係から
エイシンの前半SP順位7位に対応する後半SP順位7位が付近が走り易い→後半SP順位5
位6位7位・・・2、4、12着とリストアップされます。

■エイシンが逃げたと仮定して数値を使って推理すれば、(順位を使わない方法)
エイシンはJ1のラップ通り走ります。
前半SP0.06 後半SP-0.411でです。
エイシンは後半0.411秒減速しているのですから、展開が有利な馬はエイシンの後方0.411秒で
追走する馬です。すなわ展開が有利な馬は、0.06-0.411=-0.351秒(前半SP値)付近の筈です。

前半SPソートして該当馬を捜します
エアメサイヤ 前半SP -0.24
オリエント   前半SP -0.41
上の両馬の中間に-0.351秒があり、
タイムの良いエアメサイヤ1着し、悪いオリエント4着しました。
2頭が出ますが、実力からエアメサイヤを1着予定馬とするのが普通でしょう。

■エイシンが逃げれば、その実力指数4位から4着ぐらいの好走があっても不思議
ではありませんが、後半SP順位11位つまり11着かも知れません。


> 今回3,4着した馬の脚質順位が13位、11位というのは偶然ではなかったと
> 言えると思います。特に3着のニシノは、実績Tが4位と、エイシンの実力順
> 位と同じですし、前半順位がエイシンの一つ前6位だったというのも、3着に
> 入れた訳ではないでしょうか。またエイシンの後半順位11位と同じ脚質と前
> 半順位11位がオリエントです。どの馬がほんとに逃げるのか前もって分かれ
> ばいいんですがね。幸四郎は気分屋ですからね。兄貴に勝ってもらいたかった
> のか。
> ラップ面からの師匠の考え お聞かせください。

予想の上では、スルーレートを逃げると仮定しスローの展開と読んで推理しました。
その為ペース判断は正しくできませんが、それでも軸は的中できるのです。

スルーレートは、出足(前走SP値)が遅い為、エイシンに先手を取られましたが
スルーレートの脚質1.00 偏差1.82の安定性ゆえ、エイシンに先手を取られても
4コーナーまでなら上位で追走できるだろうと読んで推理したのです。

エイシンの逃げを無視しただけです。
というのは、エイシンが逃げれば、前半SP値が平均ペースです。平均ペースなら
エアメサイヤは楽勝でしょう。スルーレートのスローペースの方で予想した方が波乱が
あるので、安全と考えたのです。スルーはエイシンに比較すると1秒ほど前半が遅い馬
ですが、脚質の偏差の安定性ゆえ予想には適した馬と言えます。

僕はね!!実はエンシンが逃げたので、その瞬間に、つまりスタートして300mの時点で
エアメサイヤの勝利を確信しました。

脚質ソートをしてご覧
5位 ラインクラフト  2着
6位 エイシン------------------展開を作る
7位 エアメサイア  1着

エイシンは後半SP-0.41でしょう。それでそれを前半にシフトするとどうなる?
0.41秒オーバーペースになって、エアメサイア(脚質4.6)に理想の展開になる。

エイシンは武幸四郎が騎乗だよ。
エアメサイアの武豊を勝たせるために、最適なラップを作ったのです。
ラップをみると3コーナ手前で速度を落としています。これでラインクラフトは
かかって、早めのラストスパートだね。これが命取りだ。兄を勝たせる努力の
賜物ですな〜〜

だから、武豊は、4コーナーで3馬身も離れても落ち着いていました。
首差ですが、あれは何時でも交わせるという楽勝の証拠なんです。
理論上は1馬身半の差で勝っていい。

以上

  大穴
Date: 2005-10-17 (Mon)
10月14日公表の「必見!B確率データの活用(B確率順位と当日オッズとの関係)」の日曜日の結果は、どうだったのでしょうか?

間違いが無いようにルールを明確にしておこう
@13頭以上の芝ダレースであること。
A新馬、障害を除く。
BB確率10位〜13位の当日オッズで判定表の範囲の馬のみ連対可能な穴馬とすること。
C馬連の穴馬候補とするか、単勝買い。
以上。

16日
東京
6R GLAB Aのみ合格 Lが13.7倍で2着される。J1オッズからみると強い異常投票であったが、下限オーバーで削除。

7R CNK@ Cのみ合格 Kが55.9倍で上限オーバーで削除。

8R OBFK IJが合格も着外

11R @KCF Fのみ合格も着外

12R @MHL 合格無し

京都
1R DEFI 合格無し

5R MKLO Lのみ合格★2着連対
   馬連6640円 1着単勝3番人気

6R HMKA Mのみ合格も着外

7R LNBD 合格無しも、Nが56.8倍で2着
   Nは逃げ馬で、基準2位も何故か人気が無かった。残念
   J1の指数的には買える馬

11R KEQB Kのみ合格も着外

選択された馬は8頭だけ 単勝は不成功であったが、1つ連対し穴馬券の片棒となった。40頭から32頭削除しています。当日配当で削除した為、3レースの不成功もあるが、やみくもにベタ買いするより効率が良いと思います。

土曜日は4つ、土日の2日間で採用馬は12頭です。連対率は1/12*100=8.3%で想定範囲内。

除外による不成功があっても選別率は良好。
削除馬頭数(土日) 22+40=62頭
削除失敗率(土日) 3/62*100=4.8%
危険率5%ですので、一応理論値内の失敗。
採用率=12/62*100=19.3% 
つまり80%は絞れたことになります。

■ テスト雑感 ■
今回2日間テストしてみましたが、JRAの単勝オッズよりもJ1の諸ファクターで取り捨てした方がより効果的な感じがしました。

京都(日)の7レースは脚質1位、基準2位、最良4位、前半SP4位であり、J1オッズは1200円で充分に狙える資格があった。5680円は過少評価であり、一般人気がいい加減です。

また東京(日)の7レースは5590円の単勝でしたが、基準1位、最良1位であり、完全に狙える資格がある。J1単勝ランキング△でJ1オッズは900円だものな〜〜一般人気っていい加減ですネ。単勝の55.9倍には兎に角もビックリだ。

2つの的中例からも分かるように基準、最良TMは人気の死角になっており、これが大穴の1つになっていることは確かです。B確率10〜13位で基準、最良TM1〜2位は買える大穴と判断しよう。J1のタイム指標は精度がいいのです。

2日間でB確率10〜13位は3回も連対し、大穴を確実に出している。単勝55倍などという大穴も取れるこの作戦悪くないね。これ公開するんじゃ無かったかな・・・いいえ、実はこの作戦、5年も前に公表しているのです。「人気薄の最良TM1〜2位は狙えるってね」

以上

  ゴール前200mの秘密、秋華賞観戦記
Date: 2005-10-17 (Mon)
先行馬は余禄が無いと差し馬にやられます。
先日の「秋華賞」ライトクラフトが2着に惜敗したのもそうだ。

ラインクラフトの前走「ローズ」の上がり3Fタイムは34.8秒です。一方、その時1着したエアメサイヤは34.2秒。レースタイムは、2:00.1で、0.1秒差の競馬だった。

先行するラインクラフトはゴール前の200mを幾らのタイムで走るのか答えられる人は少ない。★先行馬は先行しているが故に、レースタイムの平均ハロンタイムになるのが普通である★!少し偉ぶっている。

平均ハロンタイム=(2*60+0.1)/10=12.01秒

これが普通の先行馬のゴール前のハロン推定タイムとなるのです。本当にそうかいな??
論より証拠でローズのゴール前の600mのラップを調べれば良い。
じゃ〜〜ん

ローズ 11.3-11.2-12.2 34.7
           ↑
         12.01(推定タイム)
         誤差は少ないでしょう
秋華賞 11.6-11.3-12.1 35.0
           ↑
ラインクラフトとエアメサイヤとの上がり3Fタイム差は0.6秒ありますが、その差はゴール前でラインクラフトが減速したことによる差なのです。だから、エアメサイヤの武は4コーナーで3馬身の差でクラフトを追走したのです。レースは平均ペースよりやや速い程度ですから、それで良いのです。

ラインクラフトはゴール前の200mで減速し、3馬身の差は埋まるのです。武は敵を知り、己を知って戦ったのです。クビ差の勝利ですが、快勝と言えます。そもそもローズの時に勝負付けはラップ的に決まっていましたが、改めて能力差を確認した次第。

ラインクラフトは道中2箇所ほどかかっておりました。福永騎手はそれを上手くかわして騎乗しており、信頼できる騎手です。
J1の数値で言うと、前半SP値+0.14秒(2位)の良さが中距離では問題であり、掛かる原因です。かかって、この0.14秒程はマイナスしていると思われ残念です。これが無ければ上がり3Fタイムはそのタイムだけ良くなり、より好走できたからです。

J1の後半SPでは半馬身エアメサイヤが有利でしたが、脚質差は半馬身あり、このデータだけでは甲乙付けがたいものがありました。このような場合、J1では、前半SP値の差(0.14+0.24)が決めてになります。前半ゆっくり進行した方がゴール前での減速は少なくなり、有利だからです。

J1のラップも93.2-36.93-35.23

と前半SPユックリ、後半SPダッシュを良いと暗示してました。新発売のRT6では、完全な距離別3Fタイムの採用により、ゴール前の予測精度は、向上していますが、折り合いの良い悪いは感知できず、J1の方が優れています。新ソフトを販売したからといってJ1の価値は全く変わりません。

先行馬の上がり3Fタイムだけをみて、ゴール前の200mのタイムを推定するには、経験的には(これ筆者の独断)

推定タイム=3F/3+0.7(標準減速タイム)

今回のペースの減速タイム
スローペース=0秒
ミドルペース=0.7秒
ハイペース=1.4秒

ラインクラフトの場合
34.8/3+0.7=12.3秒
となり、実用上そう誤差は無いようです。600m地点からゴール200mまでは34.8/3=11.6秒で走ると考えます。

先行したらゴール前200mで2〜3馬身ぐらい不利な速度になる〜これが先行した時の競馬。だから先行馬は4コーナーで2〜3馬身ぐらいセーフティーリードを取りたい。しかし、それを許さんと差し馬が虎視眈々でチャンスを覗う。だから競馬が面白い。競馬はタイムに始まり、タイムに終わる。ではまた。

■後半SPの標準偏差タイム(一般的には0.7〜0.8)の差はゴール前の200mで発生することが多いの前記独断の式が出来た。

  秋華賞はエアメサイアが有利
Date: 2005-10-16 (Sun)
RT6サポート情報をご覧下さい。

用語 平脚・・・・J1の脚質に対応
   3F・・・・・J1の後半SP

に読み替えれば理解できるでしょう。
今回初公開のテクニックも紹介しており、J1でも使えます。

  10月15日京都9R北野特別の結果
Date: 2005-10-16 (Sun)
ユーザー予想の反省メールが来ましたのでご紹介します。下記の通り


「石橋の隣は来る!」

昨日のレポートに予想した北野特別、はずれましたが「石橋の隣が来る」と書
いたら、予想と反対側の隣が来ました。このデータは使えます!

1着はHトーワの後半順位7位と同じ7位でも、脚質順位7位の方のAグレース王
妃でした。前半順位7位のCゴージャスディナーは残念ながら4着と揮いません
でした。A枠から押さえて何とか救われた格好です。
それにしても、Aを予測できていたJ1ラップはすごいですよ。
J1愛用者の皆さん、信じて馬券を取りましょう。

■筆者コメント
逃げ馬Hトーワクリスタルを展開の中心と読んだのは正解です。ただし、後半SPの値を中心にして軸をBゴージャスディナーにし、2着したプリンスグレースを採用できなかったのが、残念でした。しかしこれは結果論であり、ゴージャス軸の設定は間違いではないと思います。代用X馬としてAプリンスグレースが同枠に配置されただけと思います。

逃げ馬からの推理の場合、後半SP値と、その順位とからの2パターン推理が重要で、今回はご指摘のように後半SP順位7位に対応する脚質馬Aプリンスグレースが嵌りました。しかし脚質7位8位が同枠であり、両馬展開が有利なのです。展開が嵌る場合は後半SP値の値に囚われると穴が獲れなくなります。Aプリンスの後半SP値は悪く、ここで切ってしまうのです。しかし、プリンスの実力指数は4位であり、ゴージャス5位で同等の能力がありました。

占有率が示すように大荒れとなり、馬連40番人気2-9 12190円の万馬券となりましたが、これはB確率▲→◎(J1では5番人気)です。J1予想では本線なのです。
 J1の機械的な予想とは、「馬連予想配当」の「人気順位」のリストを示します。占有率が低い時は、意外にB確率上位が活躍するものです。

  10/15特別レース情報
Date: 2005-10-15 (Sat)
B確率10〜13位の穴馬情報と当日単勝オッズ
当日単勝オッズは2時もので不正確ですが、当日オッズから判断した「一応買える資格がある馬は〇の馬」です。

東京10R
馬番I 14.4 〇 16着
馬番O 11.5   5着
馬番E 76.6   10着
馬番@ 20.3   9着

東京11R
馬番J 40.4  7着
馬番H 73.3  14着
馬番K 40.9 〇4着
馬番D 70.6  10着

東京12R
馬番K 40.9 4着
馬番I 57.6 11着
馬番A 72.4 12着
馬番@ 122.1 13着

京都9R
馬番N 9.8   6着
馬番I 51.4  8着
馬番F 80.0  9着
馬番C 160.3 10着

京都10R
馬番G 53.2  13着
馬番C 80.9  8着
馬番K 144.1  15着
馬番I 107.1  9着

京都11R
馬番H 62.2  11着
馬番A 174.8  10着

京都12R
馬番B 19.0 〇 7着
馬番D 27.7 〇 12着 直前オッズが離散し資格は無し
馬番F 1001.1  11着
馬番E 2010.8  13着

以上

無印馬は連対無しで無駄な馬券を買わなくて良い

  ユーザー予想紹介(10月15日京都9R北野特別を予想する)
Date: 2005-10-14 (Fri)
ユーザーメールをご紹介します。下記の通り


貴重なアドバイスありがとうございます。
1000万条件で1ランクも違う馬のレースなんていうのは、J1を使ってない人にはわからないことですね。感謝します。

サポート用に明日の予想を書いてみました。明日は京都も東京もあれそうです。今開催は、G1は平穏で平場戦が荒れそうな予感です。

J1愛用者に捧ぐ
10月15日京都9R北野特別を予想する

このレース、占有率は驚きの39.9%。
馬柱で前走のタイムを見ると、2分0秒、01秒の馬ばかりで全く混戦模様。39.9
%は納得です。
当てもの状態のレースですが、J1ファンはラッキーです。
このレースの予想はJ1ラップを使うと以外に簡単にわかりす。簡単だから当たるかどうか保証はあーりませんが・・・。参考にしてください。

このレース、脚質1.0台は3頭。
Eワンダーシンゲキ 1.0
Hトーワクリスタル 1.2
Lニシノデュー   1.6

どれが逃げ先行するのか考えてみると、前走阪神を逃げて2着した前半1位、実績T1位のHトーワがラップを作って行きそうと予想するのは間違いではないでしょう。
実力偏差値も55.03で、逃げ馬の下限偏差値52.35をクリアーしていますから、
一応「連対可能な逃げ馬」と言えます。
推理はトーワのラップをみていけばいいと信じて予想しましう。

さてここからです。前回のサポート情報にあった芝の距離別基準を見ると、2000mは前半平均−0.23、後半平均−0.12とありますから、これにピッタリの馬がいるか見てみます。
前半Sでソートして、上から見ていくと、
Hトーワ       前半0.52 後半−0.09
Bゴージャスディナー   0.08    0.17
Nサンレイジャスパー  −0.12    0.60

この3頭が出てきます。 
先回のレポート情報にあった、ヤマノルドルフのレースを思い出してください。「逃げ馬の後半SPに近い馬で、少し速い馬が走りやすい」でした。
トーワは後半順位7位、ゴージャスディナーは5位です。しかも前半順位の7位はトーワの後半順位7位と同じではありませんか。不思議です。

トーワは人気になるでしょう。ここは9着、4着と人気を裏切ってきて今回人気がなくなるBゴージャスディナー、この馬を連軸に狙ってみたいですね。
もともと1600万にいた馬です。全成績は4−1−2−9、3着までにくれば、8−9となっていいバイオリズムです。

ただここは混戦。どの馬が突っ込んできてもおかしくない。
というところから、ラップから1頭あげれば
Cフォローザウインドです。

後半6位は逃げ馬トーワの一つ前。脚質順位15位は、脚質1位Eワンダーの後半順位15位とピッタリ。
上がりも3走前34.5、2走前34.4と仕上がり十分。FT差は2位。おまけに前走9着馬は大穴の馬。Bゴージャスの騎手は石橋守。胡散臭いデータ本に「石橋の隣は来る」という定石が書いてあったのを思い出す。B確率13位が少し気になるが・・・。33.9%ならなんでもありか。
もう1頭のNサンレイジャスパーも前走9着。

ここは実力1位のもう1頭の逃げ馬Lニシノデューを入れてBCHLNのボックスで行ってみましょう。でも当日は内と外どっちが走りやすいか、よく見てから買うことにしましょう。
内の走る馬場で、BCが来れば、夕飯は風に誘われて(フォローザウインド)ゴージャスディナーに出かけましょう。

以上。

  必見!B確率データの活用(B確率順位と当日オッズとの関係)
Date: 2005-10-14 (Fri)
J1ユーザーとメール交換していると、データの受け取り方は人それぞれで、こうも解釈の仕方が違って来るのかと愕然とすることがあります。

今日はB確率を例にデータの読み方をお話しましょう。
B確率はJ1ファクターを再評価した綜合値であり、安定性には定評があります。B確率の勝率と単回収率をあげてデータを読んでみましょう。<左の偏差は勝率の標準偏差、右:回収率標準偏差>

    勝率  偏差  回収率   偏差
1位 22.5 1.1 77.1  3.4
2位 15.4 1.1 80.1  4.1
3位 11.6 0.6 78.8  7.3
4位  9.8 0.6 78.8  4.4
5位  8.0 0.5 77.6  7.4
6位  6.8 0.4 82.3  5.5
7位  5.6 0.4 76.3  9.4
8位  4.3 0.5 64.8 12.1
9位  3.7 0.4 78.0  7.7
10位  3.2 0.3 67.7 14.8
11位  2.4 0.4 66.5 14.9
12位  2.2 0.2 66.1 20.4
13位  1.7 0.4 61.1 12.7
14位  1.2 0.2 40.5 13.3
15位  0.8 0.2 35.7  8.0
16位  0.6 0.2 31.7  6.1
17位  0.1 0.1  3.5  3.1
18位  0.1 0.1  5.3  7.0

この表は頭数13頭以上の芝ダレースで新馬、障害を除いて年度毎に集計し5年間のデータを統計したものです。約1万1千程のデータ統計ですから、勝率は確率値として考えても差し支えありません。勝率の標準偏差をご覧下さい。勝率は1%内外の変動であり、信頼性は抜群です。B確率の上位ほど勝率が高く、グラフを書いてみると綺麗な曲線となります。

さて、これからが本題です。
単勝で狙うとすると、どこを狙いますか?
恐らく大半の方々は回収率の高い2位と6位が有利と考えるでしょう。知り合いの友人もそうデータを解釈しました。
これが普通かも知れませんが、しかし当方は愕然とした訳です。

B確率は人気データではありませんから、B勝率の勝率に対応した配当が期待されます。すなわち1万レースも統計しているのですから、回収率は単勝の控除率20%によって、回収率は80%とになる筈なのです。しかし、実際の回収率は表の通りであり、B確率の順位によって誤差が発生しています。この誤差をどう読むかが「このデータを殺すか、生かすか」なのです。

ズバリ言いましょう。「的中率が先ず先ずで、回収率が程々に悪い部分が狙い目」なのです。順位でいうと、8位、10〜12位辺りが最適です。例えば、B確率10位の勝率は3.2%ですから、本来の配当は80/3.2=25倍が期待されます。しかし、この馬が勝つ時の配当を実際に調べてみますと約22倍であり、「配当が低いので回収率が下がっているという事実」です。

つまり、「回収率の低い部分は一般ファンが負けるところ」であり、「特定の競馬関係者がガッポリと儲けるところ」を意味するのです。

ゲームの背景を理解していないとデータを読み間違えるのです。回収率の高い部分には死角が無く、殆ど全員が負けてしまうのです。逆に言えば回収率の高い部分にはゲーム馬券が少ないと言うことです。だから、B確率8位、10〜12位はいいのです。

人の行く裏道に華有りです。
しかし、この価値ある部分を毎度狙っていたら、回収率が悪いのですから、確実にそれも酷く負けます。

あなたは勝ち易い馬を買えばいいのです。回収率が低いのは、「的中する穴馬はある程度集中票がある」ということです。J1の良いところは、上記の回収率データから狙って良い馬は分かると言うことです。当日のJRAの単勝オッズを取得し、下記の範囲にあれば、一応買って良い馬と判断できます。

「B確率順位と勝負気配判定用当日配当の判定表」
8位  966〜2094円
10位 1321〜2962円
11位 2040〜3423円
12位 1223〜4690円

この金額の範囲は、回収率から配当を求めその標準偏差2を採用し計算したものです。このような金額範囲をB確率1位から18位まで求めた判断基準表は、買う買わないの明確なルールとなります。漠然とベタ買いするのとは全く異なり、あなたは時々買うことになります。かくして回収率が大幅にアップし競馬に勝てるのです。あなたは敵の戦法を見抜き、彼らと同じ戦法で一般ファンの購入馬券を合法的に搾取するのです。

B確率は全く客観的な物差しですから、敵の動きが分かるのです。B確率1位は大体人気になる馬で、回収率は77.1%です。理論回収率80%との差、3%のギャップは、競馬ファンに占める極少数の勝ち組の存在比率に関係し彼らも時々人気馬を買うようです。しかし彼らの作戦は1日1〜2回発生する穴馬が勝負であり、そのレースの単勝売り上げの殆どを取得してしまうのです。そして統計的にみると、全レースの払い戻しの50%は、彼らの懐に納まるようです。

10月9日東京の最終12R
B確率10位のサンドクリークは、当日配当1420円であり、上記基準を満たしています。J1オッズは1920円であり、明らかに適切な集中票があり、狙える1頭だったと判断できます。

データの背景を見抜いて解釈しよう!

■「B確率順位と勝負気配判定用当日配当の判定表」無料提供
B確率1位〜18位の配当範囲を明示しました。
買って良い本命馬券か否かも分かりますね。ただし、運用の結果については自己責任でお願いします。

ゲーム上影響を避けるためJ1ユーザーに限り無料提供致しますので、希望者は「判定表無料提供依頼」とメールのタイトルに書いてご依頼下さい。貴方のメールに表を貼り付け返信します。

  新ソフト「RT6」を近日中に公開
Date: 2005-10-13 (Thu)
厩舎のローテーションを徹底分析するRT6を開発しました。RTとはローテーションのことです。6はローテーション分析の6つの観点です。RT6の成果の一端をトッシュさんのホームページに新設された「RT6サポート情報」に投稿しましたのでご覧下さい。

馬のローテーションを計画する場合、当然のとこですが、先ずは馬の能力把握が前提です。この馬の能力ならば、この程度のレースは勝てるだろうと、調教師は競馬番組を見て目標レースを選定するでしょう。次いで、幾つかのレースを消化しながら馬を仕上げて行きます。レース結果により微調整され、目標レースに向けて馬は鍛えられて行きます。

RT6はその過程を分析する為の推理支援ソフトです。出目自動算出ソフトでは無く、あなたが自分で推理する為のデータを提供することを使命にしています。過去13走で能力把握して行きます。J1ソフトのバージョンアップ版ではありません。

RT6では最新のローテーションを把握する為にクラス分けし過去13走の着順、人気、展開の3つで臨戦過程を分析します。クラスによって集計期間は9〜13走適宜に集計され精度を向上させました。過去5走で推理するJ1とは質的に相違するでしょう。

J1の検証で得られた貴重なデータは当然RT6に使われています。特に馬の能力把握には力点が置かれています。J1の実力指数から得られたクラスの差は馬の能力計算の基礎となっており、各レースの能力指数が明示されています。過去13走の平均能力と最大能力が一発で分かるようになっています。

RT6では当日の勝負気配が分かり易いです。
@当日の馬体重の変化が連対時馬体重と比較できます。
A前走とのレース間隔も明示、特にレース間隔が短い馬に注意。
B当日単勝オッズを表示し集中票の馬が一発表示されます。

全てのファクターの有効性は長期間にわたって検証済みです。
以上、簡単なご紹介まで。

  価値ある馬券
Date: 2005-10-12 (Wed)
J1のヘルプで「価値ある馬券」は発現率25%の馬連45倍以上のところだと述べた。この馬券は全払い戻しの75%を生み出します。しかし、この馬券の全貌についての言及を避けて来ましたが、その一端をご紹介しましょう。

皆さん!いつも目にしているB確率順位が決め手になります。B確率順位の10〜13位の4頭がゲーム馬です。その中の1頭がゲーム馬です。4頭の中から1頭を選び出さなければなりませんが、明確にその範囲を規定していますので迷いはなくなるだろうと思います。

■B確率10〜13位の絡んだレース
10月1日から現在までの120レース中の結果は、下記の通りです。

阪神4回7日 無し
札幌2回7日 9R 63550円

中山4回7日 5R 24160円

中山4回7日11R 10150円
中山4回7日12R 93210円

京都4回1日 3R 44840円
京都4回1日 7R 1600円

阪神4回8日 8R 4880円

札幌2回8日 3R 7440円
札幌2回8日10R 15130円

中山4回8日 4R 680円------例外的な低配当
中山4回8日12R 24970円

東京4回1日 7R 2900円
東京4回1日12R 10680円

東京4回2日 2R 2520円
東京4回2日 8R 5280円
東京4回2日 9R 930円------例外的な低配当
東京4回2日10R 34150円
東京4回2日11R 9770円
東京4回2日12R 4270円

東京4回2日の大荒れは別ですが、少なくとも1日1回は発現し、普通は、午前に1回、午後に1回と安定した発現をしています。出目の組み合わせは、全て、B確率の13位以内で興味深いです。全レース数は120レースで、19個が発現。発現率は15.8%で、やや少ないですが、価値ある馬券をかなり捕捉していることが分かるでしょう。例外的な低配当がありますが、万馬券も多く宝の山と言えます。

穴を狙うならB確率10〜13位から選択するのがベストです。
適当に穴を狙っても成功する確率は少ないです。この期間ではB確率12位と13位の発現は共に1回だけでしたので、10〜11位が多かったことになります。こんな傾向を掴んでいれば、今の時期は、「穴狙いには10位、11位が良い」と判断できます。あなたの軸馬から、この穴2点へ流すのは非常に効果的です。3点以上の多点買いはお薦めできません。馬は10〜11走で勝負するのでこんな現象となって現れますが、これ厩舎の秘密のローテーションであり、彼らには、この穴馬は分かっているので確実に勝てるのです。

B確率10〜13位の時系列観察は欠かせません。時流に乗れば効果的に絞れます。また、「穴の出易い占有率62.4%以下に投票」すれば更に効果的でしょう。当然のことですが、狙った穴馬が人気なら、見送りです。

  距離別の前半SP、後半SPについて(保存版)
Date: 2005-10-12 (Wed)
芝およびダートレースの距離別基準を公開しましょう。このデータは販売のrkDBによる勝馬統計です。

------------------- 前半SP ------------------------
  芝       前半SPの平均値 90%削除偏差値
〜1600m     0        −0.81
〜2200m    −0.23     −0.92
2201m〜    −0.35     −1.04
距離が長くなるに従って、前半SPの平均が低下してます。

 ダート
〜1600m     0.35     −0.81
〜2200m    −0.12     −0.81
2201m〜    データ数少なく不明
短距離のレースは先手必勝という常識は確かにその通りです。

------------------- 後半SP ------------------------

  芝       後半SPの平均値 90%削除偏差値
〜1600m     0        −1.04
〜2200m    −0.12     −0.81
2201m〜     0.46     −0.46
芝の長距離の後半SP値が0.46秒というのは中距離以下と全く異なります。

 ダート
〜1600m     0.35     −0.92
〜2200m     0.35     −0.81
2201m〜    データ数少なく不明
-------------------------------------------------------
ダートはゴール前のスタミナの余禄で、勝ち負けが決まるようですので、後半SPが決め手になります。

活用方法
■事例1
10/9東京09R「鷹巣山特別」芝1400m
最も勝馬に相応しいラップは、前半SP0以上、後半SP0以上ですが、これに該当する馬は居るのでしょうか?
J1のラップ表で調べてみましたら下記の4頭だけが該当します。
アルフェッカ   前半SP0.74 後半SP0.21 3着   
ジョウノオーロラ 前半SP0.33 後半SP0.91 12着
ピサノグラフ   前半SP0.06 後半SP0.21 2着   
ミルフィオリ   前半SP0.01 後半SP0.31 6着
残念ながら1着馬を捕らえることができませんでしたが、4頭の中に連対馬が居て目出度し目出度しです。しかしこのレースでは混戦レースのため90%削除偏差値で削除できる馬達は居ませんでした。ちなみにこのレースの単勝1番人気はB確率〇のJ1オッズ690円に集中票があり、単勝280円で1着しました。

1着 レミニセンス J1オッズ 690円→JRA280円
2着 ピサノグラフ J1オッズ3710円→JRA540円
3着 アルフェッカ J1オッズ1240円→JRA4390円

アルフェッカは複820円の好配当でした。

■事例2 同日の東京10R「西湖特別」ダ1400m
基準は下記の通り
前半SP     0.35     −0.81
後半SP     0.35     −0.92
前半SP、後半SP0.35秒以上の強い馬が居るか否か?
該当する馬は居ません。

前半SP90%削除偏差値の該当馬は下記の3頭です。
デジデーリオ   結果11着  
スターボイジャー 結果3着←この馬単勝2.2倍の1番人気
オーバーチュアー 結果9着
スターボイジャーは実力馬ですが、このメンバーの中に入ると相対的に前半をゆっくり走り過ぎる傾向があり、危険な人気馬とんなるのです。これら3頭は、統計的に90%連対しない馬とみなしていいと言うことです。

後半SPSP90%削除偏差値馬は
フラッパーシチー 結果14着

前半後半SPデータから切れる馬は上記4頭だけですが、別観点で切るならばB確率14位以下です。
コンサートピッチ 
ゼンノエキスプレス
フラッパーシチー  後半SP削除馬

以上の結果からこのレースは16頭立てですが、下記6頭が切れますので実質10頭立て競馬と言えます。

デジデーリオ   前半SP削除馬
スターボイジャー 前半SP削除馬
オーバーチュアー 前半SP削除馬
コンサートピッチ B確率削除馬
ゼンノエキスプレスB確率削除馬
フラッパーシチー 後B確率削除馬後半SP削除馬

このレースは馬連34150円の大万馬券ですが、連対馬はラップタイムの基準内に収まっておりました。

■このレースは非常に難解なレースですが、一応オーソドックスに推理すれば、先ず逃げ馬の前半SPを見ます。下記4頭が脚質1〜1.99の馬達です。
エフテーコンコルド 前半SP−0.48
シベリアンホビー  前半SP−0.48
ヤマノルドルフ   前半SP+0.70←この馬が突出
チョウカイフレンチ 前半SP−0.15

レースの流れはヤマノルドルフが作ると思われます。ペースは0.7秒のオバーペースです。普通ゴール前で展開有利な馬になるには、この逃げ馬の後半SP値の付近が有利なのです。ヤマノルドルフの後半SPは−0.2秒です。したがって逃げ馬をマークしていける追走能力があり、しかも後半SP−0.2秒より速い馬(後半SP順位に近い馬)なら活躍するとみます。★レースの流れを作る逃げ馬の上がり3ハロンタイムが推理のポイント★となると言い換えることができます。

後半SPソートボタンを押し、−0.2付近をみます。
ヒカルバローロ   後半SP0.04      結果1着
ヤマノルドルフ   後半SP−0.2----中心馬 結果4着
クールキャスケード 後半SP−0.36     結果2着

ヤマノルドルフの後半SP順位は12位→脚質12位馬は活躍し易いーーと述べたことがありますが、ズバリ嵌っています。大穴のクールキャスケード脚質12位 2着

ヤマノルドルフをサンドイッチしたところから連対馬が発現しましたが、これは偶然ではありません。(注、入着もしないような逃げ馬ではこの後半SPは参考になりません。)今回の場合、ヤマノルドルフの実力順位は4位ですから中心になる可能性は高いと判断できます。

逃げ馬の後半SP順位が連対馬の脚質順位のキーになると言う現象はかなり観察できます。例えば、同日の8Rですが、逃げ馬はケンダイアモンド後半SP順位12位ですが、1着馬は脚質11位、2着馬は10位から発現していることからも分かるでしょう。こちらは1着単勝2840円馬連4050円でした。しかしこの逃げ馬は後半SPが−1.58秒と凄く悪いのでこのタイムは参考になりません。

以上、前半SP、後半SP値活用の一例です。
意外な人気馬などが簡単に削除できることがあります。
J1のラップタイムはかなり精度が良いですので活用方法の開発が望まれます。

  連対可能な逃げ馬とは その基準
Date: 2005-10-11 (Tue)
ここで言う逃げ馬とは「脚質値1〜1.99」を指す。
最近のレースで連対した逃げ馬の統計を取ってみた。サンプル数=30 サンプル数が10個もあれば大体のことは分かる。

@逃げ馬の実績TM値の平均は-1.00、偏差値1.39だ。このデータで分かることは、逃げ馬は過去の着順が5〜7着ぐらいのことが多く、実績TM値に囚われるといけない-と分かる。つまり実績TM値-2.39秒以内(下限の基準)なら問題がないと言い換えることができる。タイムの無い馬でも好走し連対していることを意味する。

A前半SPの平均値は0.06で0に近い。偏差は0.91秒だから前半SPの下限は-0.9秒となります。逃げ馬を判断するには実績TMで評価するよりも前半SPが大事だと言える。逃げ馬はレースタイムを見るよりも、前半600mのタイムの方が正しく判断できるのだ。

B後半SPの平均は0.08で、偏差は0.83秒。つまり逃げ馬の後半SP値の下限は-0.75秒となる。逃げ馬だと一般的に後半SPは悪いものだが、連対可能な逃げ馬はこの下限基準で識別できよう。

C実力偏差値の平均は57.95、偏差=5.60 これは驚きだ!下限の偏差値は、52.35となる。つまり逃げ馬は平均以上の能力が無いと連対できない。意外だが、これは真実だ。
 上記下限基準は1シグマの下限を基準としたので、これで成功する確率は連対可能の逃げ馬の85%を捕捉できる。危険は15%なら1つのルールとなるだろう。

■先日の毎日王冠の逃げ馬を見てみよう。2頭の逃げ馬が居た。
脚質1.00 コスモバルブ 実績TM -0.17 前半SP0.34
脚質1.55 ダイワメジャー実績TM -1.40 前半SP0.16
実績TMと前半SPは共にクリアーだが、問題は後半SPと実力偏差値だ。

コスモバルブ 後半SP-1.77 偏差値51.97
ダイワメジャー後半SP-1.11 偏差値53.06

後半SP値は下限値の-0.75を超えている。コスモバルブは偏差値も不合格だ。コスモバルブ 11着、ダイワメジャー5着は納得の結果と言えよう。毎日王冠推理時、人気の両馬でも要らないと思ったのは、このルールを知っていたからだ。

■同日の京都大章典も同様に観察してみよう。
やっぱり2頭の逃げ馬が居た。
脚質1.00 コイントス  実績TM-1.19 前半SP-0.23 後半SP-0.18 偏差値52.93
脚質1.80 ビックゴールド実績TM-0.57 前半SP+0.03 後半SP-0.31 偏差値54.08
両馬は下限の基準を満たしており、連対可能な馬で削除できない馬達だ。コインストは2着し、人気のビックゴールド6着だった。この基準ルールは人気と関係ないので役に立つ。

ルールの範囲が大きいので削除できる馬は少ないかも知れないが、人気馬でもザッサリと切れる時もあるので爽快だ。
同様の削除基準を設定してシンプルな競馬にしよう。基準を全て公開しても良いのだが、反動が大きそうなので止めておく。以上参考まで。

  代用X馬について ゲート操作は常時実施されている
Date: 2005-10-10 (Mon)
代用X馬はJRAの「秘密の人為的ゲート操作」です。公開したら、大きな反動がありましたが、また復活しますよ。

事例1
安田記念
1着 4枠 7 アサクサエデン
2着 6枠 11スイープトウショウ-------→次走宝塚記念1着11番人気
3着 6枠 12サイレントウイットネス---→次走スプリンターズS1着1番人気

事例2同日「毎日王冠と京都大章典」のメインレースについて
宝塚記念
4着 9リンカーン---------------→次走「京都大章典」1着1番人気
5着 8サンライズペガサス-------→次走「毎日王冠」1着9番人気

宝塚記念では両馬同枠で連対したいないが、次走で一方が連対すれば代用X馬とみなします。これ代用X馬の応用です。馬鹿の1つ覚えでは駄目よ・・・アハハ。

2つの事例で共通する現象は、
一方が人気で、一方が穴単です。
JRAは単穴もかなりの精度で予測しているんだね。これでもゲートはランダム配置していると言うんですか?

レースのペースもJRAから指示があるんでしょう?違いますか?あまりにも不自然ですね・・・。

京都大章典のコイントスが9番人気で2着しましたが、コイントスの前走はオールカマーの6着。この時、仲良く敗れた5着馬の同枠ヴィータロザが代用X馬になりますね。次走で連対する予定なんでしょうか?これ人気になるので見送りますがね・・・。

サイン競馬は決め手が少ないので軽視しますが、この代用X馬は効果がありますよ。

  毎日王冠のラップ分析
Date: 2005-10-10 (Mon)
特に負けたレースは分析しておきたい。
先ず、J1のラップタイムラップ予測から分析しよう。
J1のラップタイムは、95.68−35.96−34.81
勝ちタイムの95.68をレースタイムに換算しておきましょう。

予測タイム=1800*0.06−6+100−95.68=106.32秒 つまり1分46秒32が予測タイム

毎日王冠の実際のレースタイムは1.46.5であり、0.2秒の違いですのでかなり正確に予測していたと言えるでしょう。しかし、そのレースの内容のラップタイムは大きく異なります。

J1の前半SP 35.96 実際は、36.9 差-0.94
J1の後半SP 34.81 実際は、33.6 差+1.21

前半SPが0.94秒遅く、後半SPがその分1.21秒速かったということです。前半SPの遅さはJ1の前半SPの偏差幅0.67を超えるもので確率分布の予測範囲約15%に相当する発現。後半SPも同様ですから、10年に1回発生する異常なレースだったと断言できます。しかもレースタイムはG2としては極々平凡なものです。

何故、これだけスローの展開になったのでしょうか?それを知る手がかりはあるのでしょうか?この謎解きをしましょう。
普通、レースのペース判断には、脚質値1秒代の逃げ馬の前半SPで判断します。

コスモバルク 脚質1.00 偏差3.20 前半SP+0.34 
ダイワメジャー脚質1.55 偏差1.64 前半SP+0.16 

逃げ馬候補は上記の通りですが、偏差の小さいダイワメジャーがより信頼できる逃げ馬と判断できます。この場合は前半SP+0.16秒ですので、平均ペースでレースが展開するだろうと予測します。当方の予測もそう想定して「平均ペース」と判断した訳です。コスモバルクが逃げても同様に平均ペースであると読みました。

両者で競り合えばハイペースになりますが、両者とも後半SPが悪いので競り合いは避けて進行し、コスモバルクがやや控えて進行したので、より前半ペースが遅くなったと言えるでしょう。

J1の予測より0.94秒も遅くなるとは、データ的には理解し難いと思われますが、経験的に言えることは、両者の後半SP順位です。平均ペースで進行すると後半SP順位から分かるように

コスモバルク 後半SP−1.77 16位
ダイワメジャー後半SP−1.11 15位

惨敗が予想されますので、後半SPのマイナス分前半遅くすれば活路が開けます。両者がそう考え競り合いを避けたと思われます。ダイワメジャーは、後半SP−1.11秒分を前半にシフト転化し、後半SP分(−1.11)+前半SP(0.16)=(新たな前半SP)−0.95秒のペースになったと解釈できます。この解釈ならば、「謎のスロー」を矛盾無く説明できます。しかし稀にしか起きない現象ですから、一般的には無視していまいますネ。

ペース判断の解釈についてお話しましたが、何かの参考になれば幸いです。

  毎日王冠 回顧
Date: 2005-10-09 (Sun)
平均ペースと読んで、後半SPの悪さに目をつぶり、バランスオブゲームを推薦しましたが、更にペースは遅い為に、想定外の馬が1〜3着して大波乱となりました。推薦馬は勝てなくても、3着は外さないと思っていましたので残念です。実績馬がボロ負けで、過去のデータとは全く異なる毎日王冠と言えるでしょう。

原因は馬の能力とは関係のないゲームとなったことと、レースのペースにあります。前半SPが36.9秒というのはスローペースであり、G2の芝1800mレースで、これだけスローな展開は記憶にありません。
 これは、古馬1勝馬級のレベルだと思います。この日の古馬500万下の芝2000mの前半SPと比較してみました。1ハロン長いレースですが、前半SP36.3秒であり、これよりも遅いG2レースです。先日のG1スプリンターズSもスローであり、ゴール前の上がりの競馬が目に付きます。

バランスオブゲームにとっては恵まれた展開でしたが、遅過ぎの印象です。切れる脚がないので平均ペースでないと連対は難しいと思われます。

1着したサンライズペガサスは脚質4.55の差しタイプですが、早めに先行させた騎手後藤のペース判断を褒めるべきでしょう。

2着したテレグノシスはいつものポジションで直線勝負であり、スローで勝てない可哀想な馬です。僕はこの馬の単を狙っていますが、今回はペース的に無理とみて切ったのです。

3着のケイアイガードにはびっくりです。実績TM14位で時計の無い馬ですが、後半SP6位と良く脚質が2.55の先行馬ですから、こう言うタイプがスローのレースの時に激走するんでしょう。複1900円は滅多に無い大穴だね。

〇スイープトウショウは、6着に負けて当然という印象。
〇ダイワメジャーは、バランスオブゲームと同等の能力もムラで狙うのが難しい。
〇カンパニーはペースが合わないので不発と読んだのは正しかったと思います。

以上、毎日王冠を観戦して、独断と偏見で回顧してみましたが、何かの参考になれば幸いです。

  毎日王冠 展開に恵まれそうな◎バランスオブゲーム9.4倍を指名 訂正追加あり
Date: 2005-10-09 (Sun)
JRAの現在の1番人気は牝馬のスイープトウショウだが、僕は人気過剰だと思う。今回の毎日王冠はG1馬2K増、G21K増の別定であり、実力馬選出のレースであるならば、G1馬の牝馬には不利。ゆえに単勝1番人気であっても、1着はありえないとみて、軸には採用したくない。

J1ラップ表で、実力上位5頭をみると
1位 スイープトウショウ 
2位 メイショウカイドウ
3位 バランスオブゲーム
4位 カンパニー
5位 ハットトリック

一方、実績TM上位5頭は
1位 ハイアーゲーム  
2位 メイショウカイドウ
3位 カンパニー    
4位 サンライズペガサス
5位 バランスオブゲーム

スイープトウショウは実績TMでも足らない可能性があり、やっぱり軸には信頼できない。両データのダブり馬は3頭おり、脚質順にリストしてみよう。

バランスオブゲーム 脚質2.75 後半SP-0.57
メイショウカイドウ 脚質6.15 後半SP+0.25
カンパニー     脚質9.15 後半SP+1.03

このメンバーから軸馬を設定します。
バランスオブゲームとカンパニーの脚質差は9.15-2.75=6.4であり、時計差は0.64(3馬身半)だが、カンパニーの後半SPが圧巻であり、ゴール前では必ず差し切れる数値なので、一応軸はカンパニーと机上の計算で分かるが、これでいいのだろうか?追い込み馬は多頭数でもあり狙いがたい。

レース展開を考えてみよう。ラップ表の「脚質」ボタンをソートし、逃げ馬の前半SPを見て判断します。
           前半SP
1位 コスモバルク   0.34
2位 ダイワメジャー  0.16

逃げ先行馬は前半SP0.34、0.16と数値が小さく、平均ペースになり易い。するとカンパニーの追い込みも信頼性が落ちてきます。データ的には不利な先行馬バランスオブゲーム 脚質2.75に勝機が到来しそうだ。毎日王冠は実力馬が勝つレースであり、毎年実績確率の5位以内が1着に活躍しており、これが勝つ条件となっているので、このフィルターをかけて確認してみよう。

バランスオブゲーム 実績確率 2位
メイショウカイドウ 実績確率 8位
カンパニー     実績確率 9位

馬番Eのバランスオブゲームが浮上し、狙っても良い条件があると思われます。

よって推薦馬は馬番Eのバランスオブゲーム 単複

馬連1点ならば、バランスオブゲームとカンパニーのE-O
現在の単勝オッズは5番人気の9.4倍、複2.6〜3.3倍
いつもの独断と偏見の推理どうなることやら〜
今JRAの単勝オッズを確認したら、ダイワメジャーが1番人気で、スイートは2番人気になっていました。

バランスオブゲームは代用X馬です。
安田記念
1着 4枠Fアサクサエデン
.
.
7着 4枠Gバランスオブゲーム

であり、興味深い。安田記念は前半33.9秒のハイペースを利してスイートが2着と差したが、平均ペースが予想される今回はそんなにうまくいかないだろう。

  新企画のローテーションについて
Date: 2005-10-08 (Sat)
J1のローテーションは「修正ローテ」で公表しておりますが、これは過去5走による統計値です。新企画のローテーションは最新データを新規に統計し、過去13走データにより推理されています。クラスにより仕分けし、更に精度を向上させています。

従来の修正ローテのデータによれば、新馬、障害を除く全てのレースに参加した場合の統計値は下記の通りです。サンプル数=16584、勿論、当日の馬場状態も無視されています。

順位 1着率   2着率  連対率
1位  21.5    16.0   37.5
2位  15.4    13.6   29.0
3位  11.9    12.5   24.4

新企画のローテーションは従来「修正ローテ」の1位◎に対応するものです。ただし3着率は統計がないので、正確には分かりませんが、おそらく10%ぐらいは有るだろうとみなし、新企画ローテーション馬の予想複勝率を50%期待としましたので、一応、お断りしておきます。

ほぼ全レースを予想した場合は、超一流の競馬経論家でも複勝率を年間50%に維持するのは難しいのもです。意外と思われますか?最も簡単だと言われる複勝そのものが難しい!これが競馬です。

  新企画(参考馬番のみ)今週分提供
Date: 2005-10-07 (Fri)
過去10走内外統計値の着順からみたローテーション有力馬
出目は機械的に選出されました。
10/08日土曜の全レース提供(-は計算不可)

東京馬番 結果 単配  複配
01R E  2着      160円
02R G  着外
03R J  1着 180円 110円
04R -
05R -
06R D  着外
07R J  4着
08R O  着外
09R -
10R F  着外
11R I  3着      210円      
12R I  1着 360円 200円

京都馬番 結果 単配 複配
01R @  5着
02R K  着外
03R D  着外
04R H  2着      110円
05R -
06R H  2着      150円
07R G  1着 130円  110円
08R C  2着      230円
09R B  2着      150円
10R D  1着 230円 110円
11R D  着外
12R C  取り消し

10/09日日曜日分
東京馬番 結果 単配 複配
01R K 着外
02R P 2着    110円
03R M 着外
04R -
05R -
06R F 着外
07R A 着外
08R I 3着   140円
09R @ 着外
10R L 5着
11R O 着外
12R I 着外

京都馬番 結果 単配 複配
01R C 着外
02R D 2着     110円
03R F 3着     150円
04R @ 5着
05R -
06R -
07R B 5着
08R H 2着  200円
09R -
10R L 着外
11R @ 5着
12R A 1着 240円 130円

(注)馬の能力、格、タイム、人気、馬場条件などは一切考慮されていません。50%程度の複勝率と予想してますが、運が悪い時もあります。

  実力5位以内が効かないレース、でもスタミナ指数は活躍している!
Date: 2005-10-06 (Thu)
実力5位以内が連対しないケースについてお話をします。
論より証拠。ちょっと調べてみるのが早い。10/2日の3場所で36レースの内、2つのレースがあった。2つとも馬連万馬券でした。

@阪神4回8日 2R サラ系3歳 未勝利 ダ右1800m良
A札幌2回8日10R サラ系2歳 オープン   芝右1200m良 

■@について
このレースは牝馬レースです。
牝馬は過去の着順実績が本走のレースに直結しないことが多いのです。実力5位以内が活躍していません。

            実力順位  スタミナ順位
1着 ワイエムサチ     11     5
2着 チャーミングノア   9      4
3着 ブリリアントライフ  10     3
単勝 3450円 馬連 11220円

このレースは実績TMも全く効きませんでしたが、スタミナ順位は上位のものが活躍しているのです。

■Aについて
キャリアの浅い2歳馬レース
しかも1200mという短距離戦
好成績馬が集まるレース
キャリアが浅い為、ハプニングが多いと言えるでしょう。

          実力順位  スタミナ順位
1着 フェイクフェイス 8     7
2着 フュノンガルウ  11    3
3着 モエレフィールド 14    4
単勝 1890円 馬連 15130円

フェイクフェイスは実績TM3位であり、タイムからは狙えても、その実力を考えると手が出にくい馬です。1ゲートに配置されたのも好走の原因でしょう。実力上位、実績TM上位であっても短距離戦では今一信頼度が低いのは、やっぱりキャリアの無さなのだろう。2歳オープン戦は狙い難いレースと言えます。蛇足になりますが、上記2つのレースに共通しているのは、スタミナ指数の5位以内が活躍している事実です。スタミナ順位は穴に強いのです。

実力5位以内が活躍しないレースは例外的なレースですが、これを抑えておくことは重要でしょう。

■実力5位以内が効かないレースの代表的なもの■
牝馬レース
キャリアの浅い好成績馬が集まる短距離芝レース

  タイム(実績TM)が効かないレース
Date: 2005-10-06 (Thu)
■タイムが効かないレース■

@当日の馬場状態が重、不良となった時はタイムが効きません。
Aまた中距離以上の馬齢重量戦は、タイム競走の色彩が少なくなり着順の勝負となります。
B2200m以上の長距離レースはスタミナ競走ですので、同様にタイム競馬になりません。

競馬番組の条件とスピードとの関係は下記の通りです。

 馬齢重量戦<別定戦<ハンデー戦
 長距離<中距離<短距離
 不良馬場<重馬場<稍重<良
 ダ中距離以上<ダ短距離

以上は一般常識でしょうから、タイム競馬にならない競馬は、実績TM5位以内のルールを適用し無い方が無難です。

J1のラップタイムの勝ちタイムの偏差が2以上と大きいレースはタイム競馬にならない傾向にありますから、これで識別しても間違いは少ないでしょう。

タイム競馬にならない競馬とは「着順の勝負レース」であり、馬齢戦やスタミナの比重が高い中距離以上のレースに多いと言うことです。この時活躍するファクターは、

■実力馬が活躍し易い。
■脚質値4位以下の逃げ先行馬が活躍し易い。
■スタミナ指数の上位が活躍し易い。

タイム競馬にならない競馬では、ガンガン飛ばして行く逃げ先行馬はゴール前で脚が止まり自滅します。

タイムの無い逃げ先行馬は、このようなレースで活躍し、人気がなければ、「あっ!」と驚く大穴になることもあります。勝ちタイム偏差2以上はある意味「荒れやすいレース」と言えます。
スピードの無い実力馬の最高の舞台です。ゴール前のスタミナ勝負であり、実績TM順位に拘らない方が賢明です。

スタミナ指数はこのようなレースで活躍します。
スタミナ指数の上位4位以内は注目です。実績TM順位が低くてもスタミナ指数順位が4位以内なら注目しなければなりません。

検証データを分析しましょう。
これが出来る環境にあるのが「J1ソフト」です。

  レースの70%は実績TM5位以内で決まる
Date: 2005-10-05 (Wed)
今回は「競馬のスピード(実績TM)」について簡単にお話しましょう。
軸馬推理で実績TM5位まで採用しましたが、これはスピードのある馬は「勝ち易いということが前提条件」になっています。実績TM5位まで採用すれば、どの程度のレースで、このルールで成功するのでしょうか?

実績TMの順位を丹念に集計すれば正確な統計値が得られますが、そこまで厳密に考える必要はないでしょう。実績TMはレースタイム値ですから、J1の「参考資料」の基準TMおよび最良の上位5位までの累積1着率にから推定できます。
基準TM1〜5位までの1着累計率は54%
最良TM1〜5位までの1着累計率は57%

2着もほぼ同率で発現すると仮定すると、推定連対率は最低でも70%あるだろうと推測します。1日12レースとすれば、9レースはこのルールで連対馬が決まり、外れは4レースとなるでしょう。

論より証拠で10/2中山で検証してみましょう。
〇は連対馬有りです。<幅大は後述>

01R 〇
02R × 幅大
03R × 幅大
04R ×
05R データ無し
06R × 幅大
07R × 長距離
08R 〇
09R 〇
10R 〇
11R 〇
12R 〇 幅大

〇は6個、×は5個であり、この日はやや実績TMが効かなかった日だったと言えます。

実績TM上位が活躍しないレースとは
@当日の芝馬場が重、不良の時→当日は良馬場
A距離2200m以上長距離レースの時→07Rは芝2200m
Bレーススピードが不安定な時→後述
Cその他→メンバー構成
などが考えられます。

上記のBはどのようにデータをみれば良いか?
ラップ検証表の勝幅Hを見ます。つまりラップ表の勝ちタイムの幅が2秒以上ある時は、不安定であることを意味します。勝ち馬の予測タイム幅が大きく、タイムからの予測が難しいレースであると言えます。〇×の右横の幅大が該当しますので、ご確認下さい。

大体、特別レースは良成績馬が多いので実績TM5位以内は活躍するものです。ただし2200m以上の長距離レースは実績TMで決まらないケースが多いので避けた方が無難です。

Cのその他の要因
逃げ馬が少なくレースがスローになる時、タイムの無い逃げ馬が上位に来ることが多いですが、例外が多いので予測が難しい。

実績TM5位までのルール適用範囲が分かればそれだけ推理精度が向上しますので、研究してみて下さい。

  競馬はスタミナとスピードを競う競技
Date: 2005-10-05 (Wed)
■事例2005年10月02日阪神 09R■
古馬1000万下の芝2000mハンデー戦
出走数が8頭なので上位4頭をマークしてみた。

実力4位まで(左馬番、右馬名)
8 マイティーカラー 
4 ホシノプレゼント 
7 マイネルアンセム 
2 ロードグランディス

実績TM
8 マイティーカラー 
7 マイネルアンセム 
3 エムティーダイオー
4 ホシノプレゼント 

ダブり馬が3頭おり、難解なレースと言えるでしょう。
ダブり馬を脚質順にリストし、その後半SP値から、ゴール前の推定着差を計算してみると(脚質1=0.1秒換算)

7 マイネルアンセム 脚質2.6 後半SP-0.78 -0.78+0.26=-0.52
8 マイティーカラー 脚質3.4 後半SP-0.48 -0.48+0.34=-0.14
4 ホシノプレゼント 脚質4.4 後半SP-0.46 -0.46+0.44=-0.02
となります。

推定着差順リスト
1位 Cホシノプレゼント -0.02
2位 Gマイティーカラー -0.14
3位 Fマイネルアンセム -0.52

馬番CとGは半馬身差であり、甲乙付けがたいと思われます。
経験的には「0.2秒差以上差がないと軸馬」となりません。馬番Fは上位2頭とは差がありますので、軸には不適当と思われます。

馬番CとGとが微妙な場合は、ラック表の「個別詳細検討」の綜合を見ます。一応前3走の展開値と綜合をリストアップし、その綜合の最大値NO1を軸馬とするのが筆者の方法です。勿論例外もあります。

          「個別詳細検討」の1〜3走
Cホシノプレゼント A-0.08     A0.07
Gマイティーカラー G-0.33 A0.22 E-0.28
                ↑最大値

両馬の綜合の最大値を比較するとGマイティーカラーが有利(約1馬身)と判断できます。Gマイティーカラーは軸馬として信頼できる65馬です。実力偏差69であり、基準TM1位ですから狙えます。

結果はリストした馬が1〜3着し
1着 Gマイティーカラー 単4.4倍
2着 Fマイネルアンセム 
3着 Cホシノプレゼント
馬連2220円

実力、実績TM、個別詳細検討の綜合(最大値)との関係を明示しました。バラバラなデータが有機的に結合し、推理に役立っています。

脚質と後半SPからゴール前の推定着差を求める方法は、従来記事に何回も書いていますので、捜してみて下さい。

すべての勝馬が実力と実績TMの上位(ダブり馬)から決まる訳ではありません。しかし、J1ユーザーは過去のレースを検証してみて下さい。これが競馬の基本ですから必須な推理パターンだと認識するでしょう。

  必見! データの関連性推理(これが競馬の基本)編集方針変更
Date: 2005-10-05 (Wed)
■事例@10/2の中山09R「津田沼特別」芝1600mで解説しましょう。

競馬はスタミナとスピードを競う競技であり、これに関連するファクターはJ1の場合、基本的には「実力」と「実績TM」で大体行けると思います。これは以前競馬分析の2つの視点として紹介したものです。

さて、レース条件はこの「津田沼特別」の場合、「3歳上500万下」であり、古馬1勝クラスですから、あまり強い馬達のレースではありません。しかし、一応特別レースですから、そのクラスの強いメンバーが出走して来るのですから、ある程度「実力」は関係して来ると考えるのは間違いでは無いでしょう。

ラップ表の実力をソートして、上位5頭を注目します。5頭は実力からみた入着メンバーです。<実力がものを言うG1レースや2歳未勝利などでは上位1〜3位が軸馬候補となります>

実力
トップセラー   
ピュアブラウン  
チョウカイキセキ 
シンボリプレオ  
エスユープリサイス

一方このレースの条件は芝1600m戦であり、中山の小回り短距離戦ですから、「実績TM」上位5頭を注目します。5頭はタイムからみた入着メンバーです。

実績TM
クールベット   
フラワーメロディー
デアンジェリス  
ワイメアキャニオン
シンボリプレオ  

競馬は「スタミナとスピードを競う競技」であり、「実力とタイムを兼ね備えた馬」は「信頼できる軸馬となり得る」と考えるならば、上位2つのリストで、「馬名がダブル馬と言える」でしょう。

ダブり馬は馬番09の「シンボリプレオ唯1頭」です。
結果はこの馬が見事に1着し単16.8倍で穴をあけましたが、これはこの推理からは「大本命の馬」と言えます。
2着は馬番06のワイメアキャニオンであり、これは実績TM4位の馬です。

■事例2 中山10R「外房特別」芝1600m
実力
フェミニンガール 
ヴンダー     
タイキラファエロ 
アズマアビリティー
レジェンダロッサ 
    
実績TM
ジェイケイシャトル
アズマアビリティー
タイキラファエロ 
フェミニンガール 
マリウス     
     
このレースではダブり馬が3頭も居るのですから、難解なレースと言えるでしょう。難解なレースは「見」のレースとして見送りでもいいですが、これを絞って軸馬推理するには脚質と後半SPで考えるのが普通です。<脚質と後半SPとの関係は熟知しているものとして割愛します>

ダブり馬は
フェミニンガール    脚質5 後半SP0.49 
アズマアビリティー   脚質4.2後半SP-0.27
タイキラファエロ    脚質1 後半SP0.83←光る

フェミニンガールとアズマアビリティーとの比較では断然、フェミニンガールが有利ですから、アズマアビリティーを軸馬候補から削除していいでしょう。タイキラファエロは脚質1位であり、しかもこのメンバーの中では後半SPが断然優れていますので、中心となると判断できるでしょう。
タイキラファエロは1着し、フェミニンガールが3着しており、妥当な結果でしょう。2着は実力2位が来ましたが、実績TM7位だったので採用されませんでした。

■事例BスプリンターズS(G1)芝1200m
実力
デュランダル   
シーイズトウショウ
キーンランドスワン
プレシャスカフェ 
アドマイヤマックス

実績TM
サイレントウィット
テイエムチュラサン
カルストンライトオ
シルキーラグーン 
デュランダル

ダブり馬は唯1頭で「デュランダル」でした。
1着は実績TM1位のサイレントウィットでしたが、外国招待馬の為実力が計算できず無視されましたが、これは例外でしょう。デュランダルは2着し一応軸馬の使命を果たしました。
2005-10-01 (Sat)記事の推薦馬(マルカキセキ)は他の側面からの推理であり、確率予想ですので机上の空論となる場合もあり、仕方がないことです。悪しからず。

競馬は「スタミナとスピードを競う競技」という抽象的な定義が意味のある具体的なイメージとなってご理解頂けるものと思います。実力と実績TMは、競馬の基本と言えるでしょう。

編集方針変更の第1番目の記事です。
常に競馬の基本を踏まえた上で軸馬候補をリストし、難解なレースは他の面からのデータを関連させて解説するようにしましょう。乞うご期待!

  編集方針変更のお知らせ
Date: 2005-10-05 (Wed)
従来はJ1の個別データ説明をして来ましたが、今後は数個のファクターを関連させて解説することにします。個別データだけでも、充分に競馬に勝つことは出来ますが、より信頼できる軸馬の推理方法を提案しますので、ご期待下さい。

個別データの意味や使い方は従来記事で充分に解説しており、これ以上の記事を書いても、余りその意義を見出しえないからです。

競馬は4つぐらいのファクターで推理が可能であり、その関連が重要と考えるからです。J1ユーザーのメールなどを拝見しておりますと、個々のデータの見方には間違いないのですが、データの関連性が考慮されておらず見当違いの馬をリストアップしているケースが多いようです。

たとえば、競馬は「スタミナとスピードを競う競技」であり、「実力とタイムを競う競技」と何度か述べて来ましたが、この定義をファクターに置き換え独自の推理パターンを構築していないのです。たしかに従来のJ1記事では、その具体的な解説をして来ませんので、ユーザーには分かりにくかったのだろうと推測した次第です。それで、その反省から編集方針を大幅に変更し、更に価値有るノウハウを提供しようと思います。

  スプリンターズSの秘密のコード マルカキセキ◎指定単26倍
Date: 2005-10-01 (Sat)
J1spDBのデータベースの項目10のレース名でオプション指定し「スプリ」と入力すると過去5年間のDBデータが一欄できます。その結果分かったことは、このレースの1着馬は実績確率13→1→7→10→5位と推移しており、相関関係が無い。つまりこのレースの勝馬はゲームなのです。それでJ1ファクターを詳細に見ていくと、修正ローテが7→6→6→7→6位と推移し、6位と7位の繰り返し、これは誠に不自然な現象です。J1だから分かる秘密のコードと言えます。

今回のレースの修正ローテ6、7位は
6位 馬番14 マルカキセキ
7位 馬番01 ゴールデンキャスト

これらの馬が連対してくれるとするならば、どちらが良いか?
脚質と3Fから判断してみてみると
マルカキセキ    脚質5.00 3F 0.32
ゴールデンキャスト 脚質3.60 3F-0.16

後半SPは0.32+0.16=0.48秒差であり、ゴール前の展開状況は0.48-(5.00-3.62)=0.48-0.14=0.34秒(約1馬身半)となり、マルカキセキが有利です。

よって推薦馬(1着予定馬)は
馬番M マルカキセキ 単複(単勝26倍内外が予想されます)

2着馬にはB確率1→3→4→1→4位と推移しており、いつも上位が来ていますから、馬連はM→CELHの4点勝負。

これらの秘密のコードを信じるか否か、どうしても公開すると変化が起きてしまうが、これは仕方がありません。

サイレントウイットとデュランダルで両馬の単勝合計支持率は65%内外ですが、1着馬としては余り信用してはいけません。<ただし2着は多い>、英国では1400m以下のレースはクレージーデスタンスと言われ過去の実績が反映しないレースなんですからね〜

以上参考まで。馬券は自己責任であり、マルカキセキが連対しなくても、文句は言わないでね。逆をつかれてゴールデンキャストが連対することもあるが、もしオペレートの変更があれば、両馬は来ないから、ここは独断と偏見で見切りを付けるしかない。では健闘を祈ります。

  データは1つでも勝てる
Date: 2005-09-30 (Fri)
あまり難しく考えることはない。考えてもそうズバズバと的中するものでもない。競馬はゲームであり、強い馬はそれに見合った配当であり、妙味は少ない。競馬の死角を捜さなければならない。

データは1つで良い。あれもこれもと考えると結論がでない。
競馬ファンの大半は高配当馬券に参加しているが、当然的中率は低くなり、忍耐力が必要となる。要は競馬で儲ければ良いのだから馬券の種類にこだわることは無い。難しい馬連、馬単、3連単などに参加せず、ズバリ単勝勝負で行くのはどうだろうか?勿論複勝でも良い。

たとえば最終ゴールのデータだけで競馬に勝つ作戦をたてる。
芝のハンデー戦は極めて分かりやすい。
距離芝1000〜4000m、頭数13頭以上、馬場無視、開催地無視
昨年の12/4〜本年9/11までのハンデー戦を集計してみると74レースあった。内3つはデータ不備があり買えない。

最終ゴールの◎だけを狙い打つのはどうだろうか?
最終ゴール◎の出走馬は72頭居た。1着したのはその内の9頭であり、勝率は12.5%となる。1着の単勝配当合計は9310円であり、単回収率は何と129.3%であり、儲かっているのだ。

このデータはJ1で販売している「rkDB1.xls」で調査したもの。
ハンデー戦は基本的にはクラス差があまり出ないような人的操作が行われているので、最近好調な馬が勝ち易い。それらの馬は、比較的人気薄であり、それゆえ死角となり、プラス回収となり易いと言う訳だ。

競馬ファンの95%は負けています。僅か5%の少数組みが勝つだけ。勝つ作戦は競馬の本質を見通した上で考えなければならない。参考まで。

  個別詳細検討用のデータからの推理法(最大値推理法)
Date: 2005-09-13 (Tue)
この推理法は本邦初公開(正確に言うと以前に述べたことがありますが、ファンが注目していないようなので初公開としました)です。
その理論などは割愛し、即具体的にその活用方法を説明しましょう。9/10阪神最終レース3歳500万下ダ1400mG-K15790円 B確率14位-◎

ラップ表の「個別詳細検討用」の前1走〜前3走中の「綜合」と「展開」を推理データで使います。

馬番@ガラディナー
綜合のデータは空白となっています。これはレース条件が本走レースに合わない馬ですので推理の対象外となります。

馬番Aデポジェットブック
前1走 綜合0.62   展開--3-4
前2走 綜合-0.15   展開--5-3
前3走 綜合

前1〜3走中の綜合で、最大値の綜合値と展開値を採用します。つまり、綜合0.62と展開4です。展開は展開の右端のものを採用します。綜合値がマイナスのものは採用しないで良い。

全馬をチェックして一欄表にすると推理が容易になります。
    綜合 展開
馬番@ 
馬番A 0.62 4
馬番B
馬番C
馬番D
馬番E 1.32 14       ▲2<6着>
馬番F 0.95 7
馬番G 2.29 7--------------◎突出<2着>
馬番H 
馬番I 0.55 14
馬番J 0.89 11--------------------------当日1番人気3着
馬番K 1.35 5       ▲1<1着単万馬券>
馬番L 0.91 14
馬番M
馬番N 0.15 2

推理は綜合の上位3〜4頭に注目します。馬番Gは2着したセントシェーバーであり、総合の値は突出したものがあり、軸馬候補の最有力でしょう。当日の1番人気は馬番Jですが、セントシェーバーの綜合と比較すると劣ります。

▲1および2は綜合の上位の2位と3位であり、数値に差が無い場合は展開の上位を上に見ます。B確率14位の馬番Kが大変良い数値です。B確率14位以下は一般的に連対候補に採用できないのですが、このような場合は例外的な考慮が必要でしょう。

この推理法は綜合の最大値の最大値ソート法であり、軸馬候補の検討には欠かせない手段ですが、やや競馬オタクのきらいがあるので公表しませんでした。実に簡単な方法ですが、効果は高いものです。筆者はこの方法で殆ど推理しています。

競馬の勝負所は直線であり、直線で能力の高い馬を3〜4頭リストアップして馬連を組み合わせます。突出した馬がいる場合はその馬を軸にし他の馬に流します。あまり差が無い場合は4頭ボックスにするのが一般的でしょう。

前1〜3走の綜合を採用し、なぜ前4〜5走のものは採用しないのか?という疑問があるでしょう。4〜5走まで考慮すると面倒なので、採用しなかっただけです。この推理で、すべてが分かる訳ではありませんのでシンプルな方が良いと思います。またレース条件が合わない馬が多数出走する場合は精度が当然落ちます。

  ユーザーメール紹介
Date: 2005-09-11 (Sun)
『9月6日のJ-1サポート情報を参照しました。
J1RDBを利用して、わずか半年で別添の馬券を300円ですが、的中しました。
100万馬券奪取も夢ではないと思います。
本当にありがとうございます。
情報Up期待しています。』

なお添付には、馬連、3連複、3連単の取得の証拠馬券(gifファイル)が添付されており、

馬連 01-03 17,910円 63番人気
3連複 01-03-04 55,840円 196番人気
3連単 01-03-04 356,050円 1187番人気
の3つをゲットされていました。本当におめでとう御座います。
これからも頑張って下さい。J1サポート「競馬はゲーム(最終レース) Date: 2005-08-26 (Fri) 」の記事がお役に立ててなによりです。

馬券は大金を張るものではありません。小銭で自分のペースを崩さないでやるのがいいです。数多くのレースを推理していると、「勘の上でも、データーの上でも「これは行ける!」と思える時がありますから、その時だけは、エイヤ〜で金を溝に捨てる覚悟で買うのがいいです。高額配当馬券狙いなら数百円の投資で100万円の札束ゲットも可能です。JRAと刻印された帯封は記念になりますよ。

  はい!ちゃんと1ゲートが絡みましたよ。B確率◎〇で万馬券
Date: 2005-09-06 (Tue)
競馬はゲーム(最終レース) Date: 2005-08-26 (Fri) の記事に注目し万馬券を狙っていた人、おめでとう!

8/28日札幌最終レース12R
1着 1枠馬番@ ニシノツキカゲ 単22.9倍 B確率〇
2着 3枠馬番B エアバビロン  単44.2倍 B確率◎

馬連配当 1-3 17910円の万馬券
B確率◎と〇で万馬券ですから、これは驚きだ。
障害帰りの7歳馬が2着で盲点だが、J1のB確率は◎であり、冷静に計算している。
馬番@の1着馬は先行馬で、最良TM◎であり、好枠を利して好走したと云えよう。万馬券であっても狙って獲れることもある。これJR競馬からのプレゼントだ。

ところでハンデー戦は暴露した為に、大幅なオペレーションの変更があった。継続していたゴールCH位馬は1着することがなくなり、それに変わってファクターの着差1位が台頭するようになりました。暴露するんじゃなかった。あはは。でも発現の実績確率順位傾向には変更が見られません。なぜなら、それがハンデー戦の本質だからです。2着馬は馬番2、4、10、10、2であり、特定の偶数ゲートに配置されており、これは偶然ではないと思われます。

  60倍以上の高配当馬券について
Date: 2005-09-06 (Tue)
9/4に行われた3場所の高配当馬券を観察してみましょう。
9/4 札幌05R 02-04 6610円 ◎ B1-B12
9/4 札幌12R 04-07 9390円 7位 B5-B13 1番人気が3着
9/4 小倉   無し
9/4 新潟03R 12-13 7340円 ▲ B4-B7
9/4 新潟04R 07-09 9630円 6位 B2-B7
9/4 新潟09R 04-05 66630円 ▲ B2-B12 1番人気が3着
9/4 新潟10R 02-14 98020円 〇 B10-B6 1番人気が3着
3場所12*3=36レース中、60倍以上の馬連は6レースあり、その発現率は16.6%となっていました。

問題はその馬連の一方の実績確率の順位です。リストの右欄の◎〇▲などがその順位です。6レース中◎〇▲が4レースあり、意外と思いませんか。そしてB確率順位はすべて13位以内です。
あっと驚く6万、9万という万馬券であってもそれなりの組み合わせです。それと当日の単勝1番人気が見事??に3着しており、天晴れです。人気を集めて3着でお茶を濁す〜これ高配当馬券演出のいつものパターン。ではまた。

  新潟記念G3ハンデー戦 単5番人気9.7倍のエリモマキシムを◎指定
Date: 2005-08-27 (Sat)
前日、暴露記事を書いたらゴール着差2位9位が同枠配置されてしまった。4位は逃げ馬なのであまり期待できない。そこで気楽に推理しましょう。本命じゃ面白くないから・・・

クラッシクを勝つためにはクラシック路線を歩む。ハンデー戦を勝つにはハンデー戦の路線を歩む。
中距離のハンデー戦ということで、本年の新潟大章典G3と深い関係があるだろう。出走馬に該当馬が居るか否かチェックしてみると、唯1頭居た。馬番Cの「エリモマキシム」だ。

本年5/15日に行われた新潟大章典G3を振り返ってみると、レース結果は下記の通り
1着 7枠M エアセレソン
2着 4枠G カンファベスト
3着 2枠C プライマリーケアー
4着 4枠F エリモマキシム---------------出走馬(2着 4枠カンファベストと同枠馬)
5着 7枠L ツルマルヨカニセ

このレース大変不自然と思いませんか?連対した馬と同枠になっていた馬が上位を独占しています。偶然ということも勿論ありますが、偶然でないとすれば、意味があるでしょう。
ある程度仕上がっていたので安全牌として密かに配置された可能性が高いです。つまり代用X馬の可能性が高いと考えられます。代用X馬は近々連対の可能性が高いというのが筆者の見解。特に単枠に指定された時は連対率が向上します。エリモマキシムは新潟大章典で0.2秒差の4着であり、今回の方が弱いメンバー構成です。着順は前7戦でOP特別1着からIGHCJEと推移しておりそろそろ連対してもいい頃だ。前走の6着は小倉競馬であり直線293mのもの、今回は直線が長くなるので6着の0.8秒差はインターバルの試走として、ちょうど良い展開位置であり、良い練習となっただろう。

推薦馬 馬番Cエリモマキシム 単9.7倍の5番人気 単複

ラップタイムは94.36-36.56-34.93であり、差し馬有利の展開が予想されます。エリモマキシムは後半SP〇2位であり、脚質も中位で、一応「見所のある馬」です。新潟大章典では大西騎手が後方から行き過ぎた。中段から行けば可能性が高まるので、福永裕一に期待がかかる。福永裕一はペース判断が上手いので期待したいな〜〜。
エリモマキシムの前走、前々走とも上がり3ハロンは34.9秒だ。ある程度仕上がっていなければこんな芸当はできないだろう。ゲーム馬特有の着順の悪さであり、全く気にならないね。

脚質と後半SPの関係(前日人気馬一欄)

ダイワレイダース  4.2 -0.39
ヤマニンアラバスタ 4.4 -0.82
フォーカルポイント 4.4 -0.40
エリモマキシム   5.8 -0.11 この中では展開1馬身有利◎
ヴィータローゼ   7.2 -0.23 

独断と偏見に満ちた推理ですが、ハンデー戦なら許されるでしょう。皆様の参考になれば幸いですが、自信はありませんよ。あはは

  競馬はゲーム(最終レース)
Date: 2005-08-26 (Fri)
最終レースはゲームです。
最終レースは古馬の500万下レースが実施されることが多い。8月の3場所では16レース実施されました。そのうち馬連万馬券は4つ、その発現率は(4/16*100=)25%であり、4回に1回は万馬券だ。その万馬券のみを抽出して観察してみよう。すると

@-A 12270円 小倉3回1日12R
F-I 12860円 新潟2回8日12R
@-A 14890円 新潟3回2日12R
@-N 39690円 函館2回8日12R

です。不思議に馬番@とAが絡んでいることに気が付きませんか。この現象を単なる偶然などと考えているようではゲームをやる資質が少ないですぞ!

詳細に調べてみると2着馬に馬番@が多いです。ゴール着差ランキングI位1回、J位2回、D位1回、成績不振の馬番@馬は密かに仕込まれたゲーム馬ですから注目できますね。馬番@は包まれて不利といいますが、それは嘘です。馬番@は最も有利なゲートなのです。ゴール着差10〜11位と馬番@が合致した時は最大の注意を!

こんなちょっとした現象に気配りができれば、あなたはゲームに勝てます。検証データをエクセルにコピーして不思議な現象を調べましょう。不思議な現象は人為的な操作である可能性が高いからです。

  競馬は人的な操作で演出されています
Date: 2005-08-26 (Fri)
たとえばハンデー戦、ある一定の人為的な操作で競馬が演出されています。これを見破るには、出目の時系列観察が大事です。
今月の芝ハンデーのみを抽出し、出目を観察してみましょう。

これがトリックを見破る一歩です。下記が8月の芝ハンデー戦ですが、1着馬のゴール着差ランキングを列記してみましょう。

みなみ C
八雲特 C
北九短 H
信濃川 C
日高特 C
小倉記 H
西部ス H
魚野川 A例外 ゴール着差Hの同枠代用が2着している

8レースでゴール着差ランキングがCとHが繰り返されています。例外は魚野川のAだけ。ここで変化が起きたと言えるでしょう。しかしこの魚野川のゴール着差Hは、8着でしたが、同枠のマイネルリバティーが2着して連対しているのです。何故、ゴール着差C位、H位がこんなに連対するのでしょうか?答えは簡単です。競馬を人為的に演出する管理者がおり競馬が面白くなるように演出されているからです。

この操作を見破ったら密かに狙い打ちするだけです。J1のランキングはこの為にあるのです。出目の流れに乗らなければ常勝できません。<ダートは別競馬ですので注意>

上記レースの実績確率ランキングはDEBBF@EB位と推移しており、1位2位が殆ど1着していないのもハンデー戦の特徴です。こんな傾向を時系列観察で知ることが勝馬推理の要諦となります。ダート競馬は8月にBレースあり、CDJ位と推移していますが、芝レースのようなゴール着差ランキング現象は見られません。ダートのハンデー戦では着差が2位9位2位と推移しており、これがキーになっているのかもと思われますが、まだ、はっきりしていませんね。

  逃げるが勝ち(rkDB情報)
Date: 2005-08-19 (Fri)
芝ハンデー戦は儲かるぞ!
競馬は難しく考えてはならない。
rkDBソフトで芝のハンデー戦を分析すると逃げ馬が大活躍している。この情報を知っていれば勝てる!
条件:13〜18頭 距離:1000〜4000 馬場:良〜不良の全てのハンデー戦を集計してみたら69レースのサンプルがあった。平均出走頭数は15.1頭であり、脚質値1.00の逃げ馬は74頭出走していた。1着したのは74頭中12頭であり、単勝率16.1%と高い。回収率は206.9%であり、利益となっています。芝のハンデー戦は人気薄の逃げ馬に狙いが設定できると言えよう。

同一サンプルを修正ローテで分析してみると修正ローテ値7.81〜9.92の範囲は回収率がプラスが多いので注目できる。この範囲の馬は10〜13走に1回1着するタイプ馬達であり、単勝率は区分値よりも皆高くしかも単配当が良いので利益となります。この傾向は毎年変わりませんので、ハンデー戦狙いのローテーション馬と定義することができるでしょう。

ハンデー戦は難しいと言いますが、レース傾向がはっきりしているので厩舎の思惑が推理でき、儲け易いと言えます。同じハンデー戦でも芝レースとダートレースでは全く異なりますのでレース条件は厳密に適用されたい。

厳密に狙いを定めても毎度単勝馬券が的中ということは無い。上の例では、6〜7レースに1回の的中だが、それを待てる忍耐力が要求されます。冷静に分析して価値あるところを狙う、これは必勝法に必要な条件です。蝉が煩く鳴いています。蝉は地中に10年程生息し、地上に出ているのは1ヶ月に満たないそうだ。それを考えれば6〜7レースの的中サイクルなんて本当に短い。

  8/13 三面川特別 ◎馬番@キャッスルブラウン単5.2倍
Date: 2005-08-13 (Sat)
J1spDBの簡易版でレース傾向を調べてみました。
芝1800mの2勝馬クラスですが、実績、実力のファクターが解読キーとなるようですが、いまいち決め手がハッキリしません。そこでDBシートで「三面川」のみを抽出して各ファクターの細かい数値を調べてみると1着馬の脚質値が2.8、3.2、4.2、1.5であり、比較的先行タイプであることが分かりました。このデータを信じるならば、1着馬の最短距離に居る馬はキャッスルブラウンだ。
キャッスルブラウンの勝ち星の3勝すべてが新潟1800芝に集中しています。J1のラップタイムデータの後半SP〇2位であり、実力指数3位なら充分に狙える資格があります。レースは芝1800mで平均ペースであり前残りの競馬が毎年繰り返されているという事実が決め手になるようです。
以上、J1spDBソフトからの情報です。情報をどう受け止めるかはあなた次第。さ〜結果は如何に!

  1着予定馬(軸馬)と2着馬の関係について
Date: 2005-08-03 (Wed)
1着馬は1着馬のルールから、2着馬は2着馬のルールから選別するのが基本原則です。この基本原則はJ1spDBのデータから明白です。通常競馬ファンはこれをあまり意識しませんが、実際のレース分析をすると明確な相違があるようです。これを最近のレースから具体的に述べましょう。

■7/31の新潟09R閃光特別 3歳上500 芝1000m
J1spDB簡易版01で集計すると「勝率一欄」表のレベル1の有効ファクターは実績、綜合57.1%で1位ですが、綜合ランキング1位が57.1%であり、1着予定馬としては、最も注目すべきデータでした。合致データは7レースあり、7レース中4回も綜合1位が活躍しています。そしてレース結果はJ1の綜合◎である「プリティメイズ」<単10.7倍>が見事1着してデータ通りの競馬となりました。

一方2着馬のデータは、「2着一欄」から選択していきます。
レベル1では基準、実力が同率1位であり49.2%であり、基準の方が有意でしょう。注目すべきは綜合が0%という点です。1着馬の有効ファクターが綜合なら2着馬もそこから採用していまうのが一般ファンの思考パターンでしょう。しかしながら、競馬の実態はそうなっていないということをこのデータから汲み取らなければなりません。2着一欄表のデータをよく見ると、レベル2の脚質、B確率4〜6位の方が発現率が57.1%と10%と程高いのです。で、実際のレース結果は、B確率のレベル2が2着しました。

1着馬は1着馬のルールから。2着馬は2着馬のルールからと個別に推理するのが基本原則と信じます。
J1spDBの「勝馬一覧表」と「2着一覧表」は連対馬のルールを示す羅針盤です。1着馬と2着馬は違うのだ!と素直に分けて考えましょう。

17254レースの検証データ付J1spDB簡易版は本当に役立ちます。
過去のデータは推理の手がかりを与えてくれます。
J1spDBの内容は「J1spDB申し込み受付開始 投稿日:2005-01-16 (Sun) 」の記事をお読み下さい。

  7/31新潟11R関谷記念人気薄のPサイドワインダーを◎に指名
Date: 2005-07-30 (Sat)
ラップタイムが96.23であり、芝1600mと言うことで完全なタイム競馬と読んだ。タイム競馬ならば実績TMか、実力TM上位が狙い目となります。そこでラップタイム表を注目すると

実績TM◎はエイシンハリマオー B確率18位で要らない
実績TM〇はサイドワインダー

実力TM◎はサイドワインダー
実力TM〇はコスモサンビーム  B確率10位も長期休養明け

馬番Pのサイドワインダーがダブっており、このレースを狙って来てもいい資格(条件)があると考えられます。人気を見たらB確率8位であり、人気薄であり、面白そうじゃないの。

そこで推薦馬はここなら勝負になるとみて、1着予定馬馬番Pのサイドワインダーに期待したい。
馬券は単複を抑えた上で、B確率の◎〜▲の3点に流して遊んでみよう。

P単複
馬連 A-P、I-P、L-Pまで。

サイドワインダーは平成3年のスポ京都金杯G3の1着馬であり、今回が11戦目となり、スケジュール的に仕上がって来る頃だと思われます。前走北九州記念は後方から追い込んで3着で好調、芝1800mで惜敗、今回は得意の1600mで、もっと際どいレースが出来よう。福永裕一騎手がじっくり脚をためて直線勝負に出ると予想しました。外周りは直線657mで追い込み有利な馬場であり、この馬に最適ではないか。今月3回もレースを使う〜ここが狙いだからだと、勝手な解釈をさせて頂いた。
では健闘を祈る。

  気まぐれ直前情報 7/10阪神最終人気が割れているが、馬番10のラバグレートを軸に期待
Date: 2005-07-10 (Sun)
前日の最終レース予想は推薦馬が2着し複460円で良かった。さて今日の最終レースはどうかな・・

ダートの1800m別定戦は実力指数上位が活躍する。馬番2、10、7らが上位3位以内の馬だ。このメンバーで勝率60%期待できるとJ1spDBは明らかにしています。
さ〜軸は、どれがいいか?ラップタイム的には、前半SPタイムが上位の方がいい。当然、後半SPもしっかりしていれば軸に成り得よう。その意味で人気は割れていますが、馬番10のラバグレートが一歩リードしており、堅実。実力指数〇(2位)であり、実績確率は◎であり、一番の実力馬だから、この馬が混戦を制すると考えた。

1着予定馬 馬番I ラバグレート

午前中は単2番人気だったが、今は1番人気になり、集中票があるようです。1番人気で単4.3倍はオイシイかも・・・なんて思って静観してますだ〜〜でも人気でつまらない?ですか?ぷぷぷ。

  7/9阪神最終12R馬番Jユウゼータに興味
Date: 2005-07-09 (Sat)
前2戦目のパターンコードが897。前半ハイラップで後半SPが落ちなかったので内容が良いと思う。新馬2着しその後の未勝利で勝ちあがった。それから今回が12戦目であり、ここらで連対しないと将来が真っ暗だ。それで勝負が近いとみるべきかもね。馬連I-Jの1点が面白い。単複も抑える。しかし自信がある訳ではありませんので、念の為。

  単万馬券
Date: 2005-07-05 (Tue)
7/3日阪神のメインレース「米子ステークス」1600mハンデー戦単勝万馬券の件ですが、これは「勝馬推理のセオリー10 」のルールで片棒が推理可能な馬券。
要点を再提示しておこう。

J1の注目すべき最高基準の目安=ラップタイムの勝ちタイム+偏差

この公式に該当する最高基準馬はレースの中心になり易い傾向にあると言うことです。

このレースのラップの「勝ちタイム」は96.16、「偏差」1.13
したがって96.16+1.13=97.3(四捨五入)
最良基準タイム順位は下記の通り

1位 イケハヤブサ   98.2
2位 アドマイヤホープ 97.7   ←これが1着して単万馬券
3位 ナリタタイドウ  97.2------この付近の順位馬が活躍し易い
4位 サイドワインダー 97.0

メンバーの中でタイム能力が高いので脚質に囚われると駄目。短距離でもあり、初めからガンガン飛ばして激走し、どこまで粘れるか!。ハンデー戦は前半SPが速くなりタイム競走になり易いので、ラップデータは一応参考まで。

負担重量とスピードの関係一口メモ
馬齢戦 後半SPの勝負レール 着順勝負競走
ハンデー戦 前半SPの勝負レース タイム競走
別定戦 前半SP、後半SP共に速い
過去10年間このような傾向になっています。

  7/3日阪神のメインレース「米子ステークス」1600mハンデー戦単勝万馬券買い目1.2的中
Date: 2005-07-04 (Mon)
本年9本目の万馬券的中、単勝(11240円)は確か3本目の的中となります。
ハンデー戦はタイムが効きますが、これがズバリ決まって1着しました。1着馬は5番アドマイヤホープですが、この馬の基準TMは2位〇、最良基TM〇であり、本来は20倍内外の単勝馬券だったと思われますが、前2戦の着順が二桁で連続していたので人気薄となったのでしょう。

またハンデー戦は修正ローテが効きます。サポートで何回も取り上げたローテ9位が1着しています。9位は一時期発現が抑制されていましたが、やっぱり、これゲームに必要なゲーム馬ですので、気長に狙っている人はゲット可能だったでしょう。
馬連は3-5の31870円の万馬券ですが、2着馬は最終ゴールの◎(ゴール着差◎)ですから、この馬連は推理可能の範囲と言えます。この2着馬はJ1の単勝ランキング4番人気馬ですが、な何故か人気がありませんでしたが、前2〜3戦の成績を見ると5着の連続で上がり3Fタイムが35.1+-0.1であり、所謂AT馬です。AT馬は公表してから、1戦シフトして連対する傾向にありますから注意しましょう。それではまた。

  函館6/19第04RC-O8260円、12RD-J43670円買い目2的中
Date: 2005-06-21 (Tue)
4Rはどこからみても中心と思われるデザーモ騎乗のレイジが単勝1.5倍でかぶりましたが、これが6着に沈んだのが原因で、実績確率〇-4位で8260円とは付け過ぎの印象。もう少しで万馬券でした。

■基坂特別■
芝1200mの短距離は綜合minが効きますが、これがズバリ決まり、本年8本目も万馬券的中となりました。綜合◎(後半SP5位)-5位(後半SP〇)のタイム馬券と言えるでしょう。2着のスズヨバクシンオーは最低の人気薄でしたが、綜合minm◎は大崩しない馬であり抑えないといけない馬。前が崩れれば浮上する穴馬であり、J1は注意を喚起していました。これで4万円の万馬券ですから、綜合minから馬券を組んだ人はゲット可能な馬券でした。

  rkDBからみた価値のある軸馬
Date: 2005-06-15 (Wed)
rkDBの集計結果からみた軸馬を紹介しましょう。今回は最終ゴール値についてです。頭数13〜18頭、距離1000〜3000m、芝ダート混合で新馬および障害を除くレースを集計してみますと、価値ある軸馬は

最終ゴール値X0は0.2秒=< X0 <0.3秒

この範囲の馬はサンプル数の出走頭数1655頭であり、勝率は11.6%(1着回数192)であり、単回収率は115.7%となっています。この馬が1着した時の馬連配当は全馬連配当の18.2%であり、大変妙味があると言えます。連対率は21.8%であり、5回に1回は絡んで来ます。

同様に2着馬も調べてみますと
最終ゴール値X0 0.2<= X0 <0.3 馬連配当比率12.2%
最終ゴール値X1 0.3<= X1 <0.4 馬連配当比率11.1%
となっています。範囲馬の連対率:約17〜22%

集計結果から0.2=< X <0.4の範囲の馬で馬連を組み合わせると効率の良い馬連馬券となるでしょう。この範囲の出走頭数は約16%内外ですから平均出頭頭数を16頭とした場合、該当馬は2〜3頭ですのでそんなに組み合わせは多くなりません。今週(6/11〜12)の競馬で検証してみますと、やっぱり価値ある馬券がゲット可能のようです。

■検証
6/11中京 無し
6/11東京 無し
6/12中京 08R J-M(49番人気)
1着 ワンダーシーキング最終ゴール値0.317
2着 ローレルオスカー 最終ゴール値0.392
単勝 5.4倍 馬連16450円の万馬券です!
6/12東京 09R C-F 単勝 3.1倍 馬連 570円(1番人気)
1着 マイクラリネット 最終ゴール値0.216
2着 ハウンドコップ  最終ゴール値0.304

面白いですね。本命と万馬券が同じルールでゲットできます。勿論、プラス回収を狙うなら40倍以下の低配当は見送りが賢明です。

  本日、J1spDB簡易版訂正バージョンアップ版送付のお知らせ
Date: 2005-06-12 (Sun)
J1spDB簡易版を、いつもご愛用下さいましてありがとうございます。
本年6/12日東京10RのエーデルワイスSを入力しますと、クラスコードエラーが発生します。
早速、訂正いたしましたJ1spDB簡易版訂正のバージョンアップ版を送付致しました。データを再度、組み込んでお使い下さい。

アドレスの変更その他通信の不都合でメールが送付されていないユーザーも居られるようですので、気が付かれましたらご連絡下さい。

以上。

  買い目1.2万馬券的中
Date: 2005-05-24 (Tue)
5/22中京03R買い目1.2 E-I13190円が的中
本年7本目の万馬券的中となります。
「勝馬推理のセオリー11」で示した実力TMが活躍してます。

1位 センターバシレウス-----1着単勝7300円
2位 マリアッチ
3位 リキアイリューオー-----2着
4位 フォトン---------------3着

短ダートの1000m戦ですからタイム系データは有効であり、上位が活躍しましたが、完全な人気の死角となりました。J1の立場から言うと能力馬がただ走ったでけ。B確率◎-△の万馬券です。
◎〜△の上位組み合わせで高配当が有る場合は注意です。

  元JRA騎手が逮捕
Date: 2005-05-20 (Fri)
元JRA騎手が牛久市内のパチンコ店で、客が席を立った隙に出玉1箱を盗んだ疑いで逮捕されました。新聞報道によれば「遊ぶ金が欲しかった」と供述しているそうです。元JRA騎手なら競馬に精通しており、遊び賃は競馬で稼げそうに思われますが、現実はそう甘くないということを明確に示す事件だと思いませんか?

昨今、元競馬関係者の予想会社が竹の子のように設立されていますが、そんなに儲かるなら会員から会費や登録費など取らず馬券で生活したらどうなのか?それより会費や登録費などを集めた方が確実に儲けになると見えて予想会社をやりたがります。毎回、万馬券的中などと宣伝していますが、そんなことは有り得ない事です。JRAは公認の予想会社の資格を決めたらどうだろうか?公認資格は3年毎の更新とする〜などとすれば、詐欺紛いの予想会社の被害者は少なくなるだろう。

アメリカ、イギリスなどの記者は完全な競馬プロであり、競馬新聞の記者をしながら馬券でも勝負しており自立しています。推理能力の高い記者の年間回収率は105〜110%内外あります。予想会社を運営している人も多く、結構人気になっています。回収率が悪ければ新聞記者としてやっていけず、予想業界にも居られません。そういう厳しい環境下で育った予想会社は本物と言えますが、日本には少ないようです。

  テスト検証
Date: 2005-05-20 (Fri)
4コーナー3番手以内で実力TM上位の頑張りそうな馬は何着になるのだろうか? 
このリストはテスト検証の為であり、予想ではありません。各レースは一定のルールにより機械的に抽出されています。

新潟競馬                  結果
10R こけもも賞 馬番Eシルクトラベラー   4着
11R 邁進特別  馬番Eナトゥーア      10着
12R 荒川峡特別 馬番Hバーブルファルコン  3着

中京競馬                      結果
09R 小牧特別      馬番Eトウカイチャンス  12着
10R 名古屋城ステークス 馬番Eテイエムテンライ  13着
11R テレビ愛知オープン 馬番Lムーヴオブサンデー 6着

東京競馬                  結果
08R 牡丹賞  馬番@コクサイトップラヴ  7着
10R 日吉特別 馬番Iタイキヴァンベール 1着180円
11R 目黒記念 馬番@オペラシチー    1着360円

オークス 馬番Fレースパイロット     9着

〇は結果を記入するスペース欄です。

  J1のラップデータの提供範囲と信頼性
Date: 2005-05-18 (Wed)
時折、ユーザーから芝1300mなどの距離ラップデータは無いのかとの問い合わせがあります。

J1は各距離について、数千レースの統計からテーブル値を作成しており、レース実施数が少ないものは信頼性に欠ける為データ提供していません。

データの提供範囲はラップ表の「基準ラップデータ表」に記載された距離です。最近新設された1300mやレースの実施数が少ない3200mなどの距離については、いろいろ問題がある為に提供していないのです。

J1のラップ予測のデータ(勝ちタイム、前半スピード、後半スピード)などは出走メンバーのレース成績から作成されています。サンプル数は過去5走中のレース条件の距離+-200範囲の連対馬の数に比例します。サンプル数は予測データの信頼度に直接的に関係します。サンプル数が10個以上あれば、実用上問題ありません。高位クラスでは連対馬が多いのでサンプル数が増え、データの信頼度が増加します。

3歳未勝利戦や4歳上500万下などでは連対馬が少ない場合があります。この場合サンプル数は小さくなり、ラップデータの信頼度は低下します。と同時にこのサンプル数を見れば、レースが荒れ易いかどうかの判断指針にもなりますが、そのような観点で、そのサンプル数を活用している人は少ないようです。

  勝馬推理のセオリー11 最終章「J1理論の競馬観について」
Date: 2005-05-17 (Tue)
競馬は着順の勝負か、スピードの勝負か?
競馬は、言い換えれば「スタミナとスピードを競う競技である」と定義できます。したがってこの2つの観点から推理できるようにJ1のデータは配列されています。競馬は本質的には着順の勝負であり、その背後にスピードがあると見ています。スピードを軽視している訳ではありません。J1のラップ表の実績TMがスピードの目安を示し、脚質、前半SPと後半SPがその内容です。一方「実力」はスタミナ系データであり、その捕捉データとしてスタミナ指数と軸コードが明示されています。スタミナとスピードの両方をミックスしたものが「実力TM」です。競馬の条件によりどちらに重みを付けるかは皆さんの判断に任せされています。J1spDBなどで競馬の条件を入力すればより適切に判断できるでしょう。しかし絶対的な決め手はありません。それは誰にも、たとえ調教師であっても分からないのだ!と言っておきましょう。

競馬は「スタミナとスピードを競う競技である」と肯定して頂けるならば一般的には1着予定馬である軸馬は「実績TM」の上位3位内に居るだろうと推定できます。しかし京王杯は1位ダンスインザムード、2位プレシャスカフェ3位テレグノシスであり、残念ながら居ませんでした。連対はその実力TM順位の4位5位でしたのでやや荒れたレースと言えるでしょう。競馬はそれ程能力差が無いので、この程度のハプニングは常時起きるものです。しかし「実力TM」の順位は競馬がスタミナとスピードを競う競技である以上、重要な指針だと言いたいのです。安くないソフトを購入した価値もこのデータの活用如何にかかっていると言えます。J1は本物であり、直ぐに消えて行くようなソフトではありません。

■検証15/15日の8R「ロベルア賞」
実力TM順
1位 ダンツタイガー  97.24 1着 単3番人気
2位 ナイキウエルカム 96.93 3着
3位 カフェリバティー 96.12 2着
4位 スズカローラン  96.08 4着
単3番人気を捕らえています。2着も上位であり、予測の通りでした。

■検証2 次のレースの09Rサラ4歳以上500万下
1位 セイウンヲツム   97.25 1着 単9番人気 
2着 サンワードベッカム 96.47 6着
3位 カントリースタイル 96.33 5着
4位 オンワードヒリュウ 96.12 3着
5位 ワキノグレート   96.01 8着
6位 ヒカルマチェンド  95.38 2着

見事に単9番人気(単勝1700円)を捕らえることができました。
■検証3 次のレースの10R「テレビ埼玉杯」
1位 バロンカラノテガミ 98.15 1着 単1番人気
2位 トーセンフレンド  97.17 4着
3位 ダイヤモンドスター 97.13 6着
4位 マウントホンテン  97.11 8着
5位 シアトルユース   96.99 3着
6位 クリアエンデバー  96.75 10着

やはり1着馬を捕らえることが出来ました。このレース1着馬が同着という珍しい例です。一方の1着馬は実力TM15位で全く識別できないハプニングです。単勝87.1でした。

■検証4 京王杯
割愛します。

■検証5 同日の京都の特別レース3鞍
09R 実力TM◎2着
10R 実力TM◎〇が2着(同着)で1着が最下位の11位単630円
11R 実力TM◎1着1番人気410円2着は4位

■検証6 同日の新潟の特別レース3鞍
10R このレースは全く異なる要因できまったレース
11R 実力TM◎2着 この馬が分かれば簡単なレースです。1着馬は単1番人気でした。ハンデー戦
12R 実力TM◎1着 単1番人気300円2着は6位でした。

この日はたまたま大活躍した日。こう毎度うまくはいかない。しかし、実力TMの上位には目が離せません。
 実力TM◎はレースの要諦なのです。これが連対しない時はレースが荒れると見て良いです。占有率50%以下の場合は実力TMは不確かになります。そんな時活躍するのがスタミナ指数です。J1の諸数値は、全て客観的なものであり、論理的に配置されています。以上の例から分かるように1着馬は比較的分かりやすいと言えますが、これに対し2着馬はかなり難解です。2着馬には明確なデータ的な基準が無いと言った方がいいかも知れません。実力TM◎が1着し易いからと言って、その論理を2着馬まで適用するのは早計です。ただ2着馬は実績確率の順位の区分により明確に分離されて起用されており、一方が連対すれば馬連は本命サイド、他方が連対すれば穴サイドとなるように企画されており、これにより、本命と穴が50%づつ発現するように演出されています。これは「JRAの英知の結晶」であり、これがあるので競馬がゲームとして存在できるのだと言っても過言ではありません。これこそがJRA競馬の存在様式です。

一銭にもならないJ1サポート。これを5年間も継続しています。それも、これもユーザーを大切にしたいからです。貴方は金の卵が欲しいですか?それとも金の卵を産む鶏が欲しいですか?そして鶏の飼育は順調ですか?もし、順調でないなら継続購読が絶対必要です。
 小出しに述べています。実力TMとB確率の関連これは重要です。2着馬とB確率区分、その区分の中の実力TMの順位が選択の基準となっていることは明確です。隠されたものは暴かれます。暴かれたものは変化します。この繰り返しがゲームです。SB作戦しかり、代用X馬しかり、AT馬しかり、65馬しかり・・・

  回顧 京王杯スプリングカップ
Date: 2005-05-17 (Tue)
レコード決着の京王杯、そのラップタイムを調べておこう。

12.4-10.7-11.0-11.4-11.1-11.4-12.3 1:20.3

前半SP=34.1
後半SP=34.8

ゴール前の3ハロンが、11.1-11.4-12.4であり
ゴール前200mはその前よりも1秒減速しており、完全に歩いています。<12.4秒というのはサラブレッドの平均走行スピード>
前半SPはそれほど速くありません。レースが全般的に速かったのでレコードになっています。やはり馬場が軽い為に起きる現象とみるのが妥当でしょう。

J1指数との関係を見ておきましょう
このようなスピードレースですから、「基準TM」〜「綜合」の上位4頭は効いてきます。1〜4着馬はマークされています。当方の推薦馬テレグノシスは3着であり、連対できなかったのは残念です。原因は明白です。4コーナーを回り、終始馬群が壁になってダッシュをかけられず、抜け出したのはゴール200mを過ぎてからですから0.7秒差の3着は仕方のないところでしょう。どうしても追い込み馬は展開のこのような不利があり、危惧していたことが現実になりました。その意味で今の馬場を考慮して走らしたアサクサエデンの後藤騎手の判断が光ります。

アサクサエデンは伏兵でしたが、後半SP0.84であり、テレグノシスとは5/100秒違いの2位(後半SP)ですから勝ち負けできる馬であったことは確かです。当方は格基準4位以内から軸を選別したので目を取るとることができませんでした。2着のオレハマッテルゼはJ1のB確率◎であり、順当な結果と言えます。
アドマイヤマックスは大外で全く不利を受けていませんから、全力を出し切っています。したがって安田記念に出走してくれば、両者の比較はテレグノシスの方が断然上でしょう。距離が更に200m延びればそれほど展開の不利はありませんから更にテレグノシスに期待がかかります。杉浦厩舎は3着では満足していないことは明らかです。1番人気のダンスザムードは負けすぎであり体調に問題があったのでしょう。3番人気のプレシャスカフェはハイペースの1400m戦ではこんなものでしょう。距離は1200mがベストのスプリンターという印象。

アサクサエデンは芝1400〜1800m右左関係なく堅実に走る馬であり、かなりのスタミナがあるのでG1レースも獲れる能力馬と思われました。今の出来を維持していたら安田記念の連勝も有り得ます。アサクサエデンは展開の綾だけで勝った馬では無いので、怖い存在になるでしょう。

  京王杯の人気状況
Date: 2005-05-15 (Sun)
J1の単勝順位との比較<当日10現在>
              JRAオッズ
1位 オレワマッテルゼ 3.6 21.0
2位 ダンスインザムード5.8 4.6  〇
3位 プレシャスカフェ 5.9 5.4  〇
4位 アドマイヤマックス7.1 5.6  〇
5位 ニシノシタン   8.2 28.0
6位 テレグノシス   13.6 3.1  ◎著しい集中票
7位 ゴールデンキャスト14.9 56.0
8位 アサクサデンエン 15.9 18.1
9位 キーランドスワン 21.1 32.3
10位 フジサイレンス  22.8 39.5
11位 メテオバースト  51.1 ★
12位 ウインクリューガー53.3 29.3 〇
13位 ウインラディウス 61.7 21.0 〇
-------------------------------------------
14位 タマモホットプレイ94.6 37.7 〇
15位 スナークスズラン ★  ★
16位 ゴッドオブチャンス★  ★
17位 ナイトフライヤー ★  ★
18位 トラストファイヤー★  ★

13位以内が95%連対範囲
★は万馬券 〇集票有り、◎著しい集中票有り
当日の朝、4番人気であったテレグノシスに大口の単勝投票があり、一気に1番人気に浮上した。このような現象は一般ファンの投票ではないと思われます。締め切り時には4倍ぐらいになるのではないだろうか

  予想会社の実態
Date: 2005-05-15 (Sun)
良心的な予想会社は少ない。98%は詐欺です。
馬連の組み合わせは(18*17)/2=153通り、予想点数を6つに分けて無料会員に知らせる。必ず26人に1人が的中することになる。本命から大穴まで的中する。それはそうだ。全組み合わせを提供しているのだから。特に大穴が的中した人はこれは凄いと思う。で、高い会員登録料3万〜8万円内外を払う。この会員登録料が儲けになる。だから、どこの予想会社も会員の登録料は高い。完全な詐欺なのだ。この方法は外国の有名な詐欺師が考えた方法であり、殆どの人が引っかかると言われています。そんなに儲かるなら会員など募らず自分で投資すればいい。当方の調査によれば98%は詐欺であった。もちろん良心的な予想会社もありますが、回収率は良くて130%だ。普通は105%内外であり、競馬はそんなに儲かるものではない。

友人は青い鳥を求め、懲りずに予想会社を渡り歩いている。
何だかんだ、10社ほど入会したが宣伝とは大違いであり、文句を言うと担当者は不在ですとか言われるらしい。予想会社は社名を変えて、また、新手の詐欺手口を考える。詐欺師は概ね頭が良い。皆さん予想会社にはご注意を。青い鳥は自分で考えましょう。

  京王杯 4番人気の馬番Mテレグノシスが◎
Date: 2005-05-14 (Sat)
決め手は調教師が何が何でも勝ちたいと考えているか?
テレグノシスの起用意図は?

テレグノシスの厩舎は本年92レース使っていますが、稼いだ金額は5800万です。前年度は265回出走して4億円です。このギャップに注目せざるを得ない。本年度の前期は大変不作と言えます。ここは看板馬テレグノシスに頑張って貰わないと厩舎経済からみて困ります。京王杯の1着賞金6000万を獲りに来ると読めばこのレースの1着馬はテレグノシスです。

推薦できる馬は、馬番Mテレグノシス 単複

脚を余して負けそうな感じもあるので複の抑えは必要だが、これで負けたら仕方ない。2着馬はどれが来ても不思議ではないが、1〜2枠に死角が生まれています。馬番@〜Cあたりが気になりますな〜4歳馬メテオバーストは何故出走して来たのか?100円でもいいから流さないとな・・・1点ならM→Bで玉砕だ。

  ある事件、世の中にはいろいろな人がいるもんだ
Date: 2005-05-13 (Fri)
 ルーレットで勝ち続けたゲーマーがいた。カジノの通報でこのゲーマーは逮捕されたが、不法な行為ではなかったとして釈放されました。この事件は実際にあったものです。
ゲーマーは携帯電話を改造し、ルーレットの回転速度をPCに送信してルーレットが停止する位置を計算しました。また投入された玉の初速度とタイミングも同時に送信し、解析結果をPCから携帯電話に送信して有利な出目に賭けて続け、数億の大金を稼ぎ出したそうです。対策に苦慮したカジノは結局携帯電話の持込を禁止し対抗しました。この事件以来、どこのカジノでも携帯電話の持ち込みは禁止されるようになりました。
 レーザー光線をカメラに仕掛け、レーザー光線を馬に照射して落馬を発生させようとした人がいました。これも外国で実際に起きた事件です。このレーザー光による落馬は未遂に終わりことなきを得ましたが、世の中いろいろなことを考える人がいるものです。
 我が日本でもこれに近い事件があります。4コーナーの馬場に高電圧の電線を埋設し落馬による波乱を利用しようというものですが、これも埋設された電線が発見され未遂に終わっています。仕掛けた犯人はまだ見つかっていません。勿論今は時効となっています。
 友人は人気を背負った新人騎手に「今日は勝てるぞ!今日勝てなかったら当分勝てんぞ!頑張れよ」と大声で褒め殺しをします。新人騎手はガチガチに固くなってレースで必ずと言って良いほどポカをします。仕掛けがどうしても早くなるので失敗するのです。友人曰く「新人殺すに刃物は要らず、褒め殺しに限ると」彼は馬券をチラチラさせながら大笑いするのです。「そこまでして勝ちたいのか!」と言ってやったら「そうだ!これで飯を食っているんだから」と平然と言うのだから彼は大物だね。
 バックに500万の大金を準備し勝負して来る人がいる。彼は60過ぎの、どこにでも居そうな年配。部下?と思われる数人で手分けして締め切り直前に大金を張る。彼は単複専門の勝負師だ。2年ほどお付き合いしたが、1度も外さなかった。彼は新人騎手は買うな、パドックで馬の気配が不自然なら勝負するなが口癖だった。1ヶ月に1回ほどの大勝負。120〜130円の複勝と単勝勝負が多かったように思う。
 競馬は3連単の時代ですが、彼曰く、競馬は複勝自体が難しい、だから一番簡単な複勝で勝負するんだと。彼は競馬でいったい幾ら稼いでいるのだろうか。間違っても皆さんは複勝に大金は張ってはなりません。彼らは幾度と無く破産しかけて生き残った数少ない強運の持ち主だからです。薄氷の上を何度も歩き地獄をみた彼らでなければ大金を張る資格はありません。
 彼らは競馬に絶対なんて無いことを身にしみて知っています。その上での行動です。複勝の勝負師として金丸銀蔵がマスコミで知られていますが、彼はローカル競馬で負け、ヤクザに追われて傷害事件を起こしました。彼はきっと高利の金を借りて勝負していたのでしょうが、そんな金では冷静な判断力を失い墓穴を掘るだけです。借金して競馬をしても勝てる筈がありません。
 世の中いろいろな人がいるもんだ。もう7年も前ぐらいの話になりますが、これ私の話。東京競馬で2番目に大きな高配当を単複、馬連と全て獲ったこをがあります。社台の馬でマイネルバロン。15万馬券を3000円1点勝負、単勝1000円、勿論単勝も万馬券だ。複勝配当が1700円以上付いた。その複勝の押さえを3000円買った。この時は先ず50%は来ると思えた。で、的中し運が良かった。勿論高額配当払い戻し窓口だ。当時は勝負には最低3万は買った。単勝は4〜5万が普通だった。しかし、この時に運は無くなった。大金で買い方のリズムか狂って1ヶ月後にはすべてパーとなってしまった。競馬は推理だけじゃなく、心構えの問題も大きいと、この時初めて身に沁みて感じました。そんな経験を積んで今の自分があります。
 昔は万馬券を獲るとその買い目などをメモして記録してたのです。枠連だけの時代は万馬券は国産マツタケのように貴重だった。万馬券の数が300本ぐらいになった時、メモも面倒になって記録しなくなってしまった。実際の問題としてJ1の買い目の万馬券は年間15本は最低的中していましたので、公開以来75本は獲っていることになるでしょう。万馬券麻痺症候群で、獲っても何の感動もありません。しかし、しかしです。競馬はそんなに儲かるものじゃありません。集計などしてませんが、少しだけプラス。損しなければ、楽しんだだけ得と考えましょう。今は単勝を100円買っても楽しめる自分が不思議でなりません。競馬って不思議なものですね。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もありという厳しい勝負の世界から身を引いた時、本当の競馬の楽しさが分かるのでしょう。

  勝馬推理のセオリー10
Date: 2005-05-13 (Fri)
J1の勝馬タイムを活用している人は少ない。こんな便利な基準を活用しない手はない。活用の技法を知らないからその効果の程が理解できないのだ。J1の勝馬のタイムは「ラップ表」に「勝ちタイム」として明示されています。偏差は標準偏差で示され、他のデータと関連付けができるようになっています。

最良基準タイム=J1の勝ちタイム+偏差

これが標準的な場合の1シグマにおける最良基準タイムとなります。この最良基準タイムは本走レースが1シグマの上限の時のタイムとなります。これが勝馬の最良基準タイムです。
具体的にお話をしましょう。
5/08日のNHKマイルカップ
J1の勝ちタイムは95.30 偏差1.38です
したがって、最良基準タイム=95.30+1.38=96.68

このデータは各馬の最良基準タイムと関連します。J1はそのようになるように構成されているのです。メイン画面の「最良基準」ソートボタンをクリックし、メンテナンス用一欄2の最良基準タイムが96.68の値に近い馬を捜します。小数点第1位は四捨五入します。つまり96.7が目安です。

エイシンヴァイデン 96.9
ラインクラフト   96.8-----1着
デアリングハート  96.8----------ここらが軸に相応しい2着
マイネルハーティー 96.6
イヤダイヤダ    96.4

勿論多少の誤差はありますが、各馬の最良基準タイムはその馬の真実の能力に近いので予測精度が高いと言えるのです。1〜2着した馬が居ます。皆さんはこれ偶然じゃないの?と思うでしょうね。はい。勿論偶然ですが、この背後には必然があるのです。各馬のタイムは基本的には正規分布しているので、最良基準タイムをみれば正規分布の中心はある程度予測ができるのです。J1の勝ちタイムはこのようなジョイントを発見する為に開発されたのですが、使い方を具体的に示すとゲームに重大な影響が出るので公開しなかっただけです。

当日の1つ前のレース10R「サウジアラビアロイヤルカップ」
この勝ちタイムは92.33 偏差2.39
ゆえに最良基準タイムは92.33+2.29=94.62

エコルプレス    95.1
ラントゥフリーズ  94.5-----ここらが軸に相応しい--2着
メイイショウサライ 94.3----1着
シロキタドットラン 94.3
シャドウケイ    94.3
ハギノベルテンポ  94.0

あらま〜これも的中しちゃいましたね。はい。これも偶然です。
この2つのレースは共に40倍を超える馬券です。公開した以上この技法の命はそう長くは維持できませんので、速めに活用して下さい。競馬はゲームであり、いい加減なようですが、根拠の無い馬は連対しません。競馬に1%の偶然も無いという1つの証明となるでしょう。2つのレースは標準的なペースだったので嵌ったと言えますが、毎度毎度これで決まる訳ではありませんので、そのつもりで。
予測精度の高いデータを提供するのがJ1の使命、使い方は無限であり、それはあなたの使命です。あなたはJ1を使いこなし、J1の主人公となるのです。

  勝馬推理のセオリー9 芝短距離戦のイメージ
Date: 2005-05-12 (Thu)
芝の短距離戦は、スピードレースです。
J1の基準ラップデータ表をよく見ましょう。

1000m 95.8-34.2-35.8
1200m 95.5-34.1-36.3
1400m 95.4-34.6-36.1

後半SPが約2秒程スピードダウンしています。このようなレースは完全なスピードレースと言えるでしょう。ダート競馬と良く似たパターンですが、ダートに比較するとダウンの落ち込みは少ないので先行した馬が残りやすいと言えます。ラップタイムから見た軸馬のイメージは以上です。これ競馬の常識ですよね。では、ソートバタンの使い方は簡単です。スピードレースですから、「基準タイム」「最良基準」「脚質」「綜合」が有効ファクターとなります。ダートと全く同じですが、J1の場合、芝レース、ダート競馬は別競馬とみており、対象を厳密に区別してファクターを計算していますから皆さんが推理するよりも精度が高いと思われます。ダートでどんなに良いタイムであっても無視されますのでこの点はご注意下さい。しかし無視することによるデメリットより、長い目でみればメリットが大きいと思います。初芝の馬はラップ表では採用されます。
■検証
5/08日東京競馬 9R「若鮎賞」馬齢 サラ3歳500下 芝1400m
基準タイム順
FGDC
最良基準順
FGDC
脚質順
HEI@
綜合順
DCFE

馬番       ファクターランキング
@ 1つ該当
C 3つ該当 〇 BBFEDECCEA 前半F 後半B B確率5位---------2着
D 3つ該当 〇 HHEGBDBBI@ 前半E 後半@ B確率8位---------3着
E 1つ該当
F 3つ該当 〇 FFGIGH@@HB 前半A 後半A B確率6位
G 2つ該当
H 1つ該当
I 1つ該当----------------1着
8頭もチックされ、難解なレースです。

比較的有利な馬が3頭いました。こういう時はB確率上位を軸にするのが無難です。したがって軸は馬番Cが有望と思われますが、一般ファンは1番人気に馬番D(3.0倍)、2番人気馬番@(3.3倍)を支持しました。馬番Dは人気にするのは分かりますが、馬番@は変です。未勝利を勝ちあがり連対2回で人気になるのでしょうが、この馬は脚質で採用されただけで、タイムはDC位であり、後半SPが悪いので危ない人気馬だと直ぐに分かります。
そして軸の馬番Cが4番人気の8.3倍とは不思議な感じもしますが、これも競馬です。この馬は前走0.5秒差の3着ですが、後半SPがメンバーの中では2〜3位であり、タイムも4位です。しかも新馬勝ちした馬ですから軸になり得るでしょう。芝の短距離は牝馬牡馬の差はそれ程無いということをファンは知らないのですね。きっと。知っていてもその差が分かっていないのです。以上が常識的に考えた結論です。馬番Cからチェックされた馬へ幅広く流す馬券が正解でしょう。軸が人気薄ならそうすべきでしょう。

1着馬は初ダート挑戦の馬番Iであり、単23.7倍の穴でしたが、これはJ1では基本的に軸にできない馬です。
2着は馬番Cで予想通りです。
3着は馬番Dでした。
2番人気の馬番@は6着でありタイムの無さを暴露しました。牝馬が1〜2着しました。スタミナを余り要求しない短距離なら連対は可能です。つまり「タイムがある牝馬ならタイムの無い牡馬より上、または互角」です。

J1は推理の基本にしたがって常識的に推理します。このレースは馬連11650円の万馬券でしたが、軸は外さなかったので万歳です。
芝短距離レースはスピード競馬ですからラップ表の「実績TM」の上位は活躍します。初芝の単穴テンイムホウは実績TM2位の〇であり、前半SPは偏差1.29に近い1.28の1位◎でした。ラップ表ではダートからの換算タイムを推定しているので、再検討が可能です。
 このテンイムホウを軸にするのは勇気が要ります。結果OKでしたが、どんなにダートでよいタイムを出していても走らない場合があるからです。基本を抑えての上での選択なら負けて納得でしょうから、それはそれで良しです。常識通り馬券を買っていては万馬券など獲れないと思っているのは大きな誤解です。もしろ常識通り推理していないので、万馬券を見逃すのです。多くは前走などの着順や競馬の誤った常識、人気などで負けるのです。前走の着順は見ない、人気は無視して、素直に競馬をみれば万馬券の幾つかは獲れるものです。

牝馬は弱い。確かにその通りですが、芝短距離は別です。
休み明けは走らない。それは嘘です。やや走らないだけです。その差は0.1秒もありません。長期休養馬は走らないと言います。それは嘘です。1年以上休養した馬はよく連対します。前走着順が悪い馬は走らないといいます。そんなことはありません。前走着順と結果には殆ど関係がありません。着順が悪いと不調と言いますが、不調なら出走しないで休養します。そんな変な無理使いをする調教師は少ないです。出走する以上普通の状態にあります。

  勝馬推理のセオリー8 芝中距離戦の検証
Date: 2005-05-12 (Thu)
5/07日東京の芝中距離戦 11R「プリンシバルステークス」サラ3歳オープン 馬齢

芝の中距離戦は「平均ペースで前半も後半も走れる馬が有利」と定義しましたが、平均ペースはメンバー構成によって異なります。速い馬が揃えばその平均ペースはそれなりに速いタイムの平均ペースです。この平均ペースで前半も後半も走れれば軸に有望です。勿論、この平均ペースで前半が走れ、しかも後半がそれ以上に走れるならば楽勝でしょうが、そんな馬は滅多にいません。

今回はJ1のラップ表で見ていきましょう
J1ラップ予想は92.54-37.22-35.09であり、差し馬有利の展開です。ラップ表の基本的な使い方は、「前半SP」をクリックします。前半SP順位に下方へ視点をシフトして判断していきます。

前半SP順
1位 ビックファントム @ J 前半SPが速いので後半バテル代表です。
2位 マルカジーク   A F この馬も上記と似たようなタイプと言えます。
3位 アスカロン    B G この馬も同様です。この馬が1番人気でしたが、ラップ的には後半SPの減速が大きいので軸には無理でしょう。
4位 エイシンニーザン C E 差が無くなって来ましたので連対圏です。
5位 ディーエスハリアーD D 差が0です。ラップ的には理想的と言えます。
以下どうように推理していきますと
9位 シャドウゲイト  H I 差が少なく理想的です。この馬は逃げ馬タイプですが、スローで逃げる馬であり馬鹿にしているとやられます。

レース結果は
1着 4位 エイシンニーザン  C E
2着 9位 シャドウゲイト   H I
3着 5位 ディーエスハリアー D D

シャドウゲイトが前半36.7秒のスローの競馬に持ち込んで逃げました。そのためタイムのある実績TM3位のエイシンニーザンが流れが向いたと言えるでしょう。1〜3着の着差はハナ、クビですから1〜3着馬は展開の綾です。
2番人気は マルブツシルバーでしたが、前半J 後半Aで差があり過ぎるので?が付きますシャドウゲイトの先行力はHであり、先手を取られると弱いのが逃げ馬の特徴です。
1番2番人気とも不安材料が一杯であり、ラップ的には上記3頭に狙いが定まりますが、この後の推理はかなり難しいです。

1着 4位 エイシンニーザン  C E 実績TM3位 基準2位
2着 9位 シャドウゲイト   H I 実績TM12位
3着 5位 ディーエスハリアー D D 実績TM6位

であり、ややラップ構成に問題がありますが、実績TM3位で狙えるかな・・と言う感じです。1着馬は基準TM2位であり、シャドウゲイトは未勝利勝ちあがりで軸には買い難い。軸にはエイシンニーザンか、ディーエスハリアー かのいずれかが相応しいと思いますが、ここらが推理の限界と思います。このレースは馬連38040円の万馬券でしたが、ある程度は推理可能でした。実はこのレース、ディーエスハリアーの単を狙いました。単9倍あればいいや〜と思ったのが大失敗。単30.8倍のエイシンニーザンの基準2位にやられてしまった。半分分かっていたレースだけに残念!でした。単2点買って見るんだったと後悔しても後の祭りです。

教訓 芝中距離戦は前半、後半の差が少なく、基準TMまたは最良TM上位は軸になる

って教訓を得たレースであり、推理の基本に変わりはありません。J1のランキングは精度がいいです。あなたは使い方を工夫すれば良いのです。小手先の馬券戦術では無く、普遍的な真実の方が推理の指針になります。J1の基準ラップデータは、競馬の羅針盤です。

  勝馬推理のセオリー7 芝中距離戦の勝馬イメージ
Date: 2005-05-12 (Thu)
芝中距離戦の勝馬イメージをどう捕らえますか?
このイメージは人それぞれですが、これをラップタイムから見てみましょう。J1の「ラップ表」の「基準ラップデータ表」が判断資料になります。このデータがイメージだと肯定してくれるならば、勝馬推理のイメージを掴んだことになります。

1800m 92.5-36.4-36.6
2000m 91.3-36.7-37.0

前半SPと後半SPとの差が余りありません。つまり、中距離戦はレース全体をできるだけ一様のスピードで走る馬が有利ということです。馬のスタミナ配分を前半と後半とに2分して使える馬が勝利の最先端に居ると定義できます。

中距離レースはこのような馬が勝ち易いとするならば、タイム競走とは言い難く、タイムデータは程ほどに効いて来るとみなすことができます。上がり3ハロンも中位の能力があれば勝てるレースと言えるでしょう。先行して粘る馬でもなければ、後方から差す馬でも無く、ただただ、平均ペースでレース全体を走りきる能力が中距離馬に要求される資質です。これが出来ない馬は中距離で活躍しません。高速で逃げては勝てません。例外は平均ペースで逃げる馬だけがたまに勝たせて貰えます。また馬群の後方からノンビリ行って勝てるレースでもありません。

このイメージが分かれば、ラップタイム表の使い方は簡単です。前半SP順位と後半SP順位に差が無いものが勝ち易いラップ構成だと推測できます。5/08日の東京07Rサラ4歳500万下芝1800m戦を見てみましょう。B確率順に各馬をみると(メイン画面のメンテナンス用一欄2の前半SP順位と後半SP順位を注目)
          前半 後半 結果
1位 レミニセンス   I @ 10着
2位 ロケットパンチ  B A 1着 ←順位に差がありません
3位 ビアチュヴォーレ A E 8着
4位 アルマナック   C B 2着 ←順位に差がありません

1位のレミニセンスは単勝2.3倍であり、B確率◎でもあり人気になっても不思議ではありませんが、ラップ的には軸に推せない馬ですね。1着馬は3番人気でしたが、一番勝ち易い馬でした。アルマナックは武豊騎乗で2番人気になりましたが、両者ラップ構成が同じです。このような場合は、当然全体のタイムの良い方が有利ですから、ロケットパンチを上位に見ます。

少なくとも中距離の勝馬イメージは「レース全体を平均ペースで走ることができる馬有利」と思うなら常識外れのレミニセンスは買えません。レミニセンスは1着→2着→1着→5着→2着→本番で大変着順の良い馬で、しかも芝1800mを走って来ましたから人気になるのは分かりますが、前半SP10位の馬です。つまり、ここ数戦は弱いメンバーと戦って来た馬であり、スローペースに恵まれた馬です。今回スローにならない限り勝てませんが、その保障はありません。実際のレースでは、スタート後にI番手に追走となりハイペースとなり、後半SP1位のもうダッシュで追い上げましたが3着が一杯でしたのでデータ通りの走りをしており、負けたのは順当です。

一方、1着したロケットパンチは脚質は上位でしたが、F-H-Eと周回して馬群の中段に維持し平均走行に努めています。2着馬のアルマナックはD-G-Eでやはりやや先行も中段走行して2着を確保しました。このレースの様子を冷静にみるならば、実にデータ通りの走りをしているか、認識できます。
 ちなみにレースのラップは前半SP35.0秒ー後半SP35.0秒であり、前半はハイペースだったと言えます。だからこそ、余り焦らずゆっくり平均ペースで全体を走った馬が有利となるのです。スタート直後1着馬の前に6頭いましたが、これらの馬は全てオーバーペースで直線で潰れました。平均走行しているならば、後半SPも平均走行ですからゴール前で急に減速することはありません。従って、前が止まらないと、なかなか勝てない追い込み馬には負けることはありません。個々のレースを推理していると、追い込み馬で強烈な上がりの差し脚があったりすると、軸の取り捨てに迷いが生まれますが、このイメージを抑えた上での判断でありたいです。基本はあくまでも基本であり、個々の事情で変えてはいけないからです。あなたの「勝馬のイメージこそ勝馬推理の指針」です。

J1の基準ラップデータ表は勝馬のイメージです。あなたのイメージと比較し検討して下さい。イメージが湧いて来たら、それを捕らえるようにデータを見るだけです。但し、個々のメンバー構成で中距離ではあっても、多少の違いは発生します。それはJ1のラップ予測の前半SPと後半SPをみれば概要は掴めますので、それを考慮して検討しましょう。しかし、基準ラップデータ表は万有引力のような普遍的な法則ですから、基本はしっかり抑えて行動しましょう。前半SPと後半SPの順位の差で平均ペース馬と判断するのはあまり厳密ではありませんが、実用的には充分に効果を発揮します。厳密に判断したい場合は、J1ラップ予想データの前半スピードと後半スピードとの差を計算して平均ペースになる馬を捜します。

  勝馬推理のセオリー6
Date: 2005-05-11 (Wed)
ダート競馬の推理法(使い方は簡単ですよ)

■ダート競馬はタイム競走です。
基準ラップデータ表を見れば一目瞭然、前半からガンガン跳ばしてスタミナの余禄を競うレースと言えます。ゴール前のスタミナの差が着順となると言い換えることもできるでしょう。
そんなこと競馬の常識ですか?でも、この常識で推理してないんだよね、競馬ファンは!これ世界の七不思議かも。

もし、常識ならば、5/8日のレースでその常識から考えてみましょう。ダート競馬は、メイン画面の「基準タイム」「最良基準」「脚質」「綜合min」のボタンを押して上位4頭を検討するものです。

5/8日第01Rサラ3歳未勝利戦
未勝利戦は格はあって無いようなものです。信頼できるデータはタイム系の上記ソートボタンだということです。
このレースの1番人気は馬番Nインディワルツ1.6倍です。前1〜2走ダ1800m戦3着→2着と来て人気だけ見ているとこれで決まりって感じです。

しかし、データの競馬常識では、ゴール前のスタミナを競うスピードレースが本質ですが、この馬の基準タイムは6位であり、抜群の能力ではありません。最良基準タイムは更に悪く12位です。こんな馬が人気になるのです。何故か?それは実績確率と最近の着順が良いからです。しかし、200m短縮するダート競馬ではスピードが平凡であり、単勝1.6倍でも、本当に危険な人気馬と言えます。1800mのダートで2着なら距離短縮で今度は1着と思うのでしょうが、距離は200m短縮すれば更に前半SPは早くなり、後半のスタミナが心配になるというものです。

「基準タイム」上位4頭で採用される馬は
馬番A@OEです。この中にちゃんと2着馬が居るじゃありませんか。
「最良タイム」は
馬番A@DOです。
「脚質」は
OFDJです。
以上の馬番のダブりを見て下さい。3つの項目に馬番Oが合格してます。馬番@ADが2つの面で注目できます。@ADOのB確率評価は@10位、A6位、D8位、O▲の3位であり、この面では馬番Oのイズミバードがいいです。
更に最後のスタミナに関係する「綜合」を調べましょう
すると、馬番E@OFであり、ここでも馬番Oは採用されます。馬番Oは先行タイプであり、スピードもあり、後半SPも上位であれば、軸にしてもいいんじゃないでしょうか?
インディワルツ(1.6倍)はこの条件に全く該当しない例外馬です。インディワルツは結果、10着の惨敗ですが、これはデータの上からは順当な感じです。

ラップ表を開きます。ダート競馬は「実績TM」の上位が活躍します。理由はタイム競馬だからです。「実績TM」が上位で「後半SP」が上位ならラップ的にみて理想的な馬と言えます。実績TMの上位4頭は、馬番I@EHであり、この面では前記O号はやや不安があります。後半SPも良いI号馬は特に注意しなければなりません。どの項目でもそうですが、ナンバー1は1着が多いからです。データを見るとJ1のラップ基準を超える例外馬であり、その理由を調べてみると初ダート馬です。8着→9着と着順は悪いですが、このメンバーの中では勝ち負けできるタイムなのです。この馬を採用するかしないかは、あなた次第でしょう。芝ではスピード的に歯が立たない、デートに挑戦だ!後半SPはすこぶる良い。人気は単勝8.8倍です。著しい集中票がありましたが、その理由も明白です。しかし、初ダートで本当に走れるかどうかは分からないので、これを軸に設定するのは、データ的に不安があることは確かでしょう。無難な馬番Oから→@ADEIに流すのが普通でしょう。どれが来ても高配当です。

この日のダート競馬を全てこのようにしてチックして見て下さい。かなりの確率で連対馬が採用されることに気が付きます。J1の使い方が分からないのは、実は「競馬の本質を理解していない」のです。当日の8レースは基準◎1着-△2着、最良〇2着、綜合〇1着-△2着(後半SP◎1着-〇2着)と入って11610円の万馬券でしたが、これ競馬の常識からすると順当な結果です。人気馬はやっぱり実績確率1位のタイムが平凡な馬であり、危険な人気馬でした。

J1のランキングは競馬の理解を助けます。ダート競馬を徹底的に極めましょう。負けているなら、改めてダート競馬を素直に観察しましょう。今回は実績確率(格基準着差)を無視して説明しましたが、無関係ではありませんのでご承知おき下さい。

  NHK観戦記
Date: 2005-05-10 (Tue)
J1のコマーシャルになってしまいますが、B確率◎1着、〇3着、▲2着、△4着と入線し、馬連4890円とは付けすぎの配当です。牝馬なので馬鹿にされて、ラインクラフトは連対しても、デアリングハートはありえないと考えたのが一般ファンの敗因でしょう。馬の能力を常に冷静に計算しているJ1の勝利と言えます。
ベールギャントはスローペースで負けたと思っている人いませんか?競馬評論家でそんなことを言っている人がいました。しかし、それは完全な勘違いです。NHK杯は確かにスローに近いレースですが、スローだから4着に来られたのです。ハイペースなら先ず入着もありません。ペールギュントの戦歴をみれば、スローまたは平均ペースの時に力を発揮している実力馬です。タイム競走にはやや弱い馬ですので、この点はしっかりおさえておきましょう。J1の基準TM14位、最良TM14がそれを明確に示しています。デアリングハートは桜花賞の時にお話をしましたように、ハイペースでも先行してしぶとく粘る馬であり、完全なオープン馬です。連続大レースを連対したので今後は人気になるので、妙味が無くなり淋しくなりますが、実にタフな馬です。桜花賞の激走、輸送で馬体重が減って出て来るんじゃないかと思ったら、そうじゃなかった。まだまだ当分楽しめる馬です。それにしても、牡馬陣はだらしなかったな〜。女性上位の時代だから・・これも時代の反映か!では御機嫌よう。

  決め手情報は公開されています
Date: 2005-05-04 (Wed)
日本中央競馬会 競走馬総合研究所によれば、馬の持久力の測定にV200が良いとされています。V200というのは、馬の心拍数が200回/分に達した時のスピードで馬の持久力を測定する方法です。現在、浦川のBTC診療所で日常的に計測が行われています。
訓練が充分で無い馬は少し走っただけで200/分に達しスピードを持続することができません。この情報は外部に漏れることはなく厳重に管理されていますから、残念ながら、我々にはこれを知ることはできません。この情報が分かれば、持久力が付いた時に勝負してくるのですから、軸率は飛躍的に向上することは言うまでもありません。
J1はこの馬の決め手情報に繋がるデータを求め2年間諸データを分析しました結果、各馬のラップタイムの中に持久力に関連する普遍的なデータを発見し、それを法則化して、これをスタミナ指数として公表して来ました。スタミナ馬券は過去4年間の長期の荒波に耐えた唯一の利益計上馬券でした。しかし、ここ1年ピタリと万馬券が無くなったので、公開する気になりました。今はスピード優先の競馬ですが、それでもスピードの持続にはスタミナの温存(持久力の維持)は必須であり、その効果は更に継続するだとうと考えられます。
スタミナ指数の活用方法が全面的に解明された訳ではありません。スタミナ指数の13位以内はどんなデータよりも連対馬を効率よく捕らえていることは確かです。そして何度万馬券の片棒となったことでしょう。スタミナ馬券は1年前より急に万馬券として発現しなくなりましたが、その価値は決して少なくなった訳ではないことをお知らせしておきます。

5/1東京05Rの1着馬(トーセンロッキー単勝24.8倍)は、J1のスタミナ指数からみて充分に仕上がった馬と思われます。スタミナ指数は3位〜4位が最も1着が多く1位〜2位は勝負(勝負完了馬つまり1着して訓練課程に突入した馬に多い。3着馬が多いので注意)気配が少ないです。
トーセンロッキーの実力指数は5位ですから、実力的には入着級ですが、スタミナ指数が3位であり、この関連性が連対の可能性を強く示唆すると言うことです。スピードの持久力は、後半SP3位の見所のある馬としてもデータを補完し、これらの関連から「馬の持久力はこのメンバーの中でトップクラスのもの」があったと推測できるのです。

持久力測定のV200法やクールダウン法(脈拍が100回/分までに落ち着くまでの時間測定による持久力測定、または体力測定法)の代用として、現在最も信頼できる情報と考えています。ただスタミナ指数を単独で使用した場合、シャープさが無く決め手情報として強く推せないものでしたが、他のデータとの関連が分かると非常に大きな力を発揮するようです。この情報は連対馬の事前情報としてJ1ユーザーだけが知りうる情報ですから、どうぞご活用下さい。ただし、これ以上の情報開示は致しませんので悪しからずご了承下さい。結果データを突き合わせて追跡すれば、きっと分かると思います。

  勝馬推理のセオリー5
Date: 2005-05-04 (Wed)
勝馬推理の原則は、全ての馬に適用されます。穴馬だろうと本命馬だろうと原則なので変わりません。レースはスタミナとスピードを競う競技です。

■各階層からの採用頭数(試案)
格基準着差上位4頭から2頭
格基準着差5位〜8位から2頭
格基準着差9位〜11位から1頭

連対馬の採用基準についてお話します。
格基準着差5位〜8位の4頭は、能力的には殆ど差がないものです。
J-1の参考資料の「格」が基準着差の発現率に対応します。5位は9.61%、8位は5.57%であり、5位〜8位の累計勝率は約30%です。5位と8位では差があるように思われますが、格基準着差の数値をみれば分かりますが、殆ど差があるとは言えません。

各階層から何故数頭を採用するのでしょうか?
それは競馬の実態がそうなっているので、このような採用システムが良いということです。強い馬が、この場合各基準着差上位4頭が勝つのは全体のレースの60%内外と確率的に決まっているからです。5〜8位からは30%内外であり、これも確率的に決まっているからです。統計論の立場からすると、一開催の96レースのいう小サンプルでは、格基準着差上位4頭は確率的に60%期待されますが、誤差はかなり大きく、ある時は30%また、ある時は90%発現であって普通の姿です。しかしJRA競馬は60%からそう誤差が発生しないと言う「自然現象では有り得ない現象」となります。この現象の殆どは馬のローテーションから発生する確かさです。強い馬は全レースの60%を制しますが、負ける確率は40%あり、その時はその下のレベルの5〜8位馬が30%の勝率で台頭して来るという事実を述べているのです。上位が勝てばレースであり、5〜8位が勝てば普通ゲームとなります。9〜11位は勝率10%内外で1日当り1回は予定されています。10%という確率であれば、出たり、出なかったりが普通の姿ですが、「ちゃんと2回ぐらい」は連対しますからJRAに感謝しなければなりません。JRA競馬はローテーション競馬なので、この確かさが保障されていると言い換えることができます。馬は最低9〜11レースに1回勝つようなローテーションで使われており、これがかなりの確率で成功するのだと言いたいのです。ですから、成績不振の馬9〜11位の馬も常に検討しなければなりません。9〜11位から採用するか否かは各ファクターの内容如何だと言えます。ルールは勝馬推理の原則により選別されることに変わりはありません。

上位1〜4位から採用された馬と5〜11位から採用された各馬の比較は、通常行ってはなりません。上位1〜4位は一般的にはどこからみても下位に対し能力が上と言う場合であっても、負けることは色々な理由から発生します。スタートミスがあったり、馬の折り合いが想定外だったり、レースの流れに乗れなかったり、勝負ところで前をカットされたりと、数え挙げれば切がありません。勝負は勝ち負けと言いますが、正に実態がそうなっていると言えます。このような想定外の負けパターンとなる時、5〜11位の馬が勝たせて貰えると考えた方がいいでしょう。能力に差があっても負ける時はあるので、5〜8位から連対候補(あるいは軸馬)を採用しなければならないのです。1〜4位の各馬に差が無く、しかもスピードが無い場合、1〜4位が全滅する場合も多く見られますが、2着連対は何とか確保する場合が多いようです。
各階層レベルと採用頭数のお話でした。多くても5頭、普通は4頭採用ですから馬券は最大6点(ボックスの場合)で済みます。軸が分かった場合は、3点となりますから、そう多点買いとはならない筈です。
 良い果実を得るには間引きが大事であり、どの農家もやっています。間引きの方法は各レベルからの採用頭数と関係し、その選定のルールは繰り返し述べている「勝馬推理の原則」に変わりがないと言うことです。

  重要な情報は調教師しか分からない
Date: 2005-05-03 (Tue)
調教後の馬の息使い、これが重要な情報だ。
厩舎では、一定の調教をして馬のスタミナを測定します。調教後の馬の心拍数が例えば、100を切るまでの時間の長さが問題であり、それが馬のスタミナと好調さを示します。最近では血液中の乳酸値を測定して科学的にスタミナを測定しているようです。
脈拍が100まで落ち着くのに普通は20分以上かかるものですが、これが10分なら勝ち負け必至です。しかし、この情報は残念ながら外部に漏らされることはありませんので、我々には本当のところは分からないと言えます。調教師は推理能力が高いですが、我々とそう差はないでしょう。差は調教師だけが知り得る馬の内循環器系から発生する馬の好調さです。スピードのあまり無い馬でも息切れしないで駆け抜けるだけのスタミナがあれば上位は必須だからです。調教師は自分の馬については明確にそれを知っているという点にレースを支配する決め手があると言えます。しかし、他厩舎のことは調教師であっても、我々と同じで分からないでしょう。調教師ならば、さ〜と見ただけで仕上がっている馬は一発で分かるものですが、馬の心肺機能、内循環器系の良さまでは外面からは予測しがたいものです。また馬の精神面の発達もレースにはかなり関係してくるでしょうが、正確なところは、やっぱり分からないでしょう。競馬推理は実は簡単なのですが、この情報が分からないので、難しいと言えます。決め手情報は、公表データにハッキリ言えば、無いからです。分厚い手袋をして物を触る感じです。また、好調であっても「ヤラズ」はやっぱりあるでしょうから、競馬には決め手がないのが実情です。

■参考 JRA競走馬総合研究所主催の公開シンポジウムによれば、多くのきゅう舎がクールダウンに着目し、馬のスタミナ測定に利用しているころが公開されています。

  勝馬推理のセオリー4
Date: 2005-05-03 (Tue)
勝馬推理には3つの原則があります。この原則はレースとは「スタミナとスピードを競う競技である」と定義したことから発生する原則となります。この原則は最も基本的なものです。

原則の@ 格基準着差の上位4頭は強い。
原則のA スピードのある馬は強い。
原則のB レースの勝負は上がり3ハロン能力

この原則からレースをみてみましょう。
原則Aは基準TM、または最良基準TMが上位4頭にあるか否か
良い方の順位をその馬のタイム能力とみなします。
原則Bは後半SP能力です。(綜合minも参考のこと)

5/1東京の特別レース
金峰山特別芝1600m
格基準着差順
1位 グランリーオ    2.376◎
2位 ブラストサンデー  2.572
3位 ケイアイボイジャー 2.696
4位 オークルーム    2.677
この段階で、グラリオンは他馬より0.2秒優っており強い馬と言えます。しかし2位〜4位は差があるとは言えないでしょう。

原則のAスピードからの考察
格基準着差順       基準TM 最良基準TM
1位 グランリーオ          96.2    
2位 ブラストサンデー   96.2   96.2
3位 ケイアイボイジャー  93.3   97.8◎(1位) 
4位 オークルーム          95.9
基準TMの空白は本走のレース条件に該当しないのでタイムがありません。最良基準TMはケイアイボイジャーが1.6秒優っており軽視はできません。1秒違いがあれば差があるとみていいでしょう。ただし、最良基準TMが良くても基準との差が1.5秒以上ある時は経験的に言いますと、ムラ馬タイプであり、余り信用しない方がいいです。この原則Aによって芝1600mのタイム能力が分かります。ケイアイボイジャーは当日単勝22.3倍でしたが、狙える根拠はありました。

原則Bから検討しましょう
格基準着差順       (綜合)   後半SP
1位 グランリーオ     0.0◎(1位) 0.46◎(2位)
2位 ブラストサンデー   -2.3     -0.83
3位 ケイアイボイジャー  -1.3      0.09 
4位 オークルーム     -2.1   0.19
ブラストサンデーは唯一頭後半SP能力が劣り軸には出来ないでしょう。グランリーオが直線での勝負能力は上です。
以上、総合的に考えると、ここは人気であってもグランリーオが一歩リードしており軸とみなして良いでしょう。レースがタイム競馬になれば、ケイアイボイジャーの一発があるというのが総合的判断です。

推理の原則に沿って考えると競馬が理解し易くなります。人気は勝馬推理の原則とは関係ありませんので、一切無視しましょう。B確率◎でも単勝の10倍は時折発生しますし、万馬券も5年に1回ぐらいはあります。以上参考になれば幸いです。

なお、天皇賞は格基準着差が全く機能しなかったレースでした。スピード系の基準、最良、脚質、綜合などで決まったレースであり、例外的なレースですが、多少、このようなこともありますから、穴党はスピード重視の馬券をお忘れ無く。
天皇賞は最良基準◎のスズカマンボが35.1倍の単、次のレースも最良基準◎が激走して46.9倍だった。第3レースも◎が走って単3060円、計5回も最良TMが激走する程の高速馬場でしたので、特別な日だったと言えるでしょう。出目の流れは無視できませんね。

  勝馬推理のセオリー3
Date: 2005-05-03 (Tue)
格基準着差上位4頭からどのように軸馬を絞るか?
それはレースとは何か?と定義することに深い関係があります。レースとは「スタミナとスピードを競う競技である」と繰り返し述べてきました。スタミナは格基準着差に対応することが多く、スピードはJ1の「基準タイム」「最良基準」に対応するでしょう。
J1の基準タイムと最良基準には、ちょっとした仕掛けがあります。本走の条件レースに対応するタイムだけを換算して順位付けしてあります。つまり本走が芝1200mならば、それに近い距離の芝レースのタイムが順位化されていますので、予測精度が高いと思います。
 今まで格基準着差とタイムとの関係を述べてきませんでしたが、察しの良い方はこの記事で使い方が分かるでしょう。
結果データと突き合わせて見ることが一番です。厩舎はタイムが良い時に勝負して来るということを知るでしょう。人気馬がコケル時もある程度分かります。ちょっとしたヒントで、分かる人には分かりますから、この程度にしておきます。どこかを基準にして、他のデータをみると分かりやすいです。基準は変えない方がいいですよ。では御機嫌よう!

  天皇賞のラップタイム分析
Date: 2005-05-02 (Mon)
何故あんな結果になったのだろうか?
レースのラップを調べてみました。その結果やっぱりレースは1600m+1600mの短距離戦を2つ合わせたようなレースで、これが原因です。

前半1600m  13.3 - 12.1 - 12.3 - 12.6 - 12.5 - 12.6 - 11.7 - 12.9

後半1600m 12.5 - 12.3 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 11.4 - 11.9

上り  4F 47.0 - 3F 34.9

前半の1600mはハロン12.5秒の平均走行です。しかし、昔はハロン12.7秒でしたから8ハロンで1.6秒も速いタイムです。つまり、馬場が異常に軽くこれではスタミナ型のステーヤーは全滅です。レースはゴール前4ハロン(800m)あたりから速くなり、上がり3ハロンは全て11秒代ですから、いかに前半1600mがスタミナを消耗しないレースだったか分かります。日本の長距離レースは唯距離の長いだけのスピード戦というのが本質であり、真のステーヤーの選別では無いと断言したい。そういえばJ1のスタミナ馬券が約1年前から効かなくなった。それは、スタミナを要求しないレースに段々変化している証拠であり、この傾向は定着するようだ。

天皇賞のあった当日は天皇賞前に最良TM◎が3回1着していた。そして天皇賞も最良TM◎が1着、その後の12Rも最良TM◎が1着、計5回も1着という異常な?競馬でした。出目の流れに乗った人はあの単勝を容易に獲ったころだろう。

  5/1買い目1京都3RJ-M9770円的中単3060円
Date: 2005-05-02 (Mon)
J1のB確率◎2着-〇1着-▲3着と入って高配当でした。
完全に人気の死角となった馬券です。綜合能力の優れた馬が1〜3着と独占してこの配当はびっくり。やっぱり武豊が消えて高配当だ!

  激戦の天皇賞 単8番人気のハーツクライ◎が斬る
Date: 2005-05-01 (Sun)
ダービー2着のハーツクライの単複を狙って玉砕します。
理由は簡単、このレースを狙っていることは間違いないので。
でも、どの馬にもチャンスがありそうで、難解です。今回の天皇賞は・・・単勝12.4倍です。
データ的には分散しているが、J1spDBのFT4位に多発している勝ち馬に注目した。綜合4位で上位なのもいい。長距離は基本的に上がり3F能力が要求されます。
京都新G21着から今回が7戦目でダービー2着の実績からも天皇賞を目標レースにする筈、休み明け2戦目で前走2着なら狙えるとみた。さ〜結果はどうなることやら。皆さんは自分のお好きな馬をどうぞ!

■観戦記
B確率▲1着-B確率○3着で順当な競馬だが、そこにB確率16位が割り込んで来るから、競馬は本当に難しい。我が狙い馬は5着で好走してくれてはいるが、前が止まらないタイム競馬ではこれが一杯。殆どの人は軸を外し、その外れた理由も分からないだろう。理由は3200mの長距離レースでも最良基準タイムが効き、タイム競馬になっているという事実だ。
JRAは海外から批判を受けて外国馬の開放をしたが、スタミナ競馬ではかなわないと考え、馬場を異常な程に軽くしてきた。そして、その戦略は大成功だが、これでいいのだろうか?と改めて感じた天皇賞でした。

  必勝法の命
Date: 2005-05-01 (Sun)
あなたが必勝法を発見したとしましょう。
しかし、その命はそう続きません。短いと6ヶ月長くても2年が相場です。J1のスタミナ馬券は4年間利益を計上しましたが、これは例外中の例外です。でもそのスタミナ馬券も今は駄目馬券です。競馬には絶対的な必勝法など存在しません。
 競馬は他の社会現象と全く同じで常に変化しています。かつての重工業が斜陽化し今はIT産業が発展しているように、その変化からは逃れることはできません。その変化の中で必勝法は誕生し発展し消滅を繰り返して行きます。競馬もここ1年で大きく変化したようです。J1は客観的な基準から競馬をみているので、その変化が良く分かると言ったらいいでしょう。出走頭数が5年前から比較すると1頭増えたことにより、格基準着差の上位3頭の合計勝率が2〜3%と低下し益々競馬が難しくなったと言えます。この難しさは厩舎と言えども何ら変わりません。以前よりも勝ちを急ぐようになり、単勝1番人気の配当が少しづつ低下しているようです。昔は2倍以下の馬券は本当に少なかったですが、最近は頭数が増えたにも係わらず大変増加しています。その一方、B確率14位以下の連入も増えて来ており、競馬がランダム化して来ているようです。春の天皇賞はステーやーの天下でしたが、競馬番組が中距離中心となった為、かつてのような本命馬券は期待できなくなりました。

  青葉賞、八重桜賞
Date: 2005-04-30 (Sat)
先ず青葉賞、昼のオッズでは馬番@ダンツキッチョウが2倍で一本人気ですが、これはかぶり過ぎだ。前半SP-0.59でさほど問題ありませんが、後半SP値+0.05は差し脚が抜群ではない。馬番Nのコスモオースチンは前半SP-0.13で、後半SP値+0.65であり、この後半SP値より劣るではないか?!ダンツキッチョウ4戦4連対で実力は認めるが、オッズ2倍の勝ち負けとは言いがたいと思われる。馬番Nのコスモオースチンの逃げ残りを期待したくなる。

八重桜賞 人気はニシノナースコールとドクターグリムとラストモアの3頭に集まり、順当な人気動向ですが、昼の段階ではニシノナースコールが1番人気だ。実力指数はドクターグリムが上であり、牝馬のニシノナースコールより信頼できるのではないか?!
「ドクター」と「ナース」では、ドクターの方が偉いのよ!だから馬番Gのドクターグリムが軸だ。アハハ。気楽に考えましょう。

■観戦記
ダンツキッチョウが何とか勝ったが、それ程強い馬だとは思わない。コスモオースチンは何で控える競馬をするのかな〜?理解に苦しむね。ニシノドコマデモの複でも買うんだったな。310円は狙い目だったかも。
八重桜は、ナースとドクターが運命共同体なのか、共に消えてしまった。改めてラップタイムを見るとこれは推理ミスかも知れない。ドクターとラストモアの差は極僅かだったので先行しているラストモアを上と見るべきだったかも。でも3連勝は難しいと思って切るかもな・・あの瞬発力で抜け出されてはどうしようも無い。複にも絡まないので完敗だ。公開していませんが、京都の11R「落陽S」は1着を当てました。先行して抜け出すだけの競馬で、安心して見ていられた。また12Rのビックドンの後半SPが抜けていたので単で勝負と思っていましたら締め切り、馬連1点で取れた馬券だった。残念!ハンデー戦の六社特別は原稿書きでジックリ検討したので、何とか2着確保してくれたが、ハンデー戦で危ないので単はやらず複で勝負したのが良かった。210円はグットで今日はチャラで遊んだだけ。明日の天皇賞で頑張ろうと!と思ったらラップデータが無いんだよね・・・ではまた。

  格基準着差と実力指数との関係 本邦初公開「実力指数の計算式」
Date: 2005-04-30 (Sat)
J1をより深く理解して頂く為に本邦初公開します。
★★★実力指数=(100-格基準着差)-最終ゴール値★★★
格基準着差は馬の格を示す能力、それに最近のローテーションを考慮した最終ゴール値を関連させたもの、それがラップ表にその値が示された実力指数です。最終ゴール値はレースの格を見ていませんから、馬の調子とみなしてもいいでしょう。最終ゴールと格基準着差の2つでより正確な予測ができるようになります。最終ゴール値は、平均、ローテ、騎手の巧拙、ハンデーおよび枠順の有利不利も考慮したものですから、皆さんはハンデーのことや、騎手のことを余り考える必要はありません。

軸馬候補は実力指数上位4頭を考えればいいでしょう。連対率は80%内外はあるでしょう。この実力指数はJRAの単勝人気と対応することが多くなりますが、意外な馬がリストアップされることもあります。

実力指数のN0.1が軸だなと単純に考えないで下さい。順位はあくまでも検討順位を示すものです。たとえば、本日の4/30東京10R「六社特別」芝ハンデー戦を推理してみましょう。「実力指数」ボタンをクリックして見て下さい。

実力指数順
1位 Hヨシサイバーダイン 実力指数97.40
2位 Cダンシングオン   実力指数97.31
3位 @トーカイトニー   実力指数97.29
4位 Gウエルシュステラ  実力指数97.20

となっています。1位と2位の差は0.09秒です。1〜4位の差は0.2秒範囲であり、殆ど差がないのですから、どの馬が連対しても驚きません。しかし、一応これらの馬が馬の格と調子を考慮した場合連対に有望なので、軸馬候補となります。

このソートした状態で、ラップ表をご覧下さい。
ラップ予想は93.29-36.77-35.66であり、差し馬有利の展開が予想されています。

1位 Hヨシサイバーダイン 前半SP-0.14 脚質2.6A 後半SP-0.66
2位 Cダンシングオン   前半SP-0.33 脚質7.6F 後半SP+0.22
3位 @トーカイトニー   前半SP-0.33 脚質3.2B 後半SP+0.04
4位 Gウエルシュステラ  前半SP-0.14 脚質7.8G 後半SP+1.56

まず、馬番Hヨシサイバーダインの前半SPは-0.14秒でラップの基準とそう違いませんから理想的ですが、馬番Jのマルタカキラリー(前半SP+0.6@位)がいるので自己のペースで走れるか保障されていませんので、ちょっと問題ありと思われます。しかし後半SP-0.66は先行する割には粘りそうですが、展開が鍵で強気に推せません。

次いで馬番Cダイシングオンは前半SP-0.33でまずまずです。ラップの前半スピードの幅0.65の1/2でれば問題はありません。展開有利な差し馬で、後半SP+0.22は4位であり、これはラップ的にみても軸馬の資格ありとみなせるでしょう。

馬番@トカイトニーは前半および後半SPが共にマイナスで馬番Cよりは下の評価でしょう。でも後半SPの落ち込みが少ないので上位に来る可能性はあります。

馬番Gは前半SP値が基準以下であり、その関係で後半SPがまた例外的な1.56です。こういうタイプは成績がムラになり易く一般的にはハイペースでないとなかなか活躍しないと考えられます。

以上、実力指数を中心にラップ表の前半SP、脚質又偏差および後半SP値をみて、より軸馬に相応しい馬はどれかと検討した訳です。この推理はラップの展開推理ではありませんが、軸馬を絞るには有効な手段です。なお、このレースはハンデー戦ですから、下位の馬も検討しなければなりません。下位に軸馬と同じくらいの馬が居なければ、馬番Cを軸とします。

下位をざ〜と見ますと馬番Dメジロニコライが前半SP0.00であり、理想的です。しかも後半SP値は+0.51秒(2位)であり、ダンシングオンより良く検討を必要とするでしょう。後半SP値は0.3秒差ですが、展開差も同程度あり、メジロニコライがCダンシングオンを容易に交わせるとも言い切れ無い差です。どちらが良いか? Cダンシングオンの脚質の偏差は5.90と幅があります。つまりレースの流れに応じて展開を調整する能力があると思われるので、微妙ですが一応馬番Cを条件やや有利と考えて軸と設定します。ただし、レースが少しハイペースとなると馬番Dメジロニコライの実績TM1位が効いてきて、こちらを軸とみなさなければならにでしょう。しかし、レースはそれ程速くならいと判断し半馬身はゴール前でダンシングオンの方が先にいると予想しました。
 どちらが先着しているかと直線での展開やゴール前の展開状況を考慮して軸を決定します。前走の成績やJRA人気など全く考えていませんが、一応Cダンシングオンが軸としては面白いとみました。堅い軸ではないことは差が微妙であることで分かるでしょう。以上はあくまでも推理手順のノウハウを提供するものであり、レースの結果はレース次第で変わるものですから、一つの見解と受け止めて下さい。なお、予想の段階では人気は一切考えません。どんなに人気が無くてても、検討した結果の軸であるならば、それは「あなたの本命」です。ではまた。

  ラップタイムを読む術
Date: 2005-04-28 (Thu)
J1ラップ表の使い方がわからないと言う最大の障害は前半SPタイムの重要性の認識の欠如ではないでしょうか?

レースの流れは前半スピードによって大きく左右されます。特に勝馬はその前半スピードにうまく乗るものです。したがってラップタイム推理をする時に、最も重要視するのは前半SP値です。J1のラップタイム基準の「前半スピード」の値と幅です。幅は通常+-0.7内外ありますが、0に近いものが理想的です。筆者は幅の1/2大体+-0.3(1馬身半)に居る馬を勝馬候補にする場合が多いです。

後半SP値を中心に考える人もいますが、それだと一般人気に一致することが多くなり「意外な1着馬」を推理でき無くなります。意外な1着馬とは「この後半SPでは分かり難い馬」なのです。←★ここがポイント★です。上がりの良い馬を採用すると2〜3着がきっと多くなる筈です。そして何故か1着馬が見つけられなくなります。

その最大の理由は、1着予定馬の多くは勝負前には着順を落とす傾向が多い為に発生するのです。これが勝つ為の布石となります。しかし、1着予定馬は勝つ為の練習をいつもしています。それが前半SP値に現れ易いということを、言いたいのです。

勝負レースの流れは逃げ先行馬次第で変わりますから、ハイペースでも、スローペースでも対応できるように練習する必要が出てきます。、その訓練結果として、J1の前半スピード基準のタイムに近づいて来るという原理によります。

もちろん脚質によって対応は様々です。逃げ先行馬の場合一般的にはハイペースで練習しますが、逆にゆっくり走らせて息の入れ方を調教することもあります。差し馬をハイペースに対応させる為に先行させて訓練します。この場合当然後半SP値は悪くなりますので、後半SP値は「差し足の無い馬」と写るようになりますが、これは結果として「勝つ為の布石」となります。後半SPはあまり良くないが、前半SP値は理想に近い基準なら、激走の前兆現象です。
そういう観点で結果データを観察して御覧なさい。新しい発見がきっとある筈です。

  勝馬推理のセオリー2
Date: 2005-04-27 (Wed)
4/26の「勝馬推理のセオリー」の続編
J1の格基準着差はデビュー以来の成績をクラスの格や着順などを統計して作られた数値であり、未勝利馬からクラッシク馬まで定義できる一貫した体系をもっています。計算式にはタイムオーバーの原則が貫かれ、下限が4秒、上限が-0.4秒ぐらいに設定されています。馬の勝ちあがり過程を示す数値であり、最もシンプルな能力指数と言えます。この計算式は競馬番組の賞金体系と負担重量体系とを考慮して作成されていますから、至近な成績を見るよりも正確に馬の能力を規定することができます。
格基準着差は「実績確率」順位と略一致しますが、実績確率はレースのメンバーの相対確率評価であり、その場限りの値ですが、格基準着差は戦歴の絶対評価です。勿論勝ち負けによりその数値は変化して行きますが、メンバーにより変化するものではありません。勝馬推理に最も役立つ数値と言えるでしょう。

単純に言えば、格基準着差No.1は一番強い馬です。
4/23日京都05R
格基準着差順位
1位 マイネルザカート  3.756 単10.6-------1着
2位 スリーカンパニー  3.859 単34.9--9着
3位 ゼウスワンダー   3.879 単43.8-------3着
4位 キクノバルティータ 3.921 単1.4--------2着

マイネルザカートはB確率◎であり、しかも実力◎で、準65馬(実力偏差値65)でした。キタノバルティータはデビュー戦の芝1400mで3着した馬で、武豊人気で1.4倍の過剰な人気となりましたが、格基準着差◎はあっさり3番手で先行しそのままゴールでしました。キクノは差して届かずの惜敗で2着です。マイネルザカートの前走は4着→7着であり、この着順変化が人気を落とした理由でしょう。当日は3番人気であり、人気薄の実力馬と言えます。
ラップタイプは差し馬有利の展開でしたが、
マイネルザカード 前半SP0.45 脚質1.00 1位 後半SP0.14
キタノバルザート 前半SP0.20 脚質5.80 5位 後半SP0.36
であり、どちらが勝ってもおかしくない状況でした。むしろ距離経験ではマイネルザカードが優っており、4コーナで先行できるのは魅力です。
格基準着差に挙げた4頭が人気に係わりなく1〜3着となっており、格基準着差の信頼性の一端を示すものとなりました。
マイネルザカードの格基準着差◎(NO.1)の理由は未勝利で2着していること、新馬戦で2着している実績が大きく影響しています。至近な成績をみるより、競馬番組に沿った見方の方が大きな間違いが無いという教訓レースと言えるでしょう。

格基準着差は人気データを集計したものではありませんから、時折人気のギャップからこんな穴単が生まれたりします。格基準着差の上位4頭は至近の成績に関係なく強い馬なのだと一応信じて下さい。好成績馬が勝ち易いという原則が無ければ競馬自体が成立しませんから、この格基準着差は勝馬推理の基本データと言い換えることができます。

ちなみにこの4/23日〜24日の全場開催で実力偏差値65以上の65馬は10戦して1着7回という異常な勝ち方でした。4/16〜17日は11戦1着4回とやや低迷していた反動でしょうか・・J1の「実力指数」の根幹となる基礎は格基準着差であることを付記しておきます。基準着差上位4頭をジックリ狙いましょう。単20倍は結構あります。実力馬は人気を落としてから勝つのがお好きなようです。
上記のマイネルザカートは
新馬2着→11着→5着→2着→4着→7着→1着(本走)
結果的に2戦おきに連対しており、4着→7着は勝つ為の布石ではないでしょうか?だからこそ至近な成績に囚われると大きな間違いをし易いのです。JRA競馬はローテーション競馬です。

  ラップタイムの秘密
Date: 2005-04-26 (Tue)
不慣れな外国船舶は水先案内人のタグボートに誘導され港に停泊します。これと同じ現象が競馬にもあります。連対馬の一方が分かれば他方が導けるという法則です。

論より証拠
4/23東京の9R〜12Rまでを検証してみましょう。
9R 1着馬 ディエスハリアー 前半SP順位B
                     ↓
            後半SP順位Bコンラッド3着

10R 1着馬 エスユーグランド 前半SP順位B
                     ↓
            後半SP順位Bレデイプラウド8着

11R 1着馬 タイキアルファー 前半SP順位B
                     ↓
            後半SP順位Bラッキブレイブ2着
            3-10の1420円

12R 1着馬 トウショウギア  前半SP順位D
                     ↓
            後半SP順位Dタマモドン2着
            1-12の18720円の万馬券

先ず前半SP順位Bが3回連続して1着しています。前半SP順位から競馬をみているとこんな現象が多発することに気が付きます。連対馬の一方の順位が分かると片棒の馬の順位も分かるという法則です。もちろんこれは偶然で発生したものではありません。前半SPと後半SPは逆相関関係があるので、ある程度必然的に起きる現象です。

これを別な観点から説明しましょう。
連対馬の実績TM順位をみます

09R 1着馬F--2着馬B    脚質順位C-E
10R 1着馬A--2着馬B 〇  脚質順位C-A
11R 1着馬B--2着馬D ▲  脚質順位A-F
12R 1着馬D--2着馬E 〇  脚質順位D-L

〇は順番配列です。▲は1つ違い。連対馬は実績TM順位の近いものが親和性があるということです。しかし、連対馬はある一定の脚質順位をおいた走法をしていることが多い為、前半SPと後半SP順位が一致し易くなります。
 レースの流れは実績TM順位の近いもの同士に有利に働き易く、少し離れた脚質馬を結び付けようと作用します。これは連対馬の一方が他方の連対馬をマークすることから発生する現象であり、走法の違いによるものです。1着馬は逃げ馬を射程圏にいれて追走し、2(1)着馬は1(2)着馬を同様に射程圏にいれて走法することです。その相合作用はある程度連対馬を知っているので起きる現象と言えます。
 不思議な現象にみえますが、分かってしまえば簡単な法則です。軸馬が決まれば、相性の良い脚質、後半SP順位(または前半SP順位)があるってことです。相性の良い男女の結び付きのようなもので、これが自然の摂理です。

  軸馬推理のセオリー
Date: 2005-04-26 (Tue)
勝ち馬推理の基本には好成績馬が勝ち易いと言う最も基本的な原則があります。一般の競馬ファンの推理を見ていますと直ぐに細かい過去4〜5走の成績に注目しているようです。しかし、このような至近な成績に囚われる軸馬推理では大きな間違いを犯す危険性があるのではないでしょうか?特に一般ファンの欠点は前2戦の成績が悪いと軸馬候補から外してしまうことです。前走の着順と勝ち馬は殆ど関係がありません。
J1でいう軸馬推理とはあくまでも1着予定馬のことであり、1着予定馬は競馬番組のルールに沿って考えます。J1ソフトの数値でいいますと馬名欄に記載された「格基準着差」の上位がその軸馬候補となります。格基準着差を活用するには、「実績確率」ソートボタンをクリックします。実例で説明しましょう。

■事例1
4/24日京都「サンケイスポーツ賞フローラステークス」G2 サラ3歳オープン 芝2000m戦
格基準着差順
1位 馬番N ディアデラノビア  2.489------1着
2位 馬番B レースパイロット  2.519------2着
3位 馬番L パーフェクトマッチ 2.580--5着
4位 馬番F ピサノグラフ    2.859--4着

軸馬候補には上位4頭を採用します。この中に1着馬がいるとみなします。この中に1着馬が居なければ諦めます。1着馬がこの候補の中から60%発現します。JRAの単勝1〜3番人気を採用した時と同じ的中率でしょう。しかし、J1の格基準着差は人気データを集計して作られたものではありませんから、人気の死角になって時折、大穴の単勝とる場合もあります。

■事例2 同日の東京01Rサラ3歳未勝利ダ1400m
格基準着差順
1位 馬番Hキタグニジョー   3.795---3着
2位 馬番Eサウスオーカン   3.801---2着
3位 馬番Kダイキチムスメ   3.843---11着
4位 馬番Lエフテーコンコルド 3.864---------1着単25.1倍

サウスオーカンが単1.2倍の1本人気となりましたが、格基準着差には上位4頭に差がないことを明確に示していました。エフテーコンコルドは、JRA単5番人気でしたので人気の死角となったと言えます。

■上記2例は上記4頭から1着馬が発現したレースを取り上げましたが、もちろん的中しない場合(40%)もあります。競馬は好成績馬が勝つレースとそうでない場合がありますが、勝ち馬推理の基本は当然前者です。現今競馬の平均出走数は15頭内外ですから、いつも4頭に軸馬候補を絞って考えられることは大きなメリットです。また格基準着差は馬の基本的な能力差を着差で明示していますから、大変分かりやすいデータだと言えます。能力差が無ければ荒れやすいレースですからその判断材料にもなります。上位4頭がレースに連対する割合は50〜100%であり、普通は80%内外ありますから大きな間違いを犯すことはありません。穴狙いであっても上記の1着予定候補の1頭が軸になる可能性が高いと思われます。

■軸馬候補4頭からどうように絞って行けば良いか?
一言でいえば、レース条件に対応するファクターの関連から絞り込んで行きます。ラップ表を活用してもいいです。
 1つ注意しなければならないことは格基準着差は、開催地、距離、芝ダート戦などの全てのレースに活用できるようにする為、これらの条件を考慮しないで作成された最も基本的な馬の能力を示す物差しだと言う点にあります。従って格基準着差とレース条件との関連を把握すれば更に絞り込むことができることを暗示しています。もし、本走が短距離芝レースであるならば、ラップ表をみてそれに相応しい馬を軸に採用すると良いでしょう。ラップ表の活用が今一理解できない場合には、競馬新聞で芝短距離の着順実績を参照すればそう間違いはあいません。ダート競馬なら距離に関係なく最終ゴール値が効果を発揮します。レース条件とファクターとの関連は簡単には説明できないものです。それでJ1spDBソフトでその有効ファクターを知るようにしました。J1のデータに、開催地の着順実績、距離着順実績、芝ダート着順実績、重不要着順実績などを補ってやれば更に詳細な検討ができます。
 一般ファンが考えるほど馬の能力差はありません。能力差が無ければ、開催地特性、距離特性、芝ダート特性などが決め手になってきます。騎手の巧拙なども勝ち馬推理にはかなり関係するものです。下手な騎手は馬の能力通りに走らせてくれませんから安心して見ていられません。騎手の巧拙で1〜2馬身差違ってくることもあります。

■この格基準着差が機能しないレースが若干あります。
@代表的なレースは下級条件の牝馬限定戦です。牝馬限定戦は過去の実績がストレートに結果に結びつかないのでその傾向が高いと言えます。クラッシクなどでは能力差がある為、牡馬戦と同様に扱ってもそれほど問題はないでしょう。

A古馬の500万下レースは時折、格基準着差が機能しない場合があります。能力差が無い為に発生するものですから、格基準着差の値をみていればある程度予測できます。ダービー以降の未勝利戦特にローカル戦に入るとその傾向が高まりますので注意しましょう。

B弱者救済のハンデー戦、これはグレード戦でもたまに発生します。特に注意しなければならないのは、G2級の実力馬が出走するオープン戦です。G2級の実力の出走により強い馬が格基準着差に採用されますが、ハンデー戦の特徴で連対しないとこが多いです。G1レースはG1実力馬に相応しい馬から、オープンレースはオープン馬から軸馬候補を絞るべきです。しかし、ハンデー戦でも強い馬が勝つレースもたくさんありますので、これは過去の配当傾向や、J1spDBで1着馬のパターンを調べましょう。人気薄の実力馬がアッサリ勝って穴単になることが多いです。

Cローカル競馬 現在の福島競馬は格基準着差からみるとやや荒れ気味ですので注意です。

■格基準着差上位4頭の1着率は毎年殆ど変化がありません。変化は1〜3%程度です。開催単位で集計しても同様です。したがって、この勝ち馬推理の基準ルールをその時々で変えては成功しないでしょう。ホームランバッターはボールの玉を見送ります。ある程度、山をはって、狙い玉を選別します。穴馬タイプの臭いボール玉には手を出しません。それに手を出すと軸馬の視点が狂って来て姿勢が崩れます。そうなると悪循環が待っています。「獲れる実力馬による穴単」を見逃し後悔することが多くなるでしょう。競馬で負ける原因の1つはこの視点の不安定さ、非一貫性にあるかも知れません。

■格基準着差とレース条件との関係、そのルールを活用する上での若干の注意などをお話しました。競馬に入門あって卒業無し。競馬はこれからも繰り返されます。あなたはどんな馬が勝ち易いとイメージしますか?このイメージの確立が最も重要です。

  レースの普遍的な特性とラップ表
Date: 2005-04-23 (Sat)
レースには2つの山があります。1つはスタートして2ハロン目のトップスピードの部分と、他の1つはレースの後半の勝負ところでスピードが上がる部分です。前者はラップ表の「前半SP」であり、後者はラップ表の「後半SP」に対応します。レース分析をしてみと、先行力のある馬がレースの主導権を握り、勝つことが多いようです。この事実から、ラップ表の基本的な使い方は、「前半SP」を中心にして推理することです。ペースによって勝ち馬のタイプは異なりますが、いつも、この中心から考えなければなりません。これが基本だからです。勝負の決め手は直線のあがり3ハロンにありますから、ファンの大半は後半SPに注目します。これは仕方のないことでしょう。しかし、勝負の半分は「前半SP」にあるという事実を再認識する必要があります。ラップ表を使う場合は「前半SP」ソートボタンをクリックしてた状態で、各データ(脚質、後半SP、その他)を見ないと正しい判断ができないと思われます。レースのペースに関係なく、前半SP」の上位1〜3位は常に注目しなければなりません。
■事例4/23東京11R「東京競馬場新スタンドオープン記念」ダ2100m
前半SP順位
1位 テンザンダンディー 脚質7位 後半SP+1.76 実力12位
2位 アルファフォーレス 脚質3位 後半SP+0.61 実力3位
3位 タイキアルファ   脚質2位 後半SP+1.31 実力1位
前半SP値1〜3位で脚質1〜3位をマークします。テンザンダンディーは脚質7位であり主導権を取るとは考えにくいので割り引きます。つまり、この作業はスピードのある上位脚質馬の選別にあります。アルファフォーレスとタイキアルファのうちどちらが良いでしょうか?前半SP値は双方あまり変わりません。直線に入って減速が少ないタイキアルファが比較の上では断然有利です。前半SP値に大きな差がないので、後半SP値の良い方が良いと単純に比較できます。この時に必ず、後半SP値の右の「実力指数」「実力TM」も見ます。後半SP値の信頼性をここで、チェックする訳です。このレースでは、タイキアルファが実力指数1位であり、実力TM2位であり、明らかに有利でした。このようなケースでは、タイキアルファは軸になります。実力指数が1位ならメンバー構成上有利であり、確率的には勝ち易いのですが、何時、勝つかはなかなか特定できないものです。しかし、このレースのように前半SPが上位にある時は、非常に勝ち易い条件にあります。タイキアルファの先行力がメンバー構成上著しく有利になったので、厩舎も全力投球して勝負してきます。先行馬は、後半SP値があまり良くないものです。それを過少評価しないことが大切です。タイキアルファの後半SP値は+1.31であり、順位が10位です。この10位というランキングで過少評価となり易いのですが、実力が1〜2位なら先ず狙えます。前半SP順位と後半SP順位は逆相関しますから、こう考えたらどうでしょうか?もし、前半SP順位が10位で、後半SP順位が1〜3位なら、抜群に差し足のある馬と判断し軸に設定するのは容易です。実はそれよりも、このケースは有利です。何故なら、差し馬は馬群をさばいて差さなければならないので前をカットされるなどの不利もあるし、ペースが遅いと差し込めないこともしばしばあります。しかし一方、前半SP1〜3位馬は自分でペースを作れる有利さもあるし、直線に入ったら前には余り馬は居ませんから予期しない不利を受けないです。差し馬がやる気を出さないように、が〜〜と直線で先行していまえば、諦めて追わない馬も出てきて、とにかく有利なのです。前半SPを中心に「後半SP値」順位をみる。しかる後に後半SP値と順位の信頼性は「実力指数」「実力TM」との関連で把握する。これがラップ表の使い方、見方の基本です。
ラップ表の使い方はまだまだ未開発です。新しい使い方を発見した人がゲーム上有利です。ラップ表の使い方はレースから教われ!

  レース展開を予想する時、何を中心に?
Date: 2005-04-22 (Fri)
レース展開を予想するには、スローペースであろうと、ハイペースであろうと、「前半SP」値を中心に推理して行くのが分かり易いと考えています。

つまり、スタート→「前半SP」→「脚質」→「後半SP」→?着と時系列に沿って考え、馬のスタミナ配分を推定して行くのです。先日の皐月賞のディープインパクトの前半SP順位は15位です。スタート直後躓いたとは言え、前半SP値または順位からみると予想に近いものです。ディープインパクトの最終コーナーの順位は脚質6位(4.00)であり、実際の走法も、これに近いパターンとなっています。脚質順位6位→後半SP順位1位(+1.10)は直線に入ると延び脚を示すデータであり、データ通りの強い勝ち方をしました。ディープインパクトのスタミナ配分は前半にスタミナを温存しそのスタミナを後半に爆発させるという極形的な差し馬タイプの形態をしています。

■スタート→「前半SP」→「脚質」→「後半SP」→?着と時系列に沿って考えると言うお話です。レースの勝負は直線に入ってからの後半SPにありますが、唯単に後半SP値だけに囚われるより、レースを理解し易いし、レースを観戦していて面白いです。

■J1のラップ表は全馬が一欄表の上で比較検討できますから使い方に慣れてくれば自分独自の展開予想を確立できると思います。展開予想に完璧なものはありません。だからこそ自分独自の展開論を確立して頂きたい。レースは学校のテストとは異なり初めから正解が用意されてはいないのです。レース次第で正解は異りますので、自由な発想が要求されますが、それでも展開推理の基本はあるだとうと、この記事を書きました。何らかの参考になれば幸いです。

  展開の把握と解釈について
Date: 2005-04-22 (Fri)
競馬新聞には、各コーナーにおける展開(周回番手)が記載されています。これにより各馬がどんな走りをしたか把握することができます。J1ソフトは、ラップ表のデータを使って、本走の周回状況をある程度予想することができます。かなり誤差はありますが、考えるベース(基準)となります。
 4/17日中山「鹿野山特別」芝2000mで考えてみましょう。当方は脚質から考えるのではなく、前半SP順位から考えます。前半SP1位は、ウルヴズグレインです。ウルヴズグレインの周回位置は前半SP順位@位→脚質順位D→後半SP順位Cつまり(@-D-C---?着)で周回するだろうと考えてみるのです。おいおい待てってよ。「最近逃げ先行しているのは、J1の脚質値からも分かるようにソーユアフロスト、ショナンパレスあたりでしょう。」と疑問視されそうです。実際の成績をみるとウルヴズグレインの周回位置はG-G-E-E---5着となっており、スタートして600m地点ではおそらくトップの位置には居なかったでしょう。この予測誤差は何なのでしょうか?しかし、J-1の脚質値は最終コーナーにおける周回位置を測定したものであり、スタートダッシュ後の周回位置を予測するものではありません。一方前半SP値はスタート後の600mのタイムの平均ですから、こちらの方から周回位置を予測する方が理論的には筋が通っていると思いませんか?実際の周回位置と異なりますが
 ウルヴズグレインの周回番手は、J-1の予測(@-D-C---?着)通りに解釈して行くのです。つまりウルヴズグレインは速く走るタイプですが、オーバーペースの為、最終コーナーでは位置を下げてC番手になっていまう。だから、結果着順も後半SP順位Cに近いものとなると解釈していまうのです。ウルヴズグレインが好走するには、前半の折り合いが鍵であり、前半スピードを落とす練習をする為に、本走では無理やり抑えてG〜E番手で走行したのだ!と解釈してしまうのです。「そう解釈しないと前半SP値が良いのに後方から追走した理由」が説明できません。後方から行って折り合いが付いているなら後半SP値はその分速くなることが期待できるからです。でも、無理やり抑えているので良い結果はまだ期待できません。前半SP2位のシルクグリフィン脚質8位は、A-G-Fで同じようなタイプです。F-E-G-G---8着であり、似たような結果となっています。前半ゆっくり走るにはかなりの調教が必要です。前半SP3位のショナンパレスはB-A-Gです。この馬は前半のスピードが最終コーナまで持続しており、前記2頭よりは遥かにましです。しかし、A→Gの急激な減速では良い結果は得られないだろうと予測できます。前半SP4位のブルートルネードはC-C-@です。この馬はそこそこにスピードがあり、最終コーナーで4位です。C→@の位置変動は前記3頭とは全く異なります。かなり、折り合いが取れているので、スタミナが温存されており、その結果、直線で相対的なスピードが増していますから後半SP順位通りに走る可能性があると予想するのです。前半SP1位と2位は抑えて行く、3位は少し抑えて行く方がゴール前で良い結果になるということで、上位3頭は先行しない、だから結果的に、前半SP4位のブルートルネードが逃げる結果になったと解釈して良いのではないか!無理して逃げの手に出たのではないから、自己のペースで逃げることになり、結果も良いものとなった。前半SP4位のブルートルネードは、色々な事情から、結果的に逃がしてくれたのだと、言い換えることができます。一般的な展開予想とはおそらく異なるでしょう。しかしJ-1のデータから理論的に読むと、そう解釈しないと上手く説明が付かないのです。このような展開推理の理論によれば、スタート後の位置取り、その理由も推測でき、難解な展開の把握に役立つのではないでしょうか周回予測は、「前半SP順位」→「脚質順位」→「後半SP順位」→?着と時系列で判断し解釈して行きます。前半SP順位と脚質順位の対応が後半SP順位に大きな影響を与えることが読み取れます。展開の予想は人それぞれであり、完璧なものは無いだけに、筆者の独自の考え方を述べた次第です。

  ペースと後半SPについて
Date: 2005-04-20 (Wed)
■事例■
4/17阪神09R 3歳500 芝2000m
J1ラップ 91.99-37.23-36.31
予想ラップから判断すると、このレースは後半SPが速くなっていますから差し馬に有利なレースです。

■どの程度のペースになるか?
その判断をするには、先手を取るであろう逃げ先行馬の前半スピードによって推測するのが一般的です。

■手順@「前半SP」をクリックし、上位3頭の脚質をみて、脚質のランキング@A位が居るかどうかみます。
前半SP順
1位 Iグッドモーション 脚質1.00@位 前半SP+0.16〇
2位 Cアドマイヤサンサン脚質2.55B位 前半SP-0.11〇
3位 @ダンツタイガー  脚質3.55D位 前半SP-0.21
〇該当馬

■手順A逃げ先行馬タイプが居るならばその馬の前半SP値を見ます。〇の前半SP値は+0.16〜-0.11ですからJ1ラップの前半スピードと大体同じようなものですから、平均ペース(J1の予測に対して)と読みます。+値が大きい時は、それだけ前半のペースが速くなり、そのオーバーペース分後半SPが落ちることになります。
ハイペースの場合、後半SPの上位1〜3位が活躍しますが、それ程速くならない場合は、上位1〜3位は2〜3着が多くなり、4位〜6位が1着し易くなります。スローになるに従って、7位以下が活躍してきます。平均ペースの場合は、プラス値が0に近いプラス値馬が1着し易くなります。

1位 Iグッドモーション 脚質1.00@位 前半SP+0.16〇 
2位 Cアドマイヤサンサン脚質2.55B位 前半SP-0.11〇

この2頭を比較すると先手は脚質値と前半SP値からIグッドモーションが取るだろうと思われ、その後をCアドマイヤサンサンが追走すると読みます。どちらが有利か?それは後半SPの減速状況をみて判断します。

1位 Iグッドモーション 脚質1.00@位 後半SP-0.43 
2位 Cアドマイヤサンサン脚質2.55B位 後半SP+0.16〇

Cアドマイヤサンサンの方が減速が少ないですから、この馬がレースの流れのキー馬となるでしょう。後半SP+0.16ですからゴール前150mぐらい手前までは先頭にいると思われます。馬は1馬身(0.2秒)の差を付けるのに大体、200mかかるとものと考えています。先行馬は、ゴール前200mからが本当の勝負です。J1の予想ラップでは差し馬有利ですから、差し脚(後半SP値が良い馬)のある馬にゴール手前で交わされます。

■手順B ここで「後半SP」ボタンでソートします。
後半SP順位6頭が一応検討範囲となります。ハイペースなら上位1〜3位、平均ペースなら4〜6位が有望です。この範囲は目安であり、考え方です。

なぜ、6位までか?
それは統計的にその範囲から1着馬が多く発現するからです。後半SP上位1〜3位には、脚質下位が多く採用されるため、上位だからといって飛びつくものではありません。脚質値と後半SPの関係が決め手となります。下記◎はレースのキー馬
後半SP順
1位 Gトウカイトリック  脚質値4.30H位 後半SP+0.73----4着
2位 Hコウエイマーブル 脚質値4.00F位 後半SP+0.51----3着
3位 @ダンツタイガー  脚質値3.55D位 後半SP+0.31----9着
4位 Bコメディアデラル 脚質値2.88C位 後半SP+0.31----1着
5位 Cアドマイヤサンサ 脚質値2.55B位 後半SP+0.16◎----2着 <■↑上に向かって推理■>
6位 Aヤマカツブルック 脚質値5.80I位 後半SP-0.21

キー馬が後半SPの6位内に入りました。このキー馬の後を追走している差し足のある馬にチャンスが出て来ます。キー馬から後半SPの上位に向かって考えて行きます。ここが重要なポイントです。馬券の流しは後半SP上位へとなります。

このレースの場合は、Bコメディアデラルは脚質値とランキングからキー馬の直後を追走しており、しかも、後半SP値がキー馬よりも0.15秒ほど大きいですから、ゴール前では先着すると考えるのが普通です。次に追走している馬を見ます。@ダンツタイガーですが、後半SP値が追走馬と同じならゴール前で交わせません。脚質値と後半SP値からGトウカイトリックが有利のように思えますが、脚質ランキングが9位である為、馬をさばいていかなければならないので、後半SP1位ですが、あまり過信しない方がいいのです。経験的には来ても2〜3着が多いです。
結果とJ1ラップ表を比較して検討していくなら、ラップ表の使い方が何となく分かって来ます。

筆者は知ったり顔で講釈を述べていますが、ラップタイムの使い方に完璧なものはありません。ラップタイムの使い方の、1つの原則論を提示しているだけです。皆様は自由な発想で使って下さい。使い方が全く分からないとするなら、この記事は参考になるでしょう。こんがらかった糸玉の一端を軽く引っ張ってみて下さい。す〜〜と解れることがあります。この記事がその糸の一端であれば幸いです。

  「後半SP」ソートボタンの基本的な使い方
Date: 2005-04-19 (Tue)
J1ラップの後半SPが前半SPに比較して速いレースの時に効果を発揮するソートボタンです。基本的な使い方ですが、使い方が分からないのは、競馬の知識の不足が原因です。

■「後半SP」の上位1〜3位を注目します。
■1位〜3位の脚質順位をみます。脚質順位に1〜3位が居ない時に差し馬は活躍し易いです。
■上位1〜3位の脚質値とランキングを見ます。
■唯1頭有利な条件の時が最大の狙い目

■事例 4/17中山08R
後半SP順位
1位 Aブルートルネード 脚質4.2C位 後半SP値0.60@位-----------1着
2位 Hトーセンビーイグ 脚質7.6H位 後半SP値0.52A位
3位 @フレアリングベス 脚質5.2E位 後半SP値0.42B位-----------3着

脚質順位C以下で1〜3位がありません。逃げ先行馬が残り難い。脚質値は先頭からのタイム差です。4.2は0.42秒と考えます。
 
Aブルートルネード 0.42 < 後半SP 0.62 〇 断然有利
Hトーセンビーイグ 0.76 > 後半SP値0.52 ×
@フレアリングベス 0.52 > 後半SP値0.42 ×

後半SP値の方が0.2秒大きいですから展開の不利は全くありません。このようなケースでは、Aブルートルネードの1着はかなり有望です。4番人気の単勝610円ですが、狙える根拠は充分にありますネ。この0.2秒差というのは、ゴール前200mで先行馬を捕らえて交わすことを意味します。どの程度大きい数値なら勝負できるか?それはケースバイケースです。他馬と差があれば有るほど有利、これ当然の摂理です。
データの意味をしっかり捉えて活用すればJ1のラップ表は軸馬推理に欠かせないものです。J1の予測精度誤差は0.1秒(半馬身)程度ですので、0.2秒有利なら軸馬の資格ありと考えられます。一般的にハイペースの場合、先頭に居る逃げ先行馬はゴール前200m地点で急激に減速して来ます。この減速により差し馬が差しているように見えますが、実は差し馬のスピードも落ちているのです。ただ、その落ち方が緩いので鋭く差しているように見えるだけです。したがって差し馬の評価は見た感じではではなくタイムを確認しない限り分からないものです。平均ペースですと、先行馬はゴール100mぐらいまで頑張っているものです。しかし、その後の100mで急激に減速します。50m手前で普通は捕まり、差し馬にやられます。差し馬は先行馬が急激に速度を落とすので、差せると考えた方がいいので、J1ラップタイムの読みを間違えないことが大切です。このような役立つノウハウを提供しているサイトは少ないでしょう。

  先行力は力なり 前半SPの基本的な使い方
Date: 2005-04-19 (Tue)
殆どの競馬ファンは上がり3Fタイムを気にしています。当方も気にしますが、競馬をゲーム的観点で考えると、競馬ファンが余り気にしないファクターの方が断然有利となります。本当の意味で儲かる馬券は「前半SP」値にあるとさえ言えるでしょう。前半SP値の上位は的中率もまずまずで、単勝回収率がいつも良いようです。回収率が良いと言うことは、一般ファンはこのデータを余り重要視していないと言い換えることができます。4コーナーで1〜3位に付けている馬は連対馬が多く、先行力は力なりと言えます。逃げ先行馬を選別するには、

先ず、「前半SP」ソートボタンをクリックすることです。「脚質」ボタンをクリックして予想する人がいますが、推理の手順としては間違いとはいいませんが、正しい手順ではありません。

脚質値およびランキングは過去走の相対的な周回位置の統計です。殆どのファンは前1〜4走の周回位置で先行する馬を選別するようですが、このような推理法では一般ファンと同じになり、人気の死角を突くことができません。一般ファンが気が付かない死角を見つけ出さないと競馬は儲からないと言えます。前半SP値を明示したのは、前半スピードの優れた馬の選別であり、信頼できる逃げ先行馬の発掘にあります。

 前半SP値は前半600mのタイムですから絶対値であり、相対的なものではありません。ですから、周回位置(脚質値)に比較し信頼度が高いものです。前半SP値上位1〜4位をマークし、その馬の脚質値、後半SP値をみれば、逃げ先行馬をピックアップすることができます。前半SP値で上位を選別しているのですから、間違いなくスピードのある馬です。次にその4頭の脚質をみて後方から行くタイプの馬は特別な場合意外は先行しませんから、削除します。残った馬の脚質ランキングが3位以内なら連対の可能性が高い馬と言えます。人気があとうとなかろうと、レースでチャンスが増えます。人気薄の先行馬を常に軸馬にすれば、あなたは大穴ゲットの可能性が著しく増えるようになるでしょう。

タイムのある先行馬ではなく、前半SP値の高い先行馬というのがポイントです。万馬券の2〜3割はこの手の馬が活躍しているのではないでしょうか。前半SPソート→脚質ランキング注目、この手順に秘訣がありです。

先行馬を正確に予想するのは難しいものですが、信頼できる先行馬は間違いなく前半SPが高い馬です。不思議なことに人気にならない時がかなりあります。そんな時はそこを軸にして幅広く流すとあっと驚くような高配当もゲットできます。

■事例(4/17中山01Rの万馬券の1着馬単4710円)
前半SP順
1位 ショウナン 脚質4位 後半SP-0.08F位
2位 トウショウ 脚質7位 
3位 ヤマニン  脚質2位 後半SP+1.52A位----1着
4位 サイクトロ 脚質1位 後半SP-1.64J位----3着

断トツ1.1倍の人気はサイクトロンですが、ラップタイムからみると、客観的な条件が悪い馬でした。軸を前半SPの1位にするか3位にするかで天国と地獄も、このケースは余り迷わないで3位が採用できるでしょう。この馬上がり3Fタイムも+1.52で、2位ですから本命◎として狙えます!
この馬の着順は9着→8着→15着ですので、買い難いのでしょう。すんなりA番手につけて2馬身の圧勝です。その理由は明確です。このような推理ルールを作っておけば、便利です。これができる環境にあるのがJ1の特徴。

  J1を初めて使う方へ
Date: 2005-04-19 (Tue)
データが羅列されていて、どれをどのように使ってよいか分からないソフト。これが初めてソフトを使った人の感想かも知れません。しかし、慣れてくると推理のファクターが客観的な数値とランキングで示されていますから、判断が付きやすいソフトであることも事実です。

 特にラップ表は初心者にとって違和感があるかも知れません。そこで皐月賞を例に詳しく解説しましょう。まず皐月賞のJ1のラップは、92.20-37.49-34.70と予測してます。予測に使ったデータ数は、サンプル数=42です。このラップは、レースのラップを単に予想したものではなく、1着馬の理想的な走法を過去走のデータから推定したものであり、騎手が泣いて喜ぶ推定値だと言えます。

ラップタイムで先ず注目すべき点は、前半と後半のタイム差です。皐月賞の場合、前半37.49秒、後半34.70ですので、前半ゆっくり追走して後半タイムを詰める馬が有利だということが分かります。後半は前半に比較して2.79秒も速いのですから差し追い込み馬には有利と言えるでしょう。このようなレースの場合、「後半SP」ソートボタンをクリックして上位の馬に注目すれば軸馬を探すのが容易になります。皐月賞は極形的な差し馬有利のパターンとなった為、後半SP上位1位、2位、3位がそのまま1着〜3着を独占する形となりました。

さて、ラップ表を活用するには、馬の走法についての基本的な知識が若干必要です。まず、「脚質」ソートボタンをクリックして見て下さい。ビックプラネットが1位です。この馬の前半SPの順位は7位であり、後半SPの順位は14位です。脚質が上位の馬は前半SPが速い為、一般的には後半SPが減速します。つまり、前半SPと後半SPは逆相関するということ常に念頭において推理する必要があります。

 ビックプラネットは前半0.36秒とプラス値ですから理想的な流れからみると前半600m0.36秒オーバーペースであり、このまま走ると後半は基準よりも-1.5秒も減速しますよ〜というのが客観的データの示す内容です。数値やランキングは、色々に活用できます。

脚質が上位の馬はレースの前半をリードする馬ですからレースの前半ラップ予想に使えます。ビックプラネットの前半SP値+0.36秒が一応のレースラップと想定して考えます。J1のラップを基準平均ラップと考えれば、平均ラップよりも0.36秒速い流れになると読むのです。実際のレースラップとはかなり違ったものとなりましたが、レースの、個々の事情で+-1秒程度は異なるものです。あまり神経質に考える必要はありません。重要な点は、このような前半SPで行くと、後半SPが-1.5秒となる点です。順位は14位ですからこの順位に近い着順になるだろうということです。13着であり、後半SP順位に近いことが分かります。この後半SP値およびその順位は大変に重要な意味を持っています。

 後半SP値(-1.5秒)は、展開有利な馬の脚質値を暗示しているのです。1馬身0.2秒ですから1.5/2=約7馬身差で追走している馬は、ゴール前では自然に先頭に立てる可能性があるということです。<後ろから行く馬はその分後半SPが良くなるという前提で考えています>

7馬身に対応する脚質値馬は脚質値(6〜8)に該当しますのでそこらを注目します。

6.00 パリブレスト   後半SP-1.73
7.80 シックスセンス  後半SP+0.70 〇
8.20 スキップジャック 後半SP-1.62

後ろから行って後半延びる馬はシックスセンスですから、皐月賞の2着は展開的に嵌ったものであり、偶然ではないということです。数値を使わないで順位(14位)を使った場合、脚質14位付近が有望となります。脚質14位はパリブレストですからその+-1は特に有利な脚質位置といえるでしょう。

13位 ダンスインザモア 後半SP-0.40
14位 パリブレスト   後半SP-1.73
15位 シックスセンス  後半SP+0.70 〇

繰り返しますが、「前半SPと後半SPは逆相関する」のだという一般法則を利用して推理するということです。今回はズバリと嵌ったケースと言えます。また脚質2位の馬の後半SP値およびその順位も重要です。脚質1〜2位の馬がレースの鍵を握っているからです。

脚質2位 コンゴウリキシオー -0.04 後半SP-0.36 (6位)
後半SP-0.36秒は自分自身ですので、平均ペースなら1〜2着の可能性もあります。しかし順位は6位であり、少し足りないです。後半SP順位に対応する脚質馬は、ディープインパクト(6位)+-1付近が展開的には大変有利と言えます。

結果データと突き合わせて考えていけば、ある程度使い方が分かって来ると思いますので、面倒がらずに結果データをよく観察しましょう。

  皐月賞 回顧
Date: 2005-04-18 (Mon)
レースラップは前半35.0-後半34.5で流れました。平均ペースより0.5秒程速く、差し追い込み馬に有利な流れになりましたが、それにしても、ディープインパクトは強いレースをしました。躓いて出遅れたのも関係しますが、3コーナー手前から徐々に追い上げて4コーナーでは先頭から3馬身に付けています。普通の馬なら追い出してもそう切れる脚は使えないものですが、それがゴール前200mから更に延びるのですから呆れてものが言えません。4コーナーでディープインパクトよりも前に居た馬は、アドマイヤジャパンを除いて、全馬7着以下に沈んでいます。極形的な差し追い込み馬に有利な流れであり、その証拠はJ1ラップの後半SP◎〇▲順に1〜3着していることからも分かります。差し馬に有利な流れになってとは言え、武豊はペース判断、仕掛けのタイミングが実に絶妙で、上手いなという印象を残しました。先行した馬で一人だけ馬鹿な抑え方をした騎手がいましたが、名前忘れました。後でゆっくりビデオ見て確認しておきます。
 今回初めてTVでディープインパクトのパドックの様子を見ましたが、落ち着きが古馬のようで、あれで3歳なの??って言う印象です。人間を完全に信頼しており、これ程調教が進んでいる馬も珍しいかも知れません。ディープインパクトは450Kで小柄ですが、小さく見せないのはバランスの良さなのでしょう。歩様は極々自然で軽く柔らかいので、あの切れ脚が生まれるのでしょう。馬体減を危惧しましたが、細いという印象は全くありません。他馬で特に問題になりそうな馬もいませんでしたので、それなりに皆力は、発揮したでしょう。バーミリアンはやや体調に問題?があるのかなと思えました。注目のコンゴウリキオーは、自慢の持続性が無くゴール前200m手前で歩きました。16着の惨敗ですが、緩みのないペースだとこんなもんでしょう。平均ペースでないと能力が発揮できないG3級の中距離馬と判断しました。
1〜3着馬の前半SPは皆マイナス値であり予測の通りでしたが、これ程、上がりの競馬になるとは、ちょっと考えていませんでした。今から考えると納得の結果ですが、これが事前に分からないのよね〜アハハ。皐月賞 雑感の回顧でした。

  万馬券の連続的中!
Date: 2005-04-18 (Mon)
@4/16買い目2 福島05R A-C 17280円的中、単9580円的中
A4/17買い目1,2中山01R F-I 12500円的中

単もう少しで万馬券、残念!
@は人気の組み合わせで発生する万馬券で、良くあるパターン
Aは1本人気が3着して発生した万馬券
最終ゴール◎-△、脚質〇▲で人気の死角から発生したのでしょう。本年馬連4本目の万馬券的中です。(単勝は万馬券2本的中)単勝、馬連とも計算してませんが、大幅本年通算プラスでしょう。

買い目1、2は5年前のデータにより予測しているもので、的中精度はあまり良くありません。皆さんは最新のデータで買い目を設定するようにして下さい。3点買いで、月2本ぐらいの万馬券は取れるものです。

  皐月賞の見所
Date: 2005-04-17 (Sun)
■過去弥生賞1着馬は殆ど1着しないと言うジンクスがあります。本番前で激走した馬は本番で消えることが多かったので、そんなジンクスが生まれました。過去20年間のデータをみても、その傾向は確かにあります。怪物と評判の馬番Mディープインパクトはそのジンクスを乗り越えるのでしょうか?Mディープインパクトの強さは、デビュー2戦の成績です。スローでもハイペースでも圧勝した内容は注目せざるを得ません。ただ気がかりは、452→450→446Kgと一貫して馬体重が減少しており、皐月賞の本番でも減るようですと、問題があり?と思えるのでチェックした方がいいと思います。

■前走の着差の悪さで削除した馬番Dヴァーミリアンに顕著な集中票があり再検討する必要があります。前走は休み明けであり、本番前の試走と見られるからです。14着の惨敗はあまりにも不自然であり、当方もショックでしたので、今回は再度狙ってみたい馬となりました。デムーロが乗るなら期待が増します。関西系の厩舎は本番前のトライアル戦は完全に捨てて本番1本に狙いを絞って来ることがあり、今回はそんな感じがして来ました。休み明け2戦目なら疲れも取れての出走と思われるからです。パドックで元気そうなら狙いたいです。

■推薦馬Cコンゴウリキオーには集中票がありません。少しでも可能性があれば普通は、票が入るものです。したがって今回は見送るのが賢明でしょう。ただ前走は一息入れての出走の気配であり、完全無視ではありませんから、これもパドックで判断したいところです。高速の中山なら大逃げを打つ手もあり、騎手の度胸が問題となります。切れる脚はありませんが、持続性があり単40倍なら、やっぱり狙いたいです。

■あ〜今回は珍しく迷ってしまいました。これがクラッシクです。上記3頭の三つ巴を3連複で、少々買って気楽に見るのが良いでしょう。Mディープインパクトで軸不動なんて思ってはいません。確かに強い馬ですが・・・
単複はCコンゴウリシキオー (単45.6倍)
Dヴァーミリアン(単20.2倍)
の2頭の変則買いで、穴狙いに徹します。
<当日11.10分記>

  皐月賞を通して、◎印のCコンゴウリシキオー
Date: 2005-04-15 (Fri)
皐月賞のマスコミ報道は、実績馬を中心に記事が書かれています。3歳クラッシクは実績馬で決まるのだと暗示しているようです。J1は客観的なデータから競馬をみてレースの性格をとらえて行きます。

皐月賞は「実績」でなかなか決まらないレースだというのがJ1の見解です。過去5年間の実績確率のランキングの時系列観察をしましょう。実績確率のランキング推移は、 4位→1位→17位→1位→18位です。前5年〜4年前をみれば、実績確率上位から1着馬が出ているので流石、クラシックと思います。しかし、前3年の17位発現でその考えに暗雲が湧上ります。17位は、大数観察によれば0.01%の発現確率ですから、皐月賞は実績確率を中心に考えるのは問題ありと、考え直さなければなりません。前2年は1位で、1位が2回で、実績確率上位はやっぱり強いことは確かですが、前年は18位の発現で、実績確率下位が活躍しました。滅多にない現象ですが、これが皐月賞の実態なのです。皐月賞に出走するメンバーは、選びぬけられた実力馬達なのです。だから5戦というサンプルの中で17位、18位の下位が活躍すると解釈します。そうでなければ、1位が2回、17〜18位を各1回という現象を説明できません。ファンが思うほど実力差は無いのだと考えるべきです。1位→17位、1位→18位の変化は激変です。クラッシクの皐月賞だから、皆実力馬ばかり、チャンスはどの馬にもある!と考える方が実態に近いのではないでしょうか?
J1の推理方法は帰納推理です。1位があれば1位付近が活躍し易いと単純に考えます。ですから、前3年の17位発現で、17位が出れば17位付近も活躍するのだと素直に考えていくのです。このような推理法であれば、前年度の18位の発現も理解できますし、また1位が発現しても、なんら不思議では無いのです。

皐月賞の脚質ランキングは8位→2位→4位→3位→5位です。このデータでは、極端な変化はありません。例外は8位→2位ですが、それでも実績確率のような激変ではありません。ですから、皐月賞の必勝コードではないかとみなしたのです。データを見ると+-2程度の変化幅はありますので、1〜7位ぐらいが1着馬の理想的な脚質と定義できます。逃げ馬はあまり活躍していませんから、2〜7位でもいいかもと、そう考えました。

2位 Cコンゴウリキシオー  〇
3位 Dバーミリアン    〇
4位 Bマイネルレコルト
5位 Hダイワキングコング 〇
6位 Mディープインパクト 〇
7位 Aトップガンジョー

人気のMディープインパクトがちゃんと居るんですね。がっかりです。アハハ。しかし、7頭も居るんでは識別できない。そこで過去のレースを調べてみると、実績TMが例外なくマイナス値なのです。スピード実績馬は短距離路線馬であり、3歳の2000m戦には向かないとみられます。上記リストの〇がマイナス馬です。Bマイネルレコルト およびAトップガンジョー この2頭はレースのスピードに疑問符?がつくので削除対象です。

さて、観点を変えてローテションで絞ってみよう。過去5戦ではローテーション値5%以上(例外は前3年:3.7%)です。
2位 Cコンゴウリキシオー  6.5% 毎日杯3着   B確率G位
3位 Dバーミリアン    5.6% スプリング14着 B確率M位
5位 Hダイワキングコング 6.4% 伏竜S1着   B確率I位
6位 Mディープインパクト(4.7%)

ジャジャジャン!Mディープインパクト(4.7%)はローテーション的には例外です。勝ち過ぎの為、一般的では無いのです。競馬に絶対なんてありません。
B確率M位はめったに来ない馬(前走14着からの巻き返しは難しいとみて無理に切る)なので削除すると

2位 Cコンゴウリキシオー  脚質1.8 後半SP-0.36 
5位 Hダイワキングコング 脚質3.8 後半SP-1.65

あらま〜〜やっぱりCコンゴウリキオーがゴール前で有利ですね。アハハ。
という訳で、推薦馬は
Cコンゴウリキシオー  単複
となった訳でして・・・ハイ。

Mディープインパクトは、3戦3勝の例外馬であり、勝っても何ら不思議ではありませんです。また負けても不思議ではありません。Cコンゴウリキオーに◎印を付けますが、気が狂っている訳でもありません。勝つ為の、客観的条件は整っていますよ!と言っているだけです。

  皐月賞の有力馬 皐月賞の必勝コードにのって人気薄の(外)コンゴウリキシオーが激走・・いや激走して欲しい。
Date: 2005-04-15 (Fri)
一本人気間違い無しのディープインパクトを取り上げても意味が無い。4/12日のJ1サポート記事の「皐月賞の必勝コード」から推理することにします。脚質値が2.4+-0.7の範囲が理想と書きました。出走メンバーから探すと、あらま〜該当馬は馬番Cのコンゴウリキシオー(B確率8位)唯1頭です。

過去5年間の1着馬の脚質値は、3.2→1.7→3.0→2.0→2.3→本年?と推移しており、馬番Cのコンゴウリキシオーの脚質値は1.8です。本来なら好位置の3ぐらいが良いのですが、該当馬が居ないので仕方ないです。おそらく皐月賞では人気薄でしょう。

今回のメンバーで3連勝している馬は、アドマイヤフジ、ベールギュント、ディープインパクト、エイシンヴァイデン、そして、コンゴウリキシオーです。コンゴウリキシオーは5戦1着3回2着1回3着1回で、堅実な馬です。前走は毎日杯で、ローゼンクロイツにゴール前あっさり交わされ0.2秒差の3着となり、今回は人気を下げる要因となるでしょう。でも、この成績だけで評価は下げられません。

前走はスタート後3〜4番手に付けて追走しており、皐月賞の為のいい練習となりました。当日は+6kでやや太めで、ゴール前でも2着馬を捕らえるような延び脚を示していたので、今回は期待が持てます。過去のレースタイムから推定すると、もう少しタイムを短縮できる可能性もありますから、人気薄であっても、馬鹿にしてはならない馬でしょう。綜合min値が-1.3で0.2秒足りませんが、これは一息入れたものとしてマイナス評価しないことにしました。

馬番Cのコンゴウリキシオーに騎乗する藤田伸二どんなレース展開を組み立てるでしょうか、?逃げると普通は不利ですから4〜5番手の内を先行させてじ〜〜と我慢の子、4コーナーで3番手ぐらいがいい。直線の中程で先頭馬を交わし、後はただただ頑張るだけ。スタミナの余禄がどのくらいあるか?それがキーとなります。人気薄と思うので、推薦馬は、

馬番Cコンゴウリキシオー 単複

であり、堅い馬券じゃありませんが、ゲーム的には推薦できるでしょう。馬番Mディープインパクトの強さはデータ的にも認められますから、3連複は、C-Mの1点で遊ぶのが良さそうです。
ディープインパクトは、後半SP+1.1であり、J1ラップの後半スピード偏差+-0.95を超える例外馬であり、脚質値と後半SPの関係から3馬身の圧勝が予想されています。

  J1spDBの高度な活用法
Date: 2005-04-12 (Tue)
簡易入力版で、4/10日中山07R4歳400万下 別定ダ1200mを調べて頂きたい。単勝は3番人気の400円、馬連はD-Jの28790円の万馬券です。
 条件が合致するレースは、何と84レースもあります。競馬ファンの中で、84レースも調べてレースの傾向を掴んでいる人は少ないだろう。合致データが多いので軸推理の信頼度は高くなります。勝率一欄表で調べてみると、1着馬が最も活躍しているファクターは、実績確率1〜3位の45.2%です。2位は実力TM、B確率の1〜3位が44%であり、分散傾向は見られません。古馬の下級条件戦ではありますが、別定戦らしい傾向です。軸は別定戦を考慮して実績確率からと考えるのは定石でしょう。データによれば、1位20.2%、2位14.3、10.7%です。データ数が多いのでこの傾向も参考になります。さて、1着馬はどんなデータだったかと言うと、
 実績確率1位、実力TM1位、B確率3位であり、上記の傾向に一致する馬がズバリ勝ち単3番人気で400円は高配当と言えます。いかに穴狙いの当方でも、1着馬の軸は、有効ファクターから選別し推理します。
 しかし、2着馬の推理の場合は、意図的に下位を狙い打つことがあります。勝率一欄表のランキング1〜6位と7〜12位を2分してあるのは、穴がどのファクターから出易いを把握する為です。ランキング下位の7〜12位の勝率が分散しているか、否かがポイントになります。分散している場合は、どこから穴が出るか不明なのですから深追いしないことが賢明です。このレースは、綜合7〜12位が39.3%、FT7〜12位が36.9%、スタミナ7〜12位が33.3%であり、分散していないのです。穴は綜合7〜12位から選別しようと考えるのは合理的です。下位が活躍するファクターは上位1〜6位が活躍しない筈です。ダ1200mのレースは綜合minが悪くても狙えるのだ!と素直にデータに従えばいいのです。綜合のランキング7〜12位を見ると、7位が突出(14.3%)しており、その他は4〜6%程度です。この突出部分は、綜合の1〜12位の勝率の中で1番高い勝率です。穴を狙うのであれば、いずれにせよ綜合の7〜12位の6点からです。綜合順にリストすると

07位 Jナチュラルリーダー  B確率▲----------1着
08位 Dエリタージュ     B確率9位---------2着
09位 Iマチカネチシオ    B確率10位-4着
10位 Fセイシングクルーズ  B確率〇---13着単3.3倍の人気
11位 Cエンゼルショット   B確率15位-12着(削除対象)
12位 Nタケデンバトル    B確率11位--5着  

1着の軸馬は不思議なことに綜合7位でした。B確率15位は削除しても良い馬、もし軸をナチュラルリーダーにするのなら1番人気の馬Fセイシングクルーズを軽くみるのが普通でしょう。

軸J→DINの3点が面白い狙いとなります。

結果は、綜合の7位、8位が1着2着してD-Jの28790円の万馬券とは嬉しい限りです。たまたま推理が嵌ったレースです。FTの7位〜12位の推理でも同様にゲットです。
 上位1〜6位が活躍しないなら、そのファクターの下位7〜12位が活躍出目です。J1は客観的な物差しなので、穴馬の範囲を特定できるのです。有効ファクターが分散してないレースが穴狙いに適しています。以上、J1spDBの高度な使い方の説明でした。

  皐月賞のレースラップ情報 人気があろうが無かろうが、勝ち馬の必勝コードは脚質値、綜合min
Date: 2005-04-12 (Tue)
年度 前半 後半レースラップ(3f)周回順位(3f)馬名 単人気の順 
00年 35.4 12.3-12.0-12.0(36.3)15-15-15-8(35.0)エアジャカール@人気
01年 35.8 12.4-11.5-11.9(35.8)5-5-4-3(35.5)アグネスタキオン@人気
02年 35.0 11.7-12.2-11.9(35.8)10-8-9-6(35.0)ノーリーズンN人気
03年 36.2 11.4-11.5-11.8(34.7)9-8-7-8(34.3)ネオユニヴァース@人気
04年 35.3 11.6-11.3-11.5(34.4)2-2-2-2(33.9)ダイワメジャーI人気

前半、後半レースラップの平均は35.5-35.4であり、1着馬の3fタイム(34.7)秒です。

■J1spDBからの情報1
皐月賞の必勝コードは、脚質値が2.4+-0.7の範囲が理想です。過去5年間の1着馬は3.2→1.7→3.0→2.0→2.3→本年となっており、先行脚質が絶対条件です。4コーナーで3〜4番手に居ないとなかなか勝てません。人気があろうと無かろうと・・・・と言って逃げ馬は要らない。抑えの効く先行能力がある差しタイプがいいだろう。一般常識ではあるが、これを脚質値で定義できるのがJ1の強みです。

しかし、そのようなタイプはかなりの頭数存在するでしょう。このレースを狙っている馬は、意外でしょうが、綜合minマイナス値が理想です。一息入れている馬がベストと言えます。綜合minの順位8+-1の範囲が人気に関係なく狙えます。7→1→9→13→9→本年であり前4年前のエアーシャガールは例外です。範囲に囚われるよりもマイナス値の評価を下げないことが大事です。綜合min値でいうともっと明確になります。

綜合min値=-1.0+-0.2 これが「秘密のコード」です。-0.8→2.0→-0.9→-1.1→-1.1→本年です。なぜ、この秘密のコード付近が活躍するのでしょうか?それを考えると皐月賞が見えて来ます。J1ユーザーだけが知り得るコードだと言えます。公開すると反動がありますが、数少ないクラッシックですからご活用下さい。

  桜花賞の復習(加筆:前売りオッズ)
Date: 2005-04-11 (Mon)
■オッズの分析をして
今回単勝のJRA分析をしました。初め1番人気であったラインフラフトが2番人気に落ち暗雲が立ち上がりましたが、直前で売れ出し、J1の予想オッズ4.6倍と同じになりました。また1番人気のシーザリオは一貫して集中票を集め、オッズの動きからみるだけでこの馬が中心だな〜という印象でした。

穴馬の推薦馬は、前日では8番人気であり集中票が認められ、時間が経つに従って相対的にオッズが低下し、最終的にはJ1のオッズ20倍と同じになり10番人気に落ち着きました。時系列的に見た場合、このような動きの馬は「隠れた穴馬」のケースであり、J1のような基準となるオッズがないとなかなか認識できないタイプの穴馬と言えるでしょう。

■前売りオッズ:J1オッズと比較して検討してみると、インサイダー馬券の発見には、前日前売りの最終オッズが参考になります。前売りでは、1番人気のラインクラフトがJ1オッズよりも売れており、一番真実(結果論ですが)の情報でした。前売り2番人気はシーザリオで、顕著な集中票があり、これも妥当なものでした。推薦馬は、J1オッズ10位でありJRA人気は8番人気で、これもかなりの集中票があり穴馬の発見に役立ちます。一般的に穴馬は時間の経過と共に人気馬の投票の影響を受けてオッズが下がる傾向があり、投票締め切りに近づくとJ1オッズに接近し、識別が難しくなって来ます。(参考まで)

■レース観戦して
モンローブロンドが高速で逃げた為、前半600mは33.8秒ラップであり、ここ5年の桜花賞の中でも1番早いタイムです。推薦馬のデアリングハートのデムーロはそつなく先行させて好ポジションを得てこの馬向きのレースをさせました。1着したラインクラフトは積極索をとり、デアリングハートの直後を追走させました。福永裕一は向正面で少しづつ馬を下げ息を入れるようにしているのが印象的で大変上手い騎乗です。抑え方が柔らかく馬に負担をかけていません。で、4コーナでは先行馬を射程圏に捕らえているのですから最高の騎乗だったと言えるでしょう。
 これとは反対にまたもポカしたのは、エンシンテンダーの武幸四郎です。幸四郎は、スタート10秒付近でハイペースと読んで馬を抑えました。ちょっと立ち上がるよな仕草をいつもします。これで馬はす〜〜と後退して後方から3頭目の位置になってしまったのです。ペース判断は悪くないのですが抑え方が強いため、馬に想像以上の負担を与えています。おそらく2馬身はあの抑え方で損をしたでしょう。特に短距離は、馬が行き来になっていますから無理に抑えるのは厳禁。手綱の当りがまだまだ堅くもう1つ工夫してもらいたいものです。
 シーザリオは、平均ペースばかりのレースをして来ましたから道中、中段に付けるのがやっとで、この馬向きのレースをしました。さすがに、後半の差し脚は鋭く際立っていました。頭差負けましたが、実力は相当なものです。
 デアリングハートは、ハイペースのレースの割には、粘りを発揮し5m手前までは2着もありましたが、シーザリオの瞬発力に負けて3着の惜敗です。しかし、この好走は褒めるべきでしょう。メンバーの中では一番小さな馬(418KG)ですが、潜在能力はあります。馬体を建て直してから、また挑戦してもらいたいです。

■予想して
J1spDBのデータを中心に予想させて頂きました。結果は惜敗の3着で連対を確保できませんでしたが、これは仕方ありません。ユーザーのメールによれば、J-1サポート情報で3連複勝負された方が多いのを知り嬉しく思います。当方は予想するのがメインではなく、どのようにデータを読んで活用しているか、それを知って頂きたい為にJ-1サポート記事を書いています。

予想のプロセスが大事。

そこを汲み取って頂きたいと思います。貴方自身の予想スタイルを確立する参考資料になれば、幸いです。予想のプロセスが正しければ、結果は付いてきます。

■桜花賞の秘密のコード、これは客観的データの物差しがあるから分かるコードです。J1ソフトは、J1spDBと関連させて使用すると効果的であり、J-1ユーザの宝と言えます。現在も販売を継続しています。

  桜花賞の前売り および、当日単勝人気の状況(訂正有り)上位人気が入れ替わり上位拮抗の大混戦模様
Date: 2005-04-09 (Sat)
前日17:33時の単勝前売り状況および当日11.15時オッズ
           J1オッズ JRAオッズ
@位 ラインクラフト  4.6  4.4  ↑  1番人気-----(4.9 2番人気)▼
A位 フェリシア    5.9  48.5▼(47.0) 
B位 エアメサイア   6.7  7.6▼    4番人気-----(7.6 5番人気)---急に売れ出して来た(3番人気6.9 14:40)武豊人気の為か?警戒する必要あり。
C位 ペニーホイッスル 7.3  18.3▼(18.2)
D位 シーザリオ    8.6  5.0  ↑◎ 2番人気-----(4.7 1番人気)↑◎
E位 エイシンテンダー 10.9  8.1  ↑〇 5番人気----(6.4 3番人気)↑◎
F位 アンブロワーズ  13.0  6.9  ↑◎ 3番人気----(7.2 4番人気)やや低下
G位 ショウナンバントル14.3  18.8▼(17.1)
H位 テイエムチェラサン19.0  160.3▼(139.0)
I位 デアリングハート 20.0  16.8  ↑〇 8番人気---(17.7 9番人気)
J位 アドマイヤメガネ 35.4  14.1  ↑〇 7番人気---(16.3 7番人気)
K位 ダンツクインビー 37.0  72.9▼(72.6)
L位 カイマフラワー  39.8  114.4▼(115.5)
-----------------------------------------------------
M位 ライブス     59.5  12.4  ↑◎6番人気---(14.6 6番人気)
N位 モンローブロンド 60.8  93.0▼(85.5)
O位 ジョウノビクトリア----  38.4  ↑(41.8)
P位 マイネコンテッサ ----  106.6(98.1)
Q位 エリモファイナル ----  49.9  ↑(44.7)

@〜L位が連対率95%の範囲
↑がJ1オッズよりも売れている馬券。▼売れ行きが悪い傾向。
◎〇は集中票が目立つ馬です。
(注)右端の( )は当日11:15分時のオッズ

JRA1番人気はラインクラフトであり、順当な売り上げです。オッズの倍率は4.4倍であり、期待勝率は18.3%となりますから、混戦の桜花賞を暗示しています。大外配置ですが、一般ファンは心配ないと見ています。B確率◎であり、順当な1番人気馬です。J-1ラップデータからみると、後方から行く割には、後半SP値が今1つ抜けていませんので、差して2〜3着というケースが考えられるでしょう。前走はハイペースで恵まれましたので勝ちましたが、ペースが緩むと差し込めない、実力馬でもあります。もちろん強い馬であることは筆者も認めるところです。

2番〜3番人気には顕著な集中票が入っています。
2番人気は3戦3勝のシーザリオです。先行脚質で後半SP値が上位2位であり、しかも最終ゴール値が3位ですから、勝ち馬候補として有力でしょう。未知の魅力で期待が高まります。すんなり先行できれば、アッサリ勝つでしょう。しかし、少し遅いレース記録であり、ラップ的な裏付けは少なく過信はできません。

3番人気はアンブロワーズです。実績確率〜最終ゴールまでのローテーション関係の数値が3〜4位であり、非常にバランスが取れていますので集中票があって当然でしょう。しかしJ-1のラップデータをみると後半SP値が-0.59のマイナス値であり、やや気がかりな面はありますが、実力は2位であり勝ち負けの馬でしょう。

暗雲が立ち込めているのは、4番人気のエアメサイアです。武豊の人気が加算されていても、J1オッズより売れていないのはやや問題ありと思われます。

前日は5番人気のエンシンテンダーに継続的な集中票があり、ついに3番人気まで上昇しました。調べてみると、前走のチュリップ賞のラップタイムは35.5-35.4であり、周回番手4位ですから桜花賞の勝ちパターンラップ(35秒)です。しかも、後半SP34.9秒なら桜花賞の勝ち馬に相応しい成績を残しています。前走の2馬身勝ちの内容は濃いです。桜花賞勝ちパターンの先行タイプあり、前走の内容の良さではメンバー中1番ですが、屋根が武幸四郎では、ポカが多いので、全面的な信頼はできないという問題もあります。

J1の推薦馬デアリングハートには、予定通り集中票が入っています。J1の諸ランキングは全体的にみるとローテ5位、格11位であり2着馬としての穴馬的存在です。1〜3位の人気馬が皆それなりの実力を備えているので、1着馬の軸にはならないと感じます。筆者なら、

シーザリオF→デアリングハートH
エンシンテンダ→GデアリングハートH
の馬連2点で遊びますが、

上位が総崩れの場合もありますから
単複H17.7倍は狙います。

デアリングHから馬連で、馬番FGMの3点(押さえP)
これが限界でしょう。

今回は穴狙いです。負け覚悟でエイヤ〜。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬も有り」シーザリオが期待外れで、エイシンテンダーの武幸四郎のポカを期待して、穴狙いです。ちょっと無理な狙いかな〜。アハハハ。

■当日のオッズ変化■
やっぱり、シーザリオが人気になって来ました。ま〜当然と言えば当然。しかし競馬では過信は禁物。
シーザリオが1番人気に支持され、ラインクラフトが2番人気となった。ラインフラフトは、J1オッズよりも若干人気が無くなり、暗雲が立ち込めて来た。エンシンテンダーに継続的な集中票があり、注意されたい。その分アンブロワーズの人気が下がっているが、大きな変化ではない。デアリングハートはやや下がり気味も考え直す程ではない。
時間の経過と共に上位人気が入れ替わっていますので確かな軸馬は不在ということであり、これ以上観察しても意味がないでしょう。エアメサイアは意図的に切りましたので皆さんは注意されたい。
<訂正:当日14:40記>

  桜花賞秘密コード、本命◎は馬番Hのデアリングハート
Date: 2005-04-08 (Fri)
格賞金ランキング10+-1の範囲の馬は
Nエアメサイア   脚質3.0 後半SP+0.16 最終ゴール0.000
Kカシマフラワー  脚質3.2 後半SP-0.34 最終ゴール0.337
Hデアリングハート 脚質4.2 後半SP+0.05 最終ゴール0.116
馬番NHが有利だ。馬番NHは1着馬のローテコードCDと一致しており、過去5年の1着馬発現ゲート馬番とも不思議なことに一致しました。

馬番NとHどちらが良いか?迷った時は、人気薄からが原則も、両馬は同じような脚質だから、内側を引き当てたHデアリングハートが幸運です。デアリングハートの前走は、1400mで、前半3f34.4秒のハイペースのレースでしたが、周回順位C番手を追走して直線で延び脚を示しました。距離が200m延びる桜花賞では前半3f35秒台ですから先行馬ペースであり、更に延び脚を発揮するでしょう。

デアリングハートは頭差ラインクラフトに負けましたが、本当は勝っていたレースです。スタートして15秒付近で武幸四郎はペースが速いと判断し、抑えましたが、その抑え方がキツク1馬身は損をしています。あれが無ければ、勝っていたでしょう。2着はフロックじゃないです。

 武幸四郎は前半のペース判断がやや鈍く、騎乗ミスが目立ちます。それで、武幸四郎からデムーロに乗り替わりになったのはプラス材料。デアリングハートは未勝利を勝っただけの1勝馬ですが、オープン級の実力馬と思われ潜在能力は高いですので、差はあまりないと考えます。

 デムーロはダイワメジャーを先行させて皐月賞を勝たせたように、先行馬に乗らせると、なかなかそつなく騎乗しますので期待が増します。また隣ゲートに逃げ馬Iテイエムチュランサンが居てこの逃げ馬をマークしていけるので、展開が嵌れば勝ち負けまであるかもという感じ。ただ、無敗馬Fシーザリオなど先行する実力馬が数頭いるので、強気にはなれません。もちろんNエアメサイアが勝っても不思議では無く上位が拮抗しているので混戦であり、差のない競馬。大穴期待で外れを前提に、少々遊ぶのがいいです。もちらん貴方の好きな馬を応援するのもクラッシックの楽しみです。明日はJRAの単勝オッズ分析などする予定。スッポンポンの無印馬を◎にするんですから、筆者は気がふれているのかも・・・
上位に期待できる有力馬は馬番FHNですが・・・変更もあります。

  秘密の桜花賞コード、桜花賞 2着の本命◎
Date: 2005-04-07 (Thu)
 桜花賞の2着にはいろいろな秘密が隠されています。秘密のコードを紹介しましょう。過去5年間のデータをみると、格賞金順位は、10→15→10→11→9→本年と推移し、4年前だけが例外で、その他は10+-1の範囲に納まっています。過去5年全て18頭立て競馬で、なぜ、特定の順位が2着するのでしょうか?

 J-1ユーザーだけが知り得るコードと言えます。かなり人気薄の馬達です。多頭数で目移りし易い2着馬探しの参考にどうぞ。コード10+-1かなり下位の馬ですが、これが2着本命の◎と推理するのがJ-1流です。J1spDBからの情報です。このような情報を安易に流すと変化が現れますが、数少ないG1レースなので公表しました。自己責任の上で、参考にして下さい。この予測コードの通りに成らなかったと苦情を言われても、当方には責任はありません。

 大レースには、このような不思議な、秘密のコードが存在すると言うことです。それを信じるかどうかは、貴方の情報の受け止め方です。ランキングの順位は、推理の検討の順位を示すものです。もちろん上位のものは活躍し易いのですが、レース条件によって発現し易いところがあると考えましょう。その意味を考えると競馬はギャンブルを超えた知的スポーツ(メンタルゲーム)と言えます。では、健闘を祈ります。

- Sun Board -